JPS6027924Y2 - 転炉の炉体プロフィル測定装置 - Google Patents

転炉の炉体プロフィル測定装置

Info

Publication number
JPS6027924Y2
JPS6027924Y2 JP1978102128U JP10212878U JPS6027924Y2 JP S6027924 Y2 JPS6027924 Y2 JP S6027924Y2 JP 1978102128 U JP1978102128 U JP 1978102128U JP 10212878 U JP10212878 U JP 10212878U JP S6027924 Y2 JPS6027924 Y2 JP S6027924Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
scale
scale indicator
indicator
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978102128U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5519176U (ja
Inventor
研一 下戸
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 川崎製鉄株式会社 filed Critical 川崎製鉄株式会社
Priority to JP1978102128U priority Critical patent/JPS6027924Y2/ja
Publication of JPS5519176U publication Critical patent/JPS5519176U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6027924Y2 publication Critical patent/JPS6027924Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、転炉の炉体プロフィル測定装置、特に炉口あ
るいは炉体にスラグ、地金などが付着してもこれに影響
されずに高精度で転炉傾斜角を測定することができ、し
たがって炉壁位置測定、転炉内壁レンガの残厚測定など
に適用して有用な炉体プロフィル測定装置に関する。
転炉内壁レンガの残厚を測定する方法として、レーザ光
線を転炉の炉口から内壁へ照射することよってその反射
点までの距離、水平角、垂直角を測定腰それをデータ処
理することによって炉口からの深さ、炉軸からの距離と
して炉体プロフィルを定め、もとのレンガ面と比較する
方法が知られている。
この場合、測定点即ちレーザ光線照射点の基準点(例え
ば炉口芯)、基準線(例えば炉軸)に対する相対的位置
(成る深さ位置での半径)を計算機にて算出し、プロッ
ターに打ちだしてもとのレンガ面と比較する。
レンガ面の基準点、基準線は測定の都度変化することが
多いので、測定値の較正のために種々の手段がとられる
この炉体プロフィルの測定には、従来、炉口上の同一円
周上の3点を測定する方法あるいは炉体上の任意の1点
と建屋上の2点を基準測定点とすることにより、転炉傾
斜角を較正する方法があるが、実際上はスロッピング等
により炉口その他基準測定点に多量のスラグ、地金が付
着しており、測定のたびに炉口などを清掃する必要があ
り、その作業のために操業に支障をきた腰またその管理
もたいへんであった。
これに対して、炉体上の基準測定点と建屋上の基準測定
点を測定して炉体傾斜角の較正を行う方法がある。
この場合、スラグ、地金つきの少ない炉体上の場所を選
んで炉体基準測定点とするのであるが、やはリスラグ、
地金付が生じその管理に非常な労力を必要とする。
本考案は、この問題に鑑みてなされたものであって、炉
口などに付着するスラグ、地金に影響されず、きわめて
高精度で転炉傾斜角を測定することができ、これによっ
て基準測定点の管理に労力を要することなく炉体プロフ
ィルの測定が可能な炉体プロフィル測定装置を提供する
ことを目的とする。
本考案では、上述した炉体上の基準測定点によって転炉
傾転角を較正するかわりに、転炉傾転角を測定する装置
を別に設け、その測定装置による実測値を直接炉体プロ
フィルの測定に用いるものである。
これによれば、建屋上の基準2点を測定し、転炉傾転角
を計算機に入力するだけで炉体プロフィルの測定が可能
である。
したがって本考案によれば、転炉回転軸に取付けられた
大径の目盛付リングと、前記目盛付リングに近接した位
置で作業床に固定された目盛指示器と、転炉の炉口から
炉内壁ヘレーザ光線を照射しその反射点までの距離を検
出する装置とを有し、前記目盛指示器は、ブラケットに
抜差し可能に挿入された目盛指示棒と、前記目盛指示棒
の後端部に形成されたフランジと前記ブラケットとの間
に装着された圧縮ばねと、前記目盛指示棒の先端部付近
に取付けられかつ前記ブラケットと当接して該目盛指示
棒の戻り量を規制するストッパーとを有し前記目盛指示
器から得られた転炉回転角の実測値を前記レーザ光線の
転炉への照射点の座標としてこを特徴とする転炉の炉体
プロフィル測定装置が得られる。
以下、本考案を、図面を参照しながら、実施例について
説明する。
第1図は本考案のl実施例に係る転炉傾転角度測定装置
10を取付けた転炉の全体正面図である。
転炉は、周知のごとく炉体1をトラニオンリング2で支
持し、トラニオンリング2から突出した転炉回転軸3を
軸受4によって回転自在に軸支し、モータ6から減速欅
濁を介して転炉軸線12のまわりを360°自由に回転
できるようになっている。
転炉回転軸3にはフランジ7が取付けられており、フラ
ンジ7の周面に目盛付リング8が取付けられる。
目盛付リング8は真円度の高いものを用い、かその目盛
をきざみ込み部の曲率中心が前記転炉軸線12と同軸線
になるように取付けられる。
目盛りング8に近接した位置に目盛指示器9が設置され
る。
第1図に示す実施例では目盛指示器9の先端部が転炉軸
線方向から目盛りング8の目盛に近接するように指示器
持合11を介して作業床i3に設置される。
これに対し第2図に示す実施例では目盛指示器9は目盛
指示棒15を有し、その先端部がフランジ7の半径方向
から目盛付リングの目盛面に近接するように指示器支持
台11を介して作業床13に設置される。
目盛指示器9は、第3図に示すように、ブラケット14
に目盛指示棒15を抜差し可能に挿入し、目盛指示棒1
5の後端部に設けたフランジ16とブラケット14との
間に圧縮ばね17を装着し、さらに先端部18の近くに
ブラケット14と当接するストッパー19を取付けて構
成される。
指示棒先端部18はその頂角が例えばほぼ30°の突起
に形成されている。
ブラケット14は取付穴20によって第1図および第2
図に示す指示器支持台11に固着される。
非測定時は指示器先端部18は前記圧縮ばね17によっ
てそのストッパー19がブラケット14と当接する位置
まで目盛付リングの目盛から遠ざかっており、したがっ
て、転炉が回転しても指示棒先端部18が目盛付リング
に接触することはない。
転炉が停止し、その傾転度を測定しようとするときは手
で目盛指示棒15の後端部のフランジ16を目盛付リン
グに向けて押付けて指示棒先端部が目盛付リングに接触
した目盛を読取る。
手を離すと目盛指示棒15は後退して目盛から離れる。
目盛指示器9として、光学的基準マーク照射器30の使
用も可能である。
第4図に示すように、ケーシング21内のランプ22に
より光を出し、集光レンズ23にて集光させ、防塵ガラ
ス25を通して目盛付リング8の目盛部8′に照射する
防塵ガラス25には基準マーク24をつけておき、照射
光の中に基準マーク24′が色別できるようにして目盛
を読取れるようにする。
この照射器30は、取付穴26により第1図および第2
図に示す指示器支持台11の固着される。
通常は電源スィッチ27をオフにしておき、転炉が停止
してその傾転度を測定しようとするときにスイッチ27
をオンにする。
目盛部8′に照射された基準マークと合致して目盛部の
目盛を読取る。
本考案によると、きわめて簡単な構成で0.1度以上の
精度で転炉の傾斜角を測定することができ、また、目盛
付リングの直径を大きくしかつその目盛をこま力)′く
することによってさらに精度を上けることができる。
したがってレーザ光線を使用した転炉炉壁残厚の測定に
おける転炉プロフィルの測定に本考案の装置を用いるこ
とにより、前述のような転炉上に測定基準点を設ける必
要がなく、操業中にスロッピング等でスラグ、地金等の
付着しやすい炉体の測定基準点の管理の労力を省くこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のl実施例に係る転炉傾転角度測定装置
を取付けた転炉の全体正面図、第2図は本考案の他の実
施例を示す転炉の概略的な側面図、第3図は本考案に適
用される目盛指示器のl実施例を示す側面図、第4図は
目盛指示器の他の実施例である光学的基準マーク照射器
の側断面図である。 1・・・・・・転炉、3・・・・・・転炉回転軸、7・
・・・・・フランジ、8・・・・・・目盛付リング、9
・・・・・・目盛指示器、10・・・・・・転炉傾転角
度測定装置。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)転炉回転軸に取付けられた大径の目盛付リングと
    、前記目盛付リングに近接した位置で作業床に固定され
    た目盛指示器と、転炉の炉口から炉内壁ヘレーザ光線を
    照射しその反射点までの距離を検出する装置とを有量前
    記目盛指示器は、ブラケットに抜差し可能に挿入された
    目盛指示棒と、前記目盛指示棒の後端部に形成されたフ
    ランジと前記ブラケットとの間に装着された圧縮ばねと
    、前記目盛指示棒の先端部付近に取付けられかつ前記ブ
    ラケットと当接して該目盛指示棒の戻り量を規制するス
    トッパーとを有し、前記目盛指示器から得られた転炉傾
    転角の実測値を前記レーザ光線の転炉への照射点の座標
    としたことを特徴とする転炉の炉体プロフィル測定装置
  2. (2)前記目盛指示器は、電源スィッチを備えた光学的
    基準マーク照射器であり、前記電源スィッチをオンにす
    ることにより大径の前記目盛付リングの目盛に基準マー
    クを照射するようになっていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載した転炉の炉体プロフィ
    ル測定装置。
JP1978102128U 1978-07-25 1978-07-25 転炉の炉体プロフィル測定装置 Expired JPS6027924Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978102128U JPS6027924Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 転炉の炉体プロフィル測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978102128U JPS6027924Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 転炉の炉体プロフィル測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5519176U JPS5519176U (ja) 1980-02-06
JPS6027924Y2 true JPS6027924Y2 (ja) 1985-08-23

Family

ID=29041412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978102128U Expired JPS6027924Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 転炉の炉体プロフィル測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6027924Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710427U (ja) * 1993-07-26 1995-02-14 株式会社明電舎 パッケージ形発電装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710427U (ja) * 1993-07-26 1995-02-14 株式会社明電舎 パッケージ形発電装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5519176U (ja) 1980-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6249007B1 (en) Non-contact distance measuring apparatus
EP0975934B1 (en) Method for determining the position of a point
JPH0326770B2 (ja)
JPH1123255A (ja) 真円度測定機及びその検出器感度校正方法
CN218767301U (zh) 激光雷达距离标定装置及系统
GB2573757A (en) A pipe inspection apparatus, system and method
US6957498B2 (en) Brake drum caliper
CN111896965A (zh) 一种激光测距校准方法及可自动校准的激光测距仪
JPS6027924Y2 (ja) 転炉の炉体プロフィル測定装置
US4377037A (en) Device and method for the measurement of the thickness of a wet coating
CN101371101B (zh) 水准装置
JP2001091249A (ja) 内空断面測定装置
JPH0743119A (ja) 管体の寸法測定装置
CN205280052U (zh) 一种测距装置
CN110186374B (zh) 转炉炉口开口度大于炉膛半径时炉膛尺寸的测量方法
JPH10293029A (ja) 機械高測定機能付測量機
JPH06288703A (ja) 円筒物の軸中心位置検出方法
JPH06307845A (ja) ロールアライメント測定方法
KR200252965Y1 (ko) 수동식 정밀 수준기
CN114812495B (zh) 一种基于激光测距的水准测量装置、测量系统及测量方法
JP2000171231A (ja) 管体の形状測定方法および装置
JPS57179648A (en) Reflectivity measuring apparatus
SU1019215A2 (ru) Прибор дл измерени геометрических параметров режущего инструмента
JPS62265521A (ja) 斜孔変移の計測方法
JP3132577B2 (ja) レンズメ−タ