JPS60261888A - 肉厚ドリルパイプ - Google Patents

肉厚ドリルパイプ

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Publication number
JPS60261888A
JPS60261888A JP11947084A JP11947084A JPS60261888A JP S60261888 A JPS60261888 A JP S60261888A JP 11947084 A JP11947084 A JP 11947084A JP 11947084 A JP11947084 A JP 11947084A JP S60261888 A JPS60261888 A JP S60261888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thick
pipe
tool joint
tube
drill pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP11947084A
Other languages
English (en)
Inventor
若松 幸成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP11947084A priority Critical patent/JPS60261888A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、深井戸掘削用に使用される肉厚ドリルパイ
プの改良に関するものである。
(従来技術) 石油や天然ガスを採取するための井戸を掘削するのに使
用される掘削用ツールは、例えば地上部に設置した駆動
装置によって回転する直径100mm前後の肉厚ドリル
パイプの先端にロータリー型やブレード型のビットを取
り付け、井戸を掘り進めるにつれて前記肉厚ドリルパイ
プをツールジコイントで順次継いでいき、ポンプで送り
出される泥水を肉厚ドリルパイプ内に通して当該泥水を
ドリルパイプ先端のビットに送り込むと共に、肉厚ドリ
ルパイプの囲りにセメント抗を形成しながら地底深部ま
で掘削を行うものである。この際、井戸の深さが数千メ
ートルに達すると力が加わらなくなるので、肉厚ドリル
パイプ″の先端付近に肉厚のドリルカラーを継いでおも
りとすることによって、深部での掘削、が良好に行われ
るようにしている。
第1図は上記した石油掘削用ツールにおいて使用される
従来の肉厚ドリルパイプを示すものであって、この肉厚
ドリルパイプ1は、厚肉チューブ2の上端に摩擦圧接部
3を介してアッパーツールジヨイント4を固定している
と共に、厚肉チューブ2の下端に摩擦圧接部5を介して
ロアーツールジヨイント6を固定し、厚肉チューブ2の
中央部分には中央肉厚部7を設け、前記アッパーツール
ジヨイント4の上端部にはめねじ部8を形成する(めね
じ部8を形成したツールジヨイントをツールジヨイント
ボックスともいう。)と共′に、ロア゛−ツールジヨイ
ント6の下端部にはおねじ部2を形成した(おねじ部2
を形成したツールジヨイントをツールジヨイントピンと
もいう。)構造をなし、掘削の進行に伴って行゛う肉厚
ドリル′パイプ1同士の接続は、すでに使用しているツ
ールジヨイント4の上端に位置するめねじ部8に、次に
接続しようとするツールジヨイント6の下端に位置する
おねじ部2をねじ込み固定することにより行っていた。
そして、このような肉厚ドリルパイプ1においては、抗
壁との接触面積を少なくして回転抵抗が軽減されるよう
に厚肉チューブ2の部分をツールジヨイント4,6およ
び中央肉厚部7よりも小径にして各肉厚ドリルパイプ1
毎に三点接触となるようにすると共に、ハンドリング塾
しやすいように中央肉厚部7を設け、ツールジヨイント
4,6および中央肉厚部7のように大径となっているた
め抗壁に接触して摩耗しやすい部分は、他の厚肉チュー
ブ2の部分よりも硬度を高くしていた。
このような従来の肉厚ドリルパイプ1を製作するに際し
ては、靭性を重視してあらかじめ調質した厚肉チューブ
2と、全体の硬度および靭性を重視してあらかじめ調質
したツールジヨイント4゜6をそれぞれ摩擦圧接するこ
とにより、各々摩擦圧接部3,5を介して接続するよう
にしていた。
しかしながら、このような従来の肉厚ドリルパイプ1で
は、摩擦圧接後において摩擦圧接部3゜5の硬度が高く
なっているため、当該摩擦圧接部3.5と厚肉チューブ
2の部分との硬度差がかなり大きくなり、応力集中を受
けて破損するおそれもあるという問題点があった。
(発明の目的) この発明は、上述した従来の問題点に着目してなされた
もので、チューブ部分の両端にツールジョント部分を備
えた肉厚ドリルパイプにおい1て、前記チューブ部分と
ツールジヨイント部分における硬度勾配を緩慢なものと
し、従来のように硬度が急激に変化することによる不具
合を解消することを目的としている。
(発明の構成) この発明は、チューブ部分の両端にツールジヨイント部
分を備え、必要に応じてチューブ部分にアプセット部分
を設けた肉厚ドリルパイプにおいて、前記チューブ部分
とツールジヨイント部分と必要に応じてアプセット部分
とを一体的に形成して、前記チューブ部分とツールジヨ
イント部分および必要に応じてアプセット部分における
熱処理条件の差により硬度差をもたせるようにしたこと
を特徴としている。
この発明による肉厚ドリルパイプは、チューブ部分の両
端にツールジヨイント部分を備えたものであるが、必要
に応じてチューブ部分にアプセット部分を設けたものも
含まれる。
また、チューブ部分とツールジヨイント部分と必要に応
じてアプセット部分とを一体的に形成するに際しては、
長尺状のパイプを素材としてこのパイプの両端をツール
ジヨイント部分になすと共にそれ以外の部分をチューブ
部分とし、必要に応じてチューブ部分にアプセット部分
を設けたものとして、その後チユーブ部分とツールジヨ
イント部分および必要に応じてアプセット部分とにおけ
る熱処理条件に差をつけて、チューブ部分は硬度を低く
して靭性をもたせ、ツールジ−インド部分および必要に
応じてアプセット部分は硬度を高くして靭性もさること
ながらむしろ耐摩耗性をもたせるようにすることができ
る。
また、チューブ部分と、ツールジヨイント部分と、必要
に応じてアプセット部分とを別部材から形成し、各部材
を摩擦圧接によって接合することにより一体的に形成し
、その後チユーブ部分とツールジヨイント部分および必
要に応じてアプセット部分とにおける熱処理条件に差を
つけて、チューブ部分は硬度を低くして靭性をもたせ、
ツールジヨイント部分および必要に応じてアプセット部
分は硬度を高くして靭性もさることながらむしろ耐摩耗
性をもたせるようにすることもできる。なお、上記のよ
うに各部分を別部材から構成して接合する場合には、前
記部材の材質を必要に応じて異なるものとすることもで
きる。
一方、熱処理条件に差をつける手段としては、一体で形
成した肉厚ドリルパイプ素材を焼入れしたのち焼もどし
する際に、ツルージョイン!・部分および必要に応じて
アプセット部分を断熱材、例えばグラスウール、鋸くず
、旋盤くず、木くず。
砂、鉄粉等により囲んで硬度が低下しないようにし、チ
ューブ部分は焼もどしが進行して靭性が保持されるよう
にすることができる。
また1例えば焼もどし炉における温度分布を肉厚ドリル
パイプ素材のチューブ部分とツールジヨイント部分およ
び必要に応じてアプセット部分に対応するように定めて
おくようにすることもできる。
(実施例1) 〜外径135mm、内径65關、長さ9mのJISSC
M440鋼よりなるパイプを素材とし、この素材の一端
にめねじを形成すると共に他端におねじを形成した。次
いで、この素材に対して焼入れを施したのちめねじ形成
側から530mmの部分およびおねじ形成側から680
mmの部分、ならびに中央部における長さ600mmの
部分に鋸〈ずを被せ、その状態で焼もどしを行った。こ
の状態での硬度分布は第2図に示すようなものとなって
いた。
、次に、焼もどしにおいて鋸くずを被覆しなかった部分
に対してそれぞれおよそ3.6mの長さにおいてフォー
ミング加工を行うことにより細径化し、第3図に示すよ
うに外径100mmのチューブ部分22を形成し、両端
のうちめねじ23を形成した長さの短い部分をアッパー
ツールジヨイント部分24とすると共に、おねじ25を
形成した長イ部分をロアーツールジ。インド部分26と
し、中央の大径部分はアプセット部分27とすることに
よって肉厚ドリルパイプ21を製作した。
このようにして製作した肉厚ドリルパイプ21における
チューブ部分22とツールジョイF部分124.26お
よびアプセット部分27とにおける硬度変化は第2図に
示したようにゆるやかなものであり、硬度変化が急激な
ことによる応力集中などの不具合を解消できるものであ
った。また、接合部がないため接合不良に起因する不具
合のおそれを完全になくすことができるものである。
(実施例2) 外径135mm、内径65mm、長さ530m+I+で
あって一端にめねじを形成したS0M440製の第1パ
イプと、両端の外径135mm、両端を除く部分の外径
100mm、内径65mm、長さ3.6mの30M44
0製の第2パイプと、外径135mm、内径64mm、
長さ600mmのSCM440製の第3パイプと、両端
の外径135mm、両端を除く部分の外径100mm、
内径65mm、長さ3.6m(7)30M440製の第
4パイプと、外径135mm、内径65mm、長さ68
0mmであって一端におねじを形成したS0M440製
の第5パイプとを用いて、それぞれ第1パイプと第2パ
イプ、第2パイプと第3パイプ、第3パイプと第4パイ
プ、第4パイプと第5パイプとを摩擦圧接により接合し
た。
次いで、接合後のパイプ材に対して焼入れを行ったのち
、前記第1パイプ、第3パイプ、第5パイプの部分にグ
ラフウールを被せ、この状態で焼もどし炉内に入れて焼
もどしを行うことにより、第1パイプの部分を7フパ一
ツールジヨイント部分24とし、第2パイプおよび第4
パイプの部分をチューブ部分22とし、第3パイプの部
分をアプセット部分27とし、第5パイプの部分をロア
ーツールジヨイント部分26とした肉厚ドリルパイプ2
1を製作した。
このようにして製作した肉厚ドリルパイプ21において
も、チューブ部分22とツールジヨイント部分24.2
6およびアプセット部分27とにおける硬度変化はゆる
やかなものであり、硬度変化が急激なことによる応力集
中などの不具合を解消できるものであった。また、形状
の異なる部材毎に別構成としているため、各部材の製作
が容易であるという利点を有するものである。
(発明の効果) 以上説明してきたように、この発明では。
チューブ部分の両端にツールジヨイント部分を備えた肉
厚ドリルパイプにおいて、前記チューブ部分とツールジ
ヨイント部分とを一体的に形成して、前記チューブ部分
とツールジヨイント部分とにおける熱処理条件の差によ
り硬度差をもたせたるようにしたから、前記チューブ部
分とツールジヨイント部分における硬度勾配をゆるやか
なものとすることが可能であり、従来のように硬度が急
激に変化することによる不具合を解消することが可能で
あると共に、生産性にもすぐれたものとすることが可能
であるという著大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の肉厚ドリルパイプの説明図、第2図はこ
の発明の実施例における熱処理後の硬度変化を示すグラ
フ、第3図はこの発明の実施例による肉厚ドリルパイプ
の説明図である。 21・・・肉厚ドリルパイプ、 22・・・チューブ部分、 23・・・めねじ、 24.26・・・ツールジヨイント部分、25・・・お
ねじ、 27・・・アプセット部分。 特許出願人大同特殊鋼株式会社 代理人弁理士小塩豊 )

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チューブ部分の両端にツールジヨイント部分を備
    えた肉厚ドリルパイプにおいて、前記チューブ部分とツ
    ールジヨイント部分とを一体的に形成して、前記チュー
    ブ部分とツールジヨイント部分とにおける熱処理条件の
    差により硬度差をもたせたことを特徴とする肉厚ドリル
    パイプ。
JP11947084A 1984-06-11 1984-06-11 肉厚ドリルパイプ Pending JPS60261888A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11947084A JPS60261888A (ja) 1984-06-11 1984-06-11 肉厚ドリルパイプ

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JP11947084A JPS60261888A (ja) 1984-06-11 1984-06-11 肉厚ドリルパイプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60261888A true JPS60261888A (ja) 1985-12-25

Family

ID=14762114

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JP11947084A Pending JPS60261888A (ja) 1984-06-11 1984-06-11 肉厚ドリルパイプ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4897335A (en) * 1986-03-11 1990-01-30 Fuji Photo Film Co., Ltd. Light-sensitive material containing silver halide, reducing agent polymerizable compound, and base arranged outside of microcapsules
JP2011094804A (ja) * 2010-12-21 2011-05-12 Vallourec Mannesmann Oil & Gas France ドリルストリング
JP2012214875A (ja) * 2011-01-25 2012-11-08 Tenaris Coiled Tubes Llc 優れた性能用の変化する機械的特性を持つコイル管とその連続熱処理製法
CN103481038A (zh) * 2013-09-24 2014-01-01 上海海隆石油管材研究所 一种钻杆高工位结构的加工方法
US11124852B2 (en) 2016-08-12 2021-09-21 Tenaris Coiled Tubes, Llc Method and system for manufacturing coiled tubing

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