JPS6026581Y2 - 刈払機における肩掛具 - Google Patents

刈払機における肩掛具

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Publication number
JPS6026581Y2
JPS6026581Y2 JP17314779U JP17314779U JPS6026581Y2 JP S6026581 Y2 JPS6026581 Y2 JP S6026581Y2 JP 17314779 U JP17314779 U JP 17314779U JP 17314779 U JP17314779 U JP 17314779U JP S6026581 Y2 JPS6026581 Y2 JP S6026581Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
brush cutter
annular
locking piece
elastic
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Expired
Application number
JP17314779U
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English (en)
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JPS5689342U (ja
Inventor
利博 早川
忠道 金子
Original Assignee
新ダイワ工業株式会社
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Publication date
Application filed by 新ダイワ工業株式会社 filed Critical 新ダイワ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防振用弾性体、安全吊金具及び補助ノ<シトを
共に具備させる事により、上記吊金具及び補助バンドに
よる安全性及び、□防振用弾性体による防振性を保持し
た事を特徴とする刈払機における肩掛具に関するもので
ある。
上記に関する従来の肩掛具等においてエンジン部の振動
を中途で吸収して作業者に対する伝達量を小さくする工
夫がなされており、且つ、刈払作業中に作業者が危険状
態に陥入った時、直ちに刈払機を分離できる様にした安
全吊金具に関する各種工夫も実施されている。
七かるに上記防振性及び安全性を共に具備した肩掛具に
は、刈払機の落下防止についての配慮がなされておらず
安全性に問題があった。
本考案は上記に鑑みなされたもめであって、上記各機能
を満足する刈払機における肩掛具を提供する事を目的と
するものであり、上記目的を遠戚する為に刈払機本体側
に設けた吊金具に対して係合するフック金具の一端を環
状係合子に接続し、該環状係合子に対して嵌挿する舌片
を斜め下方に設けた環状体及び該舌片中に穿設したロッ
ク孔に挿脱自在な係止片を設け、該係止片の一端に弾性
部材を設けるとともに該部材の弾持力に抗して抜脱する
為の引き手を設け、前記環状体及びメインバンドを連繁
したバンド引掛具間に係合部を形成七た防振用弾性体を
係着して介在させるとともに、前記バンド引掛具20の
孔部20′を境に連続するメインバンド21の一端と他
側にバックルを夫々配設し、メインバンド21とは別個
の補助パン¥21′を前記環状体13申に挿通させ、該
補助バンド21′の両端部を前記一端と他端のバックル
に夫々連結する事により、防振性及び安全性を保持した
事を特徴とする刈払機における肩掛具を得んとするもの
である。
以下に図面を参照して説明する。
第1図は従来から通常に用いられる刈払機1を示し、2
はそのエンジン部、3はクラッチハウジング、4はアウ
タパイプ、5はアウタパイプ4の先端に歯車室6を介し
て設けた回転刃、7はアウタパイプ4に装着したバンド
ル部である。
8は刈払機本体に設けた吊金具であり、これに係合する
フック金具9及び該フック金具9に連続する肩掛具10
から戊る。
本考案は上記肩掛具10の改良に係り、その詳細を第2
図、第3図に示す斜視図及び断面図により説明する。
フック金具9の上端には略、長方形を成る環状係合子1
1に接続されており、該環状係合子中に嵌挿する舌片1
2を斜め下方に設けた環状体13を設置する。
舌片12は環状体13の下端部を延長して折曲げた構造
となっており、且つ、該舌片12中にはスリット状ロッ
ク孔12が穿設される。
該ロック孔12′に対して上部より挿脱自在な係止片1
4が用意されるが、該係止片の一端は適度な弾力を有す
る弾性部材15の折曲げ部分に鋲16を用いて固着され
ている。
該弾性部材15は、更に逆方向への折曲げ部15′を有
し、且つその一端は環状体13に対して鋲17を用いて
固着される一方、鋲16における他端側にけ帯状の引き
手15aが形成されている。
上記引き手15aは手動によって矢印A方向へ引上げる
事により、弾性部材15の弾持力に抗して係止片14を
舌片12中のロック孔12′より抜脱させる事が可能と
なるものであり、上記の如き構成とする事によっていわ
ば安全装を具備せしめるものである。
一方前記環状体13の他、端側は取付金具18゜18を
両端部に保持するゴム等の弾性体19の一端に取付けら
れ、該弾性体19の他端側は肩掛用バンド引掛具20の
一端に固着されている。
該取付金具18.18はその先端が折曲げられて夫々環
状体13及びバンド引掛具20に対して強固に保合固着
されるものであり、上記構成する事によって弾性体19
は刈払機の発生する振動を吸収して作業者に伝達する機
能を果するものである。
また21′は前記環状体13中を挿通させた補助バンド
であって、メインバンド21とは別個のものである。
この補助バンド21′はその一端部をバンド引掛具20
の孔部20′に通過させ、メインバンド21の一側に配
設したバックル23.23に夫々連接している。
22は作業者の肩に当るメインバンド21の適当個所に
設けた肩当てである。
そして環状体13中を挿通せしめた補助バンド21′は
ゴム等の弾性体19が長期使用中に劣化して刈払作業中
に切断するようなことがあっても、弾性体19に代って
刈払機を支持することができるので、刈払機の落下に伴
う作業者への危険を回避する役割を果している。
また、万一バンド引掛具20の孔部20′付近でメイン
バンド20が切断され、もしくは弾性体19の両方が切
断されても、補助バンド20′により刈払機を支持する
ことができ、刈払機の落下に伴う危険を一層回避できる
ものである。
本考案は上記の構造から戒る刈払機における肩掛具を提
供するものるが、以下に動作につき説明する。
刈払機を稼動させるに際し、本体に設けた吊金具に対し
てフック金具9を連接し、バンド21を肩掛けするとと
もに刈払機のバンドル7を操作して刈払作業を行う。
この時フック金具9が接続した環状係合子11と肩掛具
とは第2図、第3図に示した状態に設定する事によって
、上記状態を維持し、作業が進行する。
刈払機のエンジン部2から発生する振動の多くはゴム等
の弾性体19のクッション効果によって吸収され、作業
者に伝わる振動は極めて小さいものとなる。
係止片14が舌片12中のスリット状のロック孔12′
中に挿入され、弾性部材15の弾力によって維持されて
いる為、刈払機の荷重等によって係合状態が抜脱する恐
れは全くないものであるが、仮に作業者が厄除状態に瀕
した時には、上記の安全装置を操作して危険を回避する
事が可能となる。
例えば刈払機に火災が発生した時には引き手15aを手
動によって上部に引上げれば、係止片14が舌片12q
>ロック孔12′より抜去し、環状係合子11及びこれ
と接続したフック金具9が舌片12に沿って地上に落下
し、刈払機本体から作業者が素早く離脱できるものであ
る。
また、環状体13中を挿通せしめた補助バンド21′は
、ゴム等の弾性19が長期間使用中に劣化して刈払作業
中に切断するようなことがあっても、あるいはバンド引
掛具20の孔部20′付近でメインバンド21が切断さ
れるようなことがあっても、弾性体19あるいはメイン
バンド21に代って刈払機を支持することができるので
、刈払機の落下に伴う作業者への危険を回避することが
できるのである。
本考案は以上説明した様な機構及び動作態様を有するも
のであり、刈払機本体に対して手動により駆動可能な引
き手を設け、該引き手に連なる係止片が舌片中のロック
孔から抜去してフック金具及び刈払機本体を素早く分離
可能とし、且つ、ゴム等より成る防振用弾性体を介在さ
せて、作業中の防振効果を付与せしめるとともに、ゴム
等より戒る防振用弾性体の長期使用に伴う劣化による切
断、あるいはメインバンドで最も劣化の激しいバンド引
掛具の孔部付近でのメインバンドの切断があっても、弾
性体に代って補助バンドが刈払機を支持して、刈払機の
落下による危険を回避せしめた事を大きな特徴とするも
のであり、作業者に対する安全性及び操作性が良好な刈
払機用肩掛具を実現可能とするものであって、実用上の
効果が極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の刈払機を示す斜視図を示し、第2図、第
3図は本考案に係る肩掛具の斜視図及び断面図を示す。 9・・・・・・フック金具、10・・・・・・肩掛具、
11・・・・・・環状係合子、12・・・・・・舌片、
12′・・・・・・ロック孔、13・・・・・・環状体
、14・・・・・・係止片、15・・・・・・弾性部材
、15a・・・・・・引き手、16,17・・・・・・
鋲、18・・・・・・取付金具、19・・・・・・弾性
体、20・・・・・・バンド引掛具、20′・・・・・
・孔部、21・・・・・・メインバンド、21′・・・
・・・補助バンド、22・・・・・・肩当て、23・・
・・・・バックル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈払機本体側に設けた吊金具に対して係合するフック金
    具9の一端を環状係合子11に接続し、環状係合子1j
    に対して嵌挿する舌片を斜め下方に設番すた環状体13
    及び前記舌片中に穿設したロック孔に挿脱自在な係止片
    14を設け、該係止片の一端に弾性部材を設けるととも
    に、該部材の弾持力に抗して抜脱する為の引き手15a
    を設け、且つ前記環状体13及びメインバンド21を連
    繁したバンド引掛具20間に係合部を形成した防振用弾
    性体19を係着して介在させるとともに、前記バンド引
    掛具20の孔部20′を境に連続するメインバンド21
    の一端と他側にバックルを不々配設し、メインバンド2
    1とは別個の補助バンド21′を前記環状体13中に挿
    通させ、該補助バンド21の両端部を前記二端と他端の
    バックルに夫々連結した事により、防振性及び安全性を
    保持した事を特徴とする刈払機における肩掛具。
JP17314779U 1979-12-13 1979-12-13 刈払機における肩掛具 Expired JPS6026581Y2 (ja)

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JP17314779U JPS6026581Y2 (ja) 1979-12-13 1979-12-13 刈払機における肩掛具

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JP17314779U JPS6026581Y2 (ja) 1979-12-13 1979-12-13 刈払機における肩掛具

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Publication Number Publication Date
JPS5689342U JPS5689342U (ja) 1981-07-17
JPS6026581Y2 true JPS6026581Y2 (ja) 1985-08-10

Family

ID=29683931

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JP17314779U Expired JPS6026581Y2 (ja) 1979-12-13 1979-12-13 刈払機における肩掛具

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JPS5689342U (ja) 1981-07-17

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