JPS60261321A - 架空電線保持装置 - Google Patents

架空電線保持装置

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JPS60261321A
JPS60261321A JP11618184A JP11618184A JPS60261321A JP S60261321 A JPS60261321 A JP S60261321A JP 11618184 A JP11618184 A JP 11618184A JP 11618184 A JP11618184 A JP 11618184A JP S60261321 A JPS60261321 A JP S60261321A
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JP
Japan
Prior art keywords
wire
overhead
tension
holding device
overhead wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP11618184A
Other languages
English (en)
Inventor
朝岡 繁
石山 巌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Construction Co Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
Sanwa Tekki Corp
Original Assignee
Hitachi Plant Construction Co Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
Sanwa Tekki Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Plant Construction Co Ltd, Hitachi Plant Technologies Ltd, Sanwa Tekki Corp filed Critical Hitachi Plant Construction Co Ltd
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は送電用架空電線又は変電所配役用架空電線等の
保持装置に係り、特に架空電線を周囲の温度変化や通電
時の加熱による温度変化にかかわらず常に一定の張力状
態で保持するようにした架空電線保持装置に関する。
〔発明の背景〕
一般に架空電線は、電線荷重以外に風圧、着雪、着氷等
の荷重を見込み、電線強度や電線支持体例えば鉄柱や鉄
塔間の距離(径間距離)などを計算条件に入れて、弛度
が所定値以内となるように設計、施工される。架空電線
の両端部は電線支持体に電線把持具及び絶縁用碍子を介
して支持され、従来量も多用されているのは両端固定支
持構造のものである。ところが、この構造では夏期通電
時の如く、外気温や通電加熱により架空電線が高温とな
った時に熱膨張により弛度が増大する。電線荷重及び径
間距離が一定であるのに対して熱膨張による電線の延び
により張力が低下するためである。したがって架空電線
を一定地上高さ以上に保持するために、径間距離を短く
したり、電線支持体を高くしているが、これにより建設
費が高くなるなどの問題が生している。
また、冬期通電しないような場合、電線温度が降下する
と電線が収縮して電線張力が大きくなる。この為電線張
力の増大に耐え得る強さの電線支持体が必要となり、建
設費等が高くなる。
このため最近では、支持体に弛度調整機構を付設するこ
とにより、架空電線の延在方向の変位を許容しつつ、そ
の電線に一定の張力を付与することが考えられている。
即ち、架空電線の例えば一端を支持体に滑車を介して支
持させて端部を垂下させ、その垂下端部に重錘を吊下さ
せるものである。ところが、変電所構内のように、充電
された機器や電線が縦横に配置されている場所では、重
錘が充電機器等に接触するおそれがあり、また、端部に
接続具や碍子を必要とする架空電線では、構造が複雑に
なる等、実用工種々の問題がある。
これに対し、引張りコイルばねを架空電線の端部に設け
られた碍子連に直列に接続し、架空電線に常時弾性によ
る張力を付与するようにしたものがある。しかし、この
手段では周知の如く引張りコイルばねの弾性方が伸縮変
化に基づいて比例的に変化するため、架空電線の張力が
一定に保持できない不具合がある。なお、この弾性手段
や冒頭の固定手段の場合、強張力を設定することが考え
られるが、架空電線に過分の応力を作用させる原因とな
る他、支持体への水平方向分力が増大するので支持体の
強度対策が必要になるなどの不都合がある。
弛度増大や張力増大等それ自体は、風圧、着雪、着氷時
等における荷重に比べれば低い値に過ぎないが、これら
が加重した場合には架空電線の保持構造に相当大きな悪
影響が及ぼされるものである。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、構成
が簡単で取付はスペースが狭小で済み、架空電線の延在
方向の変位を許容しつつ常時一定の張力を付与すること
ができる弛度調整機構を有する架空電線保持装置を提供
することを目的とする。
〔発明の概要〕
この目的を達成するため、本発明では、架空電線の両端
部を電線支持体に絶縁碍子を介して支持すると共に、前
記電線支持体の少なくとも一方側に弛度調整機構を付設
することにより前記架空電線の延在方向の変位を許容し
つつその電線に一定の張力を付与することを特徴として
いる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この実施例に係る架空電線保持装置では、第1図に示す
ように架空電線1を支持する一対の電線支持体、例えば
支持柱2a、2bのうち、一方の支持柱2a側に弛度調
整機構3を設けている。即ち、架空電線lは各支持柱2
a、2bに両端部を電線把持具4、絶縁碍子5及び支持
金具6を介して支持されている。架空電線1の一端を支
持する一方の支持柱2a側の絶縁碍子5と支持金具6と
の間に弛度調整機構3が配設されている。
この弛度調整機構3は、第2図に示すように筒状のケー
ス7、ケース7の上面に立設された略三角形状フレーム
8、ケース7内に配設され電線1の方向に対して略直角
方向に位置°する圧縮コイルばね9、圧縮コイルばね9
の付勢力を受けるロッドIIA、IIBに連結されたリ
ンク12とがら構成される。更にこの弛度調整機構3に
ついて詳述すると、リンク12は略V字形に構成され、
その頂部がピン13を介してフレーム8に、−mがピン
14を介して絶縁碍子5の端部5aに、他端がピン15
を介してロッドIIBの上端部に夫々回動自在に支持さ
れている。ロッドIIBはピン17を介してロッドII
Aの上端に枢支され、ロッドIIAの下端は受座1oに
固定されている。
リンク12は圧縮コイルばね9の弾性力Pによりピン1
3を中心に反時計方向に回動付勢され、また碍子5側か
らの電線1の張力荷重Wによりピン13を中心に時計方
向に回動付勢される。いま、ピン13の回りのモーメン
トを考えると、コンスタントハンガの原理から次式の関
係があることが知られている。
wbsin (90° −θ+α) ピン15の位置がピン13の位置に対し2て移動するこ
とによりWの変化を調整し、これにより架空電線1にか
かる張力Wは常に一定となる。。これにより、圧縮コイ
ルばね9の伸縮変位に基づく弾性力の比例的な変化が、
リンク12のモーメント変化により相殺されて、架空電
線1への張力が常時一定となる連結関係を設定している
。例えば第1図の架空電線1の弛度Aが増大する状態に
なると、架空電線1に働く張力が減少し、逆に弛度Aが
減少する状態になると架空電線1に働く張力が増大しよ
うとJ−る。この時弛度調整機構3は平衡状態を回復し
ようとして弛度Aが増大する状態(張力Wが減少する状
恒)では、リンク12はピン: 13を中心に反時計方
向に回動して張力が平衡状態になるまで引き戻され、弛
度Aの増大分が吸収される。
弛度Aが減少する状態(張力Wが増大する状態)では、
リンク12はピン13を中心に時計方向に回動して張力
が平衡状態になるまで引き出され、弛度Aの減少分が吸
収される。
またフレーム8はピン16を介して支持金具6と回動自
在に連結されている。
このような構成によると、例えば夏期通電時に架空電線
1が膨張しても、リンク12及び圧縮コイルばね9によ
って弛度Aの増大を防止することができるのは勿論であ
るが、リンク12を介して架空電線1に与えられる張力
は単に引張りコイルばね9を電線1と直列に介在させた
従来のものと異なり常に一定であるから、設定した地上
高さHに誤差を生しることがな(、支持柱2a、2bの
高さの低減を図ることができる。特に大形設備について
効果が顕著であり、安全性向上及び低コスト化に大いに
寄与できる。
また、支持柱2aと絶縁碍子5との間にリンクI2及び
圧縮コイルばね9を介在さセるものであるから構成が簡
単で設置スペースも狭小で済み、重錘を用いた従来装置
と異なり充電機器との接触のおそれや構成複雑化の問題
も生しない。
しかも、架空電線1に収縮力が生じた場合に、その水平
方向分力の増大を防止して支持柱2a、2bに対する荷
重低減が図れるのは勿論であるが、その荷重吸収作用も
リンク12及び圧縮コイルばね9を介して一定であり、
高信頼性が得られる。
特にパンタグラフ式断路器を変電所レイアウトの簡素化
のため用いる場合、その構造上架空電線の弛度変化を極
小に抑える必要があり、従来は架空電線の張力を大きく
することにより支持柱に過大な荷重を加えたため支持柱
の重量が大きく経済的に問題があったのに対し、この実
施例によれば弛度変化を設定値通りに吸収できるので特
に過大な張力を付与する必要がなく、支持柱の小形、軽
量化が十分図れるものとなる。
なお、前記実施例ではリンク12を回動付勢するスプリ
ング機構を圧縮コイルスプリング9にしたが、これは構
造上の信頼性、簡素化を得るために最適な例を示したも
のであり、他の手段、例えば引張りコイルばね、その他
を適用してもよいことは勿論である。また、圧縮コイル
ばね9は支持金具6と絶縁碍子5とを結ぶ直線に対して
略直交する方向に配置したが、リンク12の形状等に応
じ種々変化できることも勿論である。要は架空電線1へ
の゛張力を常に一定に保持できるものであればよい。さ
らに前記実施例では弛度調整機構を架空電線1の一方の
支持端側にのみ設けたが、両端に設けてもよいことは勿
論である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明に係る架空電線保持装置に
よれば、架空電線の弛度調整機構をリンク機構と、その
リンク機構を介して架設電線に一定張力を付与するスプ
リング機構とから構成したので、構成が簡単で設置スペ
ースの少ない架空電線保持装置が高信頼性の弛度吸収能
力を有するものとして提供でき、架空電線支持体の小形
、軽量化の推進及び架空電線の所定地上高さの確保等に
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は装置全体
を示子概略構成図、第2図は一部を断面で示す実施例の
要部拡大図である。 1・・・架空電線、 2a、2b・・・支持柱、 3・
・・弛度調整機構、 4・・・電線把持具、 5・・・
絶縁碍子、9・・・圧縮コイルばね、12・・・リンク
、A・・・弛度。 代理人 弁理士 松 浦 憲 三

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)架空電線の両端部を電線支持体に絶縁体を介して
    支持する架空電線保持装置において、少なくとも一方の
    電線支持体と絶縁体との間には弛度調整機構が配設され
    、この弛度調整機構は、リンク機構と、このリンク機構
    を介して架空電線に一定張力を付与するスプリング機構
    とからなることを特徴とする架空電線保持装置。
  2. (2)前記弛度調整機構は、圧縮ばねが配設されたケー
    スと、このケース端面に固着され電線支持体側に連結さ
    れたフレームと、このフレームに枢支され一端が絶縁体
    側に連結され他端が圧縮ばねのばね受けに固着された張
    力ロンドに連結されたリンクとから成ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の架空電線保持装置。
JP11618184A 1984-06-06 1984-06-06 架空電線保持装置 Pending JPS60261321A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11618184A JPS60261321A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 架空電線保持装置

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JP11618184A JPS60261321A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 架空電線保持装置

Publications (1)

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JPS60261321A true JPS60261321A (ja) 1985-12-24

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ID=14680807

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JP11618184A Pending JPS60261321A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 架空電線保持装置

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JP (1) JPS60261321A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224800U (ja) * 1975-08-13 1977-02-21
JPS5815414A (ja) * 1981-07-17 1983-01-28 東北電力株式会社 弛度調節式電線引留装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224800U (ja) * 1975-08-13 1977-02-21
JPS5815414A (ja) * 1981-07-17 1983-01-28 東北電力株式会社 弛度調節式電線引留装置

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