JPS6025869B2 - 同軸ケーブルの接続装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子機器などの入出力に用いる同軸ケーブルの
接続装置に関するもので、ケーブル接続部の信頼性の向
上と電子機器達体の小型化及び低コスト化を目的とする
ものである。

従来電子機器などの入出力に用いる同繊ケーブルの電子
機器崖体への接続方法として、第１図に示すように、電
子機器錘体１に設けた穴へ同軸ケーブル５を挿着し、同
軸ケーブルの編組線２と電子機器崖体１を直接半田３に
より半田付けする方法がとられている。

４は同軸ケーブル５の中心導体で、電子機器の入出力端
子に接続される。

また他の方法として、第２図に示すように、電子機器蟹
体１へ、メス型同軸コネクター６をナット７で固定し、
同軸ケ−ブル５を挿着したオス型同軸コネクター８をメ
ス型同軸コネクター６に挿着する方法がとられている。
ここで４はメス型同軸コネクター６の中心導体で、電子
機器の入出力端子に接続される。ここで第１図の場合は
、ハンダ付けで硬直化した縞組線部２は、電子機器の取
扱い中の振動や同軸ケーブル５を曲げることにより、容
易に断線するという欠点があった。

また第２図の方法では、コネクターが高価であり、かつ
コネクターが占める面積が大きくなるので、電子機器を
小型化及び低コスト化するには不向きである。

本発明は、上記した従来の欠点を解決したものであり、
同軸ケーブルの一端に中空ハトメを挿着して、中空ハト
メのフレア部と電子機器塗体を固定するようにすること
により、電子機器崖体の小型化、低コスト化、同軸ケー
ブル保持部の信頼性の向上をはかろうとするものである
。

以下図面を用いて本発明の一実施例を詳細に説明する。

第３図は本発明の一実施例の断面図である。図において
、９は上端に円形または多角形のフレア部を設けた半田
付け可能な金属よりなる中空ハトメで、その中空部中程
まで同軸ケーブル５の外部被覆の先端がくるように挿着
し、この中空ハトメ９の下端より上方へ約１／２ほどの
部分の中空部を工具で多角形に変形させ、上端のフレア
部を、同軸ケーブル５の綿組線２とともに電子機器の陸
体１に半田３により半田付けして固定する。第４図は本
発明の他の実施例を示すものでフレア部に、プロジェク
ション抵抗溶接用のりング状凸部１０を設けた溶接可能
な金属性の中空ハトメ９を用い、その中空部下端より約
１／３の所まで、同軸ケーブル５の外部被覆の先端がく
るように挿着する。次に中空ハトメ９の下端より上方へ
約２／３の中空部を工具で多角形に変形し、同軸ケーブ
ル５の外部被覆と縞組線２を固定する。次に上端のフレ
ア部の、リング状凸部１０と電子機器蓮体１を、プロジ
ェクション抵抗溶接により固定する。

ここで４は同軸ケーブル５の中心導体で、電子機器の入
出力端子に接続される。

このように同軸ケーブルの編組線部２はハトメ９で保護
されているため、同軸ケーブル５を曲げても編組線部２
が断線するおそれはない。

以上のように本発明は同軸ケーブルの一端に挿着したハ
トメのフレア部と、電子機器雀体を固定し、ハトメの中
空部で同藤ケーブルの縁組線部を保護するようにしたも
のであり、同軸ケーブル総粗線部の断線を防止すること
ができケーブル保持部の信頼性を高めることができる。
また、ハトメを用いた保鞍部の信頼性を高めることがで
きる。また、ハトメを用いたので電子機器が小型化され
、更に低コスト化が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の同軸ケーブル接続装置の断面図、第２図
は従来の他の構成例を示す正面図、第３図および第４図
は本発明の一実施例におけ同軸ケーブル接続装置の一部
断正面図である。 １・・・・・・電子機器の瞳体、２・・・・・・同軸ケ
ーブルの編組線部、３・・・・・・半田、４・・・・・
・同軸ケーブル中心導体、５…・・・同軸ケーフル、１
０・・・・・・中空ハトメ、１１・・・…リング状凸部
。 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 同軸ケーブルの一端の編組線外周部に、一端にフレ
   ア部を有する中空ハトメを挿着し、このハトメの中空部
   の下端部に変形部を設けるとともに上端部のフレア部と
   電子機器筐体を接続したことを特徴とする同軸ケーブル
   の接続装置。 ２ 中空ハトメの一端のフレア部に、リング状の凸部が
   設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の同軸ケーブルの接続装置。