JPS6027077B2 - 物体の登録用装置 - Google Patents

物体の登録用装置

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JPS6027077B2
JPS6027077B2 JP51033461A JP3346176A JPS6027077B2 JP S6027077 B2 JPS6027077 B2 JP S6027077B2 JP 51033461 A JP51033461 A JP 51033461A JP 3346176 A JP3346176 A JP 3346176A JP S6027077 B2 JPS6027077 B2 JP S6027077B2
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ベンクト、テイ、ヘノツチ
エイレルト、ベルグリンド
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SUTEIFUTERUSEN INST FUOORU MIKUROBAAGUSUTEKUNIIKU
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    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/01Detecting movement of traffic to be counted or controlled
    • G08G1/017Detecting movement of traffic to be counted or controlled identifying vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L25/00Recording or indicating positions or identities of vehicles or vehicle trains or setting of track apparatus
    • B61L25/02Indicating or recording positions or identities of vehicles or vehicle trains
    • B61L25/04Indicating or recording train identities
    • B61L25/045Indicating or recording train identities using reradiating tags
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/74Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/76Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems wherein pulse-type signals are transmitted
    • G01S13/765Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems wherein pulse-type signals are transmitted with exchange of information between interrogator and responder

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は物体の登録を行うための装置、特に、電子コー
ドが付与された登録用送信機をそなえる物体の登録およ
び識別を行うための装置に関する。
本発明の目的は、製造が簡単で取扱い易い物体の登録用
装置、たとえば、密集地域での自動車交通情報を図表化
し、それを伝達することの可能な、装置を提供すること
である。
〔従釆の技術〕
この種の登録用装置はすでに知られており、我々のスェ
ーデン国特許第346388号に記載されている。
この装置では、固定記録装置が登録が実行される場所に
設定されている。この固定記録装置は、ある周波数に同
調する送信機と、送信機用の周波数とは異つた周波数に
同調する受信機とより構成されている。この受信機は検
出器を有している。さらに、登録される各物体上には登
録用送信機が設けられていて、これは記録装置の送信機
から発生される信号を受ける受信機と、この信号を送信
された周波数とは異なる周波数値の信号に変換し、この
変換信号を登録される物体特有のコードで変調し、変調
された信号を記録装置に送信し返すための装置とよりな
っている。そして、変調された信号は記録装置の受信機
によって受信され検出される。この装置では、周波数変
換は周波数を逓倍することによって行われ、それ故変換
信号は記録装置の送信機から放射された信号の多数倍高
い、少くとも2倍の高さの周波数を持っている。この装
置は本発明によって回避される欠点を持っている。この
欠点は次の通りである。〔発明が解決しようとする問題
点〕 (1} 出力と入力の周波数は非常に異なるので、送受
信で別々のアンテナを設ける必要がある。
‘2} 記録装置の送信機より送られる信号は、通常は
、比較的強い高調波を持つ。この高調波の一つは登録用
送信機より発せられた記録装置の受信機が受ける比較的
弱い信号周波数と一致した周波数を持つ。このような弱
い信号はかかる高調波より区別するのが困難である。し
たがって、登録動作が不確実となる。【31 登録用送
信機での周波数逓倍は、必然的に非常なヱネルギ損失を
もたらす。
従って、送り返される信号は、通常、登録用送信機の受
信信号よりも、非常に弱い。このことと、上述第{2’
項との理由により、確実な登録の行われるのは、記録装
置と登録用送信機との間の距離が比較的小さいときのみ
である。この場合の距離は最大で、10〜18hである
。■ 関連するフィルタ回路、および他の必要な装贋を
具えた周波数逓倍装置は比較的高価である。
したがって、各登録用送信機は比較的高価となる。登録
用送信機は一般に非常に沢山用いられるので、この価格
の問題は非常に重要である。〔発明の要約〕 本発明は、物体の登録用装置を提供するものであり、こ
の登録用装置によれば、上述の欠点が全面的にあるいは
部分的に解消され、かつ、現在のこの種の機器に対し別
の利点をもつものが得られる。
本発明は、特許請求の範囲第1項の前提記載部(pre
amble)に記載された一般的な性質を持つ物体の登
録を行う装置にする。
また、本発明の特徴は、特許請求の範囲第1項の特徴項
より明らかである。以下、本発明の実施例について説明
するが、この説明において、記録装置はある固定位置に
静止して配置されており、登録用送信機(以下登録送信
機と称する)は、移動物体、すなわち、ある場合に固定
位置に静止し、また、その位置を通過する物体に取付け
られているものとする。
反対に、記録装置を移動物体に、登録送信機をある選択
された固定位置に、取付けて使用することもできる。本
発明は、互いに相対的に移動する移動物体の移動の登録
にも適用できる。この場合、記録装置がこれらの移動物
体のいくつかに取付けられ、登録送信機が他の移動物体
に取付けられる。なお、本発明は、かかる応用分野だけ
に限定されるものではない。例えば登録される物体は道
路上の自動車に限るものではなく、工場の製造ラインを
流れる物品あるいは牧場の家畜等広い範囲にその対象を
求めることが可能である。〔発明の実施例〕 以下、図面を参照して本発明を説明する。
第l図には、本発明による物体の登録、識別、会計(d
ebiti増)及び速度制限への利用について図示され
ている。また、同図には、道路の一部が図示されており
、この道路は主要道路10が二本の別々の道路11,1
2に捌かれている。道路11,12の分岐の始まる場所
に、各道路ごとに記録装置13,14が配置されている
。この記録装置13,14は、自動車に戦層された登録
送信機15,17と協働するようになっている。自動車
のうち、3台のものが図示されており、15,16,1
7の番号にそれぞれ対応する。後で詳細に述べるが、登
録送信機は、特定のコードを持っており、このコードは
、車がある記録装置を通過するとき、その記録装置によ
って認識され、統計、会計等の資料(例えば統計とは自
動車の種類や、車遠等の情報の統計であり、又会計とは
道路の通行料金等の情報を処理するものである。)とし
て後で使用するために記録される。2台の記録装置、た
とえば、装置14と18の協働によって、通過する自動
車の速度のチェックが効果的に行われる。
現在、非常に多数の車に個々にコードを付すことは、容
易に行われる。また、これらのコードに対応する登録記
録を収集し、それらを処理し、種々の目的に利用するこ
とも、簡単に行うことができる。本発明の第1の実施例
を、第2−3図を参照して、以下に説明する。
第2図の装置は記録装置20−24と登録送信機25−
27で構成されている。記録装置は、発振器20、アン
テナ22、受信器23および指示装置24とで構成され
ている。発振器20は、特定の周波数、たとえば、1昨
日Z、をもつマイクロ波搬送波を発生する。アンテナ2
2はこの搬送波信号を発射するが、またこれは、発射さ
れた搬送波信号に対応して送信されてくる登録信号を受
信するのにも適している。受信器23は、搬送波信号の
周波数とは異つた登録信号の周波数に選択的に同調する
。指示装置24は登録信号に含まれるコードを指示する
。登録送信機は、アンテナ25、周波数変換装置26、
コード送信機27、および鋸歯状波電圧用発生器26a
とを含んでいる。アンテナ25は記録菱贋より伝送され
た搬送波信号を受け、かつ登録信号を発射する。周波数
変換装置26は登録信号を発生するようになっている。
コード送信機27は登緑送信機に個有なパルス列(コ−
ド)を送り出し、このパルス列は以後登録信号の変調用
に使用される。アンテナ22より送られた高周波信号(
マイクロ波搬送波)は登録送信機のアンテナ25で受信
され、周波数変換装置26に導かれる。
この変換装置は位相変調器をそなえており、受信信号す
なわち搬送波信号の側帯波を発生する。この側帯波はア
ンテナ25(あるいは、別のアンテナ)より登録信号と
して記録装置に向けて再送出される。登録信号が受信信
号(搬送波)とは異つた周波数を持つので、記録装置側
で、登録信号を周囲での不扉折望の反射から効果的に分
離することが可能である。コード送信機27で発生する
パルス列は、長さおよび/または時間間隔が異なるパル
スを有する。パルス列は個々の登録送信機に特有なもの
である。パルス列はプログラムされたメモリで形成され
る。従って、このメモリは登録送信機に特有なコードを
持っている。パルス列、たとえば、第2図の27pで示
すようなパルス列が鏡歯状波発生器26aに入れられる
この発生器は、各パルスによって駆動されてパルスのハ
イレベル期間中鏡歯状波電圧を発生し、パルスのローレ
ベル期間中動作を停止する、ように詔晴十される。従っ
て鏡歯状波発生器は27pのパルスに従って26pで示
すような外観を持つパルス列を発生する。これらのパル
スは位相変調器26に与えられる。この変調器は、いわ
ゆる単側波帯変調器である方が良く、「マイクロウェー
ブの理論と技術についてのlEE論文誌ぃVol.MT
T−19、M.1、1971年1月、103頁乃至10
5頁の「36ぴ反射型ダイオード位相変調器」と題する
論文に示すように、構成されるとよい。第3図は鍵歯状
波発生器26aからの鋸歯状波パルス26pによって受
信された搬送波信号が位相偏移(位相変調)を受ける様
子を示したものである。
ここで機軸には時間を示し縦軸は位相偏移量を示す。す
なわち、鏡歯状波パルスの振幅が時間と伴に直線的に変
化すればそれに対応して搬送波の位相が変化し、結局位
相変調を受ける。搬送波はアンテナ25で受信し周波数
変換装置すなわち変調器26に与えられ、ここで上記位
相変調を受けた後アンテナ25に再び戻されて、記録装
置に送信し返される。鋸歯状波発生器26aで発生され
た各鏡歯状パルスの電圧は、第3図の直線Sと同様に直
線的に増大し、変調器26で反射された搬送波の位相角
がooから360oに変わるまで、振幅は増大する。
これは、第3図に示されている。ここで反射とはマイク
ロ波回路における反射を意味する。一般に通信用マイク
ロ波回路で使用される反射形位相変調器に於て、マイク
ロ波搬送波は、変調パルスで駆動されるダイオードに加
えられ、変調パルスに応じてダイオードがオンーオフす
る事により、搬送波はこのダイオードで反射したり又は
ダイオードを通過し短絡板に達しそこで反射する。従っ
て反射波の位相が変調パルスに応じて変化することにな
り位相変調が行われる。以下同様な意味で使用する。第
3図で、垂直軸は鏡歯状パルスによって行われる搬送波
の位相変化を表わす。
この位相変化が行われるということは、搬送波の周波数
が変化することを、意味する。変調を受けていない搬送
波の周波数をfとすると、搬送波の瞬時電圧は次式で表
わされる。eニE Sin2中 ft ここで、Eは電圧の振中値である。
各錠歯状パルスの期間中、搬送波の位相角は360o変
化する。
すなわち、周波数は、鏡歯状パルスの期間中、原周波数
の完全なサイクルに対応するような大きさに変化する。
この周波数変化は、原周波数fに対する正または負の貢
献値kと呼ぶことができる。変調器26で反射された搬
送波の瞬時電圧は次式で表わされる。
er=E sin2m(f+k) t または erニE Sin2わ(f−k) t 位相変化が3600に及び、かつその変化が間断なく互
いに次々に行われるので、反射波の周波数は鋸歯状パル
ス列の全期闇中f+kまたはf−kである。
このk‘ま、変調電圧の極性によって、正または負であ
って良い。位相変調器26が直線的に変化しないとき、
すなわち、もたらされる瞬時位相変化が変調電圧の直線
関数でないとき、後者の曲線の形状は通常の鏡歯状波の
形状とは異なる。なぜなら、この場合、値kが一定でな
いからである。lEEの上述の論文で述べられているよ
うに、変調電圧の関数として位相変化を表わす曲線が僅
かに増加する凹状を(1次導関数が減少)なすとき、鏡
歯状変調電圧の各パルスの前縁部は、第3図の点線の曲
線Mと同機なように、対応する程度上昇する凹状部を示
す。変調器26.で変調を受け反射した信号の包総線は
、26bに示すようなコード化された情報を有している
変調器26からアンテナ25に向う信号は実際には交互
に繰り返す2種類の周波数からなる周波数変調信号であ
る。その周波数は一方は搬送波周波数fに等しく、もう
一方はf十kまたはf−kの周波数である。すなわち、
変調パルスである鍵歯状波パルスがコード送信器27の
特定のコードに従って断続され、26pで示すパルスと
なって位相変調器26に加えられると、変調された信号
は鏡歯状波が印加された期間ではf+k−(またはf−
k)の周波数となり、印加されない期間ではfとなり、
上記特定コード‘こ従ってfとf十k(またはf−k)
の周波数が交互に続く信号となる。従ってコード送信器
27からのパルス27pと同一のパターンを有している
。このコ−ドは個々の登録送信機に個有なものである。
信号26bはアンテナ25で送られ、変調された搬送波
25bの形でアンテナ22に導かれる。受信機23は、
周波数f+kまたはf一日こ同調しており、従って、搬
送波25bの側帯波のみを受信する。
受信信号は、受信機23から指示装置24にパルス列2
3pの形で送られる。受信機23は、周知の検出器であ
る。指示装置は、窓状のもので、パルス列27pに対応
する数字を示し、登録送信機をそなえた物体をそのコー
ドによって識別する。指示装置24はまたレコーダ(図
示なし)をそなえており、このレコーダは進行するテー
プ24rに数字または他の種類の識別記号を記録する。
変調器26での信号の変調に必要な変調電圧は、鋸歯状
波電圧発生器以外の他の方法で発生可能である。
本発明の第2の実施例を第4図ないし第9図を参照して
説明する。
たとえば、上述のEEの論文に記述されているものと同
じ種類のものであってもよいが、もっと簡単な設計の2
つの位相変換器を使用することができる。
なぜなら、これらは3600の位相角の変更は必要でな
く、その一部の位相角の変更でよい、からである。かか
る位相変換装置の各々は少なくとも一個の可変容量ダイ
オードを有し、このダイオードは、クロックパルス発生
器31よりのクロツクパルスに基づく変調信号パルス3
3A及び33Bを受ける。2つの変調信号パルス列は、
パルス中の半分だけ互に位相がずれている。
各変調信号パルスのエッジ部分間に対応して搬送波が変
調を受ける位相角は180oである。この装置は、第4
図ないし第9図に概略図示されている。上述の第1の実
施例の第2図に対応する第4図において、発振器20お
よび受信機23は共通のアンテナ22に接続されている
。これらの装置は記録装置を構成している。登録送信機
のアンテナ25は発振器20より搬送波を受け、それを
変換し符号化した形で記録装置の受信機23に再送出す
る。アンテナ25で受信された搬送波は変調器30に与
えられる。
変調器30は上述の第1の実施例の変調器26を形成し
たものであるが、幾分単純化されている2つの装置から
なっていて、該装置の各々は最大で180oの位相変化
を行う。この変調波30は第7図に、拡大して概略図示
されている。変調器は少なくとも二つの可変容量ダィオ
−ド30DIと30D2とで構成されている。ダイオー
ド30DIは静止移相回路30FIと協働するようにな
っている。この回路30FIと3001とで構成される
装置は受信された搬送波に対してあらかじめ450の初
期移相を行うように構成されている。位相指示ダイヤグ
ラムを図示した第8図において、受信搬送波は位相角o
oとなっており、矢印Mで示されているダイオード30
DIと移相回路31FIをそなえた装置から記録装置へ
の再送債の為に出力された搬送波は、変調制御電圧がダ
イオード30DIに与えられないとき、45oの移相が
行われる。この搬送波は矢印Nで示されている。ダイオ
ード30D2と移相回路30F2とをそなえた装置から
出力される搬送波は、変調制御電圧がダイオード30D
2に与えられないとき、一450の移相が行われる。こ
の搬送波は矢印○で示されている。これら搬送波の合成
値は、矢印1で示されている。
また、この合成値は、変調電圧がいずれのダイオード‘
こも与えられないとき、登録送信機で再送信される搬送
波を構成する。登録送信機は、高密度パルス列31kを
発生する、クロツクパルス発生器31を有する。
これらのパルスはコード装置32に与えられる。このコ
ード装置は、各登録送信機に特有のコードに従ってクロ
ツクパルスを遮断したり、通過させたりする。その様に
コード化されたクロツクパルスの包総線が、パルス列3
1kを示したときよりも時間のスケールを小さくして、
32kで示されている。すなわち、32kのパルスの各
ハイレベルの区間に31kで示したクロツクパルス列が
含まれていることを示す。装置33では、コード化され
たパルス列は二つの同じパルス列に分割される。
これらのパルス列は、33Aと338でそれぞれ示され
ている。だが、かかるパルス列を構成しているクロック
パルスは、パルス列Aではパルス列8におけるよりも位
相が180o遅れている。これは、二つのパルス列間の
点線33Sで示されている。パルス列33A,33Bは
パルス列31kと同じ時間スケールで示されている。こ
れらパルス列のパルスは、32kで示す包絡線のハィレ
ベル区間にあるクロックパルスの一部のみを含んでいる
。パルス列33Aは変調器30のダイオード30DIに
変調電圧として与えられ、一方、パルス列33Bは同じ
変調器のダィオ−ド30D2に変調電圧として与えられ
る。
パルス列33A,33Bの各々は、ダイオード30D1
,30D2への印加によって、ダイオードで反射される
搬送波の位相角が180o変わるような大きさの変調電
圧を表わしている。このことは、変調器30から記録装
置へ再送信される合成搬送波が変調電圧が○の場合に比
べ、900移相されていることを、意味する。この事実
は第8図より明確である。位相指示○が図の位置より1
800ずれた場合、第2象限の位置00をとる。Nと0
0の合成は位相位層ロを持つ信号となる。1/2のパル
ス長の後、パルス列33Aからの電圧はダイオード30
DIに与えられ、第8図の位相指示Nで示される搬送波
の対応する位相ずれを与える。
次に、この位相指示は第3象限のNmで示す位置に導か
れる。このとき、合成搬送波は矢印mで表わされる位相
となる。パルス列33Bのさらに1′2パルス長の後に
、ダイオード3002の変調電圧は「0」となり、矢印
0で示される搬送波は第8図の第4象限の原位相位置に
もどる。かくして、その合成値は矢位Nの位相となる。
パルス列33Aのパルス長の1/2の時間長の後、ダイ
オード3301の変調電圧は零となる。この結果、矢印
Nで表わされる搬送波は第8図の第1象限の原位相位置
を再びとる。このとき、合成値は矢印1の位相位置をと
る。このような手順で、合成搬送波はその位相を360
0変える。この位相の変化は、各段が9びである階段状
曲線に従って行われる。これは第9図に示されている。
かかる位相変化手段は、パルス列包絡線32kのパルス
の/・ィレベル期間中、繰返される。第9図の階段状パ
ルスの包絡線をたどると、第3図に示す曲線と全く一致
した鋸歯状直線が得られる。
第9図の階段曲線に従って位相変調された搬送波の分析
で、この搬送波には周波数f+k,に対応する強力な周
波数成分が含まれていることが解つた。なお、ここで、
k,は包総線TEで形成された鋸歯状波の繰返し周波数
に等しい。登録送信機で符号化され、アンテナから再送
信された搬送波が第4図の25bで示されている。
変調器30からアンテナ25に与えられる信号は30b
で示すようなコード化された情報を有している。この信
号は第2図の26bと同様に、周波数fとf+k,、さ
らに変調期間中の多数の周波数を含んでいる。なお、後
者の周波数は図示されておらず、また、アンテナ25か
ら再送宿されるときでも受信機23で受信されない。な
お30bは第2図の26bと同様に変調器30からの信
号の包絡線を示しており、fとf+k,の周波数がコー
ドに応じて交互に続く信号であることを表わしている。
受信機23で受信され検出された登録信号23pは指示
装置24に送られる。
指示装置24はテープ24rに数字で記録を行うレコー
ダとして示されている。第7図を参照にして上に説明し
た装置を簡単に言うなら、信号はあるチャンネルを介し
て変調器に与えられ、他のチャンネルを介して導出され
る。
だが、実際には、変調器の動作モードがマイクロ波の反
射に基づくようにその変調器を位置付ける方が容易であ
る。第10図には本発明の第3の実施例の反射用変調器
を有する登録送信機の概略図が示されている。
第10図の数字25は、記録菱贋の送信機より送られる
周波数らを持った搬送波信号を受けるアンテナを示す。
アンテナ25は、いわゆる幻BハイブリッドHyの端子
の1つTelに接続されている。このハイブリッドの第
2の端子Te2は減衰装瞳Daを介して接地されている
。残り2つの端子のうちの一つTe3は、整合器価1と
バラクタダイオードDilを介して接地されている。他
の端子Te4は、整合器An2とバラクタダィオードD
i2を介して接地されている。しかし、端子Te4と整
合器An2との間には、^/8遅延線が挿入されており
、通過信号に4yの移相を与える。各ダイオードDil
とDi2はそれぞれ制御電圧のための端子瓜tlおよび
瓜t2をそなえている。これらの制御電圧端子の各々に
は、第5図および第6図に示すパルス列の1つが導かれ
る。アンテナ25から到来する信号はハイブリッドHy
で二つの成分に分割される。これら2つの成分の各々は
到来信号の半分のェネルギを持っている。また、ハイブ
リッドは、2つの成分を互に90o の位相角の差をも
って端子Te3,Te4に与えるような性質を持ってい
る。端子Te3からの信号は整合装置Anlを通過し、
ある位相角でダイオードDilで反射される。この位相
角は心またはJ+1800であり、これは制御電圧がダ
ィオ−ドDilに与えられるか、もしくは与えられない
かに依存する(さらに心が0でもよい)。端子Te4か
らの信号は、^/8遅延線で450移相され、整合装置
An2を通過し、対応する位相心または山十18ぴでも
つてダイオードDi2で反射される。なお、この位相角
は制御電圧がダイオードDi2に与えられるかどうかに
依存する。反射後、re3からの信号はTe3に再び現
われるが、その位相角はxまたはx十1800である。
この位相角はAnlで何らかの移相が行われたか杏かに
依存し、またxはしに等しいか、あるいは、この値と異
ってもよい。同様に、Te4からの信号は、反射後、T
e4に再度現われ、その位相角はx十4y+450 ま
たはx+4ず 十4?十1800となっている。この位
相角は、信号が入/8遅延線で4y遅延し、帰路に再び
450遅延する、ことによってもたらされる。ダイオー
ドDil,Di2に、第5図および第6図による互に位
相のずれたパルス列の形をした制御電圧が印加されると
、第8図と第9図を参照して述べた形の反射信号のベク
トル合成の位相回転が行われる。
端子Tel,Te2には、第9図との関連で述べた条件
により、端子TelおよびTe2には側波帯が与えられ
る。すなわち、一方の端子には周波数ら−kの側波帯が
、また、他方の端子には周波数fo十kの側波帯が現わ
れる。ここで、k‘ま変調信号の繰り返えし周波数を表
わす(事実、k‘ま第9図の包総線TEの勾配も表わす
)。端子Te2に与えられた側波帯は、適当なインピー
ダンスを持った減衰器Daを介して接地される。端子T
elに現われる側波帯はアンテナ25に戻され、このア
ンテナから記録装置の受信機に送られる。またこれと異
なり、端子Telの側波帯が減衰状態および周波数選択
フィル夕で減衰させられ、一方替りに、Te2の側帯波
を利用することもできる。
しかし、この場合は側波帯を再送信するため端子Te2
に接続された別のアンテナを備えなければならない。
だが、これは次に述べるような欠点を持つ。第11図に
は、本発明の第4の実施例である記録装置の変形が示さ
れている。
この変形では、第2図の装置におけるように、参照数字
20は記録装置に含まれる発振器を示し、23は指示器
24が接続された受信機を示す。また、第11図の実施
例では、*旧のハイブリッドHyが設けられているが、
これは第10図の装置とは異なり、登録送信機でなく記
録装置に配置されている。発振器20からは、周波数f
oの信号がハイブリッドHyの端子Telに導びかれる
。ついで、信号は端子Te3,Te4に現われる。これ
ら各端子で信号は元の半分のエネルギーを持っている。
端子Te3,Te4は、それぞれ、アンテナ22V,2
2日に接続される。アンテナ22Vは(矢印PVで示す
)垂直偏波を送出し、一方、アンテナ22日は(矢印P
Hで示す)水平偏波を送出する。ハイブリッドHyは、
端子Te4の信号に端子Te3の信号に対し900の位
相差を与えるような性質を持つ。このような構成により
、円偏波した搬送波が2つのアンテナより発射される。
このように放射された搬送波は、搬送波の偏波方向に対
応した偏波面を有する25V,25日で示された2つの
アンテナにより登録送信機で受けられる。アンテナ25
Vからは受信信号成分が整合器Anlに、さらにバラク
タダイオードDilに導ぴかれる。これは、第10図の
同じ番号を付され装置に対応する。アンテナ25日から
は受信信号が、同様に、入/8遅延線、整合装置An2
を介してバラクタダィオードDi2に導かれる。
これらの装置は第10図の同じ符号を付された装置に対
応する。第10図の装置の場合のように、2つのダイオ
ードの制御電圧入力瓜tl,瓜t2には、第5図および
第6図のパルス列の1つによる制御電圧が与えられる。
これによって、反射信号が変調され、2つの側波帯が発
生する。これらの側波帯は2つのアンテナ25V,25
日により、第11図に矢印SIおよびS2で示されるよ
うな異なった回転方向を持って円偏波で再送肩される。
これらの側波帯の1つはハイブリッドHyの端子Tel
に現われる。他の側波帯は端子Te2に現われる。第1
1図の装置では、端子Te2に現われる側波帯が利用
され、受信機23に導かれる。
これは以下のことから望ましいものである。即ち、他の
側波帯が現われる端子Telには、発振器20から非常
に強力な信号が与えられるからである。この端子から側
波帯を利用するためには、非常に効率のよいフィル夕を
必要とする。だが、端子Te2には側波帯以外に、比較
的強力な背景雑音が発生する。この雑音は反射等によっ
て発生する。このため、側波帯を利用するためには、ま
た、周波数選択フィル夕を必要とする。側波帯を生じた
変調信号を検出するため、信号は接続点により直接発振
器20から受信機23に与えられる。
第11図の装置では、周波数選択フィル夕による選択度
に加え偏波によって、特別の選択度が得られる。
何故なら、側波帯S1,S2は、異つた回転方向を持つ
円偏波となっており、またアンテナ22V,22H‘よ
、これらの回転方向の一つをそなえる円偏波のみに感応
する。アンテナ25V,25日、および22V,22日
の両者は、波の伝播方向に垂直な面の回転に対しては比
較的錨感である。第12図の装置は本発明の第5の実施
例であり、背景雑音が大中に減少させられるので、さら
に良好な選択度が得られる。
この装置の記録装置は2つのハイブリッドHyA,Hy
8をそなえている。ハイブリッドHyAは送信に対して
のみ動作するようになっており、したがって、発振器2
0の信号出力はこのハイブリッドの端子TeIAに接続
される。発振器における機能は第11図のものと同じで
ある。第2図のハイブリッドHyBは受信に対してのみ
動作する。
このハイブリッドには、二つの受信アンテナ22HB,
22VBと受信機23とが接続されている。これらのア
ンテナは、前記のハイブリッドHyAに接続された送信
アンテナ22HA,22VAと同様に偏波されている。
また受信機23は端子TeIBに接続され、さらに、発
振器より直接に信号を受けている。従って発振器は、受
信時には、局部発振器として動作する。第12図の装置
の利点は、受信信号が最小の背景雑音を持つ端子TeI
Bより取り出すことができる、という点にある。
Te28の端子に現われる側帯波は、減衰インピーダン
スDaBで減衰される。第11図、第12図の装置にお
いて、アンテナを組合せてそれぞれの図に示されたアン
テナの数の半分だけでよいようにすることができる。
第13図、第14図、第15図のアンテナは導波管型の
ものである。これらの導波管は第11図、第12図のア
ンテナ22日,22Vと同じ働きをする。第13図は後
方から見た漏斗状アンテナを示し、第14図のものは、
上方から見た第13図と同じ漏斗状アンテナを示し、第
15図は第13図のものを右側から見たものである。こ
れらの図のアンテナは漏斗状部50とほぼ立方体状部5
1とで構成されており、後者は前者の最狭部に接合され
ている。
この立方体状部51には、2本の導波管が接合されてい
る。その1つは52で示され、水平偏波を発生するため
の結合ループ53をそなえ、他の導波管54は結合ルー
プ55をそなえ華直偏波を発生する。第16図には、他
の型のアンテナが示されている。
このアンテナは、第13図乃至第15図の漏斗状導波管
と同じ目的のために使用される。かかるアンテナは、非
導電性の比較的大きなマットまたは板60を持ち、この
マット上には、導電性の4・さな板61が多数行列をな
して取付けられており、且各行各列において導線63で
相互に接続されている。全部の行は互いに角直である2
側に沿って相互接続されている。
また、全部の列は横方向の導線64によって相互に接続
されている。各横方向導管の中心部には、アンテナで送
受される高周波信号の入力と出力65,66がある。第
16図の空中線は、垂直および水平で偏波された搬送波
用である。組合せアンテナは、当業者に周知の他の方法
で作ることができる。
次に、本発明の第6番目の実施例について第17図から
第22図にかけてを参照して説明する。
この例は、第4図ないし第9図に示されその図を参照し
て説明した第2の実施例である。この第6の実施例は、
特に,.第8図と第9図で説明した登録送信機におけ反
射した信号の位相角変化をもたらす装置に関する。この
装置は高能率であって上述の装置よりも作成し易い。ま
た、製造費用が安く、かつ極めて安全な動作が行える。
本実施例も又、すでに第1図を参照して説明したような
、たとえば、登録、識別、会計、さらに、速度制限に応
用することが可能である。
第2図または第4図に対応する第6の実施例である第1
7図の装置は、記録装置20−24およびアンテナ25
をそなえた登録送信機で構成されている。記録装置20
−24は第2図および第4図の記録装置20一24に全
く対応するものであり、従って、発振器20、アンテナ
22、受信機23および指示装置24を含む。発振器2
川ま特定の周波数、たとえば、1昨日Zの高周波搬送波
信号を発生するものであり、アンテナ22はその信号を
送出し、且その信号に基づいた登録信号を受信するのに
適したものである。受信機23は送信信号の周波数とは
異つた登録信号の周波数に選択的に同調している。指示
装置24は登録信号に含まれたコードを指示する。登録
送信機は、アンテナ25、周波数変換装置126、コー
ド送信機127および発振器133で構成されている。
アンテナ25は記録装置からの搬送波信号を受信し、登
録信号を送信する。周波数変換装置126は登緑信号を
送出するようになっている。コード送信機127は問題
の登録送信機に特有のパルス列(コード)を発生する。
このパルス列は登録信号を変調するために利用される。
発振器133は異つた周波数を持つ2つのパルス列を発
生する。周波数変換装置126は第2図と第4図の装置
26,30‘こ対応する。この変換装置は、変調器であ
って、登録送信機で反射され、記録装置に再送信される
信号を変調する目的を持って居り、したがって、少なく
とも一つの側波帯が形成される。第2図の装置では、受
信および反射された信号は、第3図に図示された実質的
に鏡歯状の変調電圧で変調される。
第4図の装置では、変調電圧として二つのパルス列が使
用され、これらのパルス列は1/2のパルス長だけ移相
されており、その1つには、受信信号の分割で生じ且互
いに450の位相差を持つ二つの信号成分の1つが供給
される。各パルス列の各パルスは、パルス列に与えられ
る信号成分の移相角を180o移相する。このように処
理された信号成分は、登録送信機から記録装置に反射さ
れる信号を形成するため結合される。前記で明瞭に示し
たように、この第4図の方法では、第9図で図示したよ
うに実質的に階段状のパルスからなり且その包絡線が鋸
歯状を示す変調信号で位相変調された反射信号が得られ
る。これと関連して、かかる変調では、変調信号の解析
で示したように、上記包絡線と同様な形の鏡歯状変調信
号での変調のさし、側波帯が作られる。この第6の実施
例の装置により、第9図に図示されたのと類似の変調が
行なえるが、前述の装置よりもより簡単に行いうる。
以下第6図の実施例の動作をさらに説明する。第17図
の装置の周波数変換装置126は2つの可変容量ダイオ
ード126D1,126D2を持っている。
その両者ともアンテナ25に接続される回路の中にある
。一方の可変容量ダイオード126DIの制御電圧入力
にはパルス列133Aが導かれ、他の可変容量ダイオー
ド12602の制御電圧入力には第2のパルス列133
Bが導かれる。パルス列133Bは133Aの2倍の周
波数を持つ。さらに、パルス列133Aの各立上り、立
下りが、パルス列133Bの立上りと一致するように同
期されている。またこれとは別に、パルス列133Aの
立上り立下りがパルス列133Bの立下りと一致するよ
うな同期もとりうろことを理解され度い。可変容量ダイ
オードの制御電圧入力に制御電圧パルスを与えることに
よって、そのダイオードの容量が変化する。
2つのパルス列133A,133Bの制御電圧パルスの
振中は、所望の結果を得るため、ダイオード126D1
,126D2の特性およびダイオードが含まれる回路を
形成する残りの素子の値等を考慮して、所望の結果をう
るように選択される。
これについては、第18図ないし第22図を参照して詳
細に説明する。パルス列133Aの振中は好ましくはパ
ルス列133Bのそれと同じに選ばれる。理由は、そう
することによって、これらパルス列を発生する発振器1
33が簡単に設計されるからである。パルス列133A
,133Bはパルス発振器133で作られ、この発振器
の始動および停止はコード装置127で行われる。
また、コードパルス132Kは、一連の長短のパルス列
で形成され、このパルス列は登録送信機に特有なコード
を形成する。このコードパルスは、パルス列133A,
133Bよりも非常に小さなスケールで第17図に描か
れている。したがって、コードパルス列132Kの中の
一番パルス幅の短いパルス区間内でさえも制御電圧パル
ス列133A及び133Bの多くのパルスが入ることが
できるようなスケールの関係にある。登録送信機で反射
される変換されコード化された信号は、第17図のパル
ス列130bで示されている。
ただし、第17図の130bは第2図及び第4図の26
b及び30bと同機に反射信号の包絡線を示したもので
、コードに従って周波数がfとf十k,で交互に変化す
る信号である。このパルス列はパルス列132Kの同じ
外観を持つパルスからなっている。各パルスは周波数f
+k,のマイクロウェーブ信号からなる。ここでfは受
信搬送波信号の周波数であり、また、f+k,は変調器
で発生された側波帯の周波数である。パルス間では、反
射信号は周波数fを持つ。すなわち、発振器20とアン
テナ22からの第1の信号と同じ周波数である。パルス
列133A,133Bが受信信号の位相変調を行い、こ
れによりf+k,の周波数を持つ信号が形成される変調
装置126の動作について、第18図ないし第22図を
参照して説明する。
装置の機能は、問題の信号に対するアドミッタンスの変
化に基づくものである。可変容量ダイオード126D1
,12602が組込まれている回路41,42がこの変
化を受ける。これらのアドミッタンスはY=G十jBの
型のものである。すなわち、実数部と虚数部とより形成
されている。今の場合、所望の機能はBの大きさすなわ
ち、アドミッタンスの虚数部を変えるのみで、達成され
る。回路は、実数Gを虚数部Bに比して4・さく且でき
るだけ一定にする、ように形成される。従って、以下で
はサセプタンスという用語が装置の機能を述べるときに
用いる。アドミッタン枇Y=享であり、Z・ま対応する
インピーダンスである。
次に、全アドミツタンスおよびインピーダンス値は正規
化されているものける。した放て、Z=麦、Y=毒、こ
こでZ。
千鰍路の特性インピーダンス飾る。第18図に示すアン
テナ25は、漏斗状導波管であるものとする。
第18図の漏斗状導波管25は、短い導波管または他の
適当な線40を介して変調器126に接続される。
変調器126は並列に接続された2つの回路をそなえて
いる。
これら回路の各々はダイオード126DIと126D2
の1つを含んでいる。回路41,42は双極性であって
、導波管40から離れた極は43で示される大地に接地
されている。回路41,42の各々は、すでに述べたよ
うに、可変容量ダイオード126DI十12602の一
つを持っており、さらに、多数のリアクタンス素子、ま
た、一つ以上の抵抗性素子を有している。
(これらの抵抗性素子は簡単化された回路図では図示さ
れていない。これについては、次に書述べる。また、こ
れらの抵抗素子はたいていりァクタンス素子の不可避の
損失抵抗で構成される)。だが、問題の損失抵抗は既述
のように一般に小さく、また、回路は、これらの損失抵
抗が所望の結果に実質的な影響を与えないように、構成
される。各回蝋41,42の性質は、かかる回路に対す
る結合図を示す第19図より、概略理解される。
第19図の回路は、容量44およびこの容量と並列に接
続され、ィンダクタンス45と制御電圧端子47をもつ
可変容量ダイオード46とを含む直列回路で構成されて
いる。可変容量ダイオード46は、第2図のダイオード
126D1,126D2と同じである。第18図の装置
で、アンテナ25が電磁波を受けたとき、これらの波は
、大きさと位相角とを考慮した回路41,42の全サセ
プタンスに依存した位相角で反射される。
回路41のサセプタンスがY,で、また、回路42のも
のをY2で表わすとき、全サセプタンスはY=Y,十Y
2である。
いま、第19図の可変容量ダイオード46に対応する可
変容量ダイオード126D1(第17図)の制御電圧入
力に、ある周波数をもったパルス列133A(第17図
)の形をした制御電圧が与えられ、同時に、可変容量ダ
イオード12602(第17図)の制御電圧入力に、パ
ルス列133Aの2倍の周波数を持つパルス列133B
の制御電圧が与えられたとき、回路41,42の全サセ
ブタンスに関して、4つの異つた条件が次々に発生する
これらの条件は反射信号の異つた別個の位相位置に対応
する。第20図には、曲線部が拡大して図示されている
この図によれば、サセプタンスY,は可変容量ダイオー
ド12601の制御電圧入力に与えられる制御電圧パル
ス133A(第17図)に依存して変化する。特定の例
においては、サセプタンスY,の変化は、サセプタンス
の測定単位で全体で2.8をとる。すなわち、時間を表
わす横軸に対して−1.4から十1.4まで変化する。
同様に、サセプタンスY2が可変容量ダイオード126
D2の制御電圧入力に与えられた制御電圧パルス133
Bに依存して変化する曲線の一部が対応するスケールで
示されている。
この場合、サセブタンスY2の変化は測定単位で2にわ
たって変化する。
すなわち、時間をあらわす横議に対して−1から十1の
間で変化する。第20図には、さらにサセプタンスY,
とY2の全体が変化する曲線が示されており、この曲線
はY,十Y2で示されている。第21図には、曲線Y,
十Y2で示された異なった全サセプタンスが生じる反射
信号の位相位置が示されている。
この図から明らかなように、全サセプタンスY,十Y2
=十2.4によって、受信信号に対する反射信号の−1
35oの位相変化が行われる。この位相変化は、時間軸
tに沿った時間間隔aの間中持続する。同様に、Y,十
Y2=0.4は−45oの位相角となり、時間間隔bの
間持続する。Y,十Y2=−0.4は十450となり、
時間間隔cの間中持続する。Y,十Y2=−2.4は位
相角十1350となり、時間間隔dの間中持続する。第
22図に、第21図の曲線と同じ曲線が描れている。だ
が、第21図の機軸が位相角−135oの点に移動せし
められ、縦軸との交点が原点として示されている。第2
2図の曲線を第9図のものと比較すると、これら二つの
曲線は類似している。
第22図において、曲線の包絡線は点線で示され、TE
で指示されている。第9図の包絡線TEのように、第2
2図の包絡線TEは鏡歯状である。第4−9図と関連し
て上述したと同じ理由で、反射信号は位相変調され、周
波数f+kの強力な成分を含んでいる。ここで、k‘ま
包絡線TEで形成される鋸歯状曲線の繰返し周波数に等
しい。第20図と第22図とを比較すると、第22図の
包絡線TEは実質的に直線であり、第20図の曲線Y,
十Y2の包絡線はある程度S字型になっており、横軸と
の」父点で蟹曲線をもっている。
これは角度千票5と千単5とで定められた範囲こ亘つて
正接関数(タンジェント)の曲線を形成する。これは次
の関係による。アンテナ25からの反射を「で示すと次
の関係がなり立つ。
r=三熟考手 受信波の位相角に対する反射波の位相角をので表わすと
、○i松化tanytot ここで・ 〆otニyl+蛇 一1 y,十y2=一jk とおくと、受信波に対する反射波の位相角はの=をrC
tank または多=arctan k となる。
本例のkの値は第5図の曲線から縦軸に沿って与えられ
る。
k=−2.4に対しての母一1350、k=−0.4に
対して、のち−450、k=十0.4に対して、のら十
450、k=十2.4に対して、の母1350である。
これらの値は第21図の曲線に示された縦座標値と一致
する。回路41,42の素子の値を決定するため(第1
9図)、好ましくは2つの異つた容量値が選ばれる。
可変容量ダイオード46はその制御電圧入力に対して与
えられる制御電圧について2つの値をとることができる
。その値は回路41(第18図)の可変容量ダイオード
‘こ対するパルス列133A(第17図)により、さら
に回路42(第18図)の可変容量ダィオードーこ対す
るパルス列133Bによって表わされる。パルス列13
3Aは、そのパルス聞くローレベル)では制御電圧がO
Vで各パルス(ハィレベル)に対してはそれが10Vで
あるものとする。
さらに、回路41の可変容量ダイオード46は、その制
御電圧OVではサセプタンス値蔓〇=jo.5であり、
制御電圧10Vではそのサセブタン値はj広=jo.2
5であるとする。回路41(第3図)に対して、次の方
程式が成り立つ。
ここで、q=のC46であり、C46は容量であって可
変容量ダイオード46(第19図)が括弧内の制御電圧
値にあるときのものである。也は記録装置から受信した
マイクロウェーブ信号の角周波数である。X2!也L5
で、L5は自己誘導コイル45のィンダクタンスである
(第19図)。
広:のC44で、C叫ま容量44の容量である。
baは、可変容量ダイオード46の制御電圧入力に与え
られた括弧内の各異つた制御電圧での全体回路41のサ
セプタンスである。ba(OV)=−ba(10V)で
あることは、第20図の曲線y,より明らかである。
ここで、回路41のサセプタンスは十1.4と−1.4
の値を取り得るとされている。上記第2の方程式の中央
に書いたba(10V)を無視して、上記の2つの方程
式を加え合せると、これからX2に関する2次方程式が
得られ、X2がQで表わされる2つの解が得られる。
これらの解を原方程式の1つに入れることによって、b
3の対応する2つの解が得られる。このようにして得ら
れた2組の解のうち、可変容量ダイオード126DIを
含む回路、すなわち、第18図の回路41に対する1組
は、X2=4.41 広=1.42 となる。
同様な方程式が、可変容量ダイオード126D2が含ま
れる回路、すなわち、第18図の回路42に対してもな
りたつ。
この場合、曲線汝(第20図)の縦軸値がこの回路の値
を決定するために原点としてとられる。この場合におい
ても、2つの解が得られ、その1つは、X2=4.31
広=1.83 となる。
前述の実施例の装置の場合のように、受信機23は周波
数f+k,に同調しており、したがって、反射信号13
0bのパルスのみを受ける。
受信機23から、検出パルスがパルス列23pの形で指
示装置24に導かれる。この装置24はそれ自体周知の
デコーダである。これは登録送信機をそなえた物体を識
別する。第22図に見られるように、包絡線TEは、櫨
か3段階の階段波で形成されている。
だが、第18図の回路41,42に類似し且互いに並列
に接続した回路数を増すことによって、さらに、異つた
周波数と適切な振中のパルス列をこれらの回路に与える
ことによって、階段波の階段数を増やすことができる。
この階段波は、第20図に点線で示されたy,十坂に対
する包絡線と非常に良く類似する。かかる装置によって
、第17図の記録装置の受信機23が検出される反射信
号の側帯波は大きな振中で得られる。
だが、実際には、第18図の並列に接続された僅か2つ
の回路だけを持つ装置で十分な結果が得られる。
以上、本発明を実施例に基づいて、説明してきたが、本
発明はこれら実施例だけに制限されるものではない。
本発明は特許請求の範囲で定められる範囲内で変形、変
更が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は道路の一部を示し、第2図は本発明の第1の実
施例の装置のブロック図、第3図は本装置の鎖歯状波発
生器で発生される電圧の周期位相変化を示す図、第4図
は本発明の第2の実施例のフロツク図、第5図および第
6図は位相変調用パルス列を示す図、第7図は第4図の
装置の素子の1つの詳細図、第8図は位相変調とその形
成を示す図、第9図は位相変調の行われる1蓮の階段波
を示す図、第10図は本発明の第3の実施例による登録
送信機のブロック図、第11図は、本発明の第4の実施
例の全体的な装置のブロック図、第12図は、第5の実
施例の装置のブロック図、第13図、第14図、第15
図は、本発明に用いられる漏斗状導波管を示すもので、
それぞれ異つた側から見たものであり、第16図は、第
13図、第14図、第15図のアンテナの代りに用いら
れる他の型のアンテナを示し、第17図は、本発明の第
6番目の実施例の動作モードの説明を容易にするブロッ
ク図であり、第18図は第17図の装置の詳細図であり
、第19図は第18図のものをより明白にしたものであ
り、第20図は、第6番目の実施例の動作モードを説明
するための多数の曲線を示し、第21図は、第20図か
ら得られた曲線であり、さらに、第22図は、第20図
から得られた曲線である。 符号の説明 20:発振器、23:受信器、24:指示
装置、26,30:単側帯波変調器、30D1,30D
2:バラクタダイオード、26a:鋸歯状波発生器、2
7:パルス発生器、33:パルス列分割装置、Hy:ハ
イブリッド、入/8:遅延線、50:漏斗状導波管、5
2,54:入出力用タップ、60:矩形マット、41,
42:位相変調回路。 第1図 第3図 第5図 第6図 第9図 図 N 船 図 寸 船 図 ト 聡 第7図 第8図 第10図 第11図 図 N 縦 第13図 第14図 第15図 第16図 第18図 第19図 第20図 第21図 第22図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 登録地点に対して相対的に移動する物体の情報を登
    録する装置であつて、前記登録地点または前記物体のい
    ずれか一方に設置される複数個の記録装置と、前記登録
    地点または前記物体のもう一方に設置される複数個の登
    録送信機とを備え、前記各記録装置はさらに信号の発振
    器とアンテナ装置を含む送信装置と受信装置と前記受信
    装置に接触した表示装置とを有し、前記各登録送信機は
    前記記録装置の送信装置からの第1の信号を受信し該第
    1の信号に新たなエネルギを与えることなく該第1の信
    号に対してある量だけ周波数偏移しているので第2の信
    号に変換する周波数変換装置と、前記第2の信号に対し
    個個の前記登録送信機に個有なコードを付与するコード
    装置とコード化された前記第2の信号を発信するための
    送信装置と、前記第1及び第2の信号を受発信するアン
    テナ装置とを有し、前記記録装置の前記受信装置は前記
    第2の信号を受信する様に適合されており、さらに前記
    記録装置の前記表示装置は前記コードの表示を行うよう
    適合されている装置において、前記周波数変換装置は前
    記第1の信号の少なくとも1つの側帯波を生ずるように
    前記第1の信号を変調する変調器を有し、さらに前記コ
    ード装置は前記コードを構成するパターンに従つて前記
    変調器を附勢あるいは除勢することにより前記登録送信
    機に個有なコードを前記側帯波に与えるようにしたこと
    を特徴とする物体の登録用装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の装置であつて、上記
    周波数変換装置は単側帯波のみを発生しかつ使用される
    かあるいは単側帯波のみが使用される単側帯波変調器を
    含むことを特徴とする物体の登録用装置。 3 特許請求の範囲第2項に記載の装置であつて、上記
    変調器は変調回路をそなえた位相変調器であつて、該変
    調回路を受信された前記第1の信号が通過し、これによ
    つて、該第1の受信信号の位相角を鋸歯状波パターンに
    従つて実質的にn×360°変化させ、ここでnは1に
    等しい整数であり、この結果、変調回路より出て行く信
    号はf+kまたはf−kの周波数を持ち、ここでfは第
    1の受信信号の周波数であり、kは前記鋸歯状波の繰返
    し周波数に比例するものである、ことを特徴とする物体
    の登録用装置。 4 特許請求の範囲第3項に記載の装置であつて、前記
    変調回路が鋸歯状波電圧で制御される複数の可変容量ダ
    イオード30D_1,30D_2を有することを特徴と
    する物体の登録用装置。 5 特許請求の範囲第4項に記載の装置であつて、前記
    鋸歯状波電圧は発振装置26aによつて、発生され、該
    発振装置は前記登録送信機に個有なコードに応じたパル
    スを発生するコード受信器27からのコード信号に従つ
    てその動作の始動、停止を行う、ことを特徴とする物体
    の登録用装置。 6 特許請求の範囲第5項に記載の装置であつて、前記
    発振装置が周知の鋸歯状波発振器26aである、ことを
    特徴とする物体の登録用装置。 7 特許請求の範囲第1項または第2項に記載の装置で
    あつて、該装置は前記第1の信号を2つの成分に分割し
    、これら成分間に90°の位相差を与える装置と、印加
    される変調電圧に依存して180°の位相差をこれら成
    分の1つに与える装置たとえば可変容量ダイオードまた
    はバラクタダイオード30D1,30D2を含む2つの
    回路網またはチヤンネルと、等しい長さのパルス幅とパ
    ルス間隔とからなつているパルス列33A,33Bの形
    で前記変調電圧を前記ダイオードに与える装置と、パル
    ス列を互いに1/2パルス長だけずらす装置33と、2
    つの信号成分を再び1つに結合させる装置であつて、そ
    の位相角が上記位相毎にすなわち、前記2つのパルス列
    のいずれか一方のパルス端の各通過ごとに、90°だけ
    変化し、この位相変化は、周波数f+kの側帯波が少な
    くとも1つ形成されていることを意味し、kは定数であ
    る信号結合装置とを有することを特徴とする物体の登録
    用装置。 8 特許請求の範囲第1項から第7項のいずれかに記載
    の装置であつて、前記記録装置の受信装置は、受信信号
    の周波数がそれとは異つた周波数の局部発振器からの局
    部信号と混合されその結果、干渉周波数の信号が形成さ
    れる干渉型の検出器を具え、さらに、前記第1の信号を
    発生する発振器は前記局部発振器であり、この発振器よ
    り前記局発信号が取り出され前記受信装置の前記検出器
    に与えられることを特徴とする物体の登録用装置。 9 特許請求の範囲第1項に記載の装置であつて、前記
    記録装置の送信装置と前記登録送信機の周波数変換器と
    の間にハイブリツドHyを設置し、その4つの端子は第
    1対(Te1,Te2)と第2対(Te3,Te4)の
    端子を形成し、前記第1対の1つの端子Te1に前記記
    録装置の送信装置からの前記第1の信号が与えられ、前
    記第2対の2つの端子Te3,Te4の各々に可変容量
    ダイオードDi1,Di2が接続され、遅延線λ/8が
    前記端子の1つTe4と前記ダイオードの1つDi2と
    の間に接続され、前記可変容量ダイオードDi1,Di
    2に制御電圧を与える装置を設けてその容量を変え、前
    記遅延線と前記ダイオードの制御電圧が、前記ダイオー
    ドDi1,Di2からの反射信号が2つの側帯波を含む
    ように、選択され、これらの側帯波が前記ハイブリツド
    に戻され、その各々が前記第1対端子Te1,Te2の
    1つに現われ、さらに、これらの端子Te1,Te2の
    1つからこれらの側帯波の1つを利用し、該1つを前記
    記録装置の受信装置に与える装置が設けられている、こ
    とを特徴とする物体の登録用装置。 10 特許請求の範囲第9項に記載の装置であつて、前
    記ハイブリツドHyが前記登録送信機の送信装置のアン
    テナ装置25と前記登録送信機のダイオードDi1,D
    i2との間に配置されていることを特徴とする物体の登
    録用装置。 11 特許請求の範囲第9項に記載の装置であつて、前
    記ハイブリツドHyが前記記録装置の発振器20と前記
    記録装置のアンテナ装置22U,22H間に配置されて
    いることを特徴とする物体の登録用装置。 12 特許請求の範囲第11項に記載の装置であつて、
    前記記録装置のアンテナ装置は円偏波搬送波が前記登録
    送信機に発射されるようになされており、前記登録送信
    機が2つの側帯波を発生するようになつており、さらに
    、これらの2つの側帯波が前記記録装置に向けて、互い
    に反対の回転方向を持つ円偏波搬送波として送られるよ
    うに構成されており、さらにまた、前記記録装置のアン
    テナがこれら搬送波の1つを受信するようになつており
    、この受信波は物体の登録のために利用されることを特
    徴とする物体の登録用装置。 13 特許請求の範囲第2項に記載の装置であつて、2
    つのハイブリツドHyA,HyBが設けられ、その1つ
    は発信用であり、他は受信用であり、さらに、前記受信
    用ハイブリツドHyBからは背景雑音が非常に低い側帯
    波が取出されることを特徴とする物体の登録用装置。 14 特許請求の範囲第9項乃至第13項の何れか1つ
    に記載の装置であつて、互いに90°のずれをもつて配
    置された偏波面で発信または受信を行う前記アンテナの
    各組合せにおいて、正方形漏斗状導波管50が設けられ
    、該管は互いに直角な側部に信号入力、信号出力用のタ
    ツプをそなえていることを特徴とする物体の登録用装置
    。 15 特許請求の範囲第9項乃至第13項の何れかに記
    載の装置であつて、互いに90°ずれた偏波面で発信ま
    たは受信するための前記アンテナの各組合せにおいて、
    矩形マツト60が設けられ、このマツトは互いに直角な
    2方向で互に結合された板61を含み、信号入力あるい
    は信号出力用のタツプ65,66がマツトの両側に互い
    に90°の角度で形成されていることを特徴とする物体
    の登録用装置。 16 特許請求の範囲第1項または2項に記載の装置で
    あつて、前記第1の信号が前記登録送信機で受信され、
    前記第2の信号に変換された後前記記録装置に向つて反
    射されるときに、互いに直列または並列に接続されてよ
    い少なくとも二つの位相変換回路41,42に信号を通
    過せしめるようにされ、前記各位相変換回路は非直線素
    子、たとえば、可変容量ダイオード126D1,126
    D2であり、該ダイオードは印加される可変変調電圧1
    33A,133Bに依存してサセプタンスを対応して変
    化させるものにおいて、前記位相変換回路の非直線素子
    126D1,126D2にパルス列状の変調電圧を与え
    る装置が設けられ、その各パルスは実質上矩形波であり
    、パルス列は互いに異つた周波数と、前記位相変換回路
    を構成する残りの回路素子44,47との関係で選ばれ
    た振巾とを持ち、前記二つの位相変換回路が、協働して
    、第1の信号の位相角に対し前記登録送信機で反射され
    た第2の信号の位相を変化させ、この変化は出発位置α
    より第2の位置α+360°まで段階的に行われ、この
    変化の間数個の異つた値がとられ、これらが同じ量だけ
    変り、且時間軸を表わす横軸上で等間隔で縦軸にプロツ
    トされたとき、実質的に直線上に点を形成し、この手順
    を繰り返すことによつて、前記点の軌跡が繰返し周波数
    k_1の鋸歯状曲線となり、これによつて、前記登録送
    信機の受信信号に対する側帯域が形成され、その周波数
    はf+kであり、ここでfは該受信信号の周波数であり
    、kはk_1に等しいか、あるいはそれと比例関係にあ
    る、ことを特徴とする物体の登録用装置。 17 特許請求の範囲第16項に記載の装置であつて、
    前記位相変換回路は可変容量ダイオード126D1,1
    26D2をそなえ、互いに並列に接続されて2個設けら
    れ、この回路の1つの可変容量ダイオード126D1は
    周波数nを持つパルス列133Aを与えられ、もう1つ
    の回路の可変容量ダイオードは周波数2nのパルス列1
    33Bを与えられ、これらのパルス列は第1のパルス列
    の各前縁と後縁とが第2のパルス列の前縁あるいは後縁
    と実質的に一致するような相対的な位相位置を有するこ
    とを特徴とする物体の登録用装置。 18 特許請求の範囲第17項に記載の装置であつて、
    前記第1のパルス列および第2のパルス列の振巾は互に
    関連し且前記位相変換回路41,42の素子の値に関連
    するようになつており、前記位相変換回路の1つ41の
    第1のパルス列133Aによつてもたらされるサセプタ
    ンスの変化が前記位相変換回路のもう1つ42の第2の
    パルス列133Bによつてもたらされるサセプタンスの
    変化に対し実質的に1.4対1の関係になつていること
    を特徴とする物体の登録用装置。 19 特許請求の範囲第16項乃至第18項のいずれか
    に記載の装置であつて、各位相変換回路41,42は、
    前記可変容量ダイオード126D1,126D2に加え
    て、前記可変容量ダイオードと直列に接続したインダク
    タンス45と上記直列接続に並列に接続された容量44
    とをそなえていることを特徴とする物体の登録用装置。 20 特許請求の範囲第16項乃至第19項のいずれか
    に記載の装置であつて、前記第1のパルス列133Aと
    第2のパルス列133Bとは同じ大きさの振巾を有して
    いることを特徴とする物体の登録用装置。
JP51033461A 1975-03-27 1976-03-26 物体の登録用装置 Expired JPS6027077B2 (ja)

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