JPS60257936A - 鋼管の加工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋼管の端部を絞り込んで異径端部を成形する鋼
管の加工方法に係るものである。

従来鋼管端部の絞り加工方法として、被加工鋼管を回転
させながらのへう絞り、或いは加工形状に合せた割型に
より被加工鋼管に対して鉛直方向の力を加えて成形する
方法が採用されていたが、装置が大損りになり、操作が
煩雑であり、加工精度に難点があり、特に異径端部内周
面の寸法精度が要求されるとき、問題があった。

本考案はこのよろな問題点を解決するために提案された
ものであって、被加工鋼管を回転させることな（固定し
、同鋼管の端部より管軸方向に亘って外径成形用型を嵌
入して、前記鋼管端部なその管軸方向の圧縮力によって
所要形状に絞り込むことを特徴とする鋼管の加工方法に
係るものである。

本発明においては前記したように、被加工鋼管を従来の
ように回転させることなく固定支持し、同鋼管に端部よ
り外径成形用型を管軸方向に亘って嵌入して、前記鋼管
端部をその管軸方向の圧縮力を加えることによって所要
形状に絞り込むようにしたので、装置及び操作が簡略化
され、また管端部の外周面及び段差部が前記外径成形用
型の型通りの形状に絞り加工されるので、加工精度が著
しく向上される。

更に管端部内周面の加工精度を要求される場合、管端部
に内径成形用型を圧入することによって管端部の内径の
寸法精度が維持される。

以下本発明を図示の実施例について説明する。

（１）は油圧シリンダ［２１（３１によって進退動され
る円筒状の外径成形用型、（４）は円筒状の内径成形用
型で、非作動時は前記外径成形用型（１１の中心貫通孔
に嵌入し、油圧シリンダ（５）によって外径成形用型（
１）の中心軸線に沿って進退動されるようになっている
。

而して被加工鋼管（Ａ）をその中心軸線が前記外径及び
内径成形用型ｍｆ４１の中心軸線と一致するように固定
支持し、（第１図参照）油圧シリンダ＋２１ｆ３１によ
って外径成形用型（１）を前進させて鋼管（Ａｌの端部
に嵌入せしめ、間管（Ａ）端部外周を抱持するとともに
、外形成形用型（１１の内周面に設けた絞り加工部（ｌ
α）によって前記鋼管（Ａ）端部に軸方向圧縮力を加え
、鋼管（Ａｌの外径を外径成形用型（１）の寸法に絞る
Ｃ　（第２図蕗照） 前記鋼管（Ａ）の外径の成形が完了したのち、油圧シリ
ンダ（２１ｆ３１によって外径成形用型（１）を後退せ
しめ、鋼管（Ａ）より離脱せしめて同鋼管（Ａ）の端部
の絞り加工を完了する。（第５図参照） 図示の実施例によれば鋼管（Ａ）の端部絞り部（Ａ１）
及び肩部（Ａ２）の形状が、外径成形用型（１）通りの
形状となり、加工精度が極めて高くなる。

また前記鋼管（Ａｌの端部内径精度を必要とする場合、
第２図に示すように鋼管（Ａ）端部の絞り加工後、油圧
シリンダ（５）を作動して内径成形用型（４）を前進せ
しめ、鋼管（Ａ）の端部に嵌入せしめ、内径成形用型（
４）通りの形状に成形する。（第３図参照）前記鋼管（
Ａ）の内径の成形完了後、先ず油圧シリンダ（５）を作
動して内径成形用型（４）を鋼管体）より引抜き、（第
４図参照）しかるのち第５図に示すように、油圧シリン
ダ＋２１　（３１を作動して外径成形用型（１）を鋼管
（Ａ）より離脱させろ。

以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明に係る鋼管の加工方法の一実
施例の工程を示す縦断面図である。　・・（Ａ）・・・
鋼管、（１１・・・夕１径成形用型、（２ｉ（３）・・
・油圧シリンダ、（４）・・・内径成形用型、（訃・・
油圧シリンダ。 鉦　性　舷 区　区 寸　０ 鉦　旺

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被加工鋼管を回転させることなく固定し、同鋼管の端部
   より管軸方向に亘って外径成形用型を嵌入して、前記鋼
   管端部なその管軸方向の圧縮力によって所要形状に絞り
   込むことを特徴とする鋼管の加工方法。