JPS6025855Y2 - コイル巻ボビン - Google Patents

コイル巻ボビン

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Publication number
JPS6025855Y2
JPS6025855Y2 JP9333080U JP9333080U JPS6025855Y2 JP S6025855 Y2 JPS6025855 Y2 JP S6025855Y2 JP 9333080 U JP9333080 U JP 9333080U JP 9333080 U JP9333080 U JP 9333080U JP S6025855 Y2 JPS6025855 Y2 JP S6025855Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
coil winding
bobbin
bell
wound
Prior art date
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Expired
Application number
JP9333080U
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English (en)
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JPS5717111U (ja
Inventor
真人 渡辺
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
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Publication of JPS5717111U publication Critical patent/JPS5717111U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電磁継電器等に付設する駆動コイルボビンの
改善に係り、とくに巻線時のボビンの変形を防止するた
めに補強を行なったコイル巻ボビンに関するものである
通信方式の発達にともなって、通信装置を構成する電気
部品は、従来の電気部品とくらべて小形化し、しかも従
来の電気部品と同程度の性能で、より安価のものが要求
されている。
電気部品としての継電器やスイッチは多数の部品から構
成され、これらを小型化する場合には、当然ながら各構
成部品の小形化も必要となり、さらに1個の継電器やス
イッチの中にもできるだけ多くの接点を塔載腰装置全体
としての部品数を減少させて効率を上げることも必要と
なる。
ところで前記したように継電器等を構成する部品の小形
化にともなって、前記継電器の駆動コイルも小形となり
、該駆動コイルのコイル巻ボビンも小形軽量化を余儀な
くされている。
このような従来のコイル巻ボビンを第1図に示す。
図において1は駆動コイルのボビン、11は前記ボビン
1のコイル巻胴部、12および13は前記コイル巻胴部
11の上下両端部にそなえたそれぞれ下側フランジおよ
び上側フランジ、2は導体からなるコイル、3は前記ボ
ビン1を実装するプリント板、4は前記巻胴部11の挿
通孔111に挿入する継電器である。
このような構造のボビン1のコイル巻胴部11にコイル
2にテンションをかけて巻線を行うと、断面が唖鈴状の
前記コイル巻胴部11にFなる力が動作し、この状態で
所定のコイル2を巻くとFなる力が薬層して前記コイル
巻胴部11が二点鎖線のごとく変形するとともに、プリ
ント板3に取付ける下側フランジ12も2点鎖線の如く
変形する。
したがってこのように変形した駆動コイル1をプリント
板3に取付る場合取付不能か、または取付可能な場合で
も取付けに難点があり作業工数を労費する問題点があっ
た。
本考案は、前記の問題点を解消すべくなされたもので、
唖鈴状の断面を有するコイル巻胴部を補強することに着
目したものである。
簡単に述べると本考案は、柱状を形威し、その断面が唖
鈴状を有する両端部の円状中心に、それぞれ挿通孔を有
するコイル巻胴部と、該コイル巻胴部の柱状両端部にフ
ランジをそなえたコイル巻ボビンにおいて、前記コイル
巻胴部の一側端部の唖鈴状凹部を埋め補強したことを特
徴とするものである。
以下図面を参照しながら本考案に係るコイル巻ボビンの
実施例について詳細に説明する。
第2図は、本考案の一実施例を説明するためのaは正面
要部断面図、bはX−X’断面図で、前図と同等の部分
については同一符号を付して記した。
5は駆動コイルのボビン、51は前記ボビン5のコイル
巻胴部、52および53は前記コイル巻胴部51の上下
両端部に具備したそれぞれ下側フランジおよび上側フラ
ンジで、511は挿通孔、512は前記コイル巻胴部5
1の前記下部フランジ側端部に設けた補強である。
図でわかるように、断面を唖鈴状に形成したコイル巻胴
部51のプリント板3に取付ける下側フランジ52側端
部の、前記唖鈴状の凹部を埋め補強512を設けたボビ
ン5に、コイル巻ボビン2を巻いた場合、前記補強51
2を設けた部分は変形しない。
したがってプリント板3に取付ける下側フランジ52も
変形しない。
したがってプリント板3への取付作業が容易となること
は明白である。
しかしながらこのように断面が唖鈴状を形成したコイル
巻胴部51の下端凹部のみ埋め補強512を設けた場合
は、これに隣接する下側フランジ52は変形しないが、
上側フランジ51は僅かながら変形する。
したがって断面が唖鈴状を形成したコイル巻胴部51の
凹部全部を埋めると、コイル2を巻いてもほとんど変形
しないが、材料の使用量が増加し高価になるとともに、
重量も増加するので電気部品としての軽量化に反するこ
ととなる。
そこで考案者は必要にして最小限の補強512の好まし
い長さ1を実験により算出した寸法は、ボビン5の全長
りの約174が前述の条件を充たし好結果を得ることが
できた。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば断面が
唖鈴状を形成したコイル巻胴部の下端凹部を埋め補強し
たことによって、コイル巻による変形を防止して、プリ
ント板への取付けが容易となるので作業能率の向上に寄
与する所が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコイル巻ボビンを示し、aは正面断面図
、bは平面図、第2図は本考案の一実施例を説明するた
めのaは正面要部断面図、bはX〜X′断面図である。 図において、1および5はボビン、2はコイル、3はプ
リント板、4は電磁継電器、11および51はコイル巻
胴部、12および52は下側フランジ、13および53
は上側フランジ、111および511は挿通孔、512
は補強、を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱状を形威し、その断面が唖鈴状を有する両端部の円状
    中心に、それぞれ挿通孔を有するコイル巻胴部と、該コ
    イル巻胴部の柱状両端部にフランジをそなえたコイル巻
    ボビンにおいて、前記コイル巻胴部の一側端部の唖鈴状
    凹部を埋めたことを特徴とするコイル巻ボビン。
JP9333080U 1980-07-02 1980-07-02 コイル巻ボビン Expired JPS6025855Y2 (ja)

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JP9333080U JPS6025855Y2 (ja) 1980-07-02 1980-07-02 コイル巻ボビン

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JP9333080U JPS6025855Y2 (ja) 1980-07-02 1980-07-02 コイル巻ボビン

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Publication Number Publication Date
JPS5717111U JPS5717111U (ja) 1982-01-28
JPS6025855Y2 true JPS6025855Y2 (ja) 1985-08-03

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JPS5717111U (ja) 1982-01-28

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