JPS6026333B2 - チヤンネル切替制御方式 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数個の子局に複数個のチャンネルを共用さ
せ、次々に空チャンネルを使用させるマルチ チャンネ
ル アククセス方式の無線通信袋鷹のチャンネル切替制
御方式に関するものである。

従釆、この種の方式は、親局が子局を呼ぶ際に、通話中
以外のすべての子局を１つのチャンネルに止め、その後
、呼ばれた子局以外は、親局からの指示で同時にチャン
ネルを切替始める。

そのためすべての子局が同時に同じチャンネルを切替え
はじめる。その結果、そのような状態で複数の子局が同
時に発呼した時、同じチャンネルで発呼してしまう可能
性が多い。本発明の目的は、このような欠点を除去した
チャンネル切替方式を提供することにある。

本発明の方式は、通話中以外のすべての子局が切替停止
信号である特定チャンネルに止まった後、その子局の選
択呼出信号が釆ない時には、そのチャンネルに止まって
から、一定時間後にその子局自身で各々異つた時刻にチ
ャンネルを切替え始めるようにしたことを特徴とする。

この特徴により、複数の子局が同時に発呼しても同一チ
ャンネルで発呼する可能性を減らすことが出来る。第１
図は本発明の一実施例であって、１はチャンネル切替時
間をつくるクロツク発生回路、２はＳ．Ｒフリップフロ
ツプ、３はチャンネルを一定時間止めておくためのタイ
マ、４はチャンネル指定回路である。

又、第２図は、第１図の動作を説明するためのタイムチ
ャー図で、ａは親局から通話中以外のすべての子局に、
チャンネルＮに止まるように送出された切替停止信号を
示してある。

ｂ，ｃは、籾替停止信号ａが送出された時の２台の子局
のチャンネル切替状態である。ｄ，ｅは２台の子局がチ
ャンネルＮで功替停止信号を検出した信号である。ｆは
クロツク発生回路１が作っているクロックである。第１
図に回路を動作させるには、まず親局からチャンネルＮ
にチャンネル切替停止信号ａを通話中以外のすべての子
局に送出する。

その時、それぞれの子局は、ｂ，ｃのように、チャンネ
ルＮ−４，Ｎ−２を切替えており、それぞれがＣＨ．Ｎ
になった時、切替停止信号ａを検出し、切替停止信号ｄ
，ｅを検出し、プリップフロップ２をセットする。フリ
ツプフロツプ２のセットにより、チャンネル切替用のク
ロック発生回路１からチャンネル指示回路４へ行くク。
ックにゲィトをかける。その後、自分の選択呼出信号が
送られて来た場合は入力１川こ信号を入れてそのままゲ
ートをかけているが、自分の選択呼出番号でない場合は
、一定時間Ｔだけ経ってタイマ３はフリツプフロップ２
をリセツトし、クロツクのゲイトをはずしてチャンネル
指定回路４にクロツクｆを入れ、チャンネルＮを切替え
て行く。このように動作するので、切替停止信号で通話
中以外の子局がある特定のチャンネルに止められる以前
の、それぞれの子局が任意に電源を入れてから切替はじ
められた子局間の切替えているＣＨのばらつきが切替停
止信号で止められて、動き出した後にも保たれる。

従って複数の子局が同時に発呼した場合でも、同一のチ
ャンネルをつかまえて発呼する確率が少なくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例、第２図は第１図の動作を説
明するためのタイムチャート図である。 図において、１・・・・・・クロツク発生回路、２・・
・・・・Ｓ．Ｒフリツプフロツブ、３……タイマ、４…
…チャンネル指定回路である。鰐′図 弟２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 複数個の子局が割り当てられた複数個のチヤンネル
   を共用し、かつこれらのチヤンネルを順次切替えて待ち
   受け、親局から子局を呼ぶ時、使用されていないチヤン
   ネルに親局が切替停止信号を送り、子局を特定のチヤン
   ネルに止めておき、その後、親局が選択呼出信号を送つ
   て接続を進めるマルチチヤンネルアククセス方式の無線
   通信方式において、前記子局が前記切替停止信号である
   チヤンネルに止まつた後、その子局の選択呼出信号が来
   ない時には、そのチヤンネルに止まつてから一定時間後
   に前記子局自身でチヤンネルを切替はじめることにより
   前記子局間が互にランダムにチヤンネルを切替えること
   を特徴とするチヤンネル切替制御方式。