JPS6027445Y2 - バイパス用オイルフィルタ - Google Patents
バイパス用オイルフィルタInfo
- Publication number
- JPS6027445Y2 JPS6027445Y2 JP18296879U JP18296879U JPS6027445Y2 JP S6027445 Y2 JPS6027445 Y2 JP S6027445Y2 JP 18296879 U JP18296879 U JP 18296879U JP 18296879 U JP18296879 U JP 18296879U JP S6027445 Y2 JPS6027445 Y2 JP S6027445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- oil
- bypass
- filter element
- bypass oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本願は、内燃機翻守に用いられるバイパス用オイルフィ
ルタに関する。
ルタに関する。
内燃機関の潤滑油濾過系には、通常、フルフロー用のオ
イルフィルタとバイパス用のオイルフィルタとが用いら
れる。
イルフィルタとバイパス用のオイルフィルタとが用いら
れる。
前者は、オイルパンと機関の潤滑部との間の油路に設け
られ、潤滑部へ供給されるオイルを濾過するものであり
、後者は、潤滑部へ供給するオイルの一部をバイパスさ
せてオイルパンへ戻すようにしたバイパス油路に設けら
れ、バイパスオイルを濾過するためのものである。
られ、潤滑部へ供給されるオイルを濾過するものであり
、後者は、潤滑部へ供給するオイルの一部をバイパスさ
せてオイルパンへ戻すようにしたバイパス油路に設けら
れ、バイパスオイルを濾過するためのものである。
ところで、オイルフィルタの濾過特性を示す濾過効率と
濾過抵抗増すなわち寿命とは、たがいに相反するもので
あり、双方共に向上させることは困難であるとされる。
濾過抵抗増すなわち寿命とは、たがいに相反するもので
あり、双方共に向上させることは困難であるとされる。
たとえばポアサイズの小さい炉材を用いたものでは、濾
過効率は優れたものとなるが、流通抵抗は増大し長期の
使用に耐え得ない。
過効率は優れたものとなるが、流通抵抗は増大し長期の
使用に耐え得ない。
これを改良するため、ひだ折濾紙から成るフィルタエレ
メントの一部に流路を設は未清浄オイルの一定割合を濾
過することなく通過させるようにしたものが提案されて
いる（実開昭５６−２０６１３号公報）。
メントの一部に流路を設は未清浄オイルの一定割合を濾
過することなく通過させるようにしたものが提案されて
いる（実開昭５６−２０６１３号公報）。
しかしながら、このようなものでは、全体としての濾過
効率が向上するとともに寿命も延びるが、反面、初期濾
過効率が著しく低下するという欠点を有している。
効率が向上するとともに寿命も延びるが、反面、初期濾
過効率が著しく低下するという欠点を有している。
すなわち、上記流路は、たえず開放状態にあり、使用初
期においても塵あいを濾過することなく流通させてしま
うためである。
期においても塵あいを濾過することなく流通させてしま
うためである。
したがって本願は、初期濾過効率を著しく低下させるこ
となく寿命ならびに全体としての濾過効率を向上させた
バイパス用オイルフィルタを提供することを目的とする
ものであり、フィルタエレメントに小孔を設けるととも
に該小孔を約１に９／己のオイル圧で開放するバイパス
弁を設けることによりこの目的を遠戚させたものである
。
となく寿命ならびに全体としての濾過効率を向上させた
バイパス用オイルフィルタを提供することを目的とする
ものであり、フィルタエレメントに小孔を設けるととも
に該小孔を約１に９／己のオイル圧で開放するバイパス
弁を設けることによりこの目的を遠戚させたものである
。
実施例により説明すると、第１図は本考案のバイパス用
オイルフィルタ１０であって、ケーシング１、蓋板２そ
してフィルタエレメント３から戒る。
オイルフィルタ１０であって、ケーシング１、蓋板２そ
してフィルタエレメント３から戒る。
フィルタエレメント３は、多孔内筒４の周りに環状のひ
だ折濾紙５を配設し、その上下端を上下端板６，７で密
封したものであって、上端板６の中央部には約２ｒｍｎ
径の小孔８が穿設される。
だ折濾紙５を配設し、その上下端を上下端板６，７で密
封したものであって、上端板６の中央部には約２ｒｍｎ
径の小孔８が穿設される。
また、多孔内筒４の内方に面する上端板６には、約１ｋ
ｇ／ｃＪで開弁するバイパス弁９が配設され前記小孔を
通常、閉塞する。
ｇ／ｃＪで開弁するバイパス弁９が配設され前記小孔を
通常、閉塞する。
バイパス弁９は、スプリングにより弁体押圧して成る周
知のものであり、その詳細は省略する。
知のものであり、その詳細は省略する。
このようなフィルタエレメント３は、一方に開放端を有
するケーシング１内にスプリング１１を介して配設され
、開放端を、中央にねじ孔１２をそしてその周りに流入
口１３を穿設した蓋板２で閉塞し、該蓋板２の外側に囲
い板１４を配し前記ケーシング開放端縁と液密に加締め
て一体的なバイパス用オイルフィルタ１０を形成させる
。
するケーシング１内にスプリング１１を介して配設され
、開放端を、中央にねじ孔１２をそしてその周りに流入
口１３を穿設した蓋板２で閉塞し、該蓋板２の外側に囲
い板１４を配し前記ケーシング開放端縁と液密に加締め
て一体的なバイパス用オイルフィルタ１０を形成させる
。
１５は環状バッキングである。なお、上記バイパス弁９
は、開弁圧および開弁時のバイパス流量において、周知
のリリーフ弁と相異するものである。
は、開弁圧および開弁時のバイパス流量において、周知
のリリーフ弁と相異するものである。
本考案のフィルタに、必要に応じ、開弁圧４〜６ｋａ／
ＣＩｌのリリーフ弁を併設することは可能である。
ＣＩｌのリリーフ弁を併設することは可能である。
第３図は、フィルタエレメントの他の例を示すもので、
中央開口２１．２２を設けた上下端板２３．２４を用い
たものであり、小孔２５は中央開口２１の周りに設けら
れ、該開口を閉塞するバイパス弁２６が併設される。
中央開口２１．２２を設けた上下端板２３．２４を用い
たものであり、小孔２５は中央開口２１の周りに設けら
れ、該開口を閉塞するバイパス弁２６が併設される。
２７．２８は環状リングである。
また、上記各実施例において、小孔およびバイパス弁は
、端板に限らず、フィルタエレメントのいずれの場所に
でも設けることができる。
、端板に限らず、フィルタエレメントのいずれの場所に
でも設けることができる。
第１図において、潤滑油濾過系のバイパス油路を通るオ
イルは蓋板２の流入口１３から導入されフィルタエレメ
ント３を流通してねじ孔１２へ流出し、この間に清浄化
される。
イルは蓋板２の流入口１３から導入されフィルタエレメ
ント３を流通してねじ孔１２へ流出し、この間に清浄化
される。
オイルの清浄化が進み流通抵抗が１ｋｇ／ｃ４に増加す
ると、バイパス弁９は開らき未清浄のオイルを小孔８か
ら通過させる。
ると、バイパス弁９は開らき未清浄のオイルを小孔８か
ら通過させる。
この間、比較的粒径の大なる塵あいは、相対的にみて、
開弁前に、フィルタエレメント３に捕捉されひだ折濾紙
の表面に比較的ポアラスなケーク層を形成させる。
開弁前に、フィルタエレメント３に捕捉されひだ折濾紙
の表面に比較的ポアラスなケーク層を形成させる。
比較的微細な塵あいが捕捉され大きな目づまり増が生ず
る時点でバイパス弁９が開弁し、微細な塵あいを通過さ
せてしまうが、これはオイルがバイパス油路を循環する
過程で徐々に捕捉され、潤滑部に悪影響を及ぼす恐れは
ない。
る時点でバイパス弁９が開弁し、微細な塵あいを通過さ
せてしまうが、これはオイルがバイパス油路を循環する
過程で徐々に捕捉され、潤滑部に悪影響を及ぼす恐れは
ない。
上記実施例による効果を第２図により示す。
図中、ａはバイパス弁を有せず小孔のみ設けた従来のフ
ィルタ、ｂはバイパス弁および小孔を共に有しない従来
のフィルタ、モしてＣは本考案のフィルタを示す。
ィルタ、ｂはバイパス弁および小孔を共に有しない従来
のフィルタ、モしてＣは本考案のフィルタを示す。
図から本考案のフィルタが初期の濾過効率を著しく低下
することなく流通流量すなわち寿命を維持するものであ
ることが理解される。
することなく流通流量すなわち寿命を維持するものであ
ることが理解される。
以上のように本考案のバイパス用オイルフィルタは、比
較的低圧で開弁するバイパス弁を設けるとともに比較的
小量のオイルの通過を許す小孔を設けたフィルタエレメ
ントを有するものであるから、初期濾過効率を著しく低
下させることなく寿命を増加させることができる。
較的低圧で開弁するバイパス弁を設けるとともに比較的
小量のオイルの通過を許す小孔を設けたフィルタエレメ
ントを有するものであるから、初期濾過効率を著しく低
下させることなく寿命を増加させることができる。
第１図は本考案のバイパス用オイルフィルタ断面図、第
２図はオイルフィルタの効果の比較を示す性能試験線図
、そして第３図は他の実施例を示すフィルタエレメント
断面図である。 １・・・・・・ケーシング、３・・・・・・フィルタエ
レメント、６，７・・・・・・上下端板、８・・・・・
・小孔、９・・・・・・バイパス弁。
２図はオイルフィルタの効果の比較を示す性能試験線図
、そして第３図は他の実施例を示すフィルタエレメント
断面図である。 １・・・・・・ケーシング、３・・・・・・フィルタエ
レメント、６，７・・・・・・上下端板、８・・・・・
・小孔、９・・・・・・バイパス弁。
Claims (1)
- 内燃機関の潤滑油濾過系のバイパス油路に設はラレるバ
イパス用オイルフィルタにおいて、多孔内筒の周りにひ
だ折濾紙を配設し、その上下端に端板を設けて成るフィ
ルタエレメントに、小孔および該小孔を約１に９／Ｃ１
Ｈのオイル圧で開放するバイパス弁を設け、該フィルタ
エレメントを、人出口を有するケーシング内に配設して
戊るバイパス用オイルフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18296879U JPS6027445Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | バイパス用オイルフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18296879U JPS6027445Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | バイパス用オイルフィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56168214U JPS56168214U (ja) | 1981-12-12 |
| JPS6027445Y2 true JPS6027445Y2 (ja) | 1985-08-19 |
Family
ID=29693283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18296879U Expired JPS6027445Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | バイパス用オイルフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027445Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103313766B (zh) * | 2011-02-04 | 2016-01-13 | Ufi过滤股份公司 | 一种滤筒 |
-
1979
- 1979-12-29 JP JP18296879U patent/JPS6027445Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56168214U (ja) | 1981-12-12 |
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