JPS6026255Y2 - 圧力駆動式流量可変バ−ナ - Google Patents

圧力駆動式流量可変バ−ナ

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Publication number
JPS6026255Y2
JPS6026255Y2 JP13016580U JP13016580U JPS6026255Y2 JP S6026255 Y2 JPS6026255 Y2 JP S6026255Y2 JP 13016580 U JP13016580 U JP 13016580U JP 13016580 U JP13016580 U JP 13016580U JP S6026255 Y2 JPS6026255 Y2 JP S6026255Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burner
pressure
liquefied gas
flow rate
liquid
Prior art date
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Expired
Application number
JP13016580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5755822U (ja
Inventor
洋史 早坂
善利 関口
Original Assignee
日立造船株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立造船株式会社 filed Critical 日立造船株式会社
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Publication of JPS5755822U publication Critical patent/JPS5755822U/ja
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  • Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧力駆動式流量可変バーナに関する。
通常液体バーナの燃焼量の調節は、バーナへの燃料供給
導管中に流量調節弁を設け、該弁の開度によってバーナ
ノズルへの燃料供給圧力を変化させて行なう。
しかし液化ガスではこの圧力を液の飽和圧力以下に低下
させると、液の一部が蒸発し、導管中を気液2相流とな
って流れるため、導管内圧力か変動し、またバーナノズ
ルで気液が分離流出するので、流量が大巾に変動し、流
量調節が困難になる。
液化ガスの圧力を飽和圧力以上に保持すれば、上記問題
は解決できるが、この場合燃焼量を増加させるためには
、極めて高い圧力を液に与える必要があり、そのため設
備量、運転費が大きくなり、また安全性も低下する。
本考案は上記の問題を解決するためのもので、以下その
一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図において、この実施例は液化ガス用
バーナに関し、1はバーナ外套であって液化ガス供給口
10を有する。
20は外套1の先端壁1aの中央に形成された貫通孔、
21は上記先端壁1aの外面に固着されたキャップであ
って、該キャップ21の先端壁対向面の中央に形成され
た穴22は上記貫通孔20と同径同芯状とされている。
2は上記キャップ21の側壁に周方向に沿って45°ご
とに形成された直径17rIIIL程度のバーナノズル
、7は外套1の後端に外枠6によって固定されたダイヤ
フラム、3は基端部が該ダイヤフラム7に連結されると
共に先端部が上記貫通孔20およびキャップ21の穴2
2内に移動自在に挿入されたスピンドルであって、この
スピンドル3の先端部によって前記各ノズル2の液化ガ
ス噴出面積が調整されるものである。
23は上記スピンドル3の先端部軸芯に形成された吐出
口23aとスピンドル3を半径方向に貫通して上記吐出
口23aに連通ずる吸入口23dとからなる液化ガス供
給路である。
そして上記吐出口23a内の液化ガス流れ方向Aに対し
て前記ノズル2の軸芯Bをθ=75°傾斜させである。
8は前記外枠6内に配設された支持板24とスピンドル
3の基端部端面との間に配設された流量調整用スプリン
グであって、液化ガスの供給圧力に抗してスピンドルを
矢印C方向へ付勢するものである。
9は外枠6の中央部のねじ孔に螺合すると共に先端が上
記支持板24の中央に接当するスプリング調整ねじてあ
って、前記ダイヤフラム7は外套1内の液化ガスの供給
圧力とスピンドル8の付勢力とが平衡した位置で停止す
るものである。
12は液化ガス供給タンク、11は該タンク12内の液
化ガスを供給口10を介して外套1内に供給する増圧ポ
ンプである。
またノズル2の直径dと長さ1との比は]/d=3以上
とする。
上記構成において、液化ガスは増圧ポンプ11て増圧さ
れ、一定圧力で液供給口10から外套1内に供給される
、この液化ガスの供給圧力によりダイヤフラム7は矢印
り方向に移動し、スプリング8の力と平衡した所で停止
腰スピンドル3も上記ダイヤフラム7に連動して矢印り
方向へ移動し、各ノズル2の噴出面積が供給圧力により
自動的に調整される。
この際ダイヤフラム7が移動し、液化ガスの噴霧が開始
される圧力は液化ガスの蒸気圧以上となるようスプリン
グ調整ねじ9を調整する。
この動作は供給圧力が液化ガスの飽和圧力よりわずかに
高い低圧力であっても確実に行なわれ、従来の如き困難
を伴なうことなく容易に流量調整が実施可能である。
またノズル2の軸芯Bをθ角度傾斜させることによりノ
ズル2の入口に発生する流れの収縮が大きくなり、流れ
の減圧の程度が増加し、また渦巻のような二次流れが生
じ、ノズル2の出口近くに減圧部が片寄るものである。
このため上記減圧部において気泡の発生とその生長が容
易となり、液化ガスを効率よく微粒化させることができ
るものである。
この実施例ではθ=75°としであるが、本考案者が実
験したところによればθ=100以上であれば、従来の
θ=08の場合に比べて液化ガスを効率よく微粒化させ
ることができることがわかった。
なおθを900以上傾斜させても十分効果を上げること
ができるが、実用上、ノズル2の軸芯Bを90°以上傾
斜させることはほとんどないので、結局、ノズル2の傾
斜角度θは10°〜90°ということになる。
なお、本実施例では液化ガスを例に上げて説明したが、
これ以外にも重油や灯油なども微粒化させて燃焼させる
ことができるものである。
また増圧ポンプ11を用いているが、これは必ずしも必
要でなく、液化ガスの飽和圧力を利用して噴霧燃焼させ
る方法でもよい。
以上本考案によれば、液体の流量調整が容易に行なえる
ことは勿論のこと、たとえば液化ガスのバーナへの供給
圧力が液の飽和圧力よりわずかに高い低圧力であっても
流量調節が可能である。
このようにバーナへの供給圧力を液の飽和圧力よりわず
かに高い低圧力にできるため、設備費、運転費の低下を
図ることが可能であり、また安全性もより高くなる。
また、バーナノズルの軸芯をバーナ外套内の液体流れ方
向に対して適当角度傾斜させであるから、バーナノズル
の入口に発生する流れの収縮が大きくなり、流れの減圧
程度が増加し、また渦巻のような二次流れが生じ、バー
ナノズルの出口近くに減圧部が片寄るものである。
このため上記減圧部において気泡の発生と、その生長と
が容易となり、液体を効率よく微粒化させることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はその正面図、
第2図は縦断面図である。 1・・・・・・バーナ外套、2・・・・・・バーナノズ
ル、3・・・・・・スピンドル、7・・・・・・ダイヤ
フラム、8・・・・・・スプリング、9・・・・・・ス
プリング調整ねじ、21・・・・・・キャップ、23・
・・・・・液化ガス供給路、A・・・・・・液化ガス流
れ方向、B・・・・・・バーナノズルの軸芯、θ・・・
・・・バーナノズルの傾斜角度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体供給口を有するバーナ外套と、該外套内に配設され
    ると共に外套内の液体の供給圧力により移動するタイヤ
    プラムと、バーナ外套内に配設されると共に上記ダイヤ
    フラムの移動に連動して移動するスピンドルと、該スピ
    ンドルにより噴出面積を調整されるバーナノズルと、上
    記スピンドルを液体の供給圧力に抗して付勢する弾性体
    とを有し、上記バーナノズルの軸芯をバーナ外套内の液
    体流れ方向に対して適当角度傾斜させたことを特徴とす
    る圧力駆動式流量可変バーナ。
JP13016580U 1980-09-11 1980-09-11 圧力駆動式流量可変バ−ナ Expired JPS6026255Y2 (ja)

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JP13016580U JPS6026255Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11 圧力駆動式流量可変バ−ナ

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Publication Number Publication Date
JPS5755822U JPS5755822U (ja) 1982-04-01
JPS6026255Y2 true JPS6026255Y2 (ja) 1985-08-07

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