JPS6027708B2 - コ−クス製造における装入炭の粒度管理方法 - Google Patents

コ−クス製造における装入炭の粒度管理方法

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JPS6027708B2
JPS6027708B2 JP6226980A JP6226980A JPS6027708B2 JP S6027708 B2 JPS6027708 B2 JP S6027708B2 JP 6226980 A JP6226980 A JP 6226980A JP 6226980 A JP6226980 A JP 6226980A JP S6027708 B2 JPS6027708 B2 JP S6027708B2
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JP
Japan
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sieve
weight ratio
crusher
coal
particle size
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JP6226980A
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三千人 寺師
久修 渡辺
義雄 西内
幸男 星出
裕行 大山
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Mitsubishi Kasei Corp
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Mitsubishi Kasei Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコークスに製造における装入炭の粒度管理方法
に係るもので、コークス炉装入炭の調整状態を常に監視
し変動に応じて直ちに粉砕機の仕事量を制御することに
より、製造されるコークスの品質を安定化させる管理方
法を提供するものである。
コークスの製造においては、一般に数種の銘柄の原料炭
を配合しこれをコークス炉に装入して高温で乾溜するこ
とにより行われている。
コークス炉用の装入炭は原料炭ホッパ−下の定量切出装
置によって適性設定配合比になるように切出されコンベ
ァによって粉砕機へ輸送され適性粒度になるよう粉砕さ
れてコークス炉へ供聯合されるが、コークスの銘柄によ
ってその強度、反応性、灰分、硫黄分などの異なるもの
が要求されるため、各種の銘柄の原料炭を一定の割合で
配合粉砕することを常としている。なおこのような装入
炭の調整作業は、予め粉砕した後配合したり、一部粉砕
後配合し更に粉砕を行う場合もある。
原料炭単銘柄においては、石炭化度の差異による粉砕性
、粘給性、流動性が異なり、また原料炭の貯蔵されてい
た状態、搬送時の気象状条件等により、水分含有量、粒
度分布に変動があり、これは、銘柄各々により異なって
いる。
よって配合比を変更した場合はもちろんであるが、同一
配合比で、切出し一配合−粉砕を行なっても、コークス
炉装入炭の粉砕粒度は、常に変動し、これによる嵩密度
の変化に大きな要因をもたらしめ、菱入量、乾溜所要熱
量の安定化に対し常に大きな影響を与えコークスの品質
を左右する。本発明の目的は、コークス炉装入炭調整作
業における装入炭粒度分布の指標となる特定粒蓬以下の
重量比率を例えば自動重量比率側定装置により求め、予
め求められた重量比率と粉砕機の仕事量との関係と対比
してただちに粉砕機を制御し迅速に装入炭の粒度を調整
するよう管理を行ない常に嵩密度を安定させてコークス
の品質を向上させることにある。
このような管理に当って、従釆は、配合粉砕された粉状
の原料炭を搬送コンベアでコークス炉石炭塔へ搬送する
過程で、‘1) 人手によりサンプルを採取し、 (2’採取したサンプルを定つたロットごとに一時蓄積
させ‘3} 特定周期ごとに該サンプルを分析室へ運び
、‘4)乾燥器で水分を取り除き、分級し、それぞれの
重量を計量した後重量比率を求め、しかる後反溌粉砕機
の反綾板の調整を行う、以上m〜(4ーの操作を行なっ
ていた。
この方法によると一点のサンプルに対する重量比率を求
めるに至るまでの時間遅れが大きく(例えば1〜8時間
)、反溌粉砕機の反溌板の調整をする場合、数時間遅れ
のデータを扱うことになるので粒度調整管理上大きな支
障をきたす。本発明はこのような従来の問題点を解決し
、装入炭の調整を常に正確に行わしめる管理方法を提供
するものである。
すなわち、本発明は、配合後粉砕するか又は粉砕後配合
して得られたコークス製造用調整炭を、石炭塔へ移送す
る途中で搬送コンベアから自動的に所定量採取して自動
重量比率側定工程に導入し、該工程において所定目開の
振動節により節上分と筋下分とに分級すると共に両者の
重量比率を算出し、得られた重量比率を予め求められた
重量比率と粉砕機の仕事量との関係と比較して粉砕機の
仕事量を自動的に制御することを特徴とするコークス製
造における装入炭の粒度管理方法である。
以下本発明の実施態様を具体的に例示して説明する。
第1図は本発明の実施例を示す系統図で1は反溌式粉砕
機、2は菱入炭搬送コンベアでこれにより調整炭(装入
炭)17が石炭搭3へ移送されている。
その途中でサンプラー4により調整炭17をサンプルと
して採炭し、これをサンプルコンベア5により振動節6
へ送る。第3図はサンプラーの一例を示すもので、往復
回転できるショベルサンプラー16により採取する態様
を示す。上記のサンプラー4、サンプルコンベア5及び
振動筋6の制御は、サンプラー制御部14によって行わ
れる。例えば、サンプラー4は設定時間毎に、サンプル
を採取してサンプラーコンベア5上に供給し、サンプラ
ーコンベア5の供給信号を受けて作動を開始してサンプ
ルを振動節6上に搬送せしめ、振動筋6はサンプルの供
給信号を受けて動作を開始するように制御される。
振動節6は本発明の自動重量比率測定工程で使用される
もので所定の目関の齢面を有し傾斜して設けられたこの
上に採取されたサンプル17′が供給されて分級される
。第2図は自動重量比率側定工程で用いられる装置の一
実施例を示すもので、投入シュート18から供給された
サンプル17′の特定粒径(例えば3側)を超える試料
Aは傾斜した節面をスライドして筋上分ホッパー8に溜
り、一方特定粒径以下の試料Bは節目をただちに通過し
て下方に落下しホッパースケール10内に溜る。なおこ
の傾斜型振動節は節上分Aがホッパ−8に至るまでには
これに付着する粉末は殆んど無視できる程度の分離能力
を有している。また前記ホッパー8の下部にはゲート開
閉駆動部18で駆動されるゲート9が設けられ、後述す
る演算・制御部13(第1図参照)からの排出信号で溜
つた節上分Aを下方のホッバースケ−ル10内に全量排
出するように作動する。ホッパースケールー川ま上記節
上分A及び節下分Bを全量受入れられる関口部を有しコ
ードセル11の重量検出部により、Bの重量、A+8の
重量、そしてAの重量を順次計側しその計側値を外部送
出する機能をもつている。またホッパースケール10の
下端にはゲート12が設けられ開閉駆動部で演算・制御
部13からの排出信号で、サンプルA,Bを下方に排出
せしめる。ホッパースケール10の下方にはベルトコン
ベア15が設置され排出されたサンプルを系外へ搬出す
る。13は演算・制御部であり、ロードセル11からの
計側値を一時記憶しさらにはサンプルA,Bのそれぞれ
の計側値A及びBから毒;を演算する機能を有し、かつ
上記一運のプログラムを順次進行させる。
このような装置が装入炭搬送コンベア途中に配置されて
いるので、移送中常に重量比率に基づいて調整炭の粒度
分布が監視され、予め求められた重量比率と粉砕機の仕
事量との関係と比較し、現在移送されつつある調整炭が
適性な範囲を外れた時は、直ちに制御部13から粉砕機
へ制御信号が送られ、粉砕機の反溌板と回転子との間隔
を変化させて仕事量が調節され即座に適性な菱入炭に調
整される。
なお前記装置においては乾燥せず含水状態のまま計側さ
れるが、特に乾燥状態で計側する場合はサンプルコンベ
ア5を例えばスチールコンベアとして加熱できるように
すれば振動節に至るまでにサンプルを乾燥させることが
できる。
また第4図は自動重量比率側定工程の他の実施例を示す
ものであり、筋上分Aが先ずホッパー8′を経てホッパ
ースケール10′内に入り、節下分Bはゲート9′を有
する節下分ホッパー7′内に一たん溜るように形成され
たもので、A,Bの計量順序が前記の例と逆になるが各
部の機能および側定手段は第3図の例と全く同様である
以上のとおり、本発明の管理方法によれば、このような
自動車量比率側定工程により、装入炭搬送コンベアによ
り移送されつつある調整炭から継続的に採取された試料
の重量比率を側定し、得られた比率に基づき直ちに粉砕
機の仕事量を変更せしめて菱入炭を適正に調整すること
ができる。
したがって従来のように、サンプルを採取し定まったロ
ッドごとに一時蓄積させ、特定周期ごとに分析室に運び
、更にここでの繁雑な計量作業など人手による多くの作
業が全く省略され、それに要した時間による粉砕機調節
までの時間的ズレが全くなくなり、得られるコークスの
品質が安定化し、かつ人件費も僅少となり、コークス製
造上その効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す系統図、第2図は自動重量
比率側定装置の構成を示す概略的側面図、第3図はサン
プラーによる試料採取態様を示す概略図、第4図は自動
重量比率側定装置の他の実施例を示す概略的側面図であ
る。 1・・・・・・粉砕機、2・・・・・・搬送コンベア、
3・・・・・・石炭塔、4・・・・・・サンプラー、5
・・・・・・サンプルコンベア、6・・・・・・振動節
、8・・・・・・溜ホツパー、9・・・・・・ゲート、
10……ホッパースケール、13……演算・制御部、1
4・・・・・・制御部、17・・・・・・菱入炭。 第1図第3図 第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 配合後粉砕するか又は粉砕後配合して得られたコー
    クス製造用調整炭を石炭搭へ移送する途中で搬送コンベ
    アから自動的に所定量採取して自動重量比率側定工程に
    導入し、該工程において所定目開の振動篩により篩上分
    と篩下分とに分級すると共に両者の重量比率を算出し、
    得られた重量比率を予め求められた重量比率と粉砕機の
    仕事量との関係と比較して粉砕機の仕事量を自動的に制
    御することを特徴とするコークス製造における装入炭の
    粒度管理方法。 2 自動重量比率側定工程が、装入炭移送コンベアに交
    差するサンプルコンベアにより採取された装入炭を傾斜
    型振動篩面に受けて分級する工程と、篩上分と篩下分を
    一たん別個に収容し篩上分又は篩下分のいずれか一方の
    重量を計測する工程と、篩上分及び篩下分の両者をホツ
    パーに合体し篩上分及び篩下分の合計重量を計測する工
    程と、これらの計測値に基いて重量比率を算出する演算
    工程、及び得られた重量比率を予め求められた重量比率
    と粉砕機の仕事量との関係値と比較して粉砕機の仕事量
    を制御する制御工程からなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 3 粉砕機は反発式粉砕機であつて、その仕事量の制御
    は回転子と反発板との間隔を変化させることによつて行
    なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
JP6226980A 1980-05-13 1980-05-13 コ−クス製造における装入炭の粒度管理方法 Expired JPS6027708B2 (ja)

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JPS56159283A JPS56159283A (en) 1981-12-08
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