JPS6027975B2 - 拡散転写法写真フィルムユニット - Google Patents

拡散転写法写真フィルムユニット

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JPS6027975B2
JPS6027975B2 JP50045725A JP4572575A JPS6027975B2 JP S6027975 B2 JPS6027975 B2 JP S6027975B2 JP 50045725 A JP50045725 A JP 50045725A JP 4572575 A JP4572575 A JP 4572575A JP S6027975 B2 JPS6027975 B2 JP S6027975B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は拡散転写処理により、露光の点対点の程度に対
応して染料転写像を与えるに適する新規かつ改良された
拡散転写法写真フィルムユニット、および改良された感
光性ハロゲン化銀乳剤およびその利用に向けられている
拡散転写写真カラーシステムは一般にカラー像形成を与
える一染料または複数の染料の示差的(differe
ntjal)移動または可動性によるものである。
示差的な染料可動性はそのシステムの生成像を限定する
ように働き、また露光ハロゲン化銀の現像の函数として
与えられる。例えば、かような示差的可動性または溶解
性はしドックス反応またはカップリング反応により得る
ことができる。可動性染料物質の像様分布は重なったも
しくは隣接する染色可能層への拡散により少くとも部分
的に選択的に転写して希望のカラー転写像を与える。拡
散転写フィルムユニットに関する受入れ得る性能の誘導
は多数の因子にかかることが見出された。かかる性能は
適当な速さ、フィルムユニット露光の函数として処理し
た銀像濃度を合計する日およびD型曲線の曲線の形によ
って伝統的にあらわされる光応答傾斜の最適化を要求す
る。更に、拡散転写処理を受入れ得る広い温度範囲に亘
つて操作されねばならず、実際的な貯蔵安定性を示しま
た銀の効率的および効果的利用を示さなければならない
。写真製品に利用するハロゲン化銀乳剤の基本的な含量
および粒子構造の両方に熱心な研究がおこなわれた。
拡散転写フィルムの構造に関し、例えば米国特許第36
97269号、第3697270号および第36972
71号明細書にかような研究が述べられている。これら
の特許ならびにその他の刊行物は、なかんずく、最適化
したハロゲン化銀粒子分布は本来狭いことが望ましく、
染料の作用は、通常、粒子分布が過度にこまかし、寸法
または過度に大きな粒子構造へひろがる場合に起ること
を記載している。一般に、より低い感度は過度にこまか
し・粒子構造が遭遇する場合を証拠だて、また受入れら
れないかぶりの程度を与えられた分布が過度の寸法の粒
子のあまりにも大きな割合を混合している場合を証明す
ることができる。従って、ハロゲン化銀粒子分布は、一
般に、狭い範囲に向って最適である。感光性ハロゲン化
銀層を利用する特定の拡散転写システムは2、3の異な
った像生成技術の幾何学および様式の何らかを仮定する
ことができる。
例えば米国特許第2983606号明細書に記載のよう
な一つシステムはそれぞれが、ハロゲン化銀現像用剤で
ありまた染料像提供用物質でもある染料現像剤と組み合
わされたハロゲン化銀届を含む感光性要素を使用してい
る。その要素の露光に続いて、水性アルカリ性処理用組
成物を適用することによりそれを現像する。露光した、
かつ現像可能のハロゲン化銀は染料現像剤によって現像
される、換言すれば酸化されて酸化生成物を与え、この
ものは酸化しない染料現像剤よりも拡散可能性が相当4
・こい。その結果、拡散可能の染料現像剤の示差的像様
分布は受像用の層への拡散によって転写することができ
、ついでこの層は得られたポジ染料転写像を損持する。
一つの好適なシステムにおいて、この受像用の層は露光
後の感光性要素の上に重ね、全フィルムユニットの一部
を形成する破り得る容器から処理用組成物を適用する。
拡散転写させるィンビビションの適当な間隔の後、得ら
れた像は感光性要素からの受像用要素の分離によって現
われる。フィルムユニットが感光性要素、受像層および
処理用組成物容器よりなる複合体構造である他の拡散転
写システムが紹介され提案された。
米国特許第367289び号明細書に開示されているよ
うに、特に、反射型拡散転写カラー法使用に適する複合
感光性構造物が、順次に、好適には化学線照射に不透明
な寸法安定性の層;拡散転写法染料像提供用物質を組み
合わせて有する一つまたはそれ以上のハロゲン化銀乳剤
層;拡散してくる可溶化染料像提供用物質を受けるに適
した重合体層:および、寸法安定性の透明層を包含する
多数の必須の層を含むことが示される。放射化学線照射
に露光した後、このユニットはハロゲン化銀乳剤層と受
像層との間に、入射光線を反射できる処理用組成物およ
び不透明化剤を、ハロゲン化銀乳剤と組み合わせた染料
像提供用物質を陰蔽(mask)するに十分な量におい
て投入することによって処理する。複合構造物は処理用
組成物および不透明化剤を保有する破り得る容器を包含
し、この容器はこの構造物の横方向の先端に沿って固定
して配置されている。
従ってカメラからユニットを取外すとき、この破り得る
容器を最初の圧縮圧力に処して前記受像層と次の隣接す
るハロゲン化銀乳剤の中間にその内容物の放出を効果的
にする。又 とハロゲン化銀乳剤の間に分配されたこ
の液体の処理用組成物は構造物のハロゲン化銀乳剤層に
浸透して、露光の結果含まれる潜像の現像を開始する。
潜像の現像の結果として、それぞれのハロゲン化線乳剤
層と組み合わせた染料像提供用物質はそれぞれのハロゲ
ン化銀乳剤層の露光の点対点の程度に対応して個々に可
動化する。可動性の染料像提供用物質の像様分布は拡散
により受像層へ転写して、望ましい転写染料像を与える
。受像層における実質的な染料像形成につついて、フィ
ルムユニット構造物と合体した手段は、フィルムユニッ
トの露光の函数として染料像提供用物質の拡散性である
最初の処理用pHから、転写染料像が増大した安定性を
示す第2のpHにフィルム単位のpHを変換するのに適
している(即ち好適にはアルカリ性の処理用組成物のイ
オンの十分な部分が重合体の中和用層に、拡散により転
写して、最初のアルカリ性処理用pHから、染料像提供
用物質が実質的に非拡散性であり、またそれによりそれ
以上の染料像提供用物質の転写が実質的に回避される第
2のpHへ、複合フィルムユニットのアルカリ度の低下
を行なうのに適している転写染料隊は不透明化剤によっ
て与えられる背景に対して、寸法安定性の透明層を通し
て反射像として見ることができる。
この不透明化剤は受像層と次に隣接するハロゲン化銀乳
剤層の中間に、処理用組成物の一成分として分配される
。不透明層は処理に続いて、ハロゲン化銀乳剤層に組み
合わされて有する残余の染料像提供用物質を陰蔽するよ
うに働く。本発明は拡散転写処理によって、投射化学線
照射へのフィルムユニットの蕗光の作用として写真カラ
ー像再現を与えるに適応した新規かつ改良された拡散転
写法写真フィルムユニットに向けられている。
本発明の実施に使用するフィルムユニット構造物は、好
適には、化学線照射への感光性要素の露光後、処理用の
組成物を保有する被り得る容器と組合わせて、重ね合わ
される感光性要素と受像用要素を様々に包含するもので
あり、また約0.625モル%のョウ化物舎量をもつ粒
子を有し、その粒子の寸法分布が約35%より小さい変
動係数を示す少くとも一つのハロゲン化銀層を包含する
粒子分布中の残りのハロゲン化物は臭化物および(また
は)塩化物であることができる。本発明の実際に使用す
ることのできる他のフィルムユニット構造物は米国特許
第3415644号、第3415645号および第34
15646号:第3473925号:第3573042
号、第3573043号および第3573044号明細
書;米国特許第3647437号:第3615421号
:第3576625号:第3576626号:第362
0724号:第3594165号:第3594164号
:第3647434号;第3647435号;第364
7437号:第3345163号明細書に記載されたよ
うな一般的な型のフィルムユニットからなることができ
、また約0.625モル%のョゥ化物含量を有しかつそ
こでの寸法分布に関して感光性要素中に35%より小さ
い値を有する変動係数を示すように配置したハロゲン化
銀粒子を含む感光性ハロゲン化銀層を包含しよう。
この感光性要素は、順次、入射化学線照射に対して不透
明であることのできる寸法安定性の層:入射化学線照射
へのハロゲン化銀層の露光の点対点の程度に対応して処
理用組成物に拡散可能である染料像形成用物質と組み合
わせた一つまたはそれ以上の感光性ハロゲン化銀層;拡
散する像形成用物質を受けるに適応した層;入射化学線
照射に対して透明な寸法安定性の層;ハロゲン化銀の受
像層との中間に、一つの具体例として、不透明化剤およ
び処理用組成物を導入するための手段、ただしかような
処理用組成物は染料像形成用物質が処理の間拡散可能で
ある最初のpHを有する;およびフィルムユニットのp
Hを最初のpHから、染料像形成用物質が実質的な染料
転写像形成後実質的に非拡散性である第2のpHへ調節
するための手段を包含する多数の層を含む。本発明の他
の態様において、約0.625モル%のョウ化物舎量を
有しかっこの含量が35%より小さい変動係数を示す粒
子の寸法分布を導くように選択されているハロゲン化銀
粒子を含む直接ネガハロゲン化銀層を含むフィルムユニ
ットを蕗光することによってフィルムユニット構造物中
に拡散転写カラー像が提供される。
このハロゲン化銀層は感光性層の露光の点対点の程度に
対応する変化として処理の間拡散可能である染料像提供
用物質と組み合わされている。この層を処理用組成物と
接触させ、その結果として露光したハロゲン化線の現像
が起る。前記露光の函数として拡散可能の染料像提供用
物質の像様分布が与えられ、また染料像提供用物質の嫁
様分布の一部は拡散により、染料像提供用物質によって
染色可能の受像用要素へ転写されて、それに染料像を与
える。第1図及び第2図は2モル%(本発明外)の沃化
物含有量を有する混合ハロゲン化銀粒子乳剤の粒子寸法
分布に対する平均容積直径(MVD)と変動係数及び標
準偏差との関係を曲線で示す図面であり、第1図及び第
2図のx軸は上記乳剤の平均容積直径を示し第1図のy
軸はx軸の平均容積直径を持つ乳剤の粒子寸法分布の変
動係数を示しておりそして第2図のy軸はx軸の平均容
積直径を持つ乳剤の粒子寸法分布の標準偏差を示してい
る。
第3図及び第4図は0.625モル%(本発明内)の沃
化物含有量を有する混合ハロゲン化銀乳剤の粒子寸法分
布に対する平均容積直径(MND)と変動係数及び標準
偏差との関係を曲線で示す図面であり、第3図及び第4
図のx軸は上記乳剤の平均容積直径を示し第3図のy軸
はx軸の平均容積直径を持つ乳剤の粒子寸法分布の変動
係数を示しておりそして第4図のy軸はx軸の平均容積
直径を持つ乳剤の粒子寸法分布の標準偏差を示している
第5〜7図は、それぞれ約0から0.10まで変化する
沃化物含量(モル分率)を有する一連の沃臭化銀試料に
対する平均容積直径、標準偏差及び変動係数のそれぞれ
と沃化物含量のモル分率とに関する曲線を示す図面であ
り、第5図、第6図及び′第7図のx軸は沃臭化線粒子
乳剤の沃化物舎量をモル分率で示し、第5図のy軸はx
軸の沃化物舎量を有する沃臭化銀粒子乳剤の粒子寸法分
布の平複容積直径(MVD)を示し、第6図のy軸はx
軸の沃化物含量を有する沃臭化銀粒子乳剤の粒子寸法分
布の標準偏差を示しそして第7図のy軸はx軸の沃化物
含量を有する沃臭化銀粒子乳剤の粒子寸法分布の変動係
数を示す。
第8〜10図は塩化物濃度を0.5モル%に一定になる
ようにし、変化する沃化物含量を有する一連の沃塩化銀
粒子乳剤試料に対する、平均容積直径、標準偏差及び変
動係数のそれぞれと沃化物合量(モルパーセント)とに
関する曲線を示す図面であり、第8図、第9図及び第1
0図のx軸は沃塩臭化銀粒子乳剤の沃化物含量を示し、
第8図のy軸はx軸の沃化物含量を有する沃塩臭化銀粒
子乳剤の粒子寸法分布の平均容積直径(MND)を示し
、第9図のy軸はx軸の沃化物含有量を有する沃塩臭化
銀粒子乳剤の粒子寸法分布の標準偏差を示し、第10図
のy軸はて軸の沃化物含有量を有する沃塩臭化線粒子乳
剤の粒子寸法分布の変動係数を示す。
第1 1〜13図は塩化物濃度を2.0モル%に一定に
なるようにし、変化する沃化物舎量を有する一連の沃塩
臭化線粒子乳剤試料に対する、平均容積直径、標準偏差
及び変動係数のそれぞれと沃化物含量(モルパーセント
)とに関する曲線を示す図面であり、第11図、第12
図及び第13図のx軸は沃塩臭化銀粒子乳剤の沃化物含
量を示し、第11図のy軸はx軸の沃化物含量を有する
沃塩臭化銀粒子乳剤の粒子寸法分布の平均容積直径(M
VD)を示し、第12図のy軸はx軸の沃化物含有量を
有する沃塩臭化銀粒子乳剤の粒子寸法分布の標準偏差を
示し、第13図のy軸はx軸の沃化物含有量を有する沃
塩臭化銀粒子乳剤の粒子寸法分布の変動係数を示す。
第14図は本発明の一つのフィルムユニットの態様の断
面図である。
第15および16図は処理前の本発明の他のフィルムユ
ニット態様の拡大しかつ誇張した描与である。
第17および18図は処理後の成分の混合を示す第15
および16図の態様の拡大した誇張した断面図である。
第19および20図は本発明によるフィルムユニットの
更に他の態様を誇張した尺度で示すものであって、これ
らの図は処理前に存在する時のフイルムュニットの成分
を示す。第21および22図は第19および20図のフ
ィルムユニット態様の処理後の配置方向を示す。
拡散転写型写真システムによる本発明の感光性ハロゲン
化銀乳剤の使用は操作特性の改良されたフィルムユニッ
トを与えることがわかるであろう。この改良は主として
関係ハロゲン化物分散の調節、すなわち乳剤中のハロゲ
ン化銀粒子寸法の度数分布の最適化のための発見された
能力から生じる。特に、粒子寸法のこの分布は好適には
かような粒子寸法の範囲を制限するため最適の平均寸法
の附近で狭くすることができる。かかる粒子寸法分布が
最適に制限される場合、好適な直径よりも大きな直径を
有する粒子の実質的な部分もしくは数の存在の回避を実
現することができる。かような粒子が最適値を超えて一
層大きくなる場合、それらは表面積の函数として、望ま
しくないかぶり形成の額向を有し、この頃向は、また、
処理温度における増大の直接の函数として、一般的に増
大し、これに付随して、ユニット重量当りの選択したハ
ロゲン化銀濃度の効率的かつ効果的利用の低下、像記録
の劣化、尖鋭さの劣化および相当する染料転写像構造の
劣化をもたらす。反対に、最適値以下の直径を有する実
質的な数の粒子の存在は構造物中照射への露光に対する
比較的効果の低い感度を与えることが見出されよう。こ
の低い効果の感度は染料転写像形成を与えるためには一
層低い効率のハロゲン化銀利用の結果をもたらす。改良
されたハロゲン化銀乳剤はそのョゥ化物含量を新規に限
定した範囲内に選択することによって導くことができる
。この範囲はョゥ化物含量の変動と相当する粒子寸法頻
度分布の糟致な統計的分析を通して見出すことができる
。一般に、ハロゲン化物乳剤粒子母集団の研究は基本寸
法濃度を示した度数(寸法)分析の周りに集中した。本
発明の発見に導いた研究は一連のハロゲン化銀粒子分散
物の平均容積直径(M.V.D)、標準偏差(0)、お
よび変動係数(C.V.)を包含する詳細な統計学的数
値において考慮した。平均容積直径はジー・ヘルダン「
小粒子の統計学」第2校閲編集、ブッターヮース、ロン
ドンぐSmall Particle Statist
ics”by G.Her船n、SecondRev.
Ed.、ButteMor仇s、London)に開示
されている小粒子の統計的評価である。
M.V.Dは次の一般的表現から導くことができる。式
中、dvは容積直径を意味し、またniは寸法級diに
おける粒子数である。
平均容積直径を導くための粒子構造物の分析は2、3の
周知のやり方、すなわち電子顕微鏡、コルター(Co山
ter)計数器等から与えられることができる。
「コルター計数器」(CoulにrCounter)、
コルター・エレクトロニックス、Incへフロリダ州、
ハィアレー、2巧蚤通り、西59止 は電解液中に懸垂
した粒子を、電流の特定の径路を或る時間通過させて寸
法および数を測定する粒子寸法分布分析である与えられ
た試料の粒子母集団に対する計算した標準偏差の使用は
周知の統計的技術である。
標準偏差は母集団の変動の正の平方根であり、変動は、
換言すれば、母集団平均からの個々の値の平均2案偏差
を表わす。変動係数(C.V.)は算術平均の百分率と
して次のように表わされる標準偏差である。
C.V.=(〇/山)×100(%) 。
およびM.V.○.は共に変数として同じ単位にて表わ
され、C.Vは測定の単位から独立しており、その原位
置が知られている。変動係数は、代表的に、観察の群の
変動性を広く異る平均級と比較するために使用する。変
動係数ならびにかような分析に利用する現在与えられて
いる一般的統計方法はデ−ビスおよびゴールドスミス、
第4編「研究および生産における統計的方法ハハフナー
・パブリッシング・コンパニー、ニューヨーク、197
2王(“StatisticaIMethodsinR
esearchand Production”byD
avis and GbldSmih、4thedit
ion 、 Haf肥r Publishing
Company 、NewYork、1972)中に与
えられている。本明細書で云う“粒子寸法分布の変動係
数”とは種々の沃化物含量(モルパーセント)を有する
混合ハロゲン化線(二種または三種のハロゲンのハロゲ
ン化銀)粒子中でのそれぞれの沃化物舎量を有する粒子
乳剤の粒子寸法分布の変動係数を云い、粒子寸法分布の
狭さを示す。変動係数が高いと平均直径から離れている
粒子が多く、即ち狭さの中が広く、粒子寸法が不均一で
あることになり、変動係数が低いと平均直径から離れて
いる粒子が少なく即ち狭さの中が狭く粒子寸法が均一に
近くなってくる。本発明の発見に導いた分析に対する変
動係数の意味は第1ないし4図との関連において観察す
ることができる。
これらの数値は、図表の形において、平均容積直径(M
.V.D.)に関する標準偏差びの図(第2および4図
)および同じ平均容積直径に関する変動係数の作図を示
す。第1および2図は2.0モル%のョウ化物含量を含
有する乳剤試料から導き、一方第3および4図は0.6
25モル%のョウ化物を含有する乳剤試料から導いた。
それぞれの図表(第2および4図)において、標準偏差
は平均容積直径における増大に相当して増大しているこ
とに注目されたい。一方、変動係数(第1および3図)
は比較的に平均容積直径の影響を受けない。これは変動
係数が、それが平均粒子寸法の影響を受けない限り、乳
剤粒子分布の比較しての狭さの新しく効果的な尺度であ
ることを説明するものである。本発明の写真乳剤に対す
る新しいかつ利益のあるョウ化物の範囲を導くことにお
いて、最初の粗の実験は変化するョウ化物水準を有する
一連のョウ臭化物乳剤をつくり、続いてそれらを前記の
平均容積直径、標準偏差および変動係数を決定するため
のコルタ−技術を使用して分析するようにして実施した
ョウ化物水準は0なし、し10モル%の範囲に変化させ
た。乳剤試料は単一噴出技術によって調剤した。
一例として、蒸溜水962.8タ中における、誘導ゼラ
チンの10%溶液150夕、臭化カリ187.6夕、ョ
ウ化カリの10%溶液125夕の溶液を含む製造建に、
脱イオン水中における、硝酸銀9.26重量%の室温の
溶液2203夕を滋夕/分の添加の割合にて25分間に
亘つて常用の単一噴出添加することにより第5一7図の
数値の部分を形成する特性の分散物の一試料を調剤した
。この塵の内容物を58℃に維持し、が苛性カリ溶液を
用いてPH6.30に調節した。得られた乳剤の試料5
の‘を探り、これにフェニルメルカプトテトラゾール(
PMT)の1%溶液1の上および15重量%のゼラチン
溶液8Mを添加した。調剤の適切な完成後、種々のョウ
化物舎量の試料を前記コルター装置を利用して分析し、
得られた数値を評価した。第5,6および7図に示すよ
うに、この数値はョウ化物含量の相当する変動に関係す
るようにして、平均容積直径、標準偏差および変動係数
の変動をそれぞれ示す。ョウ化物水準が0モル%から増
大するとき、平均容積直径は約3.0モル%のョウ化物
水準に達するまで減少する第5図に注目されたい。ョウ
化物水準が3.0モル%を越えて増大するとき、5.5
モル%水準まで平均容積直径における少し‘よかりの増
大が立証された。約5.5から10モル%までのョゥ化
物含量の場合、平均容積直径はョウ化物水準に従うこと
なく発展するようである。第6図を見れば、相当する標
準偏差値は平均容積直径の型に従うように見えることが
観察される。第7図により、1.5モル%以下のョゥ化
物水準における変動係数と平均容積直径との関連数値に
より顕著な発見が示される。
0.0モル%ョウ化物における値から伸びる比較的高い
変動係数値の連続の代りに、0.625モル%ョウ化物
含量における約25%の中央の低い値に達するこの係数
の値の顕著な落下が証明されることに注目されたい。
観察することができるように、1.5モル%以下のョウ
化物舎量および約0.25なし、し1.5モル%の範囲
内のョウ化物含量では重要なことには狭くなった粒子寸
法分布が目立っている。かような狭い分布は本明細書に
前記したように乳剤設計における一層大きなラチチュー
ドを可能にするものである。第2の一連の実験は実質的
に同じョゥ化物割合ではあるが3種ーハロゲン化物乳剤
組成物の範囲における変動係数の異常に低い値の存在ま
たは不存在を測定するためにおこなった。一連の3種−
ハロゲン化物乳剤試料は、粒子中に0.50モル%の塩
化物含量および1ミクロンの平均容積粒子直径を供給す
るために調剤した。
これらの試料の一つの例として、蒸溜水中9.2可重量
%の硝酸銀の室温における溶液を、1分間当り総夕の割
合において、蒸溜中の10%譲導ゼラチン208夕、臭
化カリ141.2夕、塩化カリ27.3夕、蒸溜水中の
10%ョゥ化カリ溶液12.0夕および蒸溜水907夕
を容れた製造蟹に、25分間に亘つて単一噴出技術によ
り調合した。製造温度は60℃に維持し、混合物のpH
は5.85と観察された。得られた乳剤の試料5の‘を
探り、これにフェニルメルカプトテトラゾール(PMT
)の1%溶液1Mおよび15重量%のゼラチン溶液8の
‘を添加した。上記試料は0.600モル%ョウ化物含
量水準における数値を与えた。粒子の発達を伴う他の試
料の製造における技術は2、3の例においては変ったが
、標準の手続領域にとどまり、かくして発達した粒子構
造は変らなかった。すべての試料に関する製造温度は1
.0ミクロン平均容積直径の発達を促進させるために調
節した。
ハロゲン化物分散物中に0.5モル%塩化物含量を有す
る製造した採取試料の一組を前記のコルター技術による
分析のために提供した。
この分析は平均容積直径、標準偏差、および変動係数の
相互に関係する数値を与えた。得られた数値は、誘導し
たように、それぞれ第8,9および10図に図示する。
変動係数に示す曲線の形に対する標準偏差曲線(第9図
)の形における類似性はM.V.D.粒子寸法の1ミク
ロンへの前記正規化(nomalization)から
生じる。
平均容積直径1.0ミクロンを有する粒子分散物中に塩
化物含量2.0モル%を供給するために一連の3種−ハ
ロゲン化物乳剤試料を調剤した。
この試料の一つの例として、蒸溜水中の10%誘導ゼラ
チン208夕、臭化カリ139.1夕、塩化カリ28.
6夕、蒸溜水中のョゥ化カリI0%溶液12.0夕およ
び蒸溜水907夕を容れた製造建に、蒸溜水中の硝酸銀
9.2母重量%の室温における溶液を1分間当り斑夕の
割合にて25分間に亘り単一噴出技術により分散させた
。製造温度を620に維持し、その混合物のpHが5.
67であると観察された。得られた乳剤の試料5舷を採
取し、それに対してフェニルメルカプトテトラゾールの
1%溶液1奴および15重量%のゼラチン溶液8の‘を
添加した。上記の試料は0.600モル%ョゥ化物含量
水準における数値を提供した。いくつかの他の試料の製
造における技術は変化したが、標準的処置に従い、発達
した粒子構造を変えなかった。すべての試料に対し、製
造温度は1ミクロンM.V.D.となるように調節した
。前記のようにコルター技術を利用する分析により、平
均容積直径、標準偏差、および変動係数を相関する数値
を導き、かような数値は第11,12および13図にそ
れぞれ図示する。
第9図の曲線形の場合におけると同様に、標準偏差曲線
(第12図)の形は相当する変動係数曲線(第13図)
の形に従う。
これはM.V.D.粒子寸法の1ミクロンへの前記正規
化の結果である。第10および13図を見れば、変動係
数に関する最低値が約0.3なし、し1.0モル%ョウ
化物含量に起ることを観察することができる。更に、こ
の係数に関する中央の低い値はョウ化物含量0.625
モル%の附近にとどまる。従って、ョウ化臭化物および
3種ーハロゲン化物乳剤製剤の両方に対して同じく、最
も狭い粒子寸法分布を導く独特のョウ化物含量範囲が得
られたことを判明する。前記のような比較的低い変動係
数を証拠だてる粒子寸法分布を導くために選択したョゥ
化物合量を有する写真乳剤を導入したフィルムユニット
構造物に関する一つの態様を第14図と結びつけて説明
する。
第14図のフィルムユニット構造物は、前記した米国特
許第2983606号明細書に例示されたように実質的
な転写像形成の後に、感光性要素と受像用要素とを分離
するものである。第14図を見れば、全体的に10にて
示すフィルムユニットは受像用要素12と感光性要素1
4よりなる。要素12および14は、感光性要素14の
露光後配置されている時の、および16に示すような液
体の処理用組成物を被り得る容器等から要素12及び1
4の間に分布させるような時の、重なった関係において
図に示される。受像用要素12は重合体支持体18上に
被覆した複数の層よりなり、重合体酸中和用層20、重
合体間隔層22、受像用層24および補助または上被覆
26を包含する。
多色多層感光性要素14は赤−感光性ハロゲン化銀乳剤
層32、緑−感光性ハロゲン化銀乳剤層38、および青
−感光性ハロゲン化線乳剤層44を担持する支持体28
よりなる。
これらの層は本発明のョゥ化物含量の教示により調剤し
た乳剤から形成されている。層30,36および42中
に、それぞれシアン染料現像剤、マゼンタ染料現像剤お
よび黄色(yellow)染料現像剤を含有させてそれ
ら乳剤層の後に配置させてよいし、それら乳剤層に染料
現像剤を含有させてもよい。中間層34および4川ま、
それぞれ、黄色染料現像剤層と緑−感光性乳剤層との間
、およびマゼンタ染料現像層と赤−感光性乳剤層との間
に置くことができる。補助層46は、また、感光性要素
14の最外表面として包含させることができる。拡散転
写多色法具体化用フィルムユニット10の実際使用にお
いて、その感光性要素14を投射化学線に露光する。
この露光に続いて、与えられた量の処理用組成物を保持
する破り得る容器に関して適当な位置において、受像用
要素12に感光性要素14を重ね合わす。この合わせた
物を、次に、破り得る容器に圧縮圧力を適用する対向し
て配列したロールまたはその他の間を通過させ、上被覆
26と補助層46の中間への、シアン、マゼンタおよび
黄色染料現像剤が可溶性かつ拡散性であるpHを有する
アルカリ性の処理用組成物の分配を効果的にする。アル
カリ性の処理用溶液16は乳剤層44,38および32
に浸透してそこに含まれる潜像の現像を開始する。層3
0,36および42のシアン、マゼン夕および黄色染料
現像剤は、それぞれの混合したハロゲン化銀乳剤の現像
の函数として、むしろ実質的には還元された形からの比
較的不溶性かつ非拡散性の酸化された形への転化の結果
として、それぞれ固定され、その際それらの混合した乳
剤の露光の点対点の程度に対応して移動性の、可溶性の
かつ拡散性のシアン、マゼンタおよび黄色染料現像剤が
像様に分布される。移動性のシアン、マゼンタおよび黄
色染料現像剤の像様分布の少なくとも一部分は、拡散に
より、上被覆26を抜けて水性アルカリ性溶液の浸透し
得る受像層24へ転写し、その層に多色染料転移像を与
える。図示した態様において、実質的な転写像形成の後
、イオンを含む水性アルカリ性溶液16の十分な部分を
、拡散により、前記の層26および24を通過させまた
浸透可能の間隔層22を通過させて、浸透可能の重合体
酸層20へ転移させ、そこで、還元された形におけるシ
アン、マゼンタおよび黄色染料現像剤が不溶性かつ非拡
散性であるpHにまで、中和の函数として、アルカリ性
溶液16のpHを低下させ、それにより安定な多色染料
転写像を与える。この像は感光性要素14からの受像用
要素12の分離による処理に従って現わすことができる
。第14図と結びつけて記載したものと類似のフィルム
ユニットは、例えば次のようにして製造することができ
る。
受像用要素はブチルイ技酢酸繊維素を補助被覆したバラ
ィタ紙支持体上に下記の各層を被覆することによって製
造することができる。
‘1’ポリエチレンの部分プチルェステル/無水マレィ
ン酸約8重量部およびポリビニルブチラール樹脂〔ブト
バー 伍utvar■)、シャウィニガン・プロダクト
(Shamni鱗nProdMts)、ニューヨーク市
、ニューヨーク州〕約1重量部の混合物。
約0.6ないし0.9ミル厚さの重合体酸層形成用。‘
2’ ヒドロキシプ。
ピル繊維素〔クルセル(Mucel■)JIがB、ハー
キュルス(HerculesInc.)、ウィルミント
ン、デラウエア州〕約7重量部およびポリビニルアルコ
ール約4重量部の混合物。約0.30ないし0.37ミ
ル厚さの間隔層形成用。【3’ポリビニルアルコール約
2部およびポリ−4ービニルピリジン約1部の混合物。
約0.35なし・し0.45ミル厚さの受像用層形成用
。また、重合禁止剤として4・5−シクロベンタヘキサ
ヒドロピリミジン−2ーチオンのシスーおよびトランス
−異性体の等モル混合物(米国特許第3785813号
に記載)を含有し、またアクロレィンとホルムアルデヒ
ドの縮合物により硬化。
■ 全固体約25雌/彬の適用において被覆した水酸化
アンモニウムとアラビアゴムの重量比3:2の混合物。
約0.1ないし0.5ミル厚さの薄い上被層形成用。感
光性要素はゼラチンを補助被覆した不透明なポリエステ
ルフィルム基体上につついて下記の層を被覆することに
より製造した。
{11 ゼラチン中に分散させた下記のシアン染料現像
剤、よりなる層であって、染料約69脚′ft2、ゼラ
チン約職m9/ft2および4′ーメチルフェニルハイ
ドロキノン10の9/ft2の適用において被覆した。
‘2} ョウ化物含量0.625モル%を有する赤−感
光性ゼラチン性ョウ化臭化銀乳剤層。銀約140雌/n
2およびゼラチン約61の9/fゼの適用において被覆
。湖 ブチルアクリレート、ジアセトンアクリルアミド
、スチレンおよびメタアクリル酸の60/30/4/6
の四元重合体およびポリアクリルアミド浸透体(pe側
eator)約2.4重量%の中間層。
全固体264の2/ft2において被覆。‘4’ゼラチ
ンに分散させた下記マゼンタ染料現像剤、よりなる層。
染料約75岬/ft2およびゼラチン約66の3/ft
2の適用において被覆。■ ョゥ化物含量0.625モ
ル%を有する緑−感光性ゼラチン性ョゥ化臭化銀乳剤層
鉄約80のタ/fゼおよびゼラチン約85のo′82の
適用において被覆。【61 前記の層3に挙げた四元重
合体およびポリアクリルアミド約7.8%を含有する層
であり、全固体約107の9/ft2において被覆。
また約9.8の9/ft2におけるサクシンジアルデヒ
ドを含有する。‘7’ ゼラチンに分散させた下記の黄
色染料現像剤、よりなる層であって、染料約75の9/
ft2およびゼラチン約繋mo/ft2の適用において
被覆。
‘8ー ョウ化物含量0.625モル%を有する青−感
光性ゼラチン性ョゥ化臭化銀乳剤であって、銀約96m
p/fセおよびゼラチン約53雌/ft2、更に加えて
4′ーメチルフェニルハイドロキノン約25のoハゼお
よびゼラチン34雌/ft2の適用において被覆。‘9
1 ゼラチン約30爪9/ft2の適用において被覆し
たゼラチン上被層。
下記の組成(重量%): 水酸化カリウム 7.2ペソゾ
トリアゾール 1.256ーフ。
モー5ーメチルー4ーアザベンツイミダゾール
0.33メチルチオ
ウラシル 1.7硝酸亜鉛
0.42フェニル−Qーピコ
リニウム臭化物 0.83ペンジル−Q−ピコリニ
ウム臭化物 0.16ヒドロキシェチル化繊総素(
ニトラゾル250M旧R中間分子量)
2.25二酸化チタン
0.42ビス−8ーアミノエチルサルフアイド 0.
066水 84.1
5よりなる水性アルカリ性溶液を保有する鉛箔の外層お
よびポリ塩化ビニルの内部ライナーもしくは層よりなる
破り得る容器はフィルムユニットの引出し用端末にとり
つけることがき、この容器への圧縮圧力の適用により、
容器の端の密封が破れて感光性要素および受像用要素の
両表面層の間にその内容物が分配される。
ョゥ化物含量0.625モル%を有するョゥ化臭化物分
散物を上記のように導入して全体として構成した感光性
要素(本発明)と、ョウ化物合量2.0モル%を有する
ョウ化臭化物分散物を有する感光性要素(対照)との性
能の比較は次の二つの表の数値の中に与えられる。
この数値は試料濃度の測定値を相当するウェッジ(クサ
ビ)濃度値に対して図示する代表的な拡散転写特性曲線
の分析を表わしている。2、3の試料処理の平均として
表わす場合、その表示は、与えられた色に対する最少濃
度値を表わす「DMIN」;1.05および0.55の
試料濃度値間のy(ガンマ−)すなわち限定された煩斜
を表わす「SLOPE」:曲線の0.館拭料濃度での中
断点(intercept)において測定したスピード
評価を表わす「601NT」:および、1.00の煩斜
曲線のゥェッジ濃度の点と0.20の額斜曲線のウェッ
ジ濃度の点との間の曲線のウェッジ濃度の範囲を表わす
「TOEXT」(T戊e幻entの略語)の値を包含す
る。
上記曲線においてShoulder(肩)は低い露出の
領域を表わし、Toe(足)領域は高い露出の領域を表
わす。
“SLOPE”またはガンマ−はShoulderとT
oeとの間の直線部分を云う。SLOPEが低ければ低
いほど、より大きな動的(dy旧mic)範囲またはよ
り大きな露出ラチチュード(寛容度)を示す。これは簡
単に云って広い範囲の種々の露出にわたって適切な良好
な写真絵を得ることを意味する、即ち望ましくない露出
オーバ−や露出不足を防ぐためにカメラを正確にセット
する必要がない。Toe領域に関して、シャープなTo
eまたはソフトなToeと一般に云う。シャープなTo
e(高い露出領域)は顔のような主体を白ちやける(b
urzout)懐向があり、それに対してよりソフトな
Toeはより解像力のよい且つ自然な再現を与える。こ
れに関してより大きな(=よりソフトな)Toeが一般
に望ましい。さらに正確に云うと、特別な目的のための
特別なフィルムは無視して、アマチュア写真家が買うよ
うないわゆるアマチュアフイルムにおいてソフトなTo
eが望まれると云うことができる。「601NT」は試
料濃度(この場合、0.6)を得るのに必要とされる露
出量の測定値である。
これは云い換えるとスピードの測定値である。試料濃度
0.6のところから曲線を中断する線を引きその中断点
から下がったところのウェッジ濃度数を読も。その数値
が高ければ高いほどより高い感度、即ちより大きなスピ
ードを示す。“TOEXT”はこの値が大きければ大き
いほどのeがよりソフトであり、上に説明したように顔
面のような高く露出された領域においてより自然に、よ
り細かく鱗嫁される。次の二つの表の数値から明らかな
とおり、本発明の乳剤は対照に比してより大きな60川
T(より高いスピード)ならびに有利なより低いSLO
PE(より大きな露光ラチチュード)が赤の評価で得ら
れ、さらに、対照に比べて本発明の乳剤はSLOPEに
おける同様に有利な低下(より大きな蕗光ラチチュード
)及びTOEXT値の増大(よりソフトなToe)を緑
および青における評価で与えている。
0.625モル多ョワ化物量(本発明) 2.0モル偽ョゥ化物含量(対照) 本発明によるフィルム構造物はまた、感光性要素ならび
に受像用構造物が永久的に重ね合わされ、また好適には
、処理用組成物を保有する破り得る容器が複合体配列を
もって固定して、組合わされる完全な形をとることがで
きる。
かような構造物の一つを第15一18図と結合して説明
する。第16および18図は、それぞれフィルムユニッ
ト15および17の横断面であり、後者はフィルムユニ
ットの長軸方向の断面を表わす図である。明らかなよう
に、すべての図面は非常に誇張した尺度で示す。第15
および16図は処理前のフィルムユニットの断面を表わ
し、一方第17および18図はそれが処理後に存在する
時のフィルムユニットの幾何学的図形を示す。フィルム
ユニット50‘ま、処理前には水用組成物54を保有す
る破り得る容器52、および、順次、寸法安定性の不透
明層58、好適には投射照射不透過の可榛性シート材料
;シアン染料現像剤層60;赤−感光性ハロゲン化銀乳
剤層62:中間層64:マゼンタ染料現像剤層66:線
−感光性ハロゲン化銀乳剤層68:中間層70:黄色染
料現像剤層72:青−感光性ハロゲン化銀乳剤層74:
補助ハロゲン化銀現像用剤を含有することのできる補助
層76:受像用層78;間隔層80:中和用層82、お
よび好適には化学照射線透過性の可榛性シート材料であ
る寸法安定性の透明層84を包含する感光性積層物56
よりなる。
積層物56の構造上の一体性は、少なくとも部分的に、
薄膜よりなる種々の層の間のそれらの対向面において現
われる付着能力により維持することができる。
しかしながら、受像用層78とその次に隣接するハロゲ
ン化銀乳剤層、例えば受像用層78と補助層76の間の
界面に現われる付着能力は、この界面に沿う処理用溶液
54の分配を客易にするために、積層物を形成している
残りの各層の対向面間の界面において現われる付着能力
よりも小さくならなければならない。積層物の構造の一
体性は、また、積層物56の周囲、例えば端部の周囲に
辰げた結合用部材を設け、重なった薄膜層を、層間の処
理用組成分54の分配の間、層76と78との界面にお
けるものを除き、もとのま)に維持することによって全
体としてまたは部分的に高めもしくは与えることができ
る。結合用部材はそれぞれの端部において薄膜の層を共
に固着しおよび/または維持する感圧テープ88よりな
ることができる。テープ86はまた、ポツド52への圧
縮圧力の適用および前記層の間へのその含有物の分配の
際、受像用層78とそれに次いで隣接するハロゲン化銀
乳剤層との間に処理用溶液54を維持するために働く。
かような環境下に、結合剤テープ86は写真処理の間お
よび後にフィルムユニット積層物からの液体の処理用組
成物の洩れを防ぐように働く。容器52は固定的に位置
し、感光性積層物56の先導端を横切って伸びており、
それにより容器52への圧縮力適用の際、受像用層78
と前記隣接層の間への容器内容物54の一方向排出を効
果的ならしめる。
容器52は、積層物56の面の一部の上に伸びる保持テ
ープ94のような別の保持用部材との組合わせにおいて
、一つの壁の一部の上に伸びるテープ86の延長92に
よって積層物56に固定させる。望ましい特定のフィル
ムユニット構造物によれば、容器52をフィルムユニッ
ト50と共に永久に残すことができ、あるいは付随する
処理を除くことができ、その際テープ延長92はフィル
ムユニットの先導端を固定するために利用する。容器の
液体内容物は、好適には、染料現像剤が可溶性かつ拡散
性であるpHおよび溶媒濃度を有する水性アルカリ性溶
液よりなり、また無機の光を反射する顔料および少なく
とも一つの光学フィルター剤をこのフィルター剤のpK
a以上のpH‘こおいて含有する。
光学フィルター剤の量は、化学照射線の存在において処
理する間寸法安定性の透明層84上に投射する化学照射
線による感光性ハロゲン化銀乳剤層62,68および7
4の露光を防止するために、および染料転写像形成の間
および後に染料像形成および受像用層78の直接の観察
を与えるために、約0.6よりも大きな光学的透過濃度
および約1.0よりも小さい光学的反射濃度を現わす層
を与えるに効果的な分布に関して十分な量とする。従っ
て、ハロゲン化銀乳剤もしくは積層物の乳剤が不透明な
処理用組成物により一主表面において、および寸法安定
性の不透明層により残りの主表面において化学照射線か
ら適当に保護される事実により、フィルムユニットは組
成物の分配の後はかような照射線の存在下に処理するこ
とができる。上記に説明した結合剤テープもまた不透明
ならば、一乳剤または複数の乳剤上へ投射される化学照
射線の端部洩れもまた防止されよう。特に好適な反射用
剤はその高度に効果的な反射性により二酸化チタンより
なる。このような望ましい様態においては、一般的に、
処理用組成物は、二酸化チタン百分率(重量/容積)と
して、水100ccに分散した二酸化チタン約1500
ないし400池川2を含有する処理用組成分は約85な
し・し90%の百分率反射を与えよう。最も好適な態様
において、特に望ましい百分率反射は>〜85%の位に
あろう。pH−感性光学フィルター剤の特殊の例として
米国特許第3647437号明細書に記載のフィルター
剤を引用する。
フィルムユニット50を使用する拡散転写多色法の遂行
においては、このユニットを積層物露光面上に投射され
る感光性積層物56に化学作用をする照射線に露光する
露光に続いて、第15および17図に説明するように、
フィルムユニット50を対向する適当に間隔を置いたロ
ール96の間を通過させることによって処理し、脆い容
器52に圧縮圧力を適用しかつ、その縦の封鎖の破壊お
よびフィルター剤のpKa以上のpHならびにシアン、
マゼン夕および横色染料現像剤が赤−感性ハロゲン化銀
乳剤層62、緑−感性ハロゲン化銀乳剤層68および青
−感性ハロゲン化銀乳剤層74のそれぞれの露光の点対
点の程度に対応して可溶性および拡散性であるpHにお
ける、無機の光を反射する顔料および光学フィルター剤
を保有するアルカリ性処理用組成物54の反射用剤プレ
カーサー層78と補助層76との間への引続く分配を効
果的にする。
アルカリ性処理用組成物54は乳剤層62,68および
74に浸透してそれぞれの乳剤に含まれた潜像の現像を
開始する。
層60,66および72のシアン、マゼンタおよび横色
現像剤は、それぞれ組合わせたハロゲン化銀乳剤の現像
の函数として、むしろ実質的には還元形からそれらの比
較的不溶性かつ非拡散性の酸化形への転化の結果として
固定され、それにより組合わせた乳剤露光の点対点の程
度に対応して、移動性、可溶性かつ拡散性のシアン、マ
ゼンタおよび横色染料現像剤の綾様分布を与える。移動
性のシアン、マゼンタおよび藤色染料現像剤の綾様分布
の少なくとも一部分は拡散により染色し得る重合体層7
8へ移動して、この層に多色染料転写像を与える。この
層は青−感性乳剤層74、緑−感性乳剤層68および赤
−感性乳剤層62と関連して残っているシアン、マゼン
タおよび横色染料現像剤を陰蔽する処理用組成物の残余
54中に存在する反射用顔料によって与えられる背景に
対して見ることができる。実質的な転写像形成に続き、
イオンを含む水性アルカリ性処理用組成物54の十分な
部分は拡散により透過性の重合体受像層78、透過性間
隔層80を経て重合体中和用層82へ移動する。ここで
系の環境pHが、中和の作用として、その還元形におけ
るシアン、マゼンタおよび藤色染料現像剤が実質的に非
拡散性であるpHにまで減少し、それにより安定な多色
染料転写像および存在する顔料濃度の最大反射性限界を
与えるためのpH−感性光学フィルター剤にpKa以下
への実質的な低下によるこのフィルター剤の放出を与え
る。選択した拡散転写システムの像形成用染料移動性は
実質的に第14図との関連において述べるように働く。
第15−18図との関連において説明したフィルム構造
物を単に説明のみを意図する、本発明の新規な写真フィ
ルムユニットのもう一つの代表的な態様を述べる下記の
例示的構成と組合わせて更に説明し詳細にする。
図における第15一18図に示すものに類似のフィルム
ユニットを、例えば、下記の層を4ミルの不透明なポリ
エステルフィルム基体上に被覆することにより製造する
ことができる。
{11 ゼラチンに分散したシアン染料現像剤、の層。
染料〜48の9川2およびゼラチン〜92の9/ft2
の適用において被覆。‘2) ョウ化物含量0.625
モル%を有する赤−感光性ゼラチン性臭化銀乳剤。
銀〜95のo/ft2およびゼラチン〜27mc/ft
2の適用において被覆。t3} ブチルアクリレート/
ジアセトンアクリルアミド/スチレン/メタアクリル酸
(60/30/4/6)およびポリアクリルアミドをそ
れぞれ〜29:1の割合にて、〜264M/ft2の適
用において被覆した層。‘4} ゼラチン中に分散した
マゼンタ染料現像剤、の層。
染料62.4のo/fゼおよびゼラチン〜50のc/f
t2の適用において被覆。■ 銀〜70のo/ft2お
よびゼラチン40のo/fゼの適用において被覆した緑
−感光性ゼラチン性ョゥ化臭化銀乳剤。
‘61ブチルアクリレート/ジアセトンフクリルアミド
ノスチレン/メタアクリル酸(60/30/4/6)お
よびポリアクリルアミドをそれぞれ約29:4の割合に
て、〜60のo/fをおよびサクシンジァルデヒド〜1
owo/ft2の適用において被覆。
‘71ゼラチン中に分散した黄色染料現像剤、および補
助現像剤4′−メチルフェニルハィドロキノンの層。
染料〜100のo/ft2、補助現像剤〜15のp/f
ゼおよびゼラチン54岬/ft2の適用において被覆。
{81 銀〜125双9/fゼおよびゼラチン〜33の
9/ft2、4′ーメチルーフエニルハイドロキノン〜
37.5のp/n2の適用において被覆したョウ化物含
童0.625モル%を有する青−感光性ゼラチン性ョゥ
化臭化銀乳剤、および、‘9} ゼラチン〜40のp/
ft2の適用において被覆したゼラチンの層。
そこで透明な4ミルボリェステルフイルム基体を次に説
明する各層をもつて被覆することができる。
01重合体酸層を与えるための約2500の9/ft2
の適用におけるポリエチレンの部分ブチルェステル/無
水マレィン酸共重合体。
{21 約500のo/ft2の適用におけるブチルア
クリレート、ジアセトンーアクリルアミド、スチレンお
よびメタアクリル酸の60/30/4/6共重合体およ
びポリアクリルアミドの約49:1の比を含むタイミン
グ層。
‘3} 重合体受像用層を与えるための約300の9/
ft2の適用におけるポリビニルアルコールおよびポリ
ー4ービニルピリジンの重量による2:1混合物。
このようにして製造した2つの成分は次に、得られる積
層物の緑と接触しおよび越えて周囲に伸びる感圧性結合
用テープにより、それぞれの縁部において積層物の形に
共に縛ることができる。
鉛箔の外層およびポリ塩化ビニルの内側ライナーまたは
層よりなる破り得る容器は、水25夕当り、ナトリウム
カルボキシメチル繊維素0.7夕;45%水酸化カリウ
ムベレット6.9夕;水酸化リチウム0.13夕;硝酸
リチウム0.06夕;ペンゾトリアゾール0.37夕;
6−メチル−5−フロモ−4一アザベンツイミゾール0
.2夕;6ーメチルーウラシル0.2夕;6ーベンジル
ーアミノープリン0.26夕;ビスー(8ーアミノエチ
ル)−サルフアイド0.014夕;二酸化チタン25夕
;ポリリェチレングリコール0.36夕;約30%Si
o2よりなる水性シリカ分散物1.23タ:Nーフェネ
チル−Qーピコリニウムフロマイド0.97夕;Nーベ
ンジルーQ−ピコリニウムプロマイド1.路夕;1ーヒ
ドロキシエチレンジアミンテトラ酢酸0.56夕;式(
1)、の化合物0.4夕および式(0)、の化合物1.
8夕を含む水性アルカリ性処理用溶液を保有し、ついで
、それぞれの容器と積層物を互に結合する感圧テープに
よりそれぞれの積層物の先導縁上に固定的に据え、それ
により、容器に対する圧縮圧力の適用の際、容器の緑の
封鎖の破裂により、その内容物を重合体受像用層と次に
隣接するゼラチン層の間に分布させることができるよう
にする。
本発明によるフィルムユニットのもう一つの構造的態様
を第19一22図と関連して説明する。
これらの図面との関連において示すこの最終の態様は特
公昭56−30537号中に一層詳細に記載されている
。全般に第19および20図に示すように、一般に10
川こおいて示すフィルムユニットは処理前に水性アルカ
リ性溶液104を保有する破り得る容器102および、
多薄層光応答性部分よりなる。多薄層光応答部分は、順
次に、寸法安定性透明層106;中和用層108:間隔
層110;中間層112:黄色染料現像を含有する青−
感光性ハロゲン化銀乳化剤層114:中間層116:マ
ゼンタ染料現像剤を含有する緑−感光性ハロゲン化銀乳
剤層118;中間層120;シアン染料現像剤を含有す
る赤−感光性ハロゲン化銀乳剤層122:不透明層12
4;受像用層:126:中間層128:中和用層130
:および寸法安定性透明層132を包含し、層132お
よび106は何れも化学線射透過性のかつ処理用溶液不
浸透性の可榛シート材料よりなる。このように構成した
フィルムユニット100は、透明層106を通じての露
光および処理後の透明層132を通して見た得られた写
真化像の観察を与える写真装置中にての使用に対して設
計したことが明らかであろう。先の態様における感圧テ
ープとして存在することのできる結合用部材134はフ
ィルムユニットの種々の要素を共に固定させるために利
用する。
例えば、テープ134は136および138において伸
ばして適当な位地に処理用さやもしくは客器102をと
どめる。更に、このテープは過剰の処理用組成物104
を固定しとどめるに適した室または溜め域を形成するた
めに働く。かような室の使用により適当な処理用組成物
の適用が保証される。先の態様におけるように、フィル
ムユニットの感光性構造物の先導緑に破り得る容器10
2を取り付けるが、本構造物においては、容器102を
層110と112の間の位置においてその内容物104
を分配するように配列する。処理用組成物の分配を実施
するための機構は、前のように、139におけるような
軍ね圧用ロールを包含することができる。一般に、特に
好適な態様においては、分配された場合の処理用組成物
104の不透明性は化学照射線の存在におけるユニット
の乳剤に対する処理の間透明層106に関する化学照射
線によるフィルムユニットのハロゲン化銀乳剤のそれ以
上の露光を防止するに十分であろう。
従って、フィルムユニットは、積層物の一つの乳剤また
は二つ以上の乳剤が不透明層の一つまたは二つ以上12
4により一主表面においておよび不透明な処理用組成物
により残りの主表面において化学照射線から適当に保護
される事実によってかような照射の存在において、露光
に続いて処理することができる。容器102の液体含有
物は、好適には、染料現像剤が可溶でありかつ拡散であ
るpHおよび溶媒濃度を有する水性アルカリ性溶液より
なり、また投射化学線照射の存在下にて処理する間寸法
安定性の透明層106に関する化学照射線投射による感
光性ハロゲン化銀乳剤層114,118および122の
露光を防止するため、および染料転写像形成の間および
後における受像用層126中の染料像形成の直接の観察
を与えるため、分配により、約6より大きな光学的透過
濃度を現わす層を与えるに十分な量において無機の光反
射用顔料を含有する。特に好適な処理用組成物の反射用
剤は、その高度に効果的な光吸収性により、カーボンブ
ラックを含む。
一般に、使用する不透明化用助剤は写真処理の間および
後にそれらのそれぞれの組成物中において実質的非移動
性にとどめるためのものであり、また特に、それらを配
置する組成物内における不溶性かつ非拡散性の無機顔料
分散物よりなる反射用剤である。フィルムユニット10
0を使用する拡散転写多色法の実施においては、このユ
ニットを透明層106面に投射されるその感光性構造物
に対する照射化学線に露光する。
この露光に続いて、フィルムユニット100は、対向し
た適当な間隔をもったロール139を通過させて容器1
02に対する圧縮圧力を適用し、縦の封鎖の破壊を効果
的にしかつ、不透明化剤を含有しまた、シアン、マゼン
タおよび黄色染料現像剤が可溶性かつ拡散性であるpH
を有する処理用組成物104の分布を、第1の間隔層1
10と中間層112とのそれぞれの面の共に伸びている
間において与えることにより、処理される。この分布に
続くフィルムユニット100の成分の定位直を第21図
および第22図に示す。処理用組成物104は層110
を通過して乳剤層114,118および122中へ浸透
して、それぞれの乳剤中に含まれる潜像の現像を開始す
る。
層114,118および122中のシアン、マゼンタお
よび黄色染料現像剤は、それぞれが混合したハ。ゲン化
銀乳剤の現像の函数として、むしろ実質的に還元形から
、それらが比較的不溶性かつ非拡散性の酸化形への転化
の結果として固定され、それにより、それらが混合して
いる乳剤の露光の点対点の程度に応じて可溶性かつ拡散
性のシアン、マゼンタおよび黄色染料現像剤の像様分布
を与える。可動性のシアン、マゼンタおよび黄色染料現
像剤の像様分布の少なくとも一部分は処理用組成物への
拡散により可染性の重合体層16へ転写し、かような層
の寸法安定性の層132を通して見ることのできる多色
光転写像を与える。実質的な転写像形成の後、イオンを
含む水性組成物104の十分な部分は浸透可能の間隔層
110および126を通過して拡散により浸透可能の重
合体酸層108および130へ移動し、それにより溶液
104は、中和の作用として、還元形におけるシアン、
マゼンタおよび黄色染料現像剤が実質的に不溶性かつ非
拡散性であるpHにまでpHを低下し、かくして多色の
染料転写像に増大した安定性を例える。例示の態様下記
説明の構成と細合せて本発明を更に説明し、また詳細に
する。
図面の第19−22図に示したのと類似のフィルムユニ
ットを、例えば、最初の4ミルの透明なポリエステルフ
ィルム基体上に下記の各層を与えることによって製造す
ることができる。{1)重合体酸層を与えるための約2
500雌/n2の適用におけるポリエチレンの部分ブチ
ルェステル/無水マレィン酸共重合体。
■ 約500の9/ft2の適用におけるブチルアクリ
レート、ジアセトンーアクリルアミド、スチレンおよび
メタアクリル酸の60/30/4/6共重合体とポリア
クリルアミドとの約49:1比を含有するタイミング層
【3’ 重合体受像用層を与えるための、約300の9
′ft2の適用における、ポリビニルアルコールとポリ
ー4−ビニルピリジソの重量にて2:1の混合物。
【4ー 約1800雌/ft2の適用における、二酸化
チタンとプチルアクリレート、ジアセトンアクリルアミ
ド、スチレンおよびメタアクリル酸の60/30/4/
6共重合体との25:1の混合物。
‘51 約50帆/n2の適用におけるゼラチン。‘6
1 炭素として測定して約24物9′R2の適用におけ
る、カーボンブラック、ロープレツクスE−概(Pho
plexE ‐32)(ローム・アンドーハース ・
コン/ぐニー、フイラデ′ルフイア、Pa.、USAよ
り販売されたアクリルラテックス)およびポリアクリル
アミドの1:0.8:0.1混合物。‘71‘a} 約
80の9/ft2の染料現像剤、約97雌/ft2のゼ
ラチンおよび約5の9/ft2のポリビニルハイドロジ
ェンフタレートの適用を与えるために被覆した、シアン
染料現像剤、ゼラチンおよびポリビニルハイドロジエン
フタレートの固体分散物、および‘b)銀として測定し
て約67mo/fぜのョウ化臭化銀および約29の9/
ft2のゼラチンの適用を与えるために被覆した、ョウ
化物含量0.625モル%を有する赤−感光性ゼラチン
性ョウ化臭化銀乳剤、の1:1混合物。
【81 銀として測定して約80の9/ft2のョウ化
臭化銀、約60のo/ft2のゼラチンおよび0.8の
9′ft2のポリビニルハィドロジェンフタレートの適
用において被覆した、ョウ化物含量0.625モル%を
有する赤−感光性ゼラチン性ョウ化臭化銀乳剤およびポ
リピニルハイドロジエンフタレート。
【9’約165の9/fセおよび5雌/fゼのサクシン
ジアルデヒドの適用における、ブチルアクリレート/ジ
アセトンアクリルアミド/スチレン/メタアクリル酸(
60/30/4/6)およびポリアクリルアミドをそれ
ぞれ約29:1の比において被覆した層。00‘aー
約110の9/彬の染料現像剤および約87の夕/ft
2のゼラチンの適用を与えるために被覆したマゼン夕染
料現像剤、とゼラチンとの固体分散物、および ‘bー 銀として測定して、約8肋9/ft2のョウ化
臭化銀および約22のo/fぜのゼラチンの適用を与え
るために被覆したョウ化物舎量0.625モル%を有す
る緑−感光性ゼラチン性ョウ化臭化銀乳剤、の1:1混
合物。
(11)銀として測定して約60岬/ft2のョゥ化臭
化線、約87mo/ft2のゼラチンおよび約1.3倣
/ft2のポリビニルハィロジェンフタレートの適用に
おいて被覆した、ョゥ化銀含量0.625モル%を有す
る緑−感光性ゼラチン性ョウ化臭化銀乳剤およびポリビ
ニルハイドロジエンフタレート。
(12)約200風/ft2の適用における、ブチルア
クリレート/ジアセトンアクリルアミド/スチレン/メ
タアクリル酸(60/30/4/6)およびポリアクリ
ルアミドのそれぞれ約29:1の比において被覆した、
約10mo/ft2の適用において被覆したサクシンジ
アルデヒドの層。(13){aー 約120の9/ft
2の染料現像剤および約48の9ハゼのゼラチンの適用
を与えるために被覆した黄色染料現像剤、とゼラチンと
の固定分散物、および {b’銀として測定して約50のp/f?のョウ化臭化
銀、約22のo/ft2のゼラチンおよび約0.3のo
/ft2のポリビニルハィドロジェンフタレートの適用
を与えるために被覆した、ョウ化物含量0.625モル
%を有する青−感光性ゼラチン性ョゥ化臭化銀乳剤とポ
リビニルハィドロジェンフタレート、の1:1混合物。
(14)銀として測定して約133雌/ft2のョウ化
臭化銀、約66mo/ft2のゼラチン、約0.6mo
/ft2のポリビニルハイドロジェンフタレート、約2
5のo/ft2の4′ーメチルフェニルーハィドロキノ
ンの適用において被覆したョウ化物含量0.625モル
%を有する青−感光性ゼラチン性ョウ化臭化銀乳剤、ポ
リビニルハィドロジェンフタレートおよび4′ーメチル
フエニルーハイドロキノン。
(15)約40の9′ft2の適用におけるゼラチン。
第2の4ミルの透明ポリエステルフィルム基本を、つい
で、得られた積層物の緑と接触してまたは越えて周囲に
伸びる感圧結合テープにより、それぞれの側面のひきず
る緑において感光性要素へ積層する形においてテープで
固定することができる。破り得る容器は水性アルカリ性
処理溶液を保有する鉛箔の外層およびポリ塩化ビニルの
内張りまたは内層よりなる。
容器中には例えばIN−水酸化カリウム約0.8ccな
いし0.5ccおよび組成物約0.8ccを包蔵する。
この組成物は、例えば、水約100cc、水酸化カリウ
ム約10.5夕、カルボキシメチル繊維秦約2.3夕、
二酸化チタン約95.6夕、Nーベンジル−Q−ピコリ
ニウム臭化物約2.9夕、N−フエネチルーQ−ピコリ
ニウム2.9夕、Nーフエネチル−Q−ピコリニゥム臭
化物約1.7夕、約30%のシリカを含む水性シリカ分
散物約1.7夕、ベンゾトリアゾール約1.3夕および
6−メチル−5−ブロモー4−アザベンツイミダゾール
約0.06夕のような1種またはそれ以上のかぶり防止
剤、6ーメチルウラシル約0.67夕、ビスー(B−ア
ミノエチル)−サルフアイド約0.47夕、6ーベンジ
ルーアミノプリン約0.94夕、ポリエチレングリコー
ル約1.22夕、1ーヒドロキシェチルーエチレンジア
ミンテトラ酢酸約1.9夕、硝酸リチウム約0.22夕
および水酸リチウム約0.25夕よりなり、約6の光学
透過濃度を与えるに十分(前出成分1および前出成分0
)であって、ついで、容器と積層物のそれぞれを相互結
合する感圧テープにより各積層物の先導緑に固定的には
めこむことができるので、容器に対する圧縮圧力の適用
により、その内容物を、容器の縁端の封鎖を破って第2
の透明ポリエステルフィルム基体とそれに隣接する層の
間に分布させることができる。本明細書中に包含する本
発明の範囲を逸脱することなく、上記製品および方法に
いくつか変化をおこなうことができるので、上記説明に
含まれまたは添付図面に示されたすべての内容は例示的
なものとしておよび限定する意味をもたないものとして
解釈すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1−13図はハロゲン化粒子中のョゥ化銀の合量のハ
ロゲン化銀粒子の粒子寸法分布に与そる効果を説明する
図であり、第14−22図は本発明のフィルムユニット
の諸態様を説明する断面図である。 10,50および100……フイルムユニツト、12・
・・・・・受像用要素、14・・…・感光性要素、16
,54および104・・・・・・処理用組成物、96お
よび139……加圧ロール、52および102・・・・
・・被り得る容器(さや)。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図 第17図 第18図 第19図 第20図 第21図 第22図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 約0.625モルパーセントの沃化物含有量を有す
    る写真ハロゲン化銀粒子を含む直接ネガ感光性層及び拡
    散してくる拡散転写法染料像形成物質を受容するのに適
    した層を包含する複数の層からなり、 前記粒子は約3
    5パーセントより小さい変動係数を示し、 前記感光性
    層は拡散転写法染料像形成物質を組み合わせて有してお
    り、そして 前記複数の層の外側の二層の少なくとも一
    つは支持体であることを特徴とする拡散転写法写真フイ
    ルムユニツト。
JP50045725A 1974-04-15 1975-04-15 拡散転写法写真フィルムユニット Expired JPS6027975B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US46071974A 1974-04-15 1974-04-15
US460719 1983-01-24

Publications (2)

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JPS6027975B2 true JPS6027975B2 (ja) 1985-07-02

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ID=23829802

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JP50045725A Expired JPS6027975B2 (ja) 1974-04-15 1975-04-15 拡散転写法写真フィルムユニット

Country Status (7)

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JP (1) JPS6027975B2 (ja)
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DE (1) DE2516352A1 (ja)
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GB (1) GB1504755A (ja)
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