JPS6027196Y2 - グレ−ティング装置 - Google Patents

グレ−ティング装置

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JPS6027196Y2
JPS6027196Y2 JP18865981U JP18865981U JPS6027196Y2 JP S6027196 Y2 JPS6027196 Y2 JP S6027196Y2 JP 18865981 U JP18865981 U JP 18865981U JP 18865981 U JP18865981 U JP 18865981U JP S6027196 Y2 JPS6027196 Y2 JP S6027196Y2
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JP
Japan
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grating
movable
cylinder
fixed
movable shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP18865981U
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English (en)
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JPS5894702U (ja
Inventor
勝二郎 林
勉 租父江
Original Assignee
株式会社高岳製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社高岳製作所 filed Critical 株式会社高岳製作所
Priority to JP18865981U priority Critical patent/JPS6027196Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は地下鉄や地下共同溝などの洞道に設けられた換
気孔を通気自在に閉鎖しているグレーティングを換気孔
内より人力で容易に開閉できるようにした開閉装置に関
するものである。
通常地下洞道には数百メートルに1個所の割合で換気孔
が設けられており、換気孔の他、作業者の出入や資材の
搬入等の用に供せられている。
従来のグレーティングの一例として、歩道等に設けられ
ているグレーティングは、第1図に見られるように地表
1と同一平面を保持するように換気孔の開口部にグレー
ティング4が通気可能に閉鎖されている。
このグレーティング4は矩形の固定グレーティング4a
、可動グレーティング4bとからなり、可動グレーティ
ング4bは固定グレーティング4aに喋番5を回動支点
として開閉可能に結合されている。
なお、換気孔の側壁2には可動グレーティング側に梯子
3が設けられており、人間の昇降を可能ならしめている
この場合、この種のグレーティングは1個当り80に9
以上の重量があるために、その開閉には相当の労力を要
するので、従来は第1図の如く、可動グレーティング4
bにバランスウェイト6を取り付けて、労力の軽減を図
っていたが、可動グレーティング4bの開き始め(スタ
ート)時には比較的軽く動作するものの、構造上バラン
スウェイト6が可動グレーティング4bよりも下方に位
置するために、バランスウェイト6及び可動グレーティ
ング4bが垂直方向(仮想線で示す)になるようにし、
可動グレーティング4bを、矢印方向に開くと開口角が
増すにつれて、バランスウェイト6の効果が悪く、人間
−人の力で可動グレーティング4bを開放することは相
当に困難であった。
また、通常は作業者が換気孔内に入孔するときは、グレ
ーティングを解錠して開放したま)作業し、作業終了後
には入ってきた換気孔から出るのが建前であることから
、グレーティングを換気孔内部から解錠して開放すると
いう構造上の配慮がなされていなかった。
ところが洞道内での作業中に火災や出水などの緊急事態
が発生した場合には入孔してきた換気孔からは脱出でき
ない場合もあるので、入孔作業者の安全を確保するため
に、換気孔内から一人の人力でグレーティングを容易に
開放できることが必要であるに拘わらず、それが困難で
あることは前述の通りである。
更に、グレーティングの開放状態にあってはバランスウ
ェイト6と梯子3との間隔が挾いため、慌てて行動する
ような場合には頭部その他を打撲する危険性をモ多分に
有していたものである。
このバランスウェイトによる欠点を解消するものとして
第2図に示す如く一対のガスダンパー7を利用して可動
グレーティングの開閉補助力としたものが一部実用化さ
れている。
しかしこのガスダンパー7は、ガス抜けを生じると作動
しないので安全面での重大な欠点を有するものである。
グレーティングは歩道のみならず車道にも設置されるの
で、閉鎖時には閉り勝手、開放時には開き勝手となる条
件が交通及び入孔時の安全上絶対に必要である。
しかるにガスダンパーを用いた場合には開閉操作力の調
整、並びに前述の歩道、車道に設置する条件を満足させ
ることは機構上甚だ困難である。
本考案はこような条件を充分満足するようなグレーティ
ングの開閉装置を提供するものである。
以下第3図〜第9図を参照しつ)本考案の実施例の説明
する。
なお図中、第1図および第2図と同一部分は同じ符合を
付しである。
第3図は本考案の一実施例を示すものであって換気孔の
開口部グレーティング4が遊嵌されている。
このグレーティング4は矩形の固定グレーティング4a
と矩形の可動グレーティング4bとから戒り、これ等は
喋番5を回動支点として開閉自在に連結されている。
さらにこの固定グレーティング4aと可動グレーティン
グ4bは押上げ機構8を介して機械的に接続されている
この押上げ機構8の基本的構造は固定グレーティング4
aに設けられた支点9に対して回転自在に軸支される中
空パイプ状のシリンダ10とこのシリンダ内に摺動自在
に嵌装される可動軸11とこの可動軸の先端に対して回
動自在に支承される可動グレーティング4bのバランス
調整機構12とを備えるものである。
そして前記シリンダ10の端末はシリンダ位置調整機構
13を介して固定グレーティング4aに設けられた支点
9に回動自在に支承される。
このシリンダ位置調整機構13はシリンダ10の端末を
固定する枠体13aと前記支点9に対してピン13bを
介して回動自在に支承される回転腕13cとこの回転腕
13Cおよび前記枠体13aとの相対的距離を調整する
ための連続ネジ13bとから構成されている。
さらにシリンダ10と枠体13aとの固定部の近くには
第4図および第5図に示すように枠体13aの側壁に調
整ボルト14が進退自在に螺着されている。
この調整ボルトの先端は前記枠体の側壁を貫通してシリ
ンダ10内まで達している。
そしてさらにこの調整ボルトの先端には制御板15が一
体に固着されている。
この制御板の中央部には楕円形の長孔15aが穿設され
ると共にこの長孔15aの部分が前記可動軸11の端末
部の中空部11aに挿入されている。
そして上記長孔15a内にストッパーピン11bを挿通
させると共にこのストッパーピン11bが可動軸11の
端末に固定される。
一方可動グレーティング4bのバランス調整機構12は
第6図および第7図に示すように可動グレーティングに
突設固定される腕部16と可動軸11の端末に固着され
た中空円筒状の軸受部11Cとが連結板17を介して接
続されて構成される。
そして前記腕部16は、例えば可動グレーティングに固
定されるブラケット16aとこのブラケットに溶接され
る一対の側板16bを備えており、この側板16bと前
記可動軸の軸受部11cの外側に前記一対の連結板17
,7が当接される。
さらに前記連結板17.17と前記軸受部11cとはピ
ン18を介して回動自在に枢着され、連結板17,17
と腕部の側板16b、16bとは各々一対のボルト・ナ
ツト19A、19Bを介して一体に螺着される。
このボルト・ナツト19A、19Bは前記連結板17,
17および腕部の側板16b、16bに共通して穿設さ
れる円弧状の長孔20,20に挿通される。
この長孔20゜20の曲率半径Rは、腕部16と連結板
17とが前記可動グレーティングの喋番5を中心として
相対的に回動しうるように喋番5と各ボルト・ナツトの
中心間の距離である。
次に前記可動軸11の軸受部11cの近くにはコイルス
プリング受け21が可動軸上に固定され、このコイルス
プリング受け21と前記シリンダの端部が固定れている
枠体13 aとの間において圧縮コイルスプリング22
がシリンダ10および可動軸11の外側に装着される。
したがっていま作業者が換気孔内のハシゴ3を登りつめ
、可動グレーティングを人力で回動させる際、圧縮スプ
リングの復元バネ力が可動軸11に作用腰回動軸がシリ
ンダ10から次第に伸び出して可動グレーティング4b
の胸部16を蝶番5を中心として回動させる。
換言すれば可動グレーティングの重力による回転モーメ
ントに抗した回転モーメントが圧縮コイルバネによって
可動グレーティングに付与されるので、それだけ人力に
する可動グレーティングの回転モーメントを少くするこ
とができる。
ここで可動グレーティング4bを開閉する際の回転モー
メントについて簡単に説明する。
すなわち第8図に示すように可動グレーティングの重量
をW (ka)、長さを2/(m)とすれば蝶番5のま
わりには−l cosθ・W (kg−m)の回転モー
メントが作用する。
一方、圧縮コイルスプリングによる可動グレーティング
を開こうとする回転モーメントをMsとすれば蝶番に作
用する回転モーメントMθ=Ms −/cosθ・Wと
なる。
この関係を第9図に示す。このグラフから明らかなよう
に可動グレーティングを開き始めるときはMO以上の回
転モーメントを必要とするがθ≧00になると手をはな
しても自然に開くことが理解できる。
なお前記可動グレーティング4bのバランス調整機構1
2におけるボルトナツト19A、19Bをゆるめて腕部
16と連結板17との相対位置を長孔20に沿ってずら
せれば第9図におけるθ。
の値を00あるいは90°に近づけることが出来る。
すなわちθ。を0°に近づけるということは開き勝手に
なりθ。
を90°近づけるということは閉じ勝手になる。
なおまた前記シリンダ10の端末に固定されている枠体
13aに螺合されている調整ボルト14を可動軸11の
軸線方向に進退させることによって可動グレーティング
の最大起立角度θmaxを規制することができる。
なお前記実施例においては可動グレーティングが蝶番を
介して固定グレーティングに回動自在に支持されている
が、これに代えて可動グレーティングのみで構威し、こ
の可動グレーティングの基端部を換気孔に回動自在に支
承させてもよい。
本考案によれば、固定グレーティングと可動グレーティ
ングが蝶番を介して回動自在に連結され、固定グレーテ
ィングにはシリンダが回転自在に支承され、可動グレー
ティングには腕部が突設されると共にこの腕部の端部に
は可動軸が回動自在に支承され、さらにこの可動軸がシ
リンダ内に摺動自在に嵌装され、またシリンダと可動軸
との間に圧縮コイルスプリングが設けられているので可
動グレーティングを開ける際にわずかな人力で作動させ
ることができる。
また圧縮コイルスプリングの復元力を利用して回転モー
メントを付与するようになっているので半永久的に使用
することができる。
さらにシリンダの端部と固定グレーティングとの間にシ
リンダ位置調整機構を設けることにより圧縮コイルスプ
リングのの圧縮状態を調整することができる。
またシリンダの端部と可動軸の端部とが長孔を備えた制
御板を介して連結させれば、この制御板の位置を変化さ
せることによって可動グレーティングの最大起立角度を
調整することが出来る。
さらにまた可動グレーティングに突設された腕部と可動
軸との間にバランス調整機構を設けることによって開き
勝手を任意に得ることが出来る等の効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来グレーティング装置を示す側
面図、第3図は本考案の一実施例を示す側面図、第4図
は本考案における一部拡大縦断面図、第5図は第4図に
おけるA−A矢視図、第6図は本考案におけるバランス
調整機構を示す一部拡大平面図、第7図は第6図の正面
図、第8図は可動グレーティングを回動させる原理の説
明図、第9図は本考案における可動グレーティングの回
転モーメントの変化を示すグラフである。 4aは固定グレーティング、4bは可動グレーティング
、10はシリンダ、11は可動軸、12はバランス調整
機構、13はシリンダ位置調整機構である。 16は腕部、22は圧縮コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 換気孔の側壁または固定グレーティングと可動グレーテ
    ィングが喋番を介して回動自在に連結され、前記可動グ
    レーティングには腕部が突設されると共にこの胸部には
    円筒状または円柱状の可動軸が回動自在に支承され、さ
    らに、この可動軸が前記シリンダー内にその軸方向に摺
    動自在に嵌挿され、かつ一端ではシリンダ一端部に、他
    端では可動軸端部に固定された圧縮コイルスプリングが
    シリンダーの外側に設けられて成ることを特徴とする換
    気孔等のグレーティング装置。
JP18865981U 1981-12-19 1981-12-19 グレ−ティング装置 Expired JPS6027196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18865981U JPS6027196Y2 (ja) 1981-12-19 1981-12-19 グレ−ティング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18865981U JPS6027196Y2 (ja) 1981-12-19 1981-12-19 グレ−ティング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5894702U JPS5894702U (ja) 1983-06-27
JPS6027196Y2 true JPS6027196Y2 (ja) 1985-08-16

Family

ID=30102970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18865981U Expired JPS6027196Y2 (ja) 1981-12-19 1981-12-19 グレ−ティング装置

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JP (1) JPS6027196Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100650789B1 (ko) 2006-08-19 2006-11-30 (주)성지토목기술공사 횡단보도와 인도 간의 경사면 형성시스템

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Publication number Publication date
JPS5894702U (ja) 1983-06-27

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