JPS60257296A

JPS60257296A - ペン式多色記録装置

Info

Publication number: JPS60257296A
Application number: JP11334084A
Authority: JP
Inventors: 博章酒井
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-06-01
Filing date: 1984-06-01
Publication date: 1985-12-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は多色のペンを用いる、Ｘ−Ｙブロック。

製図機械、グラフィックライタ等のペン式多色記録装置
に関するものである。

従来例の構成とその問題点従来、ペン式多色記録装置において、所望の色のぺ／を
選択する方法として第５図に示す方法が一般的である。

第５図において、１１ｄペン保持レバーで、通常はコイ
ルバネ２の圧力が、電磁プランジャ３の可動芯４に加わ
ることにより、支軸６を中心に矢印入方向に力が加わり
、ペン押えバネ６を圧縮してペン７を矢印入方向に持ち
上げ、記録紙８からペン先９は離れている。又、電磁プ
ランジャ３を励磁すると可動芯４がコイルバネ２を圧縮
して矢印入方向に動くため、ペン保持レバー１に加わっ
ていた支軸５を中心とした矢印入方向の力がなくなり、
ペン押えバネ６の圧力によりペン７が矢印入方向と逆に
動いてペン先９が記録紙８に押しつけられ記録が可能と
なる。

上記の構成において、第６図のように多色のペンを装着
した場合、各々のペン７に対応して電磁プランジャ３を
配置し、所望の色のペンに対応する電磁プランジャのみ
を励磁することにより、所望の色のペンを選択するもの
である。

従って、ペンの色の種類が多い場合、多くの電磁プラン
ジャが必要と、なるため、大きいスペースを必要とし、
重量も増し、又、コストも高くなるという欠点を有して
いた。

発明の目的本発明は上記欠点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、ペン色換えを１個の印字電磁プランジャ
と１個の電磁クラッチと、キャリッジの移動で行なうこ
とにより、装置を小型化。

軽量、及び安価に製造できるペン式多色記録装置を提供
することである。

発明の構成本発明は上記目的を達成するため、記録用のペンを具備
したキャリッジと前記キャリッジを駆動するモータと、
記録紙にペンを押し付ける手段として用いる電磁プラン
ジャと、前記電磁プランジャに固定された電磁クラッチ
部と、前記電磁クラッチ部を構成し、かつ固定系に固定
されたラックと噛み合っている歯車より成り、前記歯車
を一時的に固定し、前記キヤ’Ｊ　ンジを所定量動かす
ことにより前記電磁プランジャを所定の位置に移動させ
て、所望の色のペンを選択できるように構成したペン式
多色記録装置である。

実施例の説明以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第１図は本発明の一実施例におけるペン式多色
記録装置の正面図である。

第１図じおいて、１０．１１は側板で、この間に固定さ
れたレール１２上にはペン１６を具備したキャリッジ１
７が矢印Ｘ方向に摺動自在に取付けられている。なおこ
のキャリッジ１７にはりニアモータの可動部１３が搭載
されており、レール１２との組合せにより駆動力を発生
ずる。１６はプラテンであり、１４−２固定系にあるラ
ックである。

第２図、第３図において、キャリッジ１７に装着された
ペン１５は、ペン浮かしバネ１８によりペン保持レバー
１９を介して矢印入方向に力を受け、ペン先２０は記録
紙２１から離れている。なおペン保持レバー１９は支軸
２２を中心に回動することができる０又、ペン１５の上
部にはペン押えバネ２３があり、電磁プランジャ２４を
励磁すると、可動芯２５が矢印入方向と逆に動き、ペン
保持レバー１９を支軸２２を中心にして矢印入方向と逆
に動かしてペンを浮かしバネ１８を圧縮し、ペン先２０
はペン押えバネ２３により記録紙２１に押しつけられる
。なお電磁プランジャ２４はその突起部２６と調節部２
７により回転自在に支持され、その位置決めとしての放
射状溝２８を有する弾性体の保持部材２９が電−磁ブラ
ンジャ２４の可動芯２５をガイドするようキャリッジ１
７に固定されている。又、電磁プランジャ２４には電磁
クラッチ部３０が一体に取り付けられている。電磁クラ
ッチ部３０は回転自在で、かつラック１４と常時噛み合
っている歯車３１を有している。キャリッジ１７の駆動
用としてリニアノくルスモータの可動部１３がキャリッ
ジ１７に取付けられており、可動部１３はレール１２上
をローラ３２により摺動する。

以上のように構成された本実施例のペン式多色記録装置
の色換え方式について説明する。

第２図、第３図において、通常、リニアノくルスモータ
によりキャリッジ１７を駆動している時は、電磁クラッ
チ部３０の歯車３１はラック１４と噛み合っているため
空回りする。

色換え時、電磁クラッチ部３０に通電すると、歯車３１
は固定されるため、この状態でキャリッジ駆動用リニア
モータに駆動信号を与え、矢印り方向に動かそうとする
と、固定ラック１４に噛み合っている歯車３１は矢印り
と逆方向に動く。その時歯車３１は回転しないため、電
磁クラッチ部３ｏは力を受け、電磁クラッチ部３０と一
体の電磁プランジャ２４が、凸起部２６と調節部２７を
回動軸として矢印Ｅ方向に力を受ける。そのため弾性体
の保持部２９の放射状溝２８により位置決めされている
可動芯２５は矢印Ｅ方向に力を受け、保持部２９の上部
が矢印Ｃ方向に弾性変形することにより、放射状溝２８
を移動する。この時、キャリッジ１７の移動を制御する
ことにより、放射状溝２８の所望の位置まで可動芯２６
を移動することができる。なお、放射状溝２８は第４図
に示すように、各色のペン１５に対応して配置されたペ
ン保持レバー１９と同一ビッテに形成されておリ、可動
芯２６を放射状溝２８の所定の位置に移動させることに
より、所望のペン１５、つ捷り色を選択することができ
る。

発明の効果以上のように本発明は、ペンの色の種類が多い場合でも
電磁プランジャを増やす必要がないため、安価で、経倫
、小スペースの色換え装置が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるペン式多色記録装置
の要部正面図、第２図は同装置におけるペン上下機構部
の要部側面図、第３図は同装置における色換え機構部の
正面図、第４図は放射状溝部のＡ−Ａ断面図、第５図は
従来のＸ−Ｙプロッタ装置ペン」二下機構部の要部側面
図、第６図は同要部斜視図である。１　・・・・ペン保持ンバー、２・・・　コイルバネ、
３・・・・・・電磁プランジャ、４・・・・・可動芯、
５・・・・・支軸、６・・・ペン押えバネ、７・・・・
・・ペン、８・・・・記録紙、９・・・ペン先、１ｏ、
１１・・・・Ｉｌｌ＋板、１２・・・　レール、１３・
・・・・・可動部、１４　・・・ラック、１５・・ペン
、１６・・・プラテン、１７・・・　キャリ、ツジ、１
８・・・・ペン浮かしバネ、１９　・ペン保持レノζ−
１２０・・・・・・ペン先、２１　・・・・記録紙、２
２・・・支軸、２３・・・　・ペン押えバネ°、２４・
　・電極プランジャ、２５・・・・・・可動芯、２６・
・・・・・突起部、２７・・・調節部、２９・・・・・
・保持部材、２８　・・・・放射状溝、３０・・・・・
電磁クラッチ部、３１・・・　歯車。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第２図第３図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

レールとこのレールに対し摺動自在で記録用のペンを具
備したキャリッジと、前記キャリッジを駆動するモータ
と、記録紙にペンを押し付けるペン抑圧手段と、前記ペ
ン抑圧手段に固定されたクラッチ手段と、前記クラッチ
手段を構成するとともに、固定系に固定されたラックと
噛合する歯車とを備えたペン式多色記録装置。