JPS60264374A - セラミツクス発泡体の製造方法 - Google Patents

セラミツクス発泡体の製造方法

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JPS60264374A
JPS60264374A JP11912684A JP11912684A JPS60264374A JP S60264374 A JPS60264374 A JP S60264374A JP 11912684 A JP11912684 A JP 11912684A JP 11912684 A JP11912684 A JP 11912684A JP S60264374 A JPS60264374 A JP S60264374A
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  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、セラミックス発泡体、特に大型のセラミック
ス発泡成形体を製造するための改良方法に関するもので
ある。さらに詳しくいえば、本発明は従来の技術では得
ることがで鰺なかった、構築材料として好適に使用しう
る大型のセラミックス発泡成形体を、簡単な設備で製造
する方法に関するものである。
従来の技術 通常、セラミックス発泡体を製造するには、アルミナ、
カーボランダム、シリマナイトのような耐火性材料から
成る棚板で組み立てられた型枠の中に発泡性セラミック
ス原料混合物を充填腰加熱発泡させる方法が行われてい
る。
しかしながら、このセラミックス発泡体は、それが成形
される過程において、先ず800〜1000℃まで加熱
すると約2%程度の収縮が起り、さらに加熱を続行し1
ooo°C以」二になると約2〜4倍程度に膨張し、1
080℃を過ぎたのち、これ以下に冷却すると急速に収
縮するという挙動を示すため、型枠の内面との間に少し
でも焼着を生じると成形体に割れを生じ、品質の劣化を
免れず、この傾向は特に大型成形体の製造において顕著
である。これまで、このような焼着を防止するために、
アルミす粉末のような耐熱性粉末を型枠内面に塗布する
ことか行われているが、十分な効果は得られていない。
他方、大型の成形体を製造するには、それに対応する大
型の型枠を必要とするが、たとえどのように耐熱性の良
好な材料を用いたとしても、1000°C以−1−の高
温においては著しく強度が低下するので、それを補うた
めには、かなり厚さを大きくしておかなければならない
。例えば縦1M、横11Iのブロックを製造する場合に
は、棚板の厚さは少なくとも5czにする必要があるか
、このような棚板を用いて製造することは、設備的、経
済的に大きな問題を伴うため、工業的方法として不適当
である。
したがって、これまでは、大型のセラミックス発泡成形
体を得ることは実質」―不可能であり、このため構築材
料の分野においてこのような大型成、11i□ 形体の
大量の供給か熱望されていた。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、大型のセラミックス発泡成形体を、大
量かつ容易に製造するための方法を提供することである
本発明の他の目的は、棚板の厚さを特に増大させること
なく、簡単な操作で、構築用材料として好適な大型のセ
ラミックス発泡成形体を製造するための新規な方法を提
供することである。
問題点を解決するための手段 本発明に従えば、発泡性セラミックス原料混合物を耐熱
性型枠に充填し、1000°C以」−の温度に加熱して
セラミックス発泡体を製造するに当り、型枠の内側にお
ける発泡体と接触する面全体にわたって、アルミナ粉末
を含浸固着させたガラス繊維布から成る保護層を配置す
ることによって、前記の目的を達成することがでトる。
本発明方法においては、型枠の内側に、アルミナ粉末を
含浸固着させたガラス繊維布から成る保護層を配置させ
ることが重要である。この保護層は、通常、アルミナ粉
末に、粘土のような耐熱性結合剤及びCMC、ポリビニ
ルアルコールのヨウな合成のり又はデンプンのような天
然のりを加え、3− さらに水を加えて適当な濃度のスラリーとした中へ、ガ
ラス繊M[布を浸し、これにスラリーを十分に含浸させ
たのち、取り出し、乾燥させたものを袋状、箱状に成形
することによって調製される。
このようにして調製された保護層は、型枠の内部に、か
つその内面にほぼ接触するようにして配置される。この
際に使用するガラス繊維布は、織布、編布、不織布のい
ずれでもよい。
また、保護層は、ガラス短繊維を前記したスラリー中に
加え、これを型枠の内面に適当な手段で塗布し、乾燥す
ることによって形成させることもできる。
前記のスラリーには、必要に応じ粘度調節剤、分散剤、
安定剤、着色剤などの補助添加剤を加えることかでトる
このようにして調製された保護層は、1200°Cまで
の高温に耐える−にに、セラミックス発泡体と接触した
状態で焼着を起さず、しかもその収縮、膨張に十分追随
しうるので、セラミックス発泡体に割れを生じることが
ない。
一4= 本発明においで使用される型枠の材料には特に制限はな
く、従来セラミックス発泡体の型枠に粋通に用いられて
いる耐熱性材料の中から任意に選ぶ゛ことかできる。こ
のようなものとしては、例えばアルミナ、マグネシア、
チタニア、ジルコニアのような耐火性酸化物、窒化アル
ミニウム、窒化ホウ素のような耐火性窒化物、炭化ジル
コニウム、炭化ホウ素、炭化カルシウム、炭化ケイ素の
ような耐火性炭化物、耐火性ジルコン酸塩などを挙げる
ことができる。
次に、本発明方法で用いる発泡性セラミックス原料には
、特に制限はなく、これまでセラミツクズ発泡体の原料
として用いられているものの中から任意に選ぶことがで
きるが、特に好ましい原料組成は、抗火石60〜80重
量%、天然〃ラス質8〜16重量%、粘土2〜7・重量
%、ステアタイト0.1〜3重量%である。この原料に
は、さらに所望に応じ炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、RWIバリウム、炭酸ストロンチウム、塩化マグネ
シウム、セラコラ、アルミナ、炭化ケイ素、リン酸カル
シウム、ド゛ロマイト、ケイ石、長石、7ラツクス、脂
肪酸塩、界面活性剤などを配合することがで外る。
この原料混合物は、粉状で用いてもよいが、粒径8〜1
2■程度のか粒状で用いるのが特に有利である。
本発明方法を好適に実施するには、例えば前記した耐火
性材料で作った棚板で組み立てた型枠の内部に、アルミ
ナ粉末を含浸固着させたガラス繊維布から成る保護層を
配置し、その中へ発泡性セラミックス原料混合物を約1
73の高さまで充填する。次にこの型枠をそのまま電気
炉、トンネル炉のような加熱炉に装入し、加熱する。温
度が次第に」上昇し400°Cになると完全に水分が除
かれ、次いで800〜1000°C1こなると先ず収縮
が起り、さらに] OOO’Cを超えると急激に膨張し
てその体積は最初の体積の3倍程度になる。次に約11
00℃付近J まで加熱を続行したのち、徐々に冷却す
ると、内容物は再び収縮し、その体積は最初の体積のほ
ぼ2倍程度になる。
この処理時間は、使用する原料組成により変わるが、通
常数時間ないし数10時間の範囲である。
このようにして、縦、横II以」―の大型の割れのない
ブロックを製造することがでとる。このようにしで得た
セラミックス発泡体ブロックは、普通のカッターを用い
て容易に裁断しうるので、適当な寸法の板状に裁断し、
必要に応じ表面を研摩して製品とする。
発明の効果 本発明方法によれば、非常に簡単な設備を用いて、これ
まで得ることができなかった大型のセラミックス発泡体
を得ることができる」二に、型枠を構成する棚板の厚さ
を、薄くすることができる点で経費の面でもかなり節減
しうるので、各種耐火性軽量構築材料の工業的製法とし
て好適である。
実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
参考例 アルミナ粉末]−000g、蛙目粘土3009、塩化マ
7− グネシウム100g、ポリビニルアルコール10g及び
水2000yを混合してスラリーを調製し、この中へ市
販のガラス繊維不織布を浸し、十分に含浸させたのち、
これを取り出し、自然乾燥し、さらに乾燥炉に入れ20
0℃で1時間乾燥する。このようにして、元のガラス繊
維重量ち1)乾燥重量で約4倍のアルミナ粉末を含浸、
固着させたガラス繊維布を得た。
実施例 厚さ2c++のアルミナ板を用いて、縦100cz、横
50cm、高さ30cmの型枠を組み立て、前記参考例
で得たアルミナ含浸ガラス繊維布を用いて、この型枠の
内面に接して保護層を配置した。
次に以下の組成をもつ平均粒径10肩〃のか粒を調製し
、これを」二記の型枠中に高さ10ca+まで充填する
8− 成 分 重量%− 坑 火 石 75 黒 曜 石 13.6 粘 土 5 炭酸カルシウム 2 ステアタイト 1 炭化ケイ素 0.4 7 ラ ッ り ス 3 塩化マグネシウム 少 量 この型枠をトンネル炉に入れ、温度を15時間で110
0℃まで上げて発泡させたのち、徐冷することにより、
セラミックス発泡体ブロック(100X50X20cM
)を得た。このものは、全く割れがなく、均質であり、
密度0.45g7cm”、抗折強度3 ’?kg/cl
!2であった。
この例1こおいて、型枠内1こ保護層を配置しない。
ものを用い、同様の操作を繰り返したところ、加熱中に
型枠が破壊し、目的の発泡体を得ることばできなかった
比較例 厚さ5cmのアルミナ板を用い、実施例と同一寸法の型
枠を組み立て、実施例と同じ発泡性セラミックス原料を
約1/3の容量まで充填し、実施例と同じ条件で、加熱
発泡させた。生成した発泡体は完全に型枠内壁に焼着し
、発泡体には多数の割れが認められた。
特許出願人 小 林 裕 挙 式 理 人 阿 形 明 11− 426−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発泡性セラミックス原料混合物を耐熱性型枠に充填
    し、1000℃以」二の温度に加熱してセラミックス発
    泡体を製造するに当り、型枠の内側における発泡体と接
    触する面全体にわたって、アルミナ粉末を含浸固着させ
    たガラス繊維布から成る保護層を配置することを特徴と
    するセラミックス発泡体の製造方法。 2 発泡性セラミックス原料混合物がか粒状である特許
    請求の範囲第1項記載の製造方法。
JP11912684A 1984-06-12 1984-06-12 セラミツクス発泡体の製造方法 Granted JPS60264374A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11912684A JPS60264374A (ja) 1984-06-12 1984-06-12 セラミツクス発泡体の製造方法

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JP11912684A JPS60264374A (ja) 1984-06-12 1984-06-12 セラミツクス発泡体の製造方法

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JPS60264374A true JPS60264374A (ja) 1985-12-27
JPH0155224B2 JPH0155224B2 (ja) 1989-11-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105948804A (zh) * 2016-04-28 2016-09-21 十九冶成都建设有限公司 浸渍法制备泡沫陶瓷时泡沫载体的处理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105948804A (zh) * 2016-04-28 2016-09-21 十九冶成都建设有限公司 浸渍法制备泡沫陶瓷时泡沫载体的处理方法

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JPH0155224B2 (ja) 1989-11-22

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