JPS6027777A - 燃料噴射ポンプとその製造方法 - Google Patents
燃料噴射ポンプとその製造方法Info
- Publication number
- JPS6027777A JPS6027777A JP13512383A JP13512383A JPS6027777A JP S6027777 A JPS6027777 A JP S6027777A JP 13512383 A JP13512383 A JP 13512383A JP 13512383 A JP13512383 A JP 13512383A JP S6027777 A JPS6027777 A JP S6027777A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- injection pump
- highly hard
- coated
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/44—Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
- F02M59/445—Selection of particular materials
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はジャーク式燃料噴射ポンプとその製造方法に関
する。
する。
第１図に従来公知のジャーク式燃料噴射ポンプを示す。
図において、１はポンプ本体、２はプランジャバレル（
以下バレルと略称する）で、ポンプ本体１内に固定され
ている。バレル２には排油孔２１と給油孔２２が穿設さ
れている。３はプランジャで、バレル２内に微小の隙間
で油密を保ちながら、上下動２回動可能に挿入されてい
る。
以下バレルと略称する）で、ポンプ本体１内に固定され
ている。バレル２には排油孔２１と給油孔２２が穿設さ
れている。３はプランジャで、バレル２内に微小の隙間
で油密を保ちながら、上下動２回動可能に挿入されてい
る。
３１は調量リードで、シランジャ３上に加工されている
。３２は回動用つげて、平行２面が加工されている。３
３は駆動用つげである。５は燃料量をコントロールする
ラックで、ポンプ本体１に滑動可能に取付けられている
。６はビニオンで、ラック５と噛合い、かつバレル２の
まわシに回動可能となっている。ビニオン６の下部には
フォーク部６１があって、ここには前述のシランジャ回
動用つば３２がはまシ、プランジャ３が上下に動くこと
を可能にしつつ、ビニオン６の回転によシゾランジャ３
も回転するようになっている。７は摺動筒で本体１内を
摺動する構造であると共に、シランジャ３のつば３３が
乗っている。°８はばねで。
。３２は回動用つげて、平行２面が加工されている。３
３は駆動用つげである。５は燃料量をコントロールする
ラックで、ポンプ本体１に滑動可能に取付けられている
。６はビニオンで、ラック５と噛合い、かつバレル２の
まわシに回動可能となっている。ビニオン６の下部には
フォーク部６１があって、ここには前述のシランジャ回
動用つば３２がはまシ、プランジャ３が上下に動くこと
を可能にしつつ、ビニオン６の回転によシゾランジャ３
も回転するようになっている。７は摺動筒で本体１内を
摺動する構造であると共に、シランジャ３のつば３３が
乗っている。°８はばねで。
ばね受９を介して摺動筒７を下方に押す。ばね受９はつ
ば３３にもかかシ、プランジャ３の上方への動きを規制
している。１０は吐出弁、１１は継手である。
ば３３にもかかシ、プランジャ３の上方への動きを規制
している。１０は吐出弁、１１は継手である。
図示しないカムが２図示しないフォロワをリフトさせる
と、フォロワが摺動筒７を押し上げる。
と、フォロワが摺動筒７を押し上げる。
そこで、グランジャ３が上昇するが、その上端が給油孔
２２．排油孔２１を覆うと燃料が圧縮される。そうする
と吐出弁１０が開き継手１１に結合された図示しない噴
射管を経て図示しない燃料弁よシ図示しないエンジンシ
リンダ内へ燃料が供給される。さらにシランジャ３が上
昇しリード３１が排油孔２１を開口すると圧縮が終シ送
油が終了する。その後カムが下がると、ばね８によシば
ね受９が摺動筒７を押し下げる。この時、同時にシラン
ジャ３も降下する。
２２．排油孔２１を覆うと燃料が圧縮される。そうする
と吐出弁１０が開き継手１１に結合された図示しない噴
射管を経て図示しない燃料弁よシ図示しないエンジンシ
リンダ内へ燃料が供給される。さらにシランジャ３が上
昇しリード３１が排油孔２１を開口すると圧縮が終シ送
油が終了する。その後カムが下がると、ばね８によシば
ね受９が摺動筒７を押し下げる。この時、同時にシラン
ジャ３も降下する。
ラック５を動かすと、ビニオン６を介してシランジャ３
が回転し、その結果リード３１の位置が変化するため、
排油孔２１が開口する時期が変化する。このため送油期
が変化し、従って噴射量が変る。
が回転し、その結果リード３１の位置が変化するため、
排油孔２１が開口する時期が変化する。このため送油期
が変化し、従って噴射量が変る。
しかし上記のものには次の欠点がある。
近年燃料事情が悪化しておシ、ディーゼルエンジンとし
ては出来るだけ安価な油を使えるのが望ましい。しかし
このいわゆる粗悪油には種々の不純物が入っている。な
かでも触媒を使ったクララく・ キングの残渣には、シリカアルミナ等の硬質の触媒が残
っていることがある。これらの触媒は非常に細かく、ろ
過等の、前処理後もかなシ残シ、その硬度が非常に高い
ため、このような燃料を用いると、短時間にプランジャ
とバレルが摩耗して使用不能となる。
ては出来るだけ安価な油を使えるのが望ましい。しかし
このいわゆる粗悪油には種々の不純物が入っている。な
かでも触媒を使ったクララく・ キングの残渣には、シリカアルミナ等の硬質の触媒が残
っていることがある。これらの触媒は非常に細かく、ろ
過等の、前処理後もかなシ残シ、その硬度が非常に高い
ため、このような燃料を用いると、短時間にプランジャ
とバレルが摩耗して使用不能となる。
本発明の目的は上記の点に着目し、高硬度の不純物の介
在する粗悪油を使用可能とする燃料噴射ポンプ及びその
製造方法を提供することであり。
在する粗悪油を使用可能とする燃料噴射ポンプ及びその
製造方法を提供することであり。
その特徴とするところは、１．ジャーク式燃料噴射ポン
プにおいて、焼入れ可能な炭素鋼または合金鋼からなシ
表面にＴｉｃ等の高硬度材をコーティングしたプランジ
ャ、相手部材との当接面に局部焼入れした上記プランジ
ャの回動用っは及び駆動用つばを備えたことであシ、２
．ジャーク式燃料噴射ポンプを製造するに際し、プラン
ジャを機械仕上げして、同プランジャの表面にＴｉｅ等
の高硬度材を化学蒸着法、物理蒸着法等にょシコーティ
ングした後、同プランジャの回動用っは及び駆動用っば
の相手部材との当接面に局部焼入れすることである。
プにおいて、焼入れ可能な炭素鋼または合金鋼からなシ
表面にＴｉｃ等の高硬度材をコーティングしたプランジ
ャ、相手部材との当接面に局部焼入れした上記プランジ
ャの回動用っは及び駆動用つばを備えたことであシ、２
．ジャーク式燃料噴射ポンプを製造するに際し、プラン
ジャを機械仕上げして、同プランジャの表面にＴｉｅ等
の高硬度材を化学蒸着法、物理蒸着法等にょシコーティ
ングした後、同プランジャの回動用っは及び駆動用っば
の相手部材との当接面に局部焼入れすることである。
以下図面を参照して本発明による実施例につき説明する
。
。
第２図は本発明による１実施例のプランジャを示す側面
図である。
図である。
図において、シランジャ３は、化学蒸着法でＴｉＣのよ
うな高硬度材をコーティングされている。
うな高硬度材をコーティングされている。
コーティングは物理蒸着法、溶融塩浸漬被覆法でもよい
。
。
グランジャの材質は焼入れの可能な炭素含有量の鋼また
は合金鋼とする◎ 第３図に示すプランジャの回動用っば３２がビニオン６
のフォーク部６１に当る２面の硬度を確保すべくつげ３
２部に局部焼入れを、高硬度材コーティングの後に、は
どこした構造とする。
は合金鋼とする◎ 第３図に示すプランジャの回動用っば３２がビニオン６
のフォーク部６１に当る２面の硬度を確保すべくつげ３
２部に局部焼入れを、高硬度材コーティングの後に、は
どこした構造とする。
駆動用つば３３の摺動筒７及びばね受９に接する上下面
の硬度を確保すべく、つば部３３に局部焼入れを、高硬
度材コーティングの後に、はどこした構造とする。局部
焼入れは高周波焼入れ、火炎焼入れ等による。
の硬度を確保すべく、つば部３３に局部焼入れを、高硬
度材コーティングの後に、はどこした構造とする。局部
焼入れは高周波焼入れ、火炎焼入れ等による。
なお、バレル２にも蒸着で高硬度材をコーティングする
。
。
上記構成の場合の作用について述べる。
プランジャ表面はＴｉＣ等の高硬変相がコーティングさ
れているので、燃料中に硬い異物があっても殆んど損傷
しない。また、蒸着によるコーティングは非常に薄くで
きるので、素材精度を上げておけば、蒸着後のラッピン
グ等も不用で、実施しても短時間であるため、安価に高
硬度表面のプランジャが得られる。
れているので、燃料中に硬い異物があっても殆んど損傷
しない。また、蒸着によるコーティングは非常に薄くで
きるので、素材精度を上げておけば、蒸着後のラッピン
グ等も不用で、実施しても短時間であるため、安価に高
硬度表面のプランジャが得られる。
一般に母材の上に母材よシ硬度の高い材料をコ−ティン
グすると、硬度差が犬であると、変形に対して母材は殆
んど関与できないため、高面圧で曲げや剪断を及はす外
力に対してはコーティング層が破損する。
グすると、硬度差が犬であると、変形に対して母材は殆
んど関与できないため、高面圧で曲げや剪断を及はす外
力に対してはコーティング層が破損する。
プランジャとバレルの摺動部では９面圧や衝撃は小さい
ので、薄い高硬度コーティングでも充分であるが、プラ
ンジャ下端の摺動筒やばね受に接する部分１回動つばの
ビニオンフォークと接する部分は、ある程度の面圧や衝
撃に耐える必要があるため、薄いコーティングでは不充
分である。他方、蒸着は非常に高温に加熱することが必
要なので、まえもって素材を焼入れしても焼きが戻って
しまう。また、コーティングの終ったプランジャに焼入
れをする技術はコーティング層にクラックが入シやすく
、現在未完成である。ところが１本発明ではこれらの部
分は局部焼入れで硬度が確保されておシ、充分面圧や衝
撃に耐えることができる。特に９局部焼入れ部はコーテ
ィング層を除いてから焼入れを実施すればさらに丈夫に
なる。勿論１局部ｉ児入れのためプランジャ摺動部のコ
ーチインクへの悪影響は殆んどない。
ので、薄い高硬度コーティングでも充分であるが、プラ
ンジャ下端の摺動筒やばね受に接する部分１回動つばの
ビニオンフォークと接する部分は、ある程度の面圧や衝
撃に耐える必要があるため、薄いコーティングでは不充
分である。他方、蒸着は非常に高温に加熱することが必
要なので、まえもって素材を焼入れしても焼きが戻って
しまう。また、コーティングの終ったプランジャに焼入
れをする技術はコーティング層にクラックが入シやすく
、現在未完成である。ところが１本発明ではこれらの部
分は局部焼入れで硬度が確保されておシ、充分面圧や衝
撃に耐えることができる。特に９局部焼入れ部はコーテ
ィング層を除いてから焼入れを実施すればさらに丈夫に
なる。勿論１局部ｉ児入れのためプランジャ摺動部のコ
ーチインクへの悪影響は殆んどない。
上述の場合には次の効果がある。
シリカアルミナ等の異物の入った燃料を用いても摩耗が
少なく、他にも不具合のない燃料噴射ポンプが実現でき
る効果があり、ランニングコストの低い信頼性のあるエ
ンジンが実現される。
少なく、他にも不具合のない燃料噴射ポンプが実現でき
る効果があり、ランニングコストの低い信頼性のあるエ
ンジンが実現される。
第１図は従来の燃料噴射ポンプの構造を示す断面図、第
２図は本発明による１実施例のシランジャを示す側面図
、第３図は第２図の回動用つばを示す説明図である。 ３・・・シランジャ、３２・・・回動用つば、３３・・
・駆動用つげ。 第１図 ７２図
２図は本発明による１実施例のシランジャを示す側面図
、第３図は第２図の回動用つばを示す説明図である。 ３・・・シランジャ、３２・・・回動用つば、３３・・
・駆動用つげ。 第１図 ７２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 ジャーク式燃料噴射ポンプにおいて、焼入れ可能
な炭素鋼まだは合金鋼からなシ表面にＴｉｃ等の高硬度
材をコーティングしたグランジャ、相手部材との当接面
に局部焼入れした上記シランジャの回動用つば及び駆動
用つばを備えたことを特徴とする燃料噴射ポンプ。 ２、 ジャーク式燃料噴射ポンプを製造するに際し、プ
ランジャを機械仕上げして、同プランジャの表面にＴｉ
ｃ等の高硬度材を化学蒸着法・物理蒸着法等によシコー
ティングした後、同プランジャの回動用つば及び駆動用
つばの相手部材との当接面に局部焼入れすることを特徴
とする燃料噴射ポンプの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13512383A JPS6027777A (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | 燃料噴射ポンプとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13512383A JPS6027777A (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | 燃料噴射ポンプとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6027777A true JPS6027777A (ja) | 1985-02-12 |
Family
ID=15144357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13512383A Pending JPS6027777A (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | 燃料噴射ポンプとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027777A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01310165A (ja) * | 1988-06-08 | 1989-12-14 | Hitachi Ltd | 電磁式燃料噴射弁 |
| CN102182598A (zh) * | 2011-03-30 | 2011-09-14 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种二甲醚发动机燃油供给系统及其喷油泵 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5547221A (en) * | 1978-09-27 | 1980-04-03 | Tsurumi Soda Kk | Production of purified aqueous caustic alkali solution |
-
1983
- 1983-07-26 JP JP13512383A patent/JPS6027777A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5547221A (en) * | 1978-09-27 | 1980-04-03 | Tsurumi Soda Kk | Production of purified aqueous caustic alkali solution |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01310165A (ja) * | 1988-06-08 | 1989-12-14 | Hitachi Ltd | 電磁式燃料噴射弁 |
| CN102182598A (zh) * | 2011-03-30 | 2011-09-14 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种二甲醚发动机燃油供给系统及其喷油泵 |
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