JPS6026796A - 油井管締付機に於けるカツプリング又は油井管のチヤツキング装置 - Google Patents
油井管締付機に於けるカツプリング又は油井管のチヤツキング装置Info
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- JPS6026796A JPS6026796A JP13624783A JP13624783A JPS6026796A JP S6026796 A JPS6026796 A JP S6026796A JP 13624783 A JP13624783 A JP 13624783A JP 13624783 A JP13624783 A JP 13624783A JP S6026796 A JPS6026796 A JP S6026796A
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- dog
- coupling
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の目的)
本発明は、油井管締付機に於けるカップリング又は油井
管のチャッキング装置に関するもので、その目的は、各
ドッグを内リングの半径方向に微動可能にして、同一の
チャックにより管径の異る複数種類のカップリング又は
油井管をチャッキングできるようにすることである。
管のチャッキング装置に関するもので、その目的は、各
ドッグを内リングの半径方向に微動可能にして、同一の
チャックにより管径の異る複数種類のカップリング又は
油井管をチャッキングできるようにすることである。
(従来技術)
従来の油井管締付機に於けるカップリング又は油井管の
チャッキング装置は、第10図および第11図に示され
るように、所定の間隔をおいて対向させた一組の外リン
グ41の各外周部が固設されて一体化され、各外リング
41にそれぞれ内リング42が回動自在に嵌装され、先
端にチャッキング爪43を装着した複数本のドッグ44
が前記−組の外リング41と一組の内リング42との間
に等間隔を保持して内リング42の半径方向に配設され
、円柱状の支点ビン45を介して各ドッグ44の中央部
が一組の内リング42に回動自在に連結され、各ドッグ
44の後端部に設けた長溝46に連結ピン47が挿通さ
れていると共に該連結ピン47を介して各ドッグ44の
後端部が前記−組の外リング41にそれぞれ連結された
構成のものであった。このように、各ドッグ44は円柱
状の支点ビン45を介して各内リング4嬉こ回動自在に
連結されているため、特定のチャックによりチャッキン
グできるカップリング又は油井管48は、特定の管径の
ものに限られていた。
チャッキング装置は、第10図および第11図に示され
るように、所定の間隔をおいて対向させた一組の外リン
グ41の各外周部が固設されて一体化され、各外リング
41にそれぞれ内リング42が回動自在に嵌装され、先
端にチャッキング爪43を装着した複数本のドッグ44
が前記−組の外リング41と一組の内リング42との間
に等間隔を保持して内リング42の半径方向に配設され
、円柱状の支点ビン45を介して各ドッグ44の中央部
が一組の内リング42に回動自在に連結され、各ドッグ
44の後端部に設けた長溝46に連結ピン47が挿通さ
れていると共に該連結ピン47を介して各ドッグ44の
後端部が前記−組の外リング41にそれぞれ連結された
構成のものであった。このように、各ドッグ44は円柱
状の支点ビン45を介して各内リング4嬉こ回動自在に
連結されているため、特定のチャックによりチャッキン
グできるカップリング又は油井管48は、特定の管径の
ものに限られていた。
よって、チャッキングするカップリング又は油井管48
の管径が変わる毎に、チャックを取り外して別のチャッ
クを装着しなければならず、このチャックの取り替え作
業のために時間を空費すると共に、チャッキングするカ
ップリング又は油井管48の管径に応じた多数のチャッ
クを予め準備して保管しておかねばならない等の欠点が
あった。
の管径が変わる毎に、チャックを取り外して別のチャッ
クを装着しなければならず、このチャックの取り替え作
業のために時間を空費すると共に、チャッキングするカ
ップリング又は油井管48の管径に応じた多数のチャッ
クを予め準備して保管しておかねばならない等の欠点が
あった。
(発明の構成)
本発明は、上記欠点に鑑みてなされたもので、その要旨
は、各ドッグの中央部を一組の内リングに回動自在に連
結するための支点ビンを所定量偏心させた偏心支点ビン
とすると共に、該偏心支点ビンの内リングに対する固定
位置を変換せしめるための固定位置変換手段を備え、該
変換手段を操作して偏心支点ビンの内リングに対する固
定位置を変換せしめることにより各ドッグを内リングの
半径方向に微動せしめて同一のチャックにより管径の異
る複数種類のカップリング又は油井管をチャッキングで
きるようにしたことである。以下、カップリングをチャ
ッキングする場合の実施例を添附図面を参照にして具体
的に説明する。
は、各ドッグの中央部を一組の内リングに回動自在に連
結するための支点ビンを所定量偏心させた偏心支点ビン
とすると共に、該偏心支点ビンの内リングに対する固定
位置を変換せしめるための固定位置変換手段を備え、該
変換手段を操作して偏心支点ビンの内リングに対する固
定位置を変換せしめることにより各ドッグを内リングの
半径方向に微動せしめて同一のチャックにより管径の異
る複数種類のカップリング又は油井管をチャッキングで
きるようにしたことである。以下、カップリングをチャ
ッキングする場合の実施例を添附図面を参照にして具体
的に説明する。
第1図乃至第3図に於いて、油井管締付機Aの機台lの
一端部に主軸台2が据え付けられており、この主軸台2
に軸受3を介して回転自在に支承された外スピンドル4
の先端部にカップリングチャックCが装着されている。
一端部に主軸台2が据え付けられており、この主軸台2
に軸受3を介して回転自在に支承された外スピンドル4
の先端部にカップリングチャックCが装着されている。
次に、このカップリングチャックCについて説明する。
環状ハウジング5は、所定の間隔をおいて対向させた一
組の外リング6の外周部が固設されて一体になったもの
で、該環状ハウジング5の各外リング6に内リング7が
それぞれ回動自在に嵌装されている。
組の外リング6の外周部が固設されて一体になったもの
で、該環状ハウジング5の各外リング6に内リング7が
それぞれ回動自在に嵌装されている。
カップリング8の外周部をチャツキジグするためのドッ
グ9の先端部にはチャッキング爪lOが装着されている
と共に、後端部には長溝11が形成されており、更に中
央部には後述の偏心支点ビン13の偏心部133を嵌合
するための偏心部嵌合孔12が貫設されている。偏心支
点ビン13は、中央部に他部よりも大径の偏心部13g
が偏心量eだけ偏心して設けられたものである。
グ9の先端部にはチャッキング爪lOが装着されている
と共に、後端部には長溝11が形成されており、更に中
央部には後述の偏心支点ビン13の偏心部133を嵌合
するための偏心部嵌合孔12が貫設されている。偏心支
点ビン13は、中央部に他部よりも大径の偏心部13g
が偏心量eだけ偏心して設けられたものである。
又、−組の外リング6と、−組の内リング7との間に、
複数本(実施例では7本)の前記ドッグ9が内リング7
の円周方向に沿って等間隔を保持して半径方向に配設さ
れている。各ドッグ9の偏心部嵌合孔12に偏心支点ビ
ン13の偏心部13aが回動自在に嵌合され、この偏心
支点ビン13を介して各ドッグ9が一組の内リング7に
回動自在に連結されていると共に、該偏心支点ビン13
を介して一組の内リング7が互いに連結されている。各
ドッグ9の後端部の長溝11に連結ビン14が挿通され
ていると共に、該連結ビン14を介して各ドッグ9の後
端部が一組の外リング6に回動自在に連結されている。
複数本(実施例では7本)の前記ドッグ9が内リング7
の円周方向に沿って等間隔を保持して半径方向に配設さ
れている。各ドッグ9の偏心部嵌合孔12に偏心支点ビ
ン13の偏心部13aが回動自在に嵌合され、この偏心
支点ビン13を介して各ドッグ9が一組の内リング7に
回動自在に連結されていると共に、該偏心支点ビン13
を介して一組の内リング7が互いに連結されている。各
ドッグ9の後端部の長溝11に連結ビン14が挿通され
ていると共に、該連結ビン14を介して各ドッグ9の後
端部が一組の外リング6に回動自在に連結されている。
このため、−組の内リング7を固定して、−組の外リン
グ6を所定方向に回動させると、各ドッグ9は偏、b支
点とン13の偏心部13aを支点として同一方向に回動
し、先端のチャッキング爪10が内リング7の内周面か
ら突出したり成るいは引込んだりする。
グ6を所定方向に回動させると、各ドッグ9は偏、b支
点とン13の偏心部13aを支点として同一方向に回動
し、先端のチャッキング爪10が内リング7の内周面か
ら突出したり成るいは引込んだりする。
又、第3図から朗らかのように、偏心支点ビン13の一
端部は、後述の固定位置変換手段Bを構成するブラケッ
ト15の基端部に穿設された挿通孔16に押通されてい
ると共に、キー17を介して該ブラケット15に固定さ
れている。
端部は、後述の固定位置変換手段Bを構成するブラケッ
ト15の基端部に穿設された挿通孔16に押通されてい
ると共に、キー17を介して該ブラケット15に固定さ
れている。
次に、偏心支点ピン13の内リング7に対する固定位置
を変換せしめるための固定位置変換手段Bについて説明
する。
を変換せしめるための固定位置変換手段Bについて説明
する。
一方の内リング7&ζおける偏心支点とン13を中心と
する同一円周上に3個の位置決め孔Ht + H21H
が穿設されている。各位置決め孔H1,”H2,)r3
の位置は、偏心支点ピン13を中心にしてほば90’宛
ずれており、しかも位置決め孔H1と同H3とを結ぶ、
線分は、内リング7の半径方向とほぼ一致している。又
、前述のように、ブラケット15の基端部にキー17を
介して偏心支点ピン13が固定されており、ブラケット
15の先端部に穿設されたスプリング弾装孔18に位置
決めビン19の鍔部19mが摺動自在に嵌合されている
と共に、この鍔部19mと、スプリング弾装孔18の形
成端18mとの間に圧縮スプリング20が弾装されてい
る。そして、位置決めビン19の先端部を、いずれかの
位置決め孔H,H,Hに1 2 3 嵌合させると、圧縮スプリング20の弾力により位置決
めビン19は内リング7に抜は出し不能に弾接し、これ
により偏心支点ピン13は内リング7に回動不能に固定
される。
する同一円周上に3個の位置決め孔Ht + H21H
が穿設されている。各位置決め孔H1,”H2,)r3
の位置は、偏心支点ピン13を中心にしてほば90’宛
ずれており、しかも位置決め孔H1と同H3とを結ぶ、
線分は、内リング7の半径方向とほぼ一致している。又
、前述のように、ブラケット15の基端部にキー17を
介して偏心支点ピン13が固定されており、ブラケット
15の先端部に穿設されたスプリング弾装孔18に位置
決めビン19の鍔部19mが摺動自在に嵌合されている
と共に、この鍔部19mと、スプリング弾装孔18の形
成端18mとの間に圧縮スプリング20が弾装されてい
る。そして、位置決めビン19の先端部を、いずれかの
位置決め孔H,H,Hに1 2 3 嵌合させると、圧縮スプリング20の弾力により位置決
めビン19は内リング7に抜は出し不能に弾接し、これ
により偏心支点ピン13は内リング7に回動不能に固定
される。
又、前記外スピンドル4の先端部に環状ハウジング5が
複数本のボルト21を介して固定されている。又、内リ
ング7には半径方向の溝22が設けられており、軸受2
3を介して外スピンドル24の先端部に板状部25が突
設されており、この板状部25が内リング7の前記溝2
2内に入り込んでいる。このため、内リング7は内スピ
ンドル24に対して回転できないようになっている。
複数本のボルト21を介して固定されている。又、内リ
ング7には半径方向の溝22が設けられており、軸受2
3を介して外スピンドル24の先端部に板状部25が突
設されており、この板状部25が内リング7の前記溝2
2内に入り込んでいる。このため、内リング7は内スピ
ンドル24に対して回転できないようになっている。
次に、前記実施例とは異なる他の固定位置変換手段B′
について説明する。
について説明する。
第8図および第9図に於いて、偏心支点ピン13′の中
央部には他部よりも大径の偏心部13′aが設けられて
いると共に、両端部は断面正方形状に削設されて固定部
13’bとなっている。
央部には他部よりも大径の偏心部13′aが設けられて
いると共に、両端部は断面正方形状に削設されて固定部
13’bとなっている。
一方の内リング7には、偏心支点ビン挿通孔26に一部
が臨んだ状態で長溝27が設けられており、との長溝2
7に固定ブロック28が嵌合されていると共に、ボルト
29により固定ブロック28が内リング7に固定されて
いる。このため、偏心支点ピン13’は、内リング7に
回動不能に固定されている。そ−して、固定ブロック2
8を取り外し工偏心支゛点ピン13′を90’宛回動さ
せ、再び固定ブロック28を長溝27に嵌合すると共に
内リング7に固定することにより、偏心支点ピン13’
の内リング7に対する固定位置を変換せしめて、ドッグ
9を内リング7の半径方向に微動せしめる。尚、30は
、偏心支点ピン13′が回動するのを防止するために、
他方の内リング7に螺着されたボルトを示す。
が臨んだ状態で長溝27が設けられており、との長溝2
7に固定ブロック28が嵌合されていると共に、ボルト
29により固定ブロック28が内リング7に固定されて
いる。このため、偏心支点ピン13’は、内リング7に
回動不能に固定されている。そ−して、固定ブロック2
8を取り外し工偏心支゛点ピン13′を90’宛回動さ
せ、再び固定ブロック28を長溝27に嵌合すると共に
内リング7に固定することにより、偏心支点ピン13’
の内リング7に対する固定位置を変換せしめて、ドッグ
9を内リング7の半径方向に微動せしめる。尚、30は
、偏心支点ピン13′が回動するのを防止するために、
他方の内リング7に螺着されたボルトを示す。
又、第1図に於いて、機台1には主軸台2と対向して往
復台31が、外スピンドル4の細心方向に移動自在に載
置されており、この往復台31には前記カップリングチ
ャックCと対向して、該チャックCと同一構成の油井管
チャックC′が装着されている。
復台31が、外スピンドル4の細心方向に移動自在に載
置されており、この往復台31には前記カップリングチ
ャックCと対向して、該チャックCと同一構成の油井管
チャックC′が装着されている。
尚、第1図に於いて、32は油井管、町よ、外スピンド
ル4を回転させるためのD−Cモータ、RはD−Cモー
タXの回転を減速させるための減速機を示す。
ル4を回転させるためのD−Cモータ、RはD−Cモー
タXの回転を減速させるための減速機を示す。
(発明の作用)
次に、本発明の作用について説明する。
最初に、油井管32の一端に管径りのカップリング8を
ねじ込んで締付ける場合について説明する第1図乃至第
3図に於いて、位置決めビン19の先端部を位置決め孔
H1に嵌合しておくと共に、各ドッグを第2図で二点鎖
線で示すように位置させて、先端のチャッキング爪10
を一組の内リング7の内部に引込めておく。
ねじ込んで締付ける場合について説明する第1図乃至第
3図に於いて、位置決めビン19の先端部を位置決め孔
H1に嵌合しておくと共に、各ドッグを第2図で二点鎖
線で示すように位置させて、先端のチャッキング爪10
を一組の内リング7の内部に引込めておく。
次に、−組の内リング7の中心孔内に管径りのカーツブ
リング8を位置させておくと共に、内スピンドル24に
ブレーキを加えて回転を阻止したままで、D−Cモータ
Mを起動させて予め定められた回転数だけ回転させると
、環状ハウジング5は、回動不能に固定されている一組
の内リング7の回りに、カップリングチャックCの端面
から見て反時計方向に所定角度回動して停止する。この
ため、各ドッグ9は、それぞれの偏心支点ビン13の偏
心部13aを支点として同じ゛く半時計方向に一斉に回
動し始め、各ドッグ9の先端のチャッキング爪lOで、
−組の内リング7の中心孔内に位置している管径りのカ
ップリング8の外周部が強固にチャッキングされる。
リング8を位置させておくと共に、内スピンドル24に
ブレーキを加えて回転を阻止したままで、D−Cモータ
Mを起動させて予め定められた回転数だけ回転させると
、環状ハウジング5は、回動不能に固定されている一組
の内リング7の回りに、カップリングチャックCの端面
から見て反時計方向に所定角度回動して停止する。この
ため、各ドッグ9は、それぞれの偏心支点ビン13の偏
心部13aを支点として同じ゛く半時計方向に一斉に回
動し始め、各ドッグ9の先端のチャッキング爪lOで、
−組の内リング7の中心孔内に位置している管径りのカ
ップリング8の外周部が強固にチャッキングされる。
次に、内スピンドル24のブレーキを解除し、このまま
で再びD−CモータMを起動させて予め定められた回転
数だけ回転させると、外スピンドル4と内スピンドル2
4とが一体となって回転し姶める。
で再びD−CモータMを起動させて予め定められた回転
数だけ回転させると、外スピンドル4と内スピンドル2
4とが一体となって回転し姶める。
このため、カップリングチャックCの環状ハウジング5
と一組の内リング7とが一体となって回転して、各ドッ
グ9でチャッキングされたカップリング8が回転し、往
復台31の油井管チャックC′で一端をチャッキングさ
れた油井管32の一端に、前記カップリング8がねじ込
まれて締付けられる。
と一組の内リング7とが一体となって回転して、各ドッ
グ9でチャッキングされたカップリング8が回転し、往
復台31の油井管チャックC′で一端をチャッキングさ
れた油井管32の一端に、前記カップリング8がねじ込
まれて締付けられる。
次に、内スピンドル24に再びブレーキを加えて回転を
阻止したままで、D−CモータMを前記と逆方向に予め
定められた回転数だけ回転させると、回動不能に固定さ
れている一組の内リング7の回りに環状ハウジング5が
時計方向に所定角度回動して停止する。このため、各ド
ッグ9はそれぞれの偏心支点ピン13の偏心部13mを
支点として再び第2図で二点鎖線で示す位置まで時計方
向に回動されて、各ドッグ9によるカップリング8の外
周部のチャッキングが解かれる。
阻止したままで、D−CモータMを前記と逆方向に予め
定められた回転数だけ回転させると、回動不能に固定さ
れている一組の内リング7の回りに環状ハウジング5が
時計方向に所定角度回動して停止する。このため、各ド
ッグ9はそれぞれの偏心支点ピン13の偏心部13mを
支点として再び第2図で二点鎖線で示す位置まで時計方
向に回動されて、各ドッグ9によるカップリング8の外
周部のチャッキングが解かれる。
次に、管径りよりもほば2eだけ小さい管径D′のカッ
プリング8′をチャッキングする場合について説明する
。
プリング8′をチャッキングする場合について説明する
。
固定位置変換手段Bの位置決めビン19を圧縮スプリン
グ20の弾力に抗して引張りつつ、ブラケット15を半
時言方向にほぼ90°回動させて位置決めビン19を解
放すると、第4図および第5図に示されるように、位置
決めビン19の先端部は、新たな位置決め孔Hに嵌合さ
れ、ブラケット15と一体となっている偏心支点とン1
3はほぼ90″回動して新たな位置に固定し直される。
グ20の弾力に抗して引張りつつ、ブラケット15を半
時言方向にほぼ90°回動させて位置決めビン19を解
放すると、第4図および第5図に示されるように、位置
決めビン19の先端部は、新たな位置決め孔Hに嵌合さ
れ、ブラケット15と一体となっている偏心支点とン1
3はほぼ90″回動して新たな位置に固定し直される。
この偏心支点ピン13の偏心部13aは、ドッグ9の中
央部の偏心部嵌合孔12に嵌合されているので、偏心支
点とン13の回動により各ドッグ9は内リング7の半径
方向に微動し、その支点はほぼ偏心支点ピン13の偏心
量eだけ内リング7の中心に近づく。よって、上記と同
様の操作を行うことにより、同一のカップリングチャッ
クCで、管径りよりもほば2eだけ小さい管径D′のカ
ップリング8′をチャッキングすることが可能となる。
央部の偏心部嵌合孔12に嵌合されているので、偏心支
点とン13の回動により各ドッグ9は内リング7の半径
方向に微動し、その支点はほぼ偏心支点ピン13の偏心
量eだけ内リング7の中心に近づく。よって、上記と同
様の操作を行うことにより、同一のカップリングチャッ
クCで、管径りよりもほば2eだけ小さい管径D′のカ
ップリング8′をチャッキングすることが可能となる。
同様に、管径りよりもほば4eだけ小さい管径D″のカ
ップリング8″をチャッキングするには、固定位置変換
手段Bの位置決めビン19の先端部を位置決め孔Hに嵌
合させる。これで、第6図および第7図に示されるよう
に、各ドッグ9−ま更に内リング7の半径方向に微動し
、その支点はほぼ偏心支点ピン13の偏心量eだけ内リ
ング7の中心に更に近づく。このため、同一のカップリ
ングチャックCにより、管径りよりもほば4eだけ小さ
い管径n F Fのカップリング8″をチャッキングす
ることが可能となる。
ップリング8″をチャッキングするには、固定位置変換
手段Bの位置決めビン19の先端部を位置決め孔Hに嵌
合させる。これで、第6図および第7図に示されるよう
に、各ドッグ9−ま更に内リング7の半径方向に微動し
、その支点はほぼ偏心支点ピン13の偏心量eだけ内リ
ング7の中心に更に近づく。このため、同一のカップリ
ングチャックCにより、管径りよりもほば4eだけ小さ
い管径n F Fのカップリング8″をチャッキングす
ることが可能となる。
尚、偏心支点ピン13の偏心部13mの偏lヒ量eおよ
び該偏心支点ビン13の内リング7に対する固定位置は
、チャッキングする複数種類のカップリング8の各管径
に応じて定められるものである。
び該偏心支点ビン13の内リング7に対する固定位置は
、チャッキングする複数種類のカップリング8の各管径
に応じて定められるものである。
(発明の効果)
本発明によれば、同一のカップリングチャックにより、
管径の異る複数種類のカップリングをチャッキングする
ことが可能となるので、カップリングの管径が興なる毎
にチャックを取り替える必要がなくなる。
管径の異る複数種類のカップリングをチャッキングする
ことが可能となるので、カップリングの管径が興なる毎
にチャックを取り替える必要がなくなる。
従って、カップリングチャックを取り替えるための時間
の節約が図られ、ひいては作業性を向上させることがで
きる。又、特定の管径のカップリングをチャッキングす
るための多数のカップリングチャックを製作して予め準
備しておく必要がなくなり、準備しておくべきカップリ
ングチャックの個数は、従来に比較して著しく減少させ
ることができ、ひいてはカップリングチャックを保管す
るための手数およびスペースを減少させることができる
。
の節約が図られ、ひいては作業性を向上させることがで
きる。又、特定の管径のカップリングをチャッキングす
るための多数のカップリングチャックを製作して予め準
備しておく必要がなくなり、準備しておくべきカップリ
ングチャックの個数は、従来に比較して著しく減少させ
ることができ、ひいてはカップリングチャックを保管す
るための手数およびスペースを減少させることができる
。
第1図は、油井管締付機Aの正面図、第2図は、本発明
に係るカップリングチャックCにより管径りのカップリ
ング8をチャッキングしている状態の正面図、第3図は
、第2図のv−v線断面図、第4図は、同じくカップリ
ングチャックCにより管径D′のカップリング8′をチ
ャッキングしている状態の正面図、第5図は、第4図の
W−W線断面図、第6図は、同じくカップリングチャッ
クCにより管径D″のカップリング8″をチャッキング
している状態の正面図、第7図は、第6図のX −X線
断面図、第8!XIは、別の固定位置変換手段B′を備
えたカップリングチャックCの一部を示す正面図、第9
図は、第8図のY −’IX線断面図第1θ図は、従来
のカップリングチャックの正面図、第11図は、第10
図のz−Z線断面図である。 (主要部分の符号の説明) 5・・・・・・環状ハウジング 6・・・・・・外リン
グ7・・・・・・内リング 8・・・・・・カップリン
グ9・・・・・・ドッグ lO・・・・・・ドッグのチャッキング爪11・・・・
・・ドッグの長溝 13・・・・・・偏心支点ピン13
m・・・・・・偏心支点ピンの偏心部14・・・・・・
連結ビン A・・・・・・油井管締付機B、 B’・・
・・・・固定位置変換手段C・・・・・・カップリング
チャック 第4図 第5図 1
に係るカップリングチャックCにより管径りのカップリ
ング8をチャッキングしている状態の正面図、第3図は
、第2図のv−v線断面図、第4図は、同じくカップリ
ングチャックCにより管径D′のカップリング8′をチ
ャッキングしている状態の正面図、第5図は、第4図の
W−W線断面図、第6図は、同じくカップリングチャッ
クCにより管径D″のカップリング8″をチャッキング
している状態の正面図、第7図は、第6図のX −X線
断面図、第8!XIは、別の固定位置変換手段B′を備
えたカップリングチャックCの一部を示す正面図、第9
図は、第8図のY −’IX線断面図第1θ図は、従来
のカップリングチャックの正面図、第11図は、第10
図のz−Z線断面図である。 (主要部分の符号の説明) 5・・・・・・環状ハウジング 6・・・・・・外リン
グ7・・・・・・内リング 8・・・・・・カップリン
グ9・・・・・・ドッグ lO・・・・・・ドッグのチャッキング爪11・・・・
・・ドッグの長溝 13・・・・・・偏心支点ピン13
m・・・・・・偏心支点ピンの偏心部14・・・・・・
連結ビン A・・・・・・油井管締付機B、 B’・・
・・・・固定位置変換手段C・・・・・・カップリング
チャック 第4図 第5図 1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 環状ハウジングを構成する一組の外リングにそれぞれ内
リングを回動自在に嵌装し、該−組の外リングと一組の
内リングと゛の間に複数本のドッグを等間隔を保持して
前記内リングの半径方向に配設し、各ドッグの中央部を
支点ピンを介して前記−組の内リングに回動自在に連結
し、各ドッグの後端部に設けた長溝に連結ビンを挿入す
ると共に、該挿入ピンを介して各ドッグの後端部を前記
−組の外リングに回動自在に連結して成る油井管締付機
に於けるカップリング又は油井管のチャッキング装置に
於いて、 ′ 前記支点ビンを所定量偏心させた偏心支点ピンとすると
共に、該偏心支点ピンの前記内リングに対する固定位置
を変換せしめるための固定位I!変換手段を備え、該変
換手段を操作して偏心支点ピンの内リングに対する固定
位置を変換せしめることにより、各ドッグを内り′ング
の半径方向に微゛動せしめて、同一のチャックにより管
径の異なる複数種類のカップリング又は油井管をチャッ
キングできるようにしたことを特徴とする油井管締付機
に於けるカップリング又は油井管のチャッキング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13624783A JPS6026796A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 油井管締付機に於けるカツプリング又は油井管のチヤツキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13624783A JPS6026796A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 油井管締付機に於けるカツプリング又は油井管のチヤツキング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6026796A true JPS6026796A (ja) | 1985-02-09 |
JPH0251034B2 JPH0251034B2 (ja) | 1990-11-06 |
Family
ID=15170724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13624783A Granted JPS6026796A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 油井管締付機に於けるカツプリング又は油井管のチヤツキング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026796A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107386994A (zh) * | 2017-06-19 | 2017-11-24 | 江苏申利达机械制造有限公司 | 一种可夹持偏心管件的拧扣机 |
-
1983
- 1983-07-25 JP JP13624783A patent/JPS6026796A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107386994A (zh) * | 2017-06-19 | 2017-11-24 | 江苏申利达机械制造有限公司 | 一种可夹持偏心管件的拧扣机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0251034B2 (ja) | 1990-11-06 |
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