JPS6026266Y2 - フレアスタツク用シ−ルドラム - Google Patents

フレアスタツク用シ−ルドラム

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Publication number
JPS6026266Y2
JPS6026266Y2 JP15739182U JP15739182U JPS6026266Y2 JP S6026266 Y2 JPS6026266 Y2 JP S6026266Y2 JP 15739182 U JP15739182 U JP 15739182U JP 15739182 U JP15739182 U JP 15739182U JP S6026266 Y2 JPS6026266 Y2 JP S6026266Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
riser pipe
drum
shield
pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP15739182U
Other languages
English (en)
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JPS5965228U (ja
Inventor
正英 岩崎
吉隆 薮
弘行 和田
Original Assignee
日本化学技術株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5965228U publication Critical patent/JPS5965228U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Gas Burners (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は化学工場等において排出する可燃性ガス(フレ
アガス)燃焼装置(フレアスタック)の逆火防止用シー
ルドラムに関するものである。
(従来の技術) 従来、フレアスタックで燃焼させるフレアガスのドレン
分離および逆火防止、安全のためのシール(水封)は、
一般に第4図に示すような装置で行われている。
すなわち、フレアガスはガス人口5よりノックアウトド
ラム10に入り、ドレン(水分、オイルあるいは液状炭
化水素類等)が分離される。
さらにガスは連結管11を通ってシールドラム12へ入
りここで水封されている。
水封をくぐり抜けたガスは、ガス出ロアよりフレアスタ
ックへ導かれる方式である。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような方式では、大口径ドラムを二基要するばか
りでなく、それらを連絡する配管、広い設置面積も必要
で、据付、土建工事費を含めると莫大な設備費を必要と
する不利があった。
従って本考案はシールドラムを二つに区画し、本封部を
改良することによって、従来のものと同等の機能(ドレ
ン分離および水封)を一基で兼用させ、これによって設
置面積の縮少及び設備費の節減を計ったものである。
(問題を解決するための手段) 次にその構成を図面に基づいて説明すると、シールドラ
ム本体1内部を水平の棚板2にて上下に区画し、この棚
板にガス上昇管3に直立して設け、さらにガス上昇管よ
り直径大で下部側方に切欠きをもったキャップ管4を、
ガス上昇管上端上部に空隙をもつようガス上昇管にかぶ
せ固定する。
又シールドラム本体棚板より下方には、ガス人口5とド
レン排出口6を、上方にはガス出ロアとシール水補給口
8及びシール水オーバーフロー管9を設ける。
(作 用) 本考案は上記構成であるので、ドレンを同伴したフレア
ガスは、ガス入口5より棚板2で区画されたシールドラ
ム本体1の下部空間に入り、ここでドレン(オイル、液
体炭化水類等有用物を含む)が分離回収され、ガスはガ
ス上昇管3を上り、キャップ管4内にてUターンし上昇
管とキャップ管の間の環状部を下り、さらに、ガスは入
口と出口の差圧によって、キャップ管4の切欠き部より
シール液をくぐって、シールドラム本体1の上区画空間
に吹き上り、ガス出ロアよりフレアスタックへ流れる。
ガス量の多い時は切欠き部及びキャップ管下端全面より
ガスはシールを破って流れるが、ガス量が減少すると、
ガス流量は遂次切欠き部根元(第1図で上方)へ移行す
る、すなわちキャップ管の下方切欠きはガス差圧、ガス
通過量に対応するものである。
シール液はシール水オぶバーフロー管の取付位置により
一定に保たれ、水面はガス上昇管上端より少し下とする
フレアガスは、平常シール水面とキャップ管の切欠きと
の高さの差りに相当する水頭(ヘッド)で水封されてお
り逆火に対して安全である。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基づいてさらに詳しく説明する
第1図は本案シールドラムの構造を示す図で、シールド
ラム本体1の内部をを水平の棚板2にて上下二つに区画
し、この棚板2にガス上昇管3を直立して設け、ガス上
昇管より直径が大で、下部側方に切欠きをもったキャッ
プ管4を、ガス上昇管上端上部に空隙を設けてガス上昇
管にかぶせ、ガス上昇管に支持固定する。
このガス上昇管とキャップ管は、ガス量、シールドラム
本体の容量に応じて1個又は2個以上の複数個そしても
よい。
又シールドラム本体1の側部下方(棚板より下)にはガ
ス人口5とドレン排出口6を設け、上方にはガス出ロア
とシール水補給口8及びシール水オーバーフロー管9を
設ける。
第2図は、他の実施例で、本考案のシールドラムがノッ
クアウトドラム本体10の上部に取り付けられた場合を
示す。
この例ではシールドラム内の水封用の水が溢流してノッ
クアウトドラムに流下するように、ダウンカマー13及
びシールパン14が取り付けられている。
第2図のものはノックアウトドラムの容量が大である。
又シール水のオーバーフロー管が省略できる。
第3図は本案のシールドラムがフレアスタック15の下
部に組み込まれた場合の実施態様を示すものである。
(考案の効果) 次に本考案の効果を述べると、シールドラム本体内部を
上下にシール部とドレンセパレータ一部に2分し、ノッ
クアウトドラムと従来のシールドラムを一体としたので
、地上設置ドラムが一基省略され、ガス配管の減少、設
置面積の縮少、設備費(据付などの土建工事も含めて)
の大幅な節減など利点がある。
なおシール部の構造もガス上昇管と、キャップ管の2本
のパイプで構成されているだけなので簡単であり、製作
も安価、容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシールドラムの断面説明図。 第2図は本考案のシールドラムがノックアウトドラムの
上部に取り付けられた場合の実施態様を示す概略断面図
。 第3図は本考案のシールドラムがフレアスタック下部に
組み込まれた場合の実施態様を示す概略断面図。 第4図は従来の一般的なノックアウトドラム及びシール
ドラムの関係図。 1:シールドラム本体、2:棚板、3:ガス上昇管、4
:キャップ管、5:ガス入口、7:ガス出口、10:ノ
ックアウトドラム、12:従来のシールドラム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シールドラム本体1内部を水平の棚板2にて上下に区画
    腰該棚板2にガス上昇管3に直立して設け、カス上昇管
    より直径大で下部側方に切欠きをもったキャップ管を、
    ガス上昇管上端上部に空隙をもつようにガス上昇管にか
    ぶせ固定する。 又シールドラム本体棚板より下方には、ガス人口5とド
    レン排出口6を、上方にはガス出ロアとシール水補給口
    8及びシール水オーバーフロー管9を設ける。 以上のように構成したフレアスタック用シールドラム。
JP15739182U 1982-10-18 1982-10-18 フレアスタツク用シ−ルドラム Expired JPS6026266Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15739182U JPS6026266Y2 (ja) 1982-10-18 1982-10-18 フレアスタツク用シ−ルドラム

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JP15739182U JPS6026266Y2 (ja) 1982-10-18 1982-10-18 フレアスタツク用シ−ルドラム

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Publication Number Publication Date
JPS5965228U JPS5965228U (ja) 1984-05-01
JPS6026266Y2 true JPS6026266Y2 (ja) 1985-08-07

Family

ID=30347014

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JP15739182U Expired JPS6026266Y2 (ja) 1982-10-18 1982-10-18 フレアスタツク用シ−ルドラム

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JPS5965228U (ja) 1984-05-01

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