JPS60239298A

JPS60239298A - 記録装置

Info

Publication number: JPS60239298A
Application number: JP9592884A
Authority: JP
Inventors: 博章酒井
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-05-14
Filing date: 1984-05-14
Publication date: 1985-11-28
Also published as: JPH0312559B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、印字手段としてペンを用いるＸＹブロック装
置、製、図機械、グラフィックライター等に用いられる
記録装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点従来、ペン式の記録装置において、ペンを記録紙に押し
当てる方法としては第１図に示す方法が一般的である。

第１図において、１，２は側板で、この間に固定された
案内軸３上には多色のペンを具備したキャリッジ４が矢
印Ｘ方向に摺動自在に取付けられている。なおこのキャ
リッジ４には歯付ベルト５の片側が固定され、正転、逆
転を行うキャリッジ駆動用パルスモータ６のシャフトに
固定されたプーリギア７の回転によシ矢印Ｘ方向如搬送
される〇第２図において、キャリッジ４に装着されたペ
ン８は、ペン浮かしバネ９により、ペン保持レバー１０
を介して矢印入方向に力を受け、ペン先１１は記録紙１
２から離れている。なおペン保持レバー１０は支軸１３
を中心に回動することができる。

又、ペン８の上部にはペン押えバネ１４があり電磁プラ
ンジャ１６を励磁すると、可動芯１６が矢印入方向と逆
に動き、ペン保持レバー１０を支軸１３を中心にして矢
印入方向と逆に動かしてペン浮かしバネ９を圧縮し、ペ
ン先１１はペン押えバネ１４により記録紙１２に押しつ
けられる。

なお、電磁プランジャ１６はその凸起軸１８がキャリッ
ジ軸受部１９に電磁プランジャ軸受部２０が調節ネジ部
２１の先端にある支軸１７に第３図の矢印Ｂ方向に回動
自在に保持され、その位置決めとしての放射状溝２３を
有する弾性体の保持部２２が電磁プランジャの可動芯を
ガイドするようキャリッジ４に固定されている。なお、
調節バネ２４が電磁プランジャ１５を矢印Ｃ方向に押し
ているため調節ネジ部２１により電磁プランジャ１６の
位置を矢印Ｃ方向又は矢印Ｃ方向とは逆の方向に微調で
きる。

又、電磁プランジャ１５には電磁クラ、チ部２５が一体
に取り付けられている。電磁クラッチ部２６はヨーク２
６とその内に有る励磁コイル２７とヨーク２６と一体の
歯車軸２８と、歯車軸２８を中心軸として回転自在で、
かつ歯付ベルト５と常時噛み合っている歯車２９と、歯
付ベルト５を間にして歯車２９と対向してベルト受はロ
ーラ３０が歯車軸２８と一体に取付けられ、歯車２９と
歯付ベルト６の噛み合いが正常に行なわれる。

上記のような構成において、動作を説明する。

通常、パルスモータ６によりキャリッジ４を駆動してい
る時は、歯車２９と噛み合っている歯付ベルト５はキャ
リッジ４とは逆の方向に動き、よって歯車２９は歯車軸
２８を軸として空回わシする。次に色換え時は電磁クラ
ッチ部２６を励磁すると、励磁コイル２７の回わりにヨ
ーク２６、歯車軸２８、歯車２９の経路で磁路が形成さ
れるだめ、歯車２９とヨーク２６が密着一体化する。上
記の状態でキャリッジ駆動用パルスモータ６に駆動信号
を与え矢印り方向に動かそうとすると、歯車２９が噛み
合っている側の歯付ベルト５は矢印り方向と逆方向に動
く、その時、歯車２９は回転しないため、電磁クラッチ
部２５は矢印り方向と逆方向に力を受け、電磁クラッチ
部２５と一体になって動くように形成した電磁プランジ
ャ１５が凸起軸１８と電磁プランジャ軸受部２０を回動
軸として矢印Ｅ方向に力を受ける。そのため弾性体の保
持部２２の放射状溝２３により位置決めされている可動
芯１６は矢印Ｅ方向に力を受け、保持部２２が矢印Ｃ方
向に弾性変形することにより、放射状溝２３を移動する
。この時、キャリッジ駆動用パルスモータ６に加えるパ
ルス信号を制御することにより、放射状溝２３の任意の
位置まで可動芯１６を移動することができる。この時、
可動芯１ｅの先端は可動芯バネ３１により引き上げられ
ているため、ペン保持レバー１０にひっかかることはな
い。なお、前記放射状溝２３は、各色のペンに対応して
配置されたペン保持レバー１０と同一ビノチに形成され
ており、可動芯１６を放射状溝２３の任意の位置に移動
することにより所望のペン８、つまり色を選択すること
ができる。

この時、電磁プランジャ１５を励磁すると、可動芯１６
が矢印へ方向と逆に動き、ペン保持レバー１０を支軸１
３を中心にして矢印へ方向と逆方向に、ペン浮かしバネ
９に抗して動かすため、ペン８はペン押えバネフ４によ
シ記録紙１２に押しつけられる。

しかしながら印字の際、電磁プランジャ１６を励磁する
訳であるが、ペン８が記録紙１２に当接する迄は、ペン
戻しバネ９とペン押えバネ１４の力の差だけ電磁プラン
ジャ１６は力を発生すれば良いが、ペン８が記録紙１２
に当接した瞬間から、ペン戻しバネ９の力がすべて電磁
プランジャ１６にかかる。しかもペンレバー１ｏの支軸
１３に対する可動芯１６とペン戻しバネ９の位置関係か
らペン戻しバネ９の力の２倍程度の力が電磁プランジャ
１６に必要であり、よって電磁プランジャ１５としては
吸着時に大きな力が必要であり、そのため金属同志が衝
突す冬吸着型電磁プランジャが不可欠である。よって電
磁プランジャ１５を励磁する度に大きな衝撃音が発生す
るという欠点があった。

発明の目的本発明は上記の従来の欠点を解消するもので、基本機能
はそのま１で、印字音の静かなペン式の記録装置を提供
することを目的とする。

発明の構成上記目的達成の為、本発明の記録装置は、記録時にペン
を押圧する第１の可動部材と、駆動手段により駆動され
る第２の可動部材と、この第２の可動部材の動作を前記
第１の可動部材へ伝達し且つ前記第１の可動部材の移動
が停止された後も前記第２の可動部材が移動可能なよう
に両可動部材を連結する弾性部材を有したキャリッジを
備えだものである。

実施例の説明第５図は本発明の第１実施例におけるペン式記録装置の
キャリノジの構造図である。

キャリッジ３２に装着された複数本のペン３３はそれぞ
れペン浮かしバネ３４により矢印Ｆ方向に力を受け、支
軸３７を回動軸とするペン押えバー３５をストッパー３
６に当接する迄抑圧している。支軸３７は可動芯パー３
８の回動軸にもなっており、この可動芯バー３８とペン
押えバー３５は、印字圧調節ネジ３９と印字圧バネ４０
により、弾性的結合がなされている。可動芯バー３８は
支軸３７を中心に矢印ｑ方向へストンパー４７に当接す
る迄回動可能である。可動芯バー３８の回動は可動芯４
１を有する１個の漏洩型電磁プランジャ４２の上下動に
より行われる。尚可動芯４１と可動芯バー３８とは通常
は接していない。タイミングベルト４３と噛み合ってい
る電磁クラッチ４４は漏洩型電磁プランジャ４２に固定
され、一体となって支軸４５を中心に揺動しその位置決
めとして保持部４６を有する。尚、保持部４６は従来例
の保持部２２と同じものを使用している。４日は記録紙
である。

以上のように構成された本実施例のペン式の記録装置の
動作について以下説明する。

本実施例のペン式の記録装置の記録紙へのペン押付は方
法は第５図、第６図に示すように電磁プランジャ４２に
通電すると可動芯４１が可動芯バー３８を押し上げて支
軸３７を中心に矢印Ｇ方向へ回動させ、よって印字圧調
節ネジ３９及び印字圧調節バネ４０により可動芯バー３
８と弾性的一体となったペンパー３５も支軸３７を中心
に矢印Ｇ方向へ回動し、ペン戻しバネ３４に抗して、ペ
ン３３を記録紙４８に当接する迄押す。当接後、ペン３
３の動きが止まってからも、第６図に示すように可動芯
４１は可動芯バー３８を印字圧調節バネ４０に抗してス
トッパー４７の位置迄回動させて安定する。よってペン
３３は記録紙４８に印字圧調節バネ４０によシ一定の抑
圧を与えることができ、またその抑圧も、調節ビス３９
で可変することが可能である。ペン切換えに関しては、
タイミングベルト４３の動きが電磁クラッチ４４により
、電磁プランジャ４２を支軸４５を中心に揺動させ、保
持板４６により各々のペン３３に対応した可動芯バー３
８の所に位置決めされる事は従来例と同様である。

以上のように本実施例によれば、ペン戻しバネ３４はペ
ン３３を支えさえすれば良いだめ、弱いバネで良く、よ
ってペン圧はほぼ、ペンパー３５の抑圧となシ、電磁プ
ランジャ４２は余分な力は必要なく、しかも、ペンパー
３５と可動芯バー３８の支軸３７に対するレバー比を適
当にとれば、電磁プランジャ４２の必要パワーは更に少
なくて良い。よって電磁プランジャ４２の種類は音が発
生しない磁気漏洩型や、吸着型でもパワーを犠牲にして
金属同志が衝突しないよう弾性体のスペーサを介在させ
たもの等が使用でき、またストッパー３６．３７はゴム
等の弾性体であれば衝突音はほとんど発生せず、よって
ペン切換えは従来通りで、静かなペン駆動の記録装置が
達成できる。

発明の効果以上、説明したように本発明のペン式記録装置は、記録
時にペンを押圧する第１の可動部材と、駆動手段により
駆動される第２の可動部材と、この第２の可動部材の動
作を荊１己第１の可動部材へ伝達し且つ前記第１の可動
部材の移動が停止された後も前記第２の可動部材が移動
可能なように両可動部材を連結する弾性部材を有したキ
ャリッジを備えた記録装置であり、ペンを一定の力で記
録紙に押しつけるだめにレバーを駆動する力は従来より
はるかに弱くて良く、つまり従来より力の小さい電磁プ
ランジャで十分である。よって漏洩型もしくは弾性材の
スペーサを用いて金属同志の衝突を避けた吸着型の電磁
プランジャが使用できるだめ、音の発生が非常に少ない
記録装置を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のペン式の記録装置の要部正面図、第２図
は同装置におけるペン上下機構部の要部側面図、第３図
は同装置における色換え機構部の正面図、第４図は放射
状溝部のＡ−Ａ断面図、第５図は本発明の一実施例にお
ける記録装置のペン上下機構部の要部側面図、第６図は
同装置のペンを下した時の要部側面図である。１．２・・・・・・側板、３・・・・・・案内軸、４，
３２・・・°°・キャリッジ、５，４３・・・・・・歯
付ベルト、６・・・・・・キャリッジ駆動用パルスモー
タ、７・・・・・・プーリギア、８．３３・・・・・・
ペン、９．３４・・・・・・ペン浮カシバネ、１０・・
・・・・ペン保持レバー、１１・・・・・・ペン先、１
２゜４８・・・・・・記録紙、１３，１７，３７．４５
・・・・・・支軸、１４・・・・・・ペン押えバネ、１
５　、４２・・・・・・電磁プランジャ（駆動手段）、
１６，４１・・・・・・可動芯、１８・・・・・・凸軸
、１９、・・・・・・キャリクジ軸受部、２゜・・・・
・・電磁プランジャ軸受部、２１・・・・・・調節ネジ
部、２２．４６・・・・・・保持部、２３・・・・・放
射状溝、２４・・・・・・調節ネジ、２５．４４・・・
・・・電磁クラッチ部、２６・・・・・・ヨーク、２７
・・・・・・励磁コイル、２８・・・・・・歯車軸、２
９・・・・・・歯車、３ｏ・・・・・ベルト受はローラ
、３１・・・・・・戻しバネ、３５・・・・・・ペンバ
ー（第１の可動部材）、３６．４７・・・・・・ストッ
パー、３８・・・・・・可動芯バー（第２の可動部材）
、３９・・・・・・ペン圧調節ネジ、４ｏ・・・・・・
ペン圧調節バネ（弾性部材）。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ら２
図第３図ＩＵ第４図　１ｂ　幻第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録時にペンを押圧する第１の可動部材と、駆動
手段如よシ駆動される第２の可動部材と、この第２の可
動部材の動作を前記第１の可動部材へ伝達し、且つ前記
第１の可動部材の移動が停止された後も前記第２の可動
部材が移動可能なように両回動部材を連結する弾性部材
を有したキャリッジとを備えてなる記録装置。
（２）第１の可動部材と第２の可動部材が同一支軸を中
心として同一方向へ回動可能であることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の記録装置。