JPS6028394B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JPS6028394B2
JPS6028394B2 JP211877A JP211877A JPS6028394B2 JP S6028394 B2 JPS6028394 B2 JP S6028394B2 JP 211877 A JP211877 A JP 211877A JP 211877 A JP211877 A JP 211877A JP S6028394 B2 JPS6028394 B2 JP S6028394B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
recess
region
gate
sit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP211877A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53111282A (en
Inventor
潤一 西澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP211877A priority Critical patent/JPS6028394B2/ja
Publication of JPS53111282A publication Critical patent/JPS53111282A/ja
Publication of JPS6028394B2 publication Critical patent/JPS6028394B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体装置に関し、特に部分的に絶縁された
制御電極を有する半導体装置に関する。
高速,低消費電力,高集積度の半導体論理集積回路に関
し、特に静電誘導論理集積回路(以下SITLと称す)
に関する。電子計算機の超小型化,大容量化,高速化等
の要求に対して、従釆相補性MOS(CMOS)集積回
路やlntegQtedInjectionLogc(
12L)がそれを満たすものと目されていた。
特に、バィポ−ラ・トランジスタを組み合わせた論理集
積回路では、各素子の分離層を必要としたため高集積化
が妨げられていたのに対し、PLの出現によって分離層
を少なくとも一部不・要とし、バィポーラ・トランジス
タの比較的速い動作を失わずに、高集積度と比較的低い
消費電力を実現でき、しかも従来技術で製作できること
もあって注目を浴びている。しかしながら、バイポーラ
・トランジスタを用いた12Lは、集積回路の評価に用
いられる1ゲートあたりの論理遅延時間7と消費電力P
との積は、標準プロセスによるものでせいぜい0.1P
J/ゲートで、最小のづは1仇6ec程度である。
さらに、バィポーラ・トランジスタを用いた論理集積回
路で、高速のものは、NTL(nonthreshol
dlogc),TTL(transistortran
sistorlogc)などがあり、0.5〜1雌ec
程度の速度を有するが、消費電力が大きく、7×PはI
PJ/ゲート以上である。また、CMOSの場合、7×
Pは0.1PJ/ゲート程度であるが、速度が遅く数十
nsecから10仇sec程度である。これら論理集積
回路の飛躍的改善は、本願発明者らにより提案され、実
現された静電誘導論理集積回路(sねticInduc
tionTransistor山gjC,略してSIT
L)で達成されることが期待されている。
既に12Lに適用した場合、?×Pは0.01PJ/ゲ
ート以下、速度は数nsecが得られている。第1図に
従来のSITL−12Lの断面図及び等価回路を示す。
aは表面電極形、bはメサ形のn一Channel,S
ITL−12Lであり、13はn型低不純物密度領域で
SITのチャンネル、ラテラルPnpトランジスタのベ
ースが形成されており、13′はn型高木純物密度領域
で金属電極3が接触し、SITのソース,ラテラル,p
npトランジスタのベースの共通端子となっている。P
型高不純物密度領域11,12は、それぞれラテラルP
nPトランジスタのエミツ夕(インジエクタ),コレク
タ(SITのゲート)であり、インジェクタ端子1,信
号入力端子2が形成されている。さらにチャンネル13
の上部にはn型高不純物密度領域14一1,14−2,
・・・・・・とそれらの上の金属電極4一1,4一2,
・・・・・・が形成されマルチ・ドレィンが形成されて
いる。図中21は、Si02,Si3N4等の絶縁膜で
ある。cには、等価回路を示し、T,はPnPバィポー
ラ・トランジスタで電流源として働き、T2はィンバー
タ動作をするマルチ・ドレィン・SITである。この場
合、マルチ・ドレイン・SITは、ェンハンスメント・
モードで動作する。入力信号がない時、(入力端子2の
電位が低レベルの時)、バィポーラ・トランジスタT,
を通った電流は入力端子2へ流れ、SITT2のゲート
電位は低く保たれる。従ってSITT2はオフして、そ
のドレィン電位は高レベルに保たれる。入力信号がある
と(入力端子2の電位が高レベルの時)バイポーラ・ト
ランジスタT,を通った亀流はSITT2のゲートG流
れ込み、ゲート電位を上げる。従つてSITT2はオン
して、ドレィン電位は低レベルになる。第2図に示すS
ITの静特性を参照すると、ゲート電位がOVのとき、
ドレィン電圧は高く、ドレィン電流はほとんど流れなし
、ぐのf」点)。
ゲ−トに順方向電圧をかけると、SITのチャンネルの
抵抗が極端に減少して、ドレィン電流が流れ、ドレィン
電圧は非常に低くなる(「on」点)。これら静特性お
よび動作点はSITの構造(チャンネルの不純物密度,
寸法等)の設計条件により適宜かえられる。また、SI
Tはこの場合の如くェンハンスメント・モードで用いる
だけでなく、論理回路によっては、デプレツションモー
ドでも用いることができ、さらに、ゲート端子オープン
の状態を動作状態の1つに選ぶこともできる。SIT構
造では、チャンネルに例えば1013〜1び4肌‐妥茎
度の低不純物密度の半導体領域を用いているので、静電
容量は非常に小さく、7×PQCt(ctは1ゲートあ
たりの総容量)からわかるとおり、7×Pの値バイポー
ラ・トランジスタを用いた論理集積回路よりも桁違いに
小さい。
しかながち、第3図の従来のSITL,12Lの拡大断
面図の一例に示す如く、点線で囲まれた領域は等価的に
p肘蕃造のダィオード‘こなっていて、SITL動作に
は何の寄与もしない。むしろ、容量の増加、チャンネル
への少数キャリアの注入効率の減少、ィンジェクタ領域
11からのコレクタ(ゲート)領域12への少数キャリ
ア到達率の減少を起し、消費電力Pの増加,遅延時間7
の増加,ィンバータSITの電流利得の低下という悪影
響を及ぼしている。上記の問題を解決するために、この
不要部分を実質的に除き、さらに消費電力P、遅延時間
7の減少を図り、また、さらに集積度を向上させ、より
利得の大きなSITを集積回路に組み込むことを目的と
したものを第4図に示す。
第4図a,bは、2出力の12り構造を示すものであり
、aは平面図、bはX−X′における断面図である。
T.はラテラルpnpトランジスタ(インジエクタ)、
T2はマルチ・ドレイン・SITである。pnpトラン
ジスタT,は、n型低不純物密度領域13上に設けられ
た凸部の側壁の一部に形成されるP型高不純物密度領域
11,12をそれぞれェミッタ,コレクタとし、その間
のn型低不純物密度領域をベースとして構成され、ェミ
ツタ電極1及びコレクタ電極2が凹部底面につくられた
絶縁膜21の上に形成され、ベース電極3は、他の主表
面に形成されたn型高不純物密度領域13′上に形成さ
れている。マルチドレィンSITT2はn型低不純物密
度領域13に設けられた凸部の側壁に形成されるP型高
不純物密度領域12−1,12−2をゲートとし、各凸
部のn型低不純物密度領域13をそれぞれのチャンネル
とし、凸部上面に形成されたn型高不純物密度領域14
−1,14−2をマルチ・ドレィン領域とし、各ドレィ
ン領域上にはドレィン電極4一1,4一2が形成されて
いる。ソース電極はラテラルpnpトランジスタのベー
ス電極3と共通である。P型高不純物密度領域12,1
2一1,12−2は、凹部底面に形成された絶縁膜21
上の電極2によって接続されている。この場合、絶縁膜
は少なくとも半導体よりも誘電率の小さな材料であり、
厚に程望ましく、絶縁膜とn型高不純物密度領域13′
とは直接接してもよい。この構造では、ソースと固有ゲ
ート位置が近く、直列抵抗が小さくて、大きな電流を低
いドレィン電圧で流し易くて、高速化する。この実施例
で明らかな如く、第3図において点線で示した不要なダ
イオード部分は、第4図の構造ではMIS構造となって
いるので、容量は極度に減少し、しかも不要な少数キャ
リアの注入もなくなるので、SITLの動作速度は増加
し、↑×P積が減少でき、しかもラテラルトランジスタ
T,の少数キャリア到達率Qが増加するので、消費電力
も減らすことができる。ェミッタ,コレクタ領域11,
12を切り込まれた側面に沿って表面まで設けるように
すれば、Qはさらに1に近くなる。さらに、SITをメ
サ構造にすることで、ゲ−ト・ドレィン間の容量の減少
によるT×P積の減少に加えて、電圧利得,電流利得と
もに大きな利得も得ることができるので、ドレインの数
(ファン・アウト)を増加することもできる。勿論、ド
レィンの数は単数でもよい。また、このようPLを複数
個配列するときの各ゲート間の絶縁は、絶縁膜21を介
して行なうことができるので、バイポーラ12Lのよう
な絶縁拡散層が不要となり、集積度は格段に向上する。
第4図の実施例においては、マルチ・ドレインSITの
チャンネルは、矩形断面を有するが、これに限られるわ
けではなく、円形,楕円形,多角形等、任意の形状が選
べる。またP型高不純物密度領域12と12−1は一体
になっていてもよい。この具体例に示したnチャンネル
同様、各領域の導電型を逆にすることにより、Pチャン
ネルSITも作られる。第5図に、第4図のような12
Lを実現する製造法の1例を示す。
なおa〜fは断面図であり、a′〜f′は上面図である
。n十Si単結晶板13′にn‐ェピタキシヤル成長層
13を形成し、その表面を酸化して酸化膜121を形成
する。酸化膜121にフオトリソグラフィで窓をあげ、
n型不純物を選択拡散し、n+領域14一1,14一2
,14′−1,14′−2を形成する(第5図a,b)
。再び酸化して、フオトリソグラフィで凸部113B,
113一SI,…,113′一S2を形成すべきところ
に酸化膜121を残し、これをマスクにして方向性をも
ったプラズマ・エッチ等でSiを選択ェツチし、n‐層
に凸部113B,113B−SI,・・・,113′−
S2を形成し、再び表面を酸化して薄い酸化膜122を
形成する。(第5図b,b′)。方向性ェッ升こより凹
部底面の酸化膜122のみを除去し、必要ならばSiも
ェッチし、P型不純物を選択拡散し、P十領域11(1
2)を凹部底面及び凹部側壁の一部に形成する(第5図
c,c′)。再び方向性エッチで凹部底面をェッチし、
底面のP+領域及びn‐領域13の一部を(または、n
十基板13′に届くまで)除去し、凹部側壁にだけ、P
十領域1 1,12,12一1,・・・,12′一2を
残す。その後方向性をもった電子ビーム蒸着、またはス
パッタリング等でSiQ,Si3N4,AI2Q,それ
らの複合物等から成る絶縁膜21をP十領域1 1,1
2,12一1,12一2が埋まらないように凹部底面及
び、凸部上面に形成する。フオトリソグラフィ等で凸部
113一SI,・・・,113′−S2の上面の酸化膜
を除去し、金属例えばAI,Au等を方向性をもたせて
蒸着する。凹部側壁と金属が十分接触するように蒸着角
度を変えてやることもできる。フオトリソグラフィで、
d′のような形状で金属を選択ェツチしてマルチ・ドレ
インSITを分離する。その際、凸部1138の不要部
分A(Bは必ずしも不要ではない)には、金属を残さな
いようにする。この工程により、各電極端子すなわちイ
ンジェクタ電極1,コレクタ(ゲート)電極2及び2′
,ドレィン電極4一1,・・・・・・,4′一2が形成
される(第5図d,d′)。酸化膜21及び各電極金属
をマスクとして、第5図d′に示した不要部分A(およ
びB)のSiを選択ェッチして除去し、全面を絶縁物2
2で被う(第5図e,e′)。絶縁物22はPIQ,フ
オトレジスト等が用いられ、硬化前は粘性の低いものが
望ましい。f,f′は再びフオトリソグラフィで必要部
分に窓をあげ(例えば、金属をマスクにして、絶縁物2
2をスパッタ・エッチするなど),蒸着,メッキ,それ
らの組み合わせ等の凹部底面及び凸部上面の金属を絶縁
物22表面にまで延長し、選択ェツチし、所望の集積回
路を形成する。髪面にも、電極3(ベース,ソース)を
形成する。(第5図f,r)。この例では、第5図gに
示すような等価回路が形成された。1がィンジェクタで
電源端子となり2が信号入力端子,4′−1,4′−2
が出力端子となる。
この例からもわかるように、金属配線できるところは、
絶縁物21,22のそれぞれの上面の2箇所あり、さら
に集積度を向上させるのに有効である。金属電極配線法
は、この例だけでなく、ビーム・リード方式等、立体的
にできるものならば、適用可能である。電極はN,Mo
,W等の金属だけでなく、低抵抗ポリシリコンでもよい
。第6図に、PLの他の例を示す。ラテラルトランジス
タT,は、エミツタまたはコレクタとして、凸部上面に
まで達するP型高不純物密度領域111または112を
有した例であり、第6図はェミッタ及びコレクタの両方
に本構造を適用したものである。そのため、このトラン
ジスタT,の正孔到達率Qは向上し、消費電力Pを少な
くすることができる。さらに、ィンジェクタ端子1,入
力端子(コレクタかつゲート)2及び出力端子(ドレイ
ン)4−1,4一2はほぼ同一平面上に形成できるため
、配線が容易となる。第7図は、第6図の構造例の製造
方法の1例を説明するための図で、n型高不純物密度基
板13′に成長したn型低不純物密度層13にP型高不
純物密度領域111,112を選択拡散,イオン・ィン
プランテーション等で形成し、全表面を選択エッチ用マ
スク材(金属,Sj02等の絶縁膜など)で被う(第7
図a)。
しかる後、マスクにフオトリソグラフイ等で、窓をあげ
る。その際、P+領域111,112の一部がマスクに
覆われるようにする(第7図b)。プラズマ・エッチ等
で選択エッチすると、図の如くP+領域111,112
を一部にもった凸部113Bが形成される(第7図c)
。その後は、第5図と同様な工程で第6図の構造が実現
できる。勿論、凹部は、PIQやSiQ等絶縁物で埋め
ることもでき、その上に配線を行なうことができる。以
上述べたようにSITのゲート構造を改良したPLはゲ
ート容量を減らし消費電力と遅延時間を減少させるもの
であるが凹型の側面に援合型のゲートをつくるという製
造方法は複雑である。
本発明はさらにこの点を改良したものであり、これを第
8図a,bに示す。第8図aは、インジェクタとしてバ
ィポーラ・トランジスタT,を用い、出力トランジスタ
としてショットキー接合を制御電極12一1,12一2
,・・・・・・,としたSIT,Lを用いる場合である
第8図bはィンジェクタとしてバィポーラ・トランジス
タT,を用い、出力トランジスタT2として、MS構造
制御電極12一1,12一2,…・・・,をもつSIT
とした場合である。これらのSITは、ショットキー型
ないしは肌S型であるため、凹部側壁に、pn接合を形
成する必要がなく、製造がより容易となる。また出力ト
ランジスタT2のドレィン4−1,4一2をオーム接触
でなく、ショットキー接合とすることによってより遠い
動作が行なえる。以上、12Lのインジェク夕として、
バイボーラ・トランジスタを用いる例を述べてきたが、
SITもしくは通常の電界効果トランジスタ(FET)
を用いることも可能である。第9図には、ィンジェクタ
T,としてFETまたはSITを用いた11L構造を示
す。
T,はP型低不純物密度領域16にチャンネルが形成さ
れ、凸部上面の少なくとも一部に形成されたn型高不純
物密度領域15,制御電極5によって主電極1から2へ
の電流を制御できる。この場合、制御電極5に、クロツ
キングパルスを入れることができる。また、制御電極5
は、ショットキー構造、MIS構造を用いることができ
るのは、当然であり、低不純物密度領域16を、出力ト
ランジスタT2のチャンネル13と同じ導電型にし、主
電極用高不純物密度層11,12を凸部上面まで出して
、MIS構造の制御電極にすることによって、MIS・
FET(又はSIT)をインジェクタとして使用できる
。出力トランジスタT2の制御電極は、第9図のようシ
ョットキー型だけでなく、MIS型にすることもできる
。本発明によるSIT構造は12Lだけでなく他の論理
集積回路、例えば、TTL,ECL,EFL,NTL,
DTL,DCTL等に適用し、バィポ−ラ・トランジス
タを置きかえることができる。
バイポーラ・トランジスタにくらべて容量が非常に4・
さし・こと、キャリア蓄積効果をほとんどなくすること
ができる等により、高速論理演算が可能となる。その際
集積回路へのみ組み込み方は、12Lへの適用で述べた
構造だけなく、第10図a,bの如く、n+領域13′
まで凹部を形成し、n型低不純物密度領域13を凸部の
みに残す構造(第10図a)、およびP型基板17まで
凹部を形成し、n+領域13′、低不純物密度領域13
を凸部に残す構造(第10図b)として各電極2,3を
絶縁物21,21′を介して側壁から取り出してもよい
。又、第10図cに示す如く、P型基板17とn型低不
純物密度領域13との境界の一部にn十領域14を設け
る構造とすることもできる。第10図a,bの場合は、
集積度を向上することができ、第10図cの場合は、ソ
ースを凸部上面にしたものである。第10図a,b,c
の制御電極にはMIS型でもよい。勿論、これまでに述
べてきた構造におし、も、ソースとドレィンを逆にする
ことができるのは当然である。例えば、第11図に示す
如く、SITでCMOSと同様な集積回路を組む場合、
13′,14をn+領域、13と16をそれぞれnチャ
ンネル,Pチャンネルの低不純物密度チャンネル領域と
12と15をショットキー型の制御電極、16′,17
をp型高不純物密度領域とすると、ソースが凸部上面(
出力)、ゲートが絶縁物21上の凹部底面、ドレィン端
子がそれぞれ4と7からとり出すことができ、集積度を
向上でき、しかも動作速度を遠くできる。これは、ショ
ットキー型SITを用いた場合であるが、MIS型でも
同様である。第11図の例では、nチャンネル、pチャ
ンネルSITの出力端子が、それぞれのソースになって
いるが、通常のC−MOSのように、13′,16′を
ドレインとすることももちろんできる。以上、実施例に
もとづき具体的に述べたように、ショットキー型、肌S
型の制御電極を凹部側面に接触し底面とは絶縁物を介し
て設けることにより、高速,低消費電力,高集積密度の
集積回路を組むことができ、また、リニア・ICの場合
には、高周波,低歪の集積回路にも用いることができ、
工業的価値は大きい。
また、SITを中心に述べてきたが、本発明による構造
は、FET,トランジスタにも応用できる。
半導体材料として、Sjを例に述べたが、蛇,GaAs
等m−V化合物等、他の材料を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜cは従来のSITL−12Lの断面図及び等
価回路を示す図、第2図はSITの静特性を示す図、第
3図は従来のSITL−12Lの拡大断面図の1例、第
4図は改良型SITLの基本的な一具体例を示す図、第
5図は第4図のような12Lを実現する製造法の1例を
示す図、第6図は改良型SITLの他の例を示す図、第
7図は第6図の構造例の製造方法の1例を説明するため
の図、第8図は本発明によるSITLを示す図、第9図
は12LのィンジェクタとしてSITもしくは通常のF
ETを用いることとも可能であることを示す一例、第1
0図、第11図は本発明の他の例を示す具体例である。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主電流の注入電極構造と、主電流の取出電極構造と
    、主電流の流れる半導体領域とからなり、前記半導体領
    域は凹部を有し、前記凹部の底面の少なくとも一部分上
    に絶縁物領域を設け、前記絶縁物領域上に配置され、か
    つ前記凹部側壁で前記半導体領域に接する制御電極構造
    が、シヨツトキー型構造、MIS型構造のうち少なくと
    も一つをもつ静電誘導トランジスタを駆動トランジスタ
    となし、負荷トランジスタとして横型バイポーラ・トラ
    ンジスタを含んで論理回路を形成し、前記バイポーラ・
    トランジスタのコレクタと、前記静電誘導トランジスタ
    のゲートとが一体もしくは短絡されており、前記バイポ
    ーラ・トランジスタのベースと前記静電誘導トランジス
    タのソースが一体となつた構造をもたせたことを特徴と
    する半導体集積回路装置。 2 主電流の注入電極構造と、主電流の取出電極構造と
    、主電流の流れる半導体領域とからなり、前記半導体領
    域は凹部を有し、前記凹部の底面の少なくとも一部分上
    に絶縁物領域を設け、前記絶縁物領域上に配置され、か
    つ前記凹部側壁で前記半導体領域に接する制御電極構造
    が、シヨツトキー型構造、MIS型構造のうち少なくと
    も一つをもつ静電誘導トランジスタを駆動トランジスタ
    となし、負荷トランジスタを形成する横型電界効果トラ
    ンジスタを含んで論理回路を形成し、前記横型電界効果
    トランジスタのドレイン及びゲートが、出力トランジス
    タを形成する前記静電誘導トランジスタのゲート及びソ
    ースとそれぞれ短絡もしくは一体となつていることを特
    徴とする半導体集積回路装置。
JP211877A 1977-01-12 1977-01-12 半導体集積回路 Expired JPS6028394B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP211877A JPS6028394B2 (ja) 1977-01-12 1977-01-12 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP211877A JPS6028394B2 (ja) 1977-01-12 1977-01-12 半導体集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53111282A JPS53111282A (en) 1978-09-28
JPS6028394B2 true JPS6028394B2 (ja) 1985-07-04

Family

ID=11520425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP211877A Expired JPS6028394B2 (ja) 1977-01-12 1977-01-12 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6028394B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5513965A (en) * 1978-07-17 1980-01-31 Nec Corp Electric field control type semiconductor device
JPS55134961A (en) * 1979-04-10 1980-10-21 Seiko Instr & Electronics Ltd Semiconductor device and its preparation
JPS5636154A (en) * 1979-09-03 1981-04-09 Seiko Instr & Electronics Ltd Mes type integrated circuit
JPS56118368A (en) * 1980-02-21 1981-09-17 Semiconductor Res Found Preparation of semiconductor device
JPS59147467A (ja) * 1983-02-12 1984-08-23 New Japan Radio Co Ltd 静電誘導トランジスタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53111282A (en) 1978-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5014102A (en) MOSFET-gated bipolar transistors and thyristors with both turn-on and turn-off capability having single-polarity gate input signal
CA1044817A (en) Integrated circuit and method for fabrication thereof
US4860072A (en) Monolithic semiconductor device and method of manufacturing same
JPS5918870B2 (ja) 半導体集積回路
US5654561A (en) Insulated gate bipolar transistor with multiple buffer layers
US5357125A (en) Power switching semiconductor device including SI thyristor and MOSFET connected in cascade
EP0476815B1 (en) Thyristor and method of manufacturing the same
US3946424A (en) High frequency field-effect transistors and method of making same
US4398339A (en) Fabrication method for high power MOS device
JPH01198076A (ja) 半導体装置
JPH06132538A (ja) ダイナミック絶縁回路を設けた半導体電子デバイス
US4700213A (en) Multi-drain enhancement JFET logic (SITL) with complementary MOSFET load
US5728593A (en) Power insulated-gate transistor having three terminals and a manufacturing method thereof
US4216490A (en) Static induction transistor
US5336907A (en) MOS gate controlled thyristor having improved turn on/turn off characteristics
JPS6028394B2 (ja) 半導体集積回路
US5583363A (en) Inverter gate circuit of a bi-CMOS structure having common layers between fets and bipolar transistors
US4585962A (en) Semiconductor switching device utilizing bipolar and MOS elements
JPS62274775A (ja) 半導体装置
JP2003243548A (ja) 半導体回路及び半導体装置
US5925899A (en) Vertical type insulated gate bipolar transistor having a planar gate structure
US5866921A (en) Lateral SRAM transistor circuits and methods of fabrication therefor
JPS6228586B2 (ja)
JPH03292770A (ja) 静電誘導サイリスタ
JP3073056B2 (ja) 静電誘導半導体装置