JPS6026516Y2 - 回転電機の固定子枠 - Google Patents

回転電機の固定子枠

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Publication number
JPS6026516Y2
JPS6026516Y2 JP1976168301U JP16830176U JPS6026516Y2 JP S6026516 Y2 JPS6026516 Y2 JP S6026516Y2 JP 1976168301 U JP1976168301 U JP 1976168301U JP 16830176 U JP16830176 U JP 16830176U JP S6026516 Y2 JPS6026516 Y2 JP S6026516Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator frame
terminal box
groove
bolt
electric machine
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976168301U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5386309U (ja
Inventor
宗一 向坂
稔雄 黒崎
Original Assignee
富士電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士電機株式会社 filed Critical 富士電機株式会社
Priority to JP1976168301U priority Critical patent/JPS6026516Y2/ja
Publication of JPS5386309U publication Critical patent/JPS5386309U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は端子箱等の取付位置を任意に設定可能とし冷却
性能を向上させた回転電機の固定子枠に関する。
従来、固定子枠への端子箱の取付は固定子枠に座を設け
、該座にねじ孔を形成し、ボルトによって端子箱を取付
ける方法が一般的であった。
このため、端子箱は常に一定の位置の固定子枠に固定さ
れるため、相手機械または設置場所の空間スペースを有
効に利用できないことがしは七ばあった。
また固定子枠の周囲を軸方向に流れる冷却風で回転電機
を冷却する全閉外扇回転電機においては、固定子枠に設
けらた前記端子箱の座及び端子箱が冷却風の流れを阻害
することになる。
回転電機の大きさなどにもよるが、固定子枠の全周長さ
に対する端子箱の座の円周方向長さの割合は通常10〜
20%程度であるので、端子箱の座による冷却阻害は回
転電機全体の冷却性能に大きく影響する。
その結果、冷却扇、固定子枠などを大形化せざるを得な
かった。
このような従来の方法では、端子箱の位置が一定で設置
場所の条件に対応することが困難であり、また冷却性能
が低下して回転電機が大形化するという欠点があった。
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、端子箱を任意
の位置に固定することができ、また冷却性能が向上して
回転電機を小形にすることができる固定子枠を得ること
を目的とする。
本考案は前記目的を遠戚するために、端子箱を固定する
ボルトを軸方向にスライド可能に挿入できる通し溝を有
する取付リブを固定子枠に設け、固定子枠の円筒状部分
と端子箱との間に軸方向に通風可能な空間を設け、あわ
せて端子箱が前記取付リブ上の任意に取付けられるごと
く固定子枠を構成する。
以下、図面に示す実施例により本考案を詳細に説明する
第1図乃至第4図の実施例において、1は回転電機の固
定子枠で、円筒状の外周に軸方向に多数の冷却用リブ1
aが設けられている。
この固定子枠1にはさらに前記リブ1aと平行に、端子
箱2を取付けるための取付リブ1bが2個設けられ、こ
の取付リブ1bにはボルト3の頭部3aが挿入されるた
めの、通し溝4が形成されている。
この通し溝4は断面逆T字状に形成され、この通し溝の
奥の幅寸法は前記ボルト3の六角形状の頭部3aが締付
時に回転しない大きさに形成されている。
なお5は前記ボルト3と螺合するナツトである。
6は前記端子箱2の底面中央部に形成したリード線7の
貫通孔である。
通し溝4が形成された前記2個の取付リブ1bと固定子
枠1の円筒状上部分とはリード溝8を形成し、このリー
ド溝8の底部すなわち円筒状部分にはリード線の貫通す
るリード孔9が設けられている。
次に本実施例の作用について説明する。
このように構成された固定子枠1において、固定子枠1
に形成した通し溝4ヘボルト3の頭3aを挿入する。
しかる後、端子箱2の底面に形成したボルト挿入孔2a
内へボルト3を挿入し、ナツト5によって螺締すること
により、端子箱2を固定子枠1に固定することができる
したがってボルト3を通し溝4の任意の位置へスライド
させて位置させ、ナツト5て螺締することにより、端子
箱2を軸方向任意の位置に固定できる。
このとき、リード線7はリード孔9を貫通し、リード溝
8に導かれさらに貫通孔6を貫通するので、端子箱2が
前記任意の位置に固定されてもリード線7を最終的に固
定子枠1の内側より端子箱2の内側へ導くことができる
また端子箱2の下に位置し充分な高さの取付リブ1bの
間に形成されたリード@8は軸方向に開口しているので
、固定子枠1の外周に多数設けた冷却リブ1aの相互間
と同様に冷却風を軸方向に流すことができるので冷却性
能を向上させることができる。
次に第5図および第6図に示す本考案の異なる実施例に
つき説明する。
第5図および第6図の実施例において、前記実施例と主
に異なる点は固定子枠1に形成した通し溝4Aを断面十
字状に形成腰該通し溝4A内にナツト5を挿入しても、
端子箱2をボルト3で螺締固定できるようにした点で、
このように構成しても前記実施例と同様の作用効果があ
る。
なお、前記実施例では六角ボルト3、六角ナツト5を用
いたものについて説明したが、これに限らず、円形以外
の形状あるいは円形でも偏心させたもの或いは回り止め
構造を付したものであればよい。
またボルト3あるいはナツト5と通し溝4.4Aとの間
に作用する座金等の回動防止部材を介挿させることによ
り、ボルトの頭の径あるいはナツトの径よりも大きな通
し溝寸法であっても確実に螺締固定できる。
またいずれの実施例においても、比較的小さい端子箱の
場合には、通し溝を設けた一方の取付リブの上面をや)
広く、他方の取付リブを通し溝のない通常の冷却リブと
同じ形状としても端子箱は安定して取付けられ、前記実
施例と同様の作用効果を発揮させることができる。
さらに本考案による固定子枠はアルミ合金製押出し形材
を適当長さに切断して形成すれば特に経済的である。
以上の説明から明らかなように本考案にあっては、端子
箱を軸方向任意の位置に固定するためのボルトあるいは
ナツトをスライド可能に挿入できる通し溝を有する取付
リブを固定子枠に形成したので、相手機械または設置場
所の空間スペースを有効に利用できるような固定子枠の
位置に端子箱を取付けることができる。
また端子箱は回転電機の据付現場でもスライドさせて、
任意の位置で固定できる利点がある。
さらに端子箱の下方の空間を冷却風が有効に貫流できる
ので冷却性能は大巾に向上し、回転電機を小形化できる
実用上優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す一部破断
正面図および側面図、第3図は通し溝を示す斜視図、第
4図は通し溝内へボルトを挿入した状態を示す図、第5
図は本考案の異なる実施例の通し溝を示す斜視図、第6
図は第5図の実施例の取付状態の要部を示す図である。 1:固定子枠、1a:リブ、1b=冷却リフ、2:端子
箱、3:ボルト、3a:ボルトの頭部、4.4A:通し
溝、5:ナツト、6:貫通孔、7:リード線、8:リー
ド溝、9:リード孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の固定子枠の外側に突出して軸方向に延設された冷
    却リブと平行に取付リブを設け、この取付リブのボルト
    等をスライド可能に挿入できる通し溝を設け、この通し
    溝によって前記取付リブの上に端子箱を軸方向任意の位
    置に固定したことを特徴とする回転電機の固定子枠。
JP1976168301U 1976-12-17 1976-12-17 回転電機の固定子枠 Expired JPS6026516Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976168301U JPS6026516Y2 (ja) 1976-12-17 1976-12-17 回転電機の固定子枠

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976168301U JPS6026516Y2 (ja) 1976-12-17 1976-12-17 回転電機の固定子枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5386309U JPS5386309U (ja) 1978-07-15
JPS6026516Y2 true JPS6026516Y2 (ja) 1985-08-09

Family

ID=28775938

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976168301U Expired JPS6026516Y2 (ja) 1976-12-17 1976-12-17 回転電機の固定子枠

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4411555Y1 (ja) * 1965-07-26 1969-05-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4411555Y1 (ja) * 1965-07-26 1969-05-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5386309U (ja) 1978-07-15

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