JPS6026584Y2 - 刈払機における安全吊金具 - Google Patents

刈払機における安全吊金具

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Publication number
JPS6026584Y2
JPS6026584Y2 JP6463478U JP6463478U JPS6026584Y2 JP S6026584 Y2 JPS6026584 Y2 JP S6026584Y2 JP 6463478 U JP6463478 U JP 6463478U JP 6463478 U JP6463478 U JP 6463478U JP S6026584 Y2 JPS6026584 Y2 JP S6026584Y2
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JP
Japan
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locking piece
piece
locking
engagement hole
fitting
Prior art date
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Expired
Application number
JP6463478U
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English (en)
Other versions
JPS54432U (ja
Inventor
和夫 井町
Original Assignee
富士ロビン株式会社
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Publication date
Application filed by 富士ロビン株式会社 filed Critical 富士ロビン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は刈払機の本体側に設けた吊金具にベルト側に
設けたフック金具を係合する構造の刈払機における安全
刈払機に関するものである。
。刈払機の作業中、作業者が足を滑らせて転倒しかけた
時など、素早く刈払機の本体を身体からつき放すことが
できないと、刈刃部分で重大な負傷あるいは死傷をこう
むり、あるいは火災の時、火傷を負う危険がある。
そこで、吊持ベルト側に設はフック金具から簡単かつ確
実に吊金具を外すことができる工夫が提唱されている。
例えば、吊持ベルト側に設けたフック金具を腰ベルトに
よって身体にしっかりと固定して置き、フック金具より
水平に突出した舌片にロック用係合孔を穿ち、ここに上
下方向に挿脱可能な係止片を挿入し、上記舌片と係止片
とによって形成された間隙に刈払機の本体側の吊金具を
係止して置くものが考えられている。
この場合、問題に、なるのは、係止片を係合孔から抜脱
しても、自然に舌片から吊金具が抜けるわけではないの
であって、舌片の先端に向けて吊金具を押し滑らせて外
さなければならないから、動作が2段階(係止片の抜脱
、舌片からの吊金具の抜き出し)となり、緊急解除性に
欠ける。
しかも、ここで提唱されている吊金具の構造は、係止片
がばね力で係合孔内に常に入るように構成されているの
で、引き手に力を加えて、係止片を係合孔から抜き出し
た状態を維持したままで、舌片から吊金具の抜き出しを
しなければならないという非常に制約された条件がある
ので、実際の事故において、フック解除が確実にできる
という確率が低い。
この考案は上記事情にもとづいてなされたもので、引き
手を操作して、係止片を係合孔より抜脱するや、舌片に
対し自然に吊金具が滑降し、分離できるという非常に確
実性のあるフック解除が可能であるとともに例えば引き
手が木の枝等に接紳した程度でフック解除が行われると
きわめて危険であるため濫りにフック解除が行われない
よう工夫した刈払機における安全吊金具を提供しようと
するものである。
以下、この考案を図示の実施例にもとづいて具体的に説
明する。
図において、符号Aは内部に伝導軸を軸装した刈払機の
操作枠で、その基端には、エンジンBおよびクラッチC
が取付けてあり、先端には歯車筐りを介して刈刃Eが取
付けである。
上記操作枠Aの途中には、バーハンドルFが取付けられ
ており、該バーハンドルFとクラッチCとの間に位置し
て、上記操作枠Aには本機側の吊金具Gが取付けられて
いる。
そして、上記バーハンドルFの一方のグリップF□に近
い個処にスロットルレバーHが取付けてあり、スロット
ルワイヤJを介してエンジンBに連繋されている。
上記吊金具Gは、この実施例では懸吊具1に穿った係合
孔2に対して、フック3を係合した構造す、上記フック
3は、ばねで閉鎖側に弾持されている抜は止め用爪3a
を枢着されている。
そしt、□上記フック3の頂部には、四角形状の環状係
合子4が回転自在な状態で取付けられている。
一方、刈払機を肩掛はベルトにて吊持するための吊持ベ
ルト5にはフック金具Kが取付けられている。
このフック金具にはベルト掛部分を有する円型のバー6
に、板体7を溶着させ、該板体7の下端には折曲げによ
って遊端部側を斜め下方に向けて形成した舌片8を突出
させて構成している。
□この舌片8には長方形のロック用係合孔9が穿設され
ており、上記保合孔9に上方よりほぼ垂直状□に弛く挿
入できる短冊形の係止片10が別に用意されている。
上記係止片は下部すなわち先端を前記舌片8の遊端部側
の方向に向けてくの字形に屈折した形状をなしており、
前記係止片10の上部すなわち、基端には、適度な剛性
と弾力とを具備する帯状の弾持部材11の一端が鋲12
で固着されている。
上記弾持部材11は、この実施例では合成樹脂繊維の繊
布であって、途中が折返されており、その折返し部分を
鋲13で連着すると共に、他端を鋲14で板体7に固着
している。
このため、上記弾持部材11は、上記係止片1・0をロ
ック用係合孔9に挿入した状態で挿入方向にこれを保持
する弾力および剛性を具備し、また、係止片10を係合
孔9より抜脱した時には舌片8の先端部に保合孔9より
抜脱した時には舌片8の先端側に係止片10を弾じく弾
性を持っている。
また、上記係止片10には、上記弾持部材11の延長部
分を利用して構成した帯状の引き手15が備えられてい
る。
このような構成では、刈払機を吊持する時、舌片8に環
状係合子4を嵌装して置いて、その外側から係止片10
をロック用係合孔9に挿入すると、上記係止片10は弾
持部材11の弾力および剛性によって挿入状態に保持さ
れる。
このため刈払機を吊持する際の荷重が吊金具Gにかかつ
ても、舌片8と係止片10で形成された閉じたループ内
に係合子4が維持され、係合が完全に維持される。
この場合、係合子4が係止片10を内側から外側に向け
て押圧するように力を働かせても、係止片10をロック
用係合孔9から抜脱するような力としては働かないので
、濫に外れるおそれはない。
とくに、この考案では、係止片10の先端がくの字状に
屈折されているので、この部分が係合孔9の縁に係合し
て、一層、係止片10の外れを防止している=・すなわ
ち、例えば前記引き手15が木の枝に接触した程度でフ
ック解除が行われるときわめて危険であるがこのような
恐れを解消したものである。
また、係合子4の下側が係止片10の先端を押す状態に
なっていると、係止片10の抜は出しのおそれが、増々
遠のくのである。
作業者が危険状態に陥った時、例えば転倒しかけた時あ
るいは刈払機に火災が発生た時なと、作業者は引き手1
5を引き上げることで、係止片10を係合孔9より抜脱
すれば、係合子4は舌片8より滑11Qt、て、刈払機
を作業者から分離できる。
この場合、舌片8に対して係合子4にかかる荷重が作用
していて、係止片10にはあまり加わっていないので、
係止片10の抜き出しは比較的軽く、すなわち、弾持部
材11を撓ませる程度の力で簡単に行える。
また、係止片10を係合孔9から一度、抜き出すと、弾
持部材11の折返し個処の撓み応力が除かれるので、係
止片10は舌片8の先端側にはじかれ、引き手15から
手を離しても、そのままでは、再び係止片10が係合孔
9内に戻ることがないので、舌片8から係合子4が抜は
出さないうちに再びロック状態になるおそれがない。
また、引き手15の引き上げ方向は、厳密に真上の方向
でなくてもよいのであり、下向きを除き、斜め上方なら
、前側に引くようにしても、横に引くようにしても、係
止片10を係合孔9から抜脱できるので、極めて操作性
がよい。
これは緊急時の操作における自由度が大きいということ
で重要なメリットである。
しかも舌片8は前述のように、斜め下方に向けて突出し
ているので、係止片10が抜脱されれば、係合子4はそ
こに加わる本機の荷重で自然に滑動されるから、とくに
舌片から係合子を押し滑らせるような動作を必要としな
い。
このため、全く引き手15を引くという所作だけで完全
かつ確実にフック解除という所期の目的が遠戚でき、−
動作性が得られる。
なお、上記弾持部材11は第4図にみられるように、逆
U状形のばね鋼などの弾性片で構成されてもよいこと勿
論であり、要は、係止片10を係合孔9内に挿入させて
置くための保持力が上記弾持部材11の弾力お・よび剛
性によって係止片10にかかるようにすればよいのであ
る。
第5図に示す実施例では、上、記弾持部材11は前記実
施例と同じ合成樹脂繊維の編組体であるが、折返し部分
を備えておらず、直接その上端部を金具16を介してバ
ー6に固着した構造になっている。
この考案は以上詳述したように、刈払機の吊持ベルト側
には舌片を斜め下方向に向けて突出させたフック金具を
設け、前記舌片はその道端部側が下位になるように傾斜
状に形成させ、この舌片にはロック用係合孔を設けると
ともに、このロック用係合孔に挿入した状態でほぼ垂立
状になる係止片を帯状の弾持部材を介してフック金具に
連結し、さらに係止片の上部にはロック用係合孔よりも
係止片を引き出すための引き手を設けるとともに前記係
止片の下部を前記舌片の道端部側方向に向けて略く字状
に屈折させて構成し、上記舌片を刈払機の本体に設けた
吊金具の環状の保合子に挿通させたあと、係止片をロッ
ク用係合孔に挿入して吊金具とフック金具とを脱着可能
に連結して構成したものである。
従って、フック金具の舌片を道端部側が下位になるよう
に傾斜状に形成するとともに、この舌片の係合孔に挿入
する係止片を挿入状態おいてほぼ垂立状で下部が前記舌
片の遊端部側方向に向けて略く字状に屈折させて構成し
たので、これらを組み付けた通常の使用状態において舌
片に対して係合子が滑脱ないように確実に懸吊されてお
り、係止片がみだりに離脱するのが防止されているとと
もに、例えば引き手が木の枝等に接触した程度でフック
解除が不用意に行われることがないように工夫されてお
り、より安全に使用できる。
また、作業者が危険状態に陥入った時、引き手を引くだ
けで、係止片を係合孔から抜脱し、これによって、係合
子を舌片に対して刈払機の荷重を自動的に滑脱すること
ができる。
したがって、瞬時にして、作業者から刈払機を分離でき
るので、転倒、火災などの危険状態から作業者を回避さ
せることができるという保安上の効果を奏しうる。
。なお、この考案では、安全吊金具を刈払機に適用した
場合について述べたが、草刈機、枝払機、茶刈機などの
安全吊金具としても適用できることは勿論であって、い
づれの分野においても、この技術的範囲に属するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す刈払機の斜視図、第
2図はこの考案に係る安全吊金具の斜視図、第3図は同
側面図、第4図は弾持部材の変形例を示す側面図、第5
図は同じく弾持部材の他の実施例を示す側面図である。 A・・・・・・操作桿、B・・・・・・エンジン、C・
・・・・・クラッチ、D・・・・・・歯車筐、E・・・
・・・刈刃、F・・・・・・パーツ)ンドル、G・・・
・・・吊金具、1・・・・・・懸吊具、2・・・・・・
係合孔、3・・・・・・フック、3a・・・・・・爪、
4・・・・・・係合子、5・・・・・・吊持ベルト、6
・・・・・・バー、7・・・・・・板体、8・・・・・
・舌片、9・・・・・・係合孔、10・・・・・・係止
片、11・・・・・・弾持部材、12・・・・・・鋲、
14・・・・・・鋲、15・・・・・・引き手、16・
・・・・・金具、K・・・・・・フック金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈払機の吊持ベルト側には舌片を斜め下方向に向けて突
    出させたフック金具を設け、前記舌片はその遊端部側が
    下位になるよう傾斜状に形成させ1.この舌片にはロッ
    ク用係合孔を設けるとともに、このロック用係合孔に挿
    入した状態でほぼ垂立状になる係止片を帯状の弾持部材
    を介してフック金具に連結し、さらに係止片の上部には
    ロック用係合孔より係止片を引き出すための引き手を設
    けるとともに前記係止片の下部を前記舌片の遊端部側方
    向に向けて略く字状に屈折させて構成し、上記舌片を刈
    払機の本体側に設けた吊金具の環状の保合子に挿通させ
    たあと、係止片をロック用係合孔に挿入して吊金具とフ
    、ツク金具とを脱着可能に連結して構成したことを特徴
    とする刈払機における安全吊金具。
JP6463478U 1978-05-16 1978-05-16 刈払機における安全吊金具 Expired JPS6026584Y2 (ja)

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JP6463478U JPS6026584Y2 (ja) 1978-05-16 1978-05-16 刈払機における安全吊金具

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JP6463478U JPS6026584Y2 (ja) 1978-05-16 1978-05-16 刈払機における安全吊金具

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Publication Number Publication Date
JPS54432U JPS54432U (ja) 1979-01-05
JPS6026584Y2 true JPS6026584Y2 (ja) 1985-08-10

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ID=28968932

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