JPS6027944B2 - 顕微鏡標本スライド自動調製方法及び装置 - Google Patents

顕微鏡標本スライド自動調製方法及び装置

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JPS6027944B2
JPS6027944B2 JP51117332A JP11733276A JPS6027944B2 JP S6027944 B2 JPS6027944 B2 JP S6027944B2 JP 51117332 A JP51117332 A JP 51117332A JP 11733276 A JP11733276 A JP 11733276A JP S6027944 B2 JPS6027944 B2 JP S6027944B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は、顕微鏡などで高倍率で見るのに適するようガ
ラススライド上に標本を調製するための方法及び装置に
関するものである。
本発明は全体として、すべての型の顕微鏡スライド及び
スライド標本を調製するのに有効であるが、医学的状況
を診断し処置するため生物学的又は医学的標本を調製す
るより自動的且能率の良い工程に特に必要性がある。
大きな範囲で、新しい医学業務では、患者から得られた
標本に導入される実験室検査に依存している。患者から
の血液試料の分析は非常に価値のある道具である。
普通血液標本は顕微鏡スライド上に血液を塗布調製して
、そして血液塗布標本を顕微鏡で見て分析される。この
目的のため実験室検査用に血液塗布を調製するため新し
い全血液は標準の実験室ガラススライド上に塗布され、
それからその可視能力を明らかに即ち強めるため着色溶
液が塗布上に適用される。着色作業のあと、着色標本を
固定即ち安定化するための緩衝溶液を適用する別の工程
が行なわれ、それで顕微鏡分析の間比較的不変の状態を
維持する。さらに別の作業艮0ちスライドを炉などの中
に入れて、残存液を蒸発させ、それで血液塗布、着色溶
液及び緩衝液を乾かす作業が緩衝作業のあとで行なわれ
る。これで調製工程が完了する。しかし、一時に数個の
スライドが調製される小さな実験室では前述の別々の作
業は余り不利益ではない。
しかし、より大きな実験室、例えば大都市の病院に付属
するものでは前述のスライド調製の技術は全く非能率で
あり、非常に多くの実験室技術者の時間を占有し、そし
て調製スライドが一様でなくなり勝ちである。その上、
ガラススライドを多数取扱うことは、色々別々の処理段
階では必然的であり、予期せぬガラススライドの破損及
び標本の損失をより多くする結果となる。一般に、本発
明の目的は、標本スライドの普通の方法に伴なう前述の
欠点に打勝つことである。
これらは例えばアールヒコージどのアメリカ特許第33
5228び号‘こ例示されているようにスライド調製を
自動化するよう既に試みられている。しかし、これ及び
その他の今までに提案された装置は広い受入れに合致し
ない。
この理由は、標本スライドをより能率よく且より経済的
に調製すると言う第1の目的を実行するのに今までの装
置が複雑で、高価で、機能しない程敏感で、そして一般
に無力であることにあると信ぜられる。例えばアメリカ
特許第335228び或こ記載の装置は着色及び緩衝溶
液を適用するのに、これを個々の標本スライドの近くで
速かに回転する面上に液体の形でしたたらせることで詠
みている。スライドを遠く回転することは、着色及び緩
衝溶液を遠心力で外方に押し、これら液体の層をスライ
ド標本に適用すると言える。しかし、これらの装置は適
当に一様な着色及び緩衝を生ずることが出来るとは信ぜ
られない。本発明による方法及び装置は、次の詳細記載
及びその特定実施例の数個の図面から当業者に容易に明
らかなように、先行技術のこれら及びその他の欠点に打
ち勝っている。
第1図乃至第4図を参照すると、ここに本発明は顕微鏡
標本スライドを自動的に調製する方法及装置を得ている
更に詳しくは、符号11で示す装置は複数個の標本スラ
イド12を受けるように働らき、このスライドは標準の
四角形のガラス構造であり、そしてこの上に標本その他
の試料が付着されるものである。ここで記載される特定
の実施例として、スライド12は血液塗布標本を受ける
ものとして述べられ、そして装置11によって自動的に
適用される溶液はこの標本の特定形に対して考えられて
いる。
しかし本発明は多くの異なるスライド標本に使うことが
出来、そして着色、緩衝その他の目的のため適用される
溶液は特定標本の必要如何によって変ることは明らかで
ある。装置11は複数個の標本スライド12を受けて保
持するため回転可能スライド支持装置を有するように構
成される。
この場合支持装置は、ボール構造16で画定されるがボ
ール形容器14の中で回転するよう装架されたターンテ
ーブル13で設けられている。ターンテーブル13は電
気モータ駆動装置で回転駆動され、ここでは上に乗るタ
ーンテーフルハプ19に結合される垂直駆動軸18を持
つモーター17で得られている。
ターンテーブル13は該当する複数個の標本スライド1
2を受け且、取外し得るよう保持するため複数個のスラ
イド保持装置を形成又は設けられている。
この場合、スライド保持装置はターンテーブル13の上
面22に形成された複数個の半径方向に延びる溝即ち凹
所21で設けられ、この凹所はスライド12の各々がそ
の長手軸線を平面上に、そしてそれゆえ面22に平行に
置かれた時スライド12の各々の下縁23を受けている
。車輪のスポークのように半径に沿って溝21を装架す
ることによって、、装置11によって収容されるスライ
ド12の数は最高の効率で最大となる。その上さらに詳
しく述べるように、これはスライド12の面を適用調製
溶液を受けるのに有利に向かせている。作業中装置内に
調製溶液を保持するため、そしてその上スライドが中で
回転される大体閉じた容器14を設けるため、蓋24が
設けられ、これは図示のようにボール16の上周縁26
と組合されている。
望むならば調製中にスライド12を見ることの出来るよ
う菱24は透明材料であっても良い。装置11はさらに
、スライド調製溶液の霧即ちスプレィ28を複数個の回
転スライド12に向けて又はその近くに噴射するため1
個又はそれ以上の制御可能のスプレィ分配装置を有して
いる。
この方法で発生したスプレィ28は、ターンテーブル1
3によって同時に回転するスライド12をさえぎり、溶
液をスライドの面に三機に付着させる。ターンテーブル
13は標本のある各スライドの側が標本の無い即ち調製
しないスライドの面より先行する方向に回転するのが好
ましい。例えばこの場合はターンテーブル13が矢印2
9に示す方向に回転する時、標本は後面32よりむしろ
前面即ち前側31上に置いて、それで標本のある前面3
1がスブレィ28をさえぎつてスプレィ粒子の大部分を
所用面上に付着させるべきである。特に、スプレィ分配
装置は、ェアロゾル推進剤とスライド調製溶液との両方
を有するヱア。ゾルスプレィ組立体33で得るのが好ま
しい。この特定実施例では、別々のそして制御可能のェ
アロゾル推進剤カン34が別々の溶液容器36と組合せ
られ、両者は管37で結合されて、容器36の内容物の
溶液スプレィ28を発生している。それで単に推進ガス
源として働らくヱアロゾル推進剤カン34と溶液容器3
6とは、管37と共にスプレィ組立体33を提供してい
る。スプレィ組立体33は、電気作動のスプレィ作動装
置で正しい時期に、正しい時間、自動的に作動可能にさ
れる。
この場合、作動装置は、ェアロゾルカン34の作動弁4
1と係合してこれを押すよう選択的に駆動されるプラン
ジャー39を持つ電磁ソレノィド組立体38で得られて
いる。作動弁41は下向きの力がカン34から推進剤を
解放しこれを管37内に圧力を持って逃れさせる標準形
のものである。管37は図示のようにボール16の孔即
ち窓43を通って容器14に延びる第1管42と、管4
2を題して容器14に流れるガス流に容器36内の液体
内容物を吸出するように働ら〈、吸出し即ち吸上げ薮目
44で管42を接合されている第2管43とを有してい
る。
推進剤カン34、管37及び容器36の配置はそれ自体
知られておりそして本発明に使われるスプレィ組立体3
3の一つの形だけを構成している。今述べられている実
施例では容器36内に設けられる調製溶液は、血液標本
を調製するための着色溶液と緩衝溶液とを有している。
この配列スライド12の着色及び緩衝即ち固定は同じス
プレィ28で行なわれ、そしてソレノィド38は装置サ
イクル中丁度1回作動される。反対に、良く知られてい
るような、適用される溶液とェアロゾル推進剤との両方
を含む型のェアロゾルカン34内に1個又はそれ以上の
調製溶液を直接設けることも出来る。
しかし、或る種の溶液はこれがェアロゾルカン34内に
設けられるとェアロゾル液体推進剤の蒸発効果で凍結し
勝ちであり、そしてそのような場合ここに示された容器
36のような別の容器内に溶液を設けることが可能であ
ると見出されている。又第1図乃至第4図の実施例では
、着色及び緩衝溶液は1個のスプレィで同時に適用され
るのに対し、第5図に関して詳しく述べられる本発明の
8Uの実施例ではこれら又はその他の調製溶液は別々に
設けて適用することが出来る。
溶液11の機能を調整するために、電気制御装置が設け
られ、この装置はモーター17によって得られるモータ
ー駆動装置に結合され、且ソレノィド38によって得ら
れるスプレィ作動装置に結合された調時装置を有してい
る。
この調時装置はモーター17とソレノィド38とが結合
して付勢される調時されたスプレィ間隔と、それからモ
ーター17の形のモーター駆動装置丈が付勢される調時
された回転間隔とが得られるように働らく。更に触しく
言えば、調時装置を有する制御装置はスプレィ分配状態
では同時にモーター17を駆動し且ソレノィド38を付
勢し、これが終ってからモーター17丈が乾燥状態の間
付勢されるために設けられている。その上スプレィ状態
では、ターンテーブル13とそれで支持されているスラ
イド12とは、スライドの標本面31上に一様な付着を
受けるように溶液スプレィ28をさえぎるため最適な速
度で動かされるようモ−夕−17は比較的低速で付勢さ
れる。しかし、スブレィ分配状態が終り、そしてエアロ
ゾルスプレイを終るようソレ/ィド38が除勢されると
、ここで乾燥状態に入り、モーター17は相当大きな回
転速度で付勢される。スプレィ及び乾燥状態中のモータ
ー17及びターンテーブル13の正しい回転速度は臨界
的とは信じられないけれども、スプレィ状態には4m団
/分前后、乾燥状態には200回/分前后の速度が満足
であると見出されている。
スプレイ状態時の比較的低い回転速度はスプレィ溶液の
一様な付着を得るためには十分に遠く、且スプレィがス
ライドの面31と接触しないで吹きとばされるのを防ぐ
たわには十分おそいことが望ましい。反対に乾燥速度は
蒸発と乾燥工程を早めるために十分な空気流を発生しな
ければならない。代表的に、スプレィ速度は上述の範囲
内で最適な程度に調節されるべきであり、そして乾燥速
度はスブレィ速度の約3乃至7倍にあるべきである。結
局、本発明の制御装置は、乾燥状態の調時された間隔の
あとで装置を自動的に止めるために設けられている。
これはターンテーブル13を止めて装置を最初の状態に
回復し、それで蓋24は開かれ、そして完全に調製され
たスライドは溶液から取り出される。制御装置の回路は
どんな形でもとることが出来るけれども、この記載され
ている装置の特定の場合、第4図に示す制御回路が使わ
れている。
第4図の回路に関連して、線52,53を通して利用出
来る電圧を装置に選択的に適用又は遮断するため第1図
乃至第4図に示す手動スイッチ51が設けられ、線52
,53の各々にはフューズ54が設けられている。線6
2は図示のように制御線56、モーター17の1ターミ
ナル57及びソレノィド38の1ターミナル58に直接
接続されている。他方の線53は第4図に示すように動
力スイッチ51を通して押ボタン式起動スイッチ59の
接点61に接続され、このボタンスイッチはスイッチ5
1と共に装置11の上に袋架されている。
又スイッチ51は線53をリレー63のリレー接点62
に接続している。リレー63は除勢状態で示され、そし
てスイッチ接点61に接続されているリレーコイル64
を付勢するよう瞬間作動スィッチ59によって付勢状態
にすることが出釆、同時にコイル64の反対端への回路
は、線52に接続されている制御線56へのリレー接点
の組を通して完成される。一度付勢されると、リレー6
3は線53を接点61に、それでリレーコイル64の一
側に接続している接点66,62を通して付勢状態にさ
れる。リレー63の付勢と同時に、通常開いている接点
67,68は閉じ、それで線53からの線電圧を第1リ
レータイマー71の穣目69に供給する。
リレータイマー71はリレーコイル72を有し、このコ
イルはリレータイマー71の接点が作動するまで調時さ
れた間隔のためこれを通る供給電圧を受けねばならない
。それで援目69に線電圧を受けた最初には、リレーコ
イル72は除勢のままであり、そして通常閉じている接
点73,74はタイマー接点73、可変抵抗器76及び
モーターの第2ターミナル77を通してモーター17を
付勢するため、そして接点74及びソレノイドの第2タ
ーミナル78を経てソレノィド38を作動させるため閉
じたままでいる。回路のこの状態は、上述の装置11の
スプレィ状態に該当するものであり、ここでモーター1
7は比較的低回転で付勢され、そしてソレノィド38は
溶液スプレイ28を容器14に噴射するよう同時に付勢
される。
リレータイマー71の適当な選択で調節される予め決め
られた時間おくれの後、コイル72は付勢されて通常閉
じている接点73,74を開かせそして通常開いている
接点81,82を閉じさせる。
接点81はこの場合使われないが、通常開いている接点
82は今や閉じ、鞍目69で利用出釆る入力電圧は第2
リレータイマ−84の接目83に適用される。リレータ
イマー84はタイマー71と同機に作動し、そして線電
圧は、タイマー84の接点が作動するまでの予め決めら
れた時間そのコイル86を横切って適用されねばならな
い。タイマー84のコイル86が作動するまで、その通
常閉じている接点87は、通常閉じている接点87を通
して線88が鞍目89に接続されているため、リレー6
3を付勢したままにし、順に、線電圧の他の入力線52
への後続線56に戻る。又タイマー84は通常閉じてい
る接点91を通してモータ駆動リレー93のコイル92
を付勢する。リレー93はその通常開いている接点94
を通して線52,53で利用出来る電圧をモーター17
の第1及び第2ターミナル57,77を横切って直接適
用し、モーターをその全回転速度で付勢する。それでこ
の状態の間、モーター17は乾燥状態に適切な速度で作
動する。又リレータイマー84は乾燥間隔を調時するよ
う働らくことが注目される。予め決められた乾燥状態の
時間経過后に、リレータイマー84はコイル86を経て
付勢され、通常閉じている接点87,91を開かせる。
接点87が開くと、前に付勢されたりレー63を除勢す
るのに対し、接点91が開くとモーターリレー93を除
勢し、モーター17を止める。これは装置の色々の作動
状態を終らせ、そして制御回路をその最初の起動状態に
回復させ、押しボタンスイッチ59による次の起動を受
ける準備をする。第4図の制御回路は、第3図に示すよ
うにポール16とモーター17とを支持するように働ら
く環状ベース構造97の中に置かれた制御体96にすべ
て装架されている。スイッチ51又は59は普通の手動
取扱のため図のようにベース97に袋架される。プラグ
98は線52,53を付勢するため装置を標準の施設出
力端に接続するのに設けられている。ヱアロゾルスプレ
ィ組立体33を受けて支持するため、ベース延長部10
1がベース97の下部支持面102から半径方向外方に
延びて設けられ且ソレノィド38をェアロゾル推進剤カ
ン34に関して上に乗るよう支持するため粗立体33の
近くで上方に延びる立上部103を持っている。
立上部103に図示のようにェアロゾルカン34を取付
けるためばねクリップ104を装架されている。ベース
延長部101は106で示す適当な取付具でベース97
に取付けられ、そして制御体97とソレノィド38との
間の電気配線は、やわらかいケーブル107で設けられ
ている。第5図を参照すると、ここには本発明の別の実
施例が示されており、ここで複数個の制御スプレィ分配
装置が回転スライド支持装置の周縁近くに装架されてい
る。
この場合、複数個のスプレィ装置はスプレィ組立体33
とソレノィド38と同様に横成され、そして符号111
,112,113及び1 14で示すように複数個の周
縁離隔スプレィ位置に袋架されている。これら位置の各
々は、第1図乃至第4図に示す1個のスプレィ組立体3
3とソレノィド38との位置と同様に構成されている。
第5図に示すように複数個のスプレィをボール16′の
中に噴射するため、各スプレィ位置に1個宛の複数個の
スプレィ孔則ち窓43′がある。
これらの修正以外は第5図の装置は第1図乃至第3図に
示すものと同様であり、即ちターンテーブル13′は複
数個の標本スライド12′に該当して適応するよう複数
個の半径溝21′を設けられている。異なる調製溶液を
同時に又は予め計画された順序によって適用するため、
位置111一114のような同様な1個又はそれ以上の
スプレィ位置が設けられていることが、この実施例の利
点である。
例えばもし必要ならば、2個のこのようなスプレィ位置
を設け、1個は着色スプレィを導入し、第2位置では緩
衝スブレィを噴射するようにすることが出来る。もし複
数個のスプレィ位置111一114が第1図乃至第3図
の実施例と同機に形成されるならば、その各々は異なる
溶液又は溶液の混合物を貯蔵及び分配するため第1図乃
至第3図の容器36と同様な別々の溶液容器を設けられ
る。別々のスプレィ位置111−114の各々は、夫々
位置11 1一1 14と協同してソレノィド作動装置
を選択的に付勢するため、ここに示されているタイマー
121,122,123及び124のような電気制御装
置の部分としての異なる調時装置を設けられる。
これは必要ならば、タイマー121一124の各々が協
同するスプレィ組立体を作動させる時間間隔を別々に制
御出来ると言うことである。第4図に示す全制御回路を
参照すると、色々のタイマー121一124は、リレー
タイマー71の通常閉じている接点74から利用出来る
制御線74から引金を引く、即ち起動させることが出来
る。
これは別々の入力126,127,128及び129の
各々が第4図の線75に該当する制御線75′に接続出
来ると言うことである。第5図の実施例の場合、リレー
タイマー71の通常閉じている接点74から始まる制御
線75′は第4図に示す実施例のようにはソレノィドに
直接延びてなく、且制御していない。むしろ制御線75
′は夫々のタイマーを通してのみ協同する作動ソレノイ
ドを制御するためタイマー121一124の入力126
一129に接続されている。モーター調時及び付勢回路
132に戻り接続されている戻り線131で示されるよ
うに戻り回路がタイマー回路に設けられ、これはソレノ
イド38の除外以外第4図の回路にほぼ該当するもので
ある。言いかえれば、ソレノィド38に延びこれを駆動
する第4図の2個の接続線は色々のタイマー回路を作動
させるため出力線75′と132との代りに設けられて
いる。もちろんこれはスプレー位置111−114の調
時のための可能な配置の一つでありそしてタイマー回路
用の多くの適当な別の配置は当業者には出釆ることであ
る。この特定の配置は色々の位置で協同するスプレィを
重複して又は同時に作動出来る。例えば位置111はタ
イマー121で調時される溶液スプレイを設けることが
出来、そしてこれがスプレィ状態の全時間続くのに対し
、位置112−114はスプレィ状態の間短かし、間隔
で起り、それで位置111からのスプレィと短時間同じ
周期を持つことが出来る。一般に、どんな数の異なるス
プレィ状態及びその組合せも第5図の実施例で得られる
ことがわかる。
それでさもなければ調製中に相当な数の別々の段階を伴
う顕微鏡スライドは本発明のこの実施例によって迅速に
且効率良く調製される。本発明の限られた数の実施例文
がここに記載されたけれども、本発明の精神から離れず
に多くの変更及び修正が出釆ることは当業者には容易に
明らかである。
それゆえ前述の記載は例示目的のためのみであり本発明
を限定するものでなく、本発明は特許請求の範囲のみに
画定される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によってスライドを自動的に調製する装
置の全斜視図、第2図は第1図の装置の主要素のいくつ
かを斜視図で示す組立体図面、第3図は第1図の装置の
中心面における垂直断面図第4図は第1図乃至第3図の
装置に使われる制御回路の詳細図解図、第5図は本発明
の別の実施例の図解図である。 11,11′・…・・装置、12,12′・・・・・・
スライド、13……ターンテーブル、14,14′……
容器、16,16′・・・・・・ボール、17・・・・
・・モーター、18・・・・・・軸、19・・・・・・
ハブ、21,21′・・・…凹所、22…上面、23・
…・・下縁、24・…・・蓋、26・・・・・・周緑、
27・・・・・・つまみ、28・・・・・・スプレィ、
29・・・・・・矢印、31・・・・・・前面、32・
・・・・・後面、33・・・・・・スプレイ組立体、3
4・…・・カン、36……容器、37・・…・管、38
・・…・ソレノィド、39……プランヂヤ−、41……
弁、42……管、43,43′……孔、44……婆目、
51……スイッチ、52,53……線、54……フュー
ズ、56……線、57,58……ターミナル、59……
スイッチ、61,62……接点、63……リレー、64
……コイル、66,67,68……接点、69……鞍目
、71……タイマー、72……コイル、73,74……
接点、75,75′・・・・.・線、76・・・・・・
抵抗器、77,78・・・・・・ターミナル、81,8
2……接点、83……援目、84……タイマー、86…
…コイル、87……接点、88……線、89……接目、
91……接点、92……コイル、93……リレー、94
……接点、96・・・・・・制御体、97・・・・・・
ベース、101・・・・・・延長部、102…・・・支
持面、103…・・・立上部、104・・・・・・ばね
クリップ、106・・・・・・取付具、107”””ケ
ーブル、111一114……スプレイ、121一124
“””タイマー、126−129……入力、131・・
・…線、132・・・…モータータイマー付勢回路。 FIG.1 FIG.2 FIG.3 FIG.4 FIG.5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 顕微鏡標本スライドを自動的に調製する方法におい
    て、 モータ駆動ターンテーブル上に複数個の標本スラ
    イドをほぼ垂直の状態で放射状に配置してこれを自動的
    に回転させる段階と、 前記標本スライドにその回転中
    にスライド調製溶液を適用するようスプレイ発生組立体
    を電気的に制御する段階と、そして、 前記溶液スプレ
    イの適用后に、前記スプレイを終り、そして前記モータ
    ー駆動ターンテーブルをより早い回転速度で自動的に回
    転させることに前記標本スライドを自動的に乾燥する段
    階とを有する顕微鏡標本スライドを自動調製方法。 2 顕微鏡標本スライドを自動的に調製する装置におい
    て、 複数個の標本スライドを回転させるモータ駆動タ
    ーンテーブルと、 前記の回転するスライドの付近で調
    製溶液のスプレイを発生する装置と、そして 前記スラ
    イドの回転中、その上に前記調製溶液を一様に付着させ
    るよう前記スプレイを作動させるため、前記スライドを
    回転させるモータ駆動ターンテーブルと前記スプレイを
    発生する装置とに結合された制御装置とを有し、 前記
    モータ駆動ターンテーブルは、前記標本スライドを該タ
    ーンテーブル上にほぼ垂直の状態で放射状に保持するた
    めの装置21,21′を有することを特徴とする顕微鏡
    標本スライド自動調製装置。
JP51117332A 1976-10-01 1976-10-01 顕微鏡標本スライド自動調製方法及び装置 Expired JPS6027944B2 (ja)

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