JPS6027637Y2 - 断熱パネル - Google Patents
断熱パネルInfo
- Publication number
- JPS6027637Y2 JPS6027637Y2 JP405681U JP405681U JPS6027637Y2 JP S6027637 Y2 JPS6027637 Y2 JP S6027637Y2 JP 405681 U JP405681 U JP 405681U JP 405681 U JP405681 U JP 405681U JP S6027637 Y2 JPS6027637 Y2 JP S6027637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet material
- synthetic resin
- resin film
- core material
- convection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
空気は非常に熱伝導率が低くしかも安価なので断熱パネ
ルの断熱材としてよく用いられる。
ルの断熱材としてよく用いられる。
そのためには空気を断熱パネルの表、裏面間に介在させ
ねばならないが、従来では第１図乃至第３図のように密
閉空間４を多数設けたシート材５′を用いるものがある
。
ねばならないが、従来では第１図乃至第３図のように密
閉空間４を多数設けたシート材５′を用いるものがある
。
すなわち、平坦な合成樹脂フィルム１と多数の突曲部３
を有する合成樹脂フィルム２とを貼り合せて、密閉空間
４を多数有するシート材５′を形威し、このシート材５
′の上面にポリエステルフィルムよりなる平坦な合成樹
脂フィルム８を貼着して芯材６′とし、この芯材６′を
パネル本体７′の表、裏面板９，１０間に介在せしめて
いる。
を有する合成樹脂フィルム２とを貼り合せて、密閉空間
４を多数有するシート材５′を形威し、このシート材５
′の上面にポリエステルフィルムよりなる平坦な合成樹
脂フィルム８を貼着して芯材６′とし、この芯材６′を
パネル本体７′の表、裏面板９，１０間に介在せしめて
いる。
しかし乍ら、上記従来例にあっては、第３図のように合
成樹脂フィルム２の各突曲部３の先端とポリエステルフ
ィルムとが一点で接触シているから、各突曲部３の周囲
に夫々連通ずる対流空間１１が生じ、この空間１１内で
対流が起きて断熱性能が劣化するという欠点があ−）た
。
成樹脂フィルム２の各突曲部３の先端とポリエステルフ
ィルムとが一点で接触シているから、各突曲部３の周囲
に夫々連通ずる対流空間１１が生じ、この空間１１内で
対流が起きて断熱性能が劣化するという欠点があ−）た
。
本考案は上述の点に鑑み、対流空間を分割することによ
って対流が生じることがなく断熱性能の良い断熱パネル
を提供するのを目的とする。
って対流が生じることがなく断熱性能の良い断熱パネル
を提供するのを目的とする。
本考案を第４図乃至第６図に示す実施例に基づき詳述す
る。
る。
すなわち、平坦な合成樹脂フィルム１と、半円球状の突
曲部３とを多数有する合成樹脂フィルム２とを貼り合せ
て、片面に密閉空間４を多数有するシート材５を形成す
る。
曲部３とを多数有する合成樹脂フィルム２とを貼り合せ
て、片面に密閉空間４を多数有するシート材５を形成す
る。
上記密閉空間４は縦方向と横方向に所定間隙を有して配
列されているものである。
列されているものである。
そして、上述のような２枚のシート材５，５の凹凸面を
夫々対向させて、一方のシート材５の凹部に他方のシー
ト材５の凸部が位置するように重ね合わせると共に、一
方のシート材５の各突曲部３が他方のシート材５の４個
の突曲部３と接触するように凹凸面同志を嵌め合せる。
夫々対向させて、一方のシート材５の凹部に他方のシー
ト材５の凸部が位置するように重ね合わせると共に、一
方のシート材５の各突曲部３が他方のシート材５の４個
の突曲部３と接触するように凹凸面同志を嵌め合せる。
上述のように構成した芯材６は第６図のように従来例で
示した対流空間１１が両シート材５．５の夫々２個の突
曲部３，３で囲まれることにより小さく分割されて、対
流による伝熱が防止された断熱空間１２となる。
示した対流空間１１が両シート材５．５の夫々２個の突
曲部３，３で囲まれることにより小さく分割されて、対
流による伝熱が防止された断熱空間１２となる。
尚、第７図乃至第９図のように突曲部３と略高さの等し
いたとえばダンボールよりなる隔板１３を凹部を蛇行す
るように立設し、各隔板１３同志を接触すれば対流空間
１１を分割して対流による伝熱が防止できる。
いたとえばダンボールよりなる隔板１３を凹部を蛇行す
るように立設し、各隔板１３同志を接触すれば対流空間
１１を分割して対流による伝熱が防止できる。
またこのような隔板１３を蛇行して設けることによりい
わゆるフラッシュ構造の断熱パネルの荷重に対する強度
をパネル本体７全体に亘って増すことができるばかりで
なく、隔板１３が倒れることもない。
わゆるフラッシュ構造の断熱パネルの荷重に対する強度
をパネル本体７全体に亘って増すことができるばかりで
なく、隔板１３が倒れることもない。
かくて本考案にあっては平坦な合成樹脂フィルムと半円
球状の突曲部を多数有する合成樹脂フィルムとを貼り合
せて、半円球状の密閉空間が縦横に所定間隙を有して片
面に配列形成された２枚のシート材を凹凸面を対向させ
て重ね合せ、一方のシート材の各突曲部が他方のシート
材の４個の突曲部と接触するように凹凸面同志を嵌め合
せて芯材を形威し、この芯材をパネル本体の表、裏面間
に介在せしめているから、パネル本体内に生じる空間が
両シート材の夫々２個の突曲部で囲まれて小さく分割さ
れるので、従来のように夫々連通ずる空間が生じること
がなくなって、空気の対流による放熱が防止され断熱性
能が良くなるという利点を有する。
球状の突曲部を多数有する合成樹脂フィルムとを貼り合
せて、半円球状の密閉空間が縦横に所定間隙を有して片
面に配列形成された２枚のシート材を凹凸面を対向させ
て重ね合せ、一方のシート材の各突曲部が他方のシート
材の４個の突曲部と接触するように凹凸面同志を嵌め合
せて芯材を形威し、この芯材をパネル本体の表、裏面間
に介在せしめているから、パネル本体内に生じる空間が
両シート材の夫々２個の突曲部で囲まれて小さく分割さ
れるので、従来のように夫々連通ずる空間が生じること
がなくなって、空気の対流による放熱が防止され断熱性
能が良くなるという利点を有する。
第１図は従来例の断面図、第２図は同上の芯材の正面図
、第３図は同上の芯材の平面図、第４図、第５図は夫々
本考案−実施例の組立図、第６図は同上の平面図、第７
図は同上の一応用例の一部断面図、第８図は同上の平面
図、第９図は同上の断面図であって、１，２は合成樹脂
フィルム、３は突曲部、４は密閉空間、５はシート材、
６は芯材、７はパネル本体である。
、第３図は同上の芯材の平面図、第４図、第５図は夫々
本考案−実施例の組立図、第６図は同上の平面図、第７
図は同上の一応用例の一部断面図、第８図は同上の平面
図、第９図は同上の断面図であって、１，２は合成樹脂
フィルム、３は突曲部、４は密閉空間、５はシート材、
６は芯材、７はパネル本体である。
Claims (1)
- 平坦な合成樹脂フィルムと半円球状の突曲部を多数有す
る合成樹脂フィルムとを貼り合せて、半円球状の密閉空
間が縦横に所定間隙を有して片面に配列形成された２枚
のシート材を凹凸面を対向させて重ね合せ、一方のシー
ト材の各突曲部が他方のシート材の４個の突曲部と接触
するように凹凸面同志を嵌め合せて芯材を形威し、この
芯材をパネル本体の表、裏面間に介在せしめてなる断熱
パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP405681U JPS6027637Y2 (ja) | 1981-01-15 | 1981-01-15 | 断熱パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP405681U JPS6027637Y2 (ja) | 1981-01-15 | 1981-01-15 | 断熱パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57118817U JPS57118817U (ja) | 1982-07-23 |
| JPS6027637Y2 true JPS6027637Y2 (ja) | 1985-08-21 |
Family
ID=29802493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP405681U Expired JPS6027637Y2 (ja) | 1981-01-15 | 1981-01-15 | 断熱パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027637Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-15 JP JP405681U patent/JPS6027637Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57118817U (ja) | 1982-07-23 |
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