JPS6026567B2 - 連続型高勾配磁力選別装置 - Google Patents
連続型高勾配磁力選別装置Info
- Publication number
- JPS6026567B2 JPS6026567B2 JP56202096A JP20209681A JPS6026567B2 JP S6026567 B2 JPS6026567 B2 JP S6026567B2 JP 56202096 A JP56202096 A JP 56202096A JP 20209681 A JP20209681 A JP 20209681A JP S6026567 B2 JPS6026567 B2 JP S6026567B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- collection port
- substances
- material collection
- sorting
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C1/00—Magnetic separation
- B03C1/02—Magnetic separation acting directly on the substance being separated
- B03C1/025—High gradient magnetic separators
Landscapes
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁着物質と非滋着物質とを連続的に選別分離
する連続型高勾配磁力選別装置に関するものである。
する連続型高勾配磁力選別装置に関するものである。
従来の高勾配磁力選別装置は、一様な磁場中に置かれた
強磁性紬線により滋着物質を捕捉すると共に、上記細線
で捕捉されない非磁着物質を系外へ回収し、強磁性細線
が磁着物質で飽和した時点で磁場強度を零にすることに
より滋着物質を系外へ回収して、両物質の選別分離を行
うものである。
強磁性紬線により滋着物質を捕捉すると共に、上記細線
で捕捉されない非磁着物質を系外へ回収し、強磁性細線
が磁着物質で飽和した時点で磁場強度を零にすることに
より滋着物質を系外へ回収して、両物質の選別分離を行
うものである。
従って、その選別装置は原理的に回分方式のものであり
、中間産物の回収ができないばかりでなく、強磁性細線
の捕捉される磁着物質中に非磁性物質が紛れ込み易いと
いう欠点もあり、特に固体物質相互の選別分離には満足
な分離成績が得られなかった。叙上に鑑み、本発明は磁
着物質と非滋着物質とを連続的に選別可能な磁力選別装
置を提供しようとするものであり、さらに分離精度がよ
く、固体物質相互の選別分離にも有効な装置を提供しよ
うとするものである。
、中間産物の回収ができないばかりでなく、強磁性細線
の捕捉される磁着物質中に非磁性物質が紛れ込み易いと
いう欠点もあり、特に固体物質相互の選別分離には満足
な分離成績が得られなかった。叙上に鑑み、本発明は磁
着物質と非滋着物質とを連続的に選別可能な磁力選別装
置を提供しようとするものであり、さらに分離精度がよ
く、固体物質相互の選別分離にも有効な装置を提供しよ
うとするものである。
而して、本発明の連続型高勾配磁力選別装置は、扇平な
容器状をなす選別用セルの一端上部に供給口を設けると
共に、池端に磁着物質回収口を、底部に非磁着物質回収
口を設け、この選別用セル内に上記供給口側から磁着物
質回収口側に向けて多数の強磁性細線を張架し、この選
別用セルを少なくとも上記供給口側から磁着物質回収口
側に向って強くなるような磁場勾配を与える電磁石夕の
磁極間に配設して、その選別用セルの両端に超音波振動
発生装置を付置したことを特徴とするものである。
容器状をなす選別用セルの一端上部に供給口を設けると
共に、池端に磁着物質回収口を、底部に非磁着物質回収
口を設け、この選別用セル内に上記供給口側から磁着物
質回収口側に向けて多数の強磁性細線を張架し、この選
別用セルを少なくとも上記供給口側から磁着物質回収口
側に向って強くなるような磁場勾配を与える電磁石夕の
磁極間に配設して、その選別用セルの両端に超音波振動
発生装置を付置したことを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
0 第1図ないし第3図において、比較的局平な容器状
をなす選別用セル1は、その一端上部に原料を供孫舎す
る供給口2を設けると共に、池艦上部に磁着物質回収口
3を設け、さらに底部における上記供聯合口2側に通数
の非磁着物質回収口4を設け夕ると共に、磁着物質回収
口3側に道教の中間産物回収口5を設けている。
をなす選別用セル1は、その一端上部に原料を供孫舎す
る供給口2を設けると共に、池艦上部に磁着物質回収口
3を設け、さらに底部における上記供聯合口2側に通数
の非磁着物質回収口4を設け夕ると共に、磁着物質回収
口3側に道教の中間産物回収口5を設けている。
上記選別用セル1の形状は、上方から下方にいくに従っ
てその中を狭くし、また供給口2側から磁着物質回収口
3側にいくに従ってその中を狭くしたもので、例えばス
ラリーの原料を供給した場合にそれらの中が狭い部分で
液体の流速が大きくなり、磁着物質と非磁着物質の回収
を容易にするように構成している。また、上記選別用セ
ル1の内部においては、供V給口2側から滋着物質回収
口3側に向けて多数の強磁性細線6を張架している。こ
の強磁性細線6の張架密度は、少なくとも供総合原料の
すべてが各紬線間を自由に通過できる程度とする必要が
ある。このように構成した選別用セル1は、それを電磁
石の磁極7,7間に配設し、その磁界中に置かれた上記
強磁性細線により磁束をいまって高勾配を発生させるが
、この電磁石磁極7,7は、下部を除いて上下方向に略
−定の磁極間隔を有し、下部においてはその磁極間隔を
次第に増大させ、また選別用セル1の中と同様に供給口
2側から磁着物質回収口3側へいくに従って磁極間隔を
狭くし、これによって選別用セルーに上方向と磁着物質
回収口3の方向に向って磁場が強くなる磁場勾配を与え
るように構成している。而して、上記選別用セル1は磁
極7,7間に可動的に支持させ、その両端に超音波振動
発生装置8を付設している。
てその中を狭くし、また供給口2側から磁着物質回収口
3側にいくに従ってその中を狭くしたもので、例えばス
ラリーの原料を供給した場合にそれらの中が狭い部分で
液体の流速が大きくなり、磁着物質と非磁着物質の回収
を容易にするように構成している。また、上記選別用セ
ル1の内部においては、供V給口2側から滋着物質回収
口3側に向けて多数の強磁性細線6を張架している。こ
の強磁性細線6の張架密度は、少なくとも供総合原料の
すべてが各紬線間を自由に通過できる程度とする必要が
ある。このように構成した選別用セル1は、それを電磁
石の磁極7,7間に配設し、その磁界中に置かれた上記
強磁性細線により磁束をいまって高勾配を発生させるが
、この電磁石磁極7,7は、下部を除いて上下方向に略
−定の磁極間隔を有し、下部においてはその磁極間隔を
次第に増大させ、また選別用セル1の中と同様に供給口
2側から磁着物質回収口3側へいくに従って磁極間隔を
狭くし、これによって選別用セルーに上方向と磁着物質
回収口3の方向に向って磁場が強くなる磁場勾配を与え
るように構成している。而して、上記選別用セル1は磁
極7,7間に可動的に支持させ、その両端に超音波振動
発生装置8を付設している。
また、磁着物質回収口3に近い位置においても選別用セ
ル1に超音波振動発生装置9を付設することができる。
このような構成を有する磁力選別装置においては、電磁
石によって磁極7,7間に磁場を発生させると共に超音
波振動発生装置8により選別用セルー内の媒体を振動さ
せながら供給口2から選別分離すべき原料を供給すると
、その原料の中で磁化率の大きい物質が強磁性紬線6に
捕捉され、超音波振動発生装置による細線6の振動によ
り、それに捕捉された磁着物質が紬線6上を振動しなが
ら移送される。
ル1に超音波振動発生装置9を付設することができる。
このような構成を有する磁力選別装置においては、電磁
石によって磁極7,7間に磁場を発生させると共に超音
波振動発生装置8により選別用セルー内の媒体を振動さ
せながら供給口2から選別分離すべき原料を供給すると
、その原料の中で磁化率の大きい物質が強磁性紬線6に
捕捉され、超音波振動発生装置による細線6の振動によ
り、それに捕捉された磁着物質が紬線6上を振動しなが
ら移送される。
この場合に、磁極7,7間の間隔を前述のように形成し
て、選別用セル1に上方向と磁着物質回収口3の方向に
向って磁場が強くなる磁場勾配をもたせているので、磁
着物質には上方向及び磁着物質回収口3の方向への磁力
が作用することになり、従って細線6上に捕捉された磁
着物質はその細線上から脱落.し難くなると同時に細線
上を次第に磁着物質回収口端へ移動し、磁着物質回収口
端に取付けられている強力な超音波振動発生装置9によ
る超音波振動で磁着物質が紬線から離脱し、滋着物質回
収口3を通じて回収される。また、細線6に捕捉されな
い非滋着物質は細線間を落下して非磁着物質回収口4か
ら回収される。さらに原料中に混在する磁化率の小さい
物質、あるし、は磁着物質と非磁着物質の混合物は、中
間産物回収口5を通じて回収される。このような磁着物
質と非磁着物質との分離においては、選別用セル1の中
が狭い部分、即ち選別用セル1の下部及び磁着物質回収
口3に近い部分で流体の流れが遠くなり、従ってその流
体の流れによる力が磁着物質と非磁着物質の分離抽出に
有効に作用することになる。
て、選別用セル1に上方向と磁着物質回収口3の方向に
向って磁場が強くなる磁場勾配をもたせているので、磁
着物質には上方向及び磁着物質回収口3の方向への磁力
が作用することになり、従って細線6上に捕捉された磁
着物質はその細線上から脱落.し難くなると同時に細線
上を次第に磁着物質回収口端へ移動し、磁着物質回収口
端に取付けられている強力な超音波振動発生装置9によ
る超音波振動で磁着物質が紬線から離脱し、滋着物質回
収口3を通じて回収される。また、細線6に捕捉されな
い非滋着物質は細線間を落下して非磁着物質回収口4か
ら回収される。さらに原料中に混在する磁化率の小さい
物質、あるし、は磁着物質と非磁着物質の混合物は、中
間産物回収口5を通じて回収される。このような磁着物
質と非磁着物質との分離においては、選別用セル1の中
が狭い部分、即ち選別用セル1の下部及び磁着物質回収
口3に近い部分で流体の流れが遠くなり、従ってその流
体の流れによる力が磁着物質と非磁着物質の分離抽出に
有効に作用することになる。
また、原料が微細粒子の場合、一般に微細粒子は凝集す
る性質を有する場合が多く、粒子が凝集するとその選別
分離が困難になるが、上述した超音波振動発生装置8に
より原料微細粒子に超音波を作用させるため、その超音
波の分散効果により上記凝集を防止することができ、従
来のようにpHを調整したり分散剤を用いる操作を厳密
に行う必要がない。
る性質を有する場合が多く、粒子が凝集するとその選別
分離が困難になるが、上述した超音波振動発生装置8に
より原料微細粒子に超音波を作用させるため、その超音
波の分散効果により上記凝集を防止することができ、従
来のようにpHを調整したり分散剤を用いる操作を厳密
に行う必要がない。
なお、以上においては原料中における磁着物質と非磁着
物質とを分離するように説明したが、本発明の装置は磁
化率の差によって選別分離を行い得るものであり、従っ
て上言己磁着物質とは原料中における磁化率の大きい物
質を意味し、非磁着物質とは上記磁着物質に比して磁化
率の小さい物質を意味するものである。
物質とを分離するように説明したが、本発明の装置は磁
化率の差によって選別分離を行い得るものであり、従っ
て上言己磁着物質とは原料中における磁化率の大きい物
質を意味し、非磁着物質とは上記磁着物質に比して磁化
率の小さい物質を意味するものである。
以上に詳述したところから明らかなように、本発明の磁
力選別装置によれば、磁着物質と非磁着物質とを連続的
に、しかも精度よく選別分離することができる。
力選別装置によれば、磁着物質と非磁着物質とを連続的
に、しかも精度よく選別分離することができる。
第1図は本発明に係る磁力選別装置の実施例を示す一部
破断側面図、第2図はその平面図、第3図はその正面図
である。 1・…・・選別用セル、2・・・・・・供給口、3・・
・・・・磁着物質回収口、4・・・・・・非磁着物質回
収口、6・・・・・・強磁性紬線、7・・・・・・磁極
、8・…・・超音波振動発生装置。 第1図 第2図 第3図
破断側面図、第2図はその平面図、第3図はその正面図
である。 1・…・・選別用セル、2・・・・・・供給口、3・・
・・・・磁着物質回収口、4・・・・・・非磁着物質回
収口、6・・・・・・強磁性紬線、7・・・・・・磁極
、8・…・・超音波振動発生装置。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 1 扁平な容器状をなす選別用セルの一端上部に供給口
を設けると共に、他端に磁着物質回収口を、底部に非磁
着物質回収口を設け、この選別用セル内に上記供給口側
から磁着物質回収口側に向けて多数の強磁性細線を張架
し、この選別用セルを少なくとも上記供給口側から磁着
物質回収口側に向つて強くなるような磁場勾配を与える
電磁石の磁極間に配設して、その選別用セルの両端に超
音波振動発生装置を付設したことを特徴とする連続型高
勾配磁力選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56202096A JPS6026567B2 (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 連続型高勾配磁力選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56202096A JPS6026567B2 (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 連続型高勾配磁力選別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58104645A JPS58104645A (ja) | 1983-06-22 |
JPS6026567B2 true JPS6026567B2 (ja) | 1985-06-24 |
Family
ID=16451893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56202096A Expired JPS6026567B2 (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 連続型高勾配磁力選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026567B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2567768B1 (fr) * | 1984-07-17 | 1988-11-25 | Commissariat Energie Atomique | Filtre electromagnetique a fonctionnement continu |
JP4787994B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2011-10-05 | 株式会社玉川製作所 | 磁性異物の除去装置 |
DE202009001074U1 (de) * | 2008-07-11 | 2010-08-12 | Rauh, Ralf | Vorrichtung zum Abscheiden von magnetisierbaren Teilchen |
CN103357496B (zh) * | 2013-08-02 | 2016-12-07 | 山东华特磁电科技股份有限公司 | 中细粒高梯度湿式强磁预选设备 |
CN104399708B (zh) * | 2014-11-25 | 2016-06-15 | 攀钢集团矿业有限公司 | 一种磁选机磁介质的清洗方法 |
CN106238202B (zh) * | 2016-10-19 | 2018-07-13 | 湖南有色金属研究院 | 铜铋混合精矿超声波分散-磁选分离工艺 |
CN116273453B (zh) * | 2023-02-16 | 2024-04-26 | 江苏普隆磁电有限公司 | 一种钕铁硼磁粉自动筛分装置 |
-
1981
- 1981-12-15 JP JP56202096A patent/JPS6026567B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58104645A (ja) | 1983-06-22 |
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