JPS6025657Y2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents
自動販売機の商品搬出装置Info
- Publication number
- JPS6025657Y2 JPS6025657Y2 JP13246880U JP13246880U JPS6025657Y2 JP S6025657 Y2 JPS6025657 Y2 JP S6025657Y2 JP 13246880 U JP13246880 U JP 13246880U JP 13246880 U JP13246880 U JP 13246880U JP S6025657 Y2 JPS6025657 Y2 JP S6025657Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- flapper
- vending machine
- slide base
- pusher
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はたばこ、スナック等角形容器入り商品を扱う
自動販売機のプツシＰ式商品搬出装置に関する。
自動販売機のプツシＰ式商品搬出装置に関する。
まず頭記商品搬出装置の一般的な従来構造を第１図に示
す。
す。
図において、１は本体キャビネット、２はキャビネット
内に備えた商品棚、３は商品取出口、４が本考案の対象
のブツシャ式商品搬出装置である。
内に備えた商品棚、３は商品取出口、４が本考案の対象
のブツシャ式商品搬出装置である。
商品５は図示のように棚２内に積上げて収納されている
。
。
商品搬出装置４は駆動モータ４１と、モータ４１にクラ
ンクピン４２を介して連結した揺動アーム４３と、揺動
アーム４３の上端に連結軸４４を介して連結したスライ
ダ４５と、スライダ４５と連結したブツシャ４６と、お
よびスライダ４５のガイド軸４７、スライドベース４Ｂ
、取付基台４９などから構成されて前記商品棚２の下方
に配置されている。
ンクピン４２を介して連結した揺動アーム４３と、揺動
アーム４３の上端に連結軸４４を介して連結したスライ
ダ４５と、スライダ４５と連結したブツシャ４６と、お
よびスライダ４５のガイド軸４７、スライドベース４Ｂ
、取付基台４９などから構成されて前記商品棚２の下方
に配置されている。
上記構成の動作はよく知られているところであり、図示
の販売待機状態から販売信号が与えられると、駆動モー
タ４１が１回転し、この間に揺動アーム４３と連動して
ブツシャ４６は矢印Ａのように往復運動する。
の販売待機状態から販売信号が与えられると、駆動モー
タ４１が１回転し、この間に揺動アーム４３と連動して
ブツシャ４６は矢印Ａのように往復運動する。
したがって販売待機時にブツシャ４６の上に乗っていた
商品５は、往路行程におけるブツシャ４６の後退によっ
てスライドベース４８の上へ落下し、次の復路行程の前
進で最下位の商品がブツシャ４６に押されて前方へ搬出
され、商品取出口３へ落下する。
商品５は、往路行程におけるブツシャ４６の後退によっ
てスライドベース４８の上へ落下し、次の復路行程の前
進で最下位の商品がブツシャ４６に押されて前方へ搬出
され、商品取出口３へ落下する。
以上で１回の販売動作が終了し再び販売待機状態に戻る
。
。
ところでこの種の自動販売機はできるだけ小形かつコン
パクトであることが望まれる。
パクトであることが望まれる。
かかる点上記のブツシャ式商品搬出装置は、ブツシャの
往復運動の際、特に往路行程ではブツシャ４６が商品棚
２の背後へ後退することから、往復運動のストロークの
大きさがそのまま商品搬出装置の占有スペース、したが
って自動販売機全体のサイズに大きな影響を及ぼす。
往復運動の際、特に往路行程ではブツシャ４６が商品棚
２の背後へ後退することから、往復運動のストロークの
大きさがそのまま商品搬出装置の占有スペース、したが
って自動販売機全体のサイズに大きな影響を及ぼす。
このために一般には第１図のように商品５のサイズに比
較して往復運動のストロークを短く設計した商品搬出装
置を商品棚に対応させて商品搬出を行わせている。
較して往復運動のストロークを短く設計した商品搬出装
置を商品棚に対応させて商品搬出を行わせている。
しかしてこのような構成の場合には、スライドベース４
８の前縁位置もブツシャ４６の前進行程のストロークエ
ンドに合わせて設定する必要がある。
８の前縁位置もブツシャ４６の前進行程のストロークエ
ンドに合わせて設定する必要がある。
この結果当然のこととして待機位置に在るブツシャ４６
の先端、したがってスライドベース４８の前ｆｔと商品
棚２の前壁２１との間には両者間の間隔ｌに相当する範
囲域が常時開放されたままになる。
の先端、したがってスライドベース４８の前ｆｔと商品
棚２の前壁２１との間には両者間の間隔ｌに相当する範
囲域が常時開放されたままになる。
かかる構成配置では自動販売機の小形化に有利な反面、
前記の開放面域が残存するために次記のようなトラブル
が生じる。
前記の開放面域が残存するために次記のようなトラブル
が生じる。
すなわち販売が進んで商品棚２に収納されている商品在
庫数が数個程度に少なくなった状態で、販売指令に基づ
き販売動作を開始すると、ブツシャ４６が待機位置から
後退移動して行く途中で収納商品５の重心点Ｇを通過し
た時に今までブツシャ４６の上に載置されていた商品５
は鎖線のように前倒れに傾く。
庫数が数個程度に少なくなった状態で、販売指令に基づ
き販売動作を開始すると、ブツシャ４６が待機位置から
後退移動して行く途中で収納商品５の重心点Ｇを通過し
た時に今までブツシャ４６の上に載置されていた商品５
は鎖線のように前倒れに傾く。
しかも先述のように商品棚２の搬出端側の前半部には間
隔ｌに相当する開放面域が存在することから、そのまま
１個あるいは２個の商品が矢印Ｂのように滑り落ちブツ
シャ４６の正規な往復運動による搬出動作を待たすに商
品取出口３へ搬出され−Ｃしまつ。
隔ｌに相当する開放面域が存在することから、そのまま
１個あるいは２個の商品が矢印Ｂのように滑り落ちブツ
シャ４６の正規な往復運動による搬出動作を待たすに商
品取出口３へ搬出され−Ｃしまつ。
本考案は上記の点にかんがみなされたものであり、その
目的は前述した従来装置の欠点を除去し、販売ごとに確
実に１個の商品を搬出できるようにした信頼性の高いブ
ツシャ式商品搬出装置を提供することにある。
目的は前述した従来装置の欠点を除去し、販売ごとに確
実に１個の商品を搬出できるようにした信頼性の高いブ
ツシャ式商品搬出装置を提供することにある。
以下本考案を図示実施例に基づき詳述する。
第２図ないし第４図において、スライドベース４８の前
端縁には第１図で述べた商品棚の開放面域へ向けて延在
するように突出したフラッパ６が揺動自在に軸支して配
置されている。
端縁には第１図で述べた商品棚の開放面域へ向けて延在
するように突出したフラッパ６が揺動自在に軸支して配
置されている。
一方、第１図におけるブツシャ４６と連動するスライダ
連結軸４４の軸端部には横向きの切込溝７が形成されて
おり、この連結軸４４の往復運動によって切込溝７が移
動する軌跡上の中間位置にはピン８が配置され、このピ
ンは固定座板８１に支持されている。
連結軸４４の軸端部には横向きの切込溝７が形成されて
おり、この連結軸４４の往復運動によって切込溝７が移
動する軌跡上の中間位置にはピン８が配置され、このピ
ンは固定座板８１に支持されている。
このピン８は連結軸４４とは干渉することなく、連結軸
が往復運動する途中で前記切込溝７をすり抜ける。
が往復運動する途中で前記切込溝７をすり抜ける。
更にフラッパ６の側縁に起立形成した耳部６１にはコイ
ルばねとしての引張りばね９の一端が掛は止めされてい
る。
ルばねとしての引張りばね９の一端が掛は止めされてい
る。
また引張りばね９の他端には前記のピン８ないし連結軸
４４へ掛は止めするためのほぼ半円弧状のフック部９１
が形成されている。
４４へ掛は止めするためのほぼ半円弧状のフック部９１
が形成されている。
しかも引張りばね９はフック部９１をピン８に掛は止め
した状態でほぼ自由長となるように寸法が選定されてお
り、したがってこの状態ではフラッパ６は第２図におけ
る鎖線位置のように自重で下向きに垂れ下がる。
した状態でほぼ自由長となるように寸法が選定されてお
り、したがってこの状態ではフラッパ６は第２図におけ
る鎖線位置のように自重で下向きに垂れ下がる。
この鎖線位置を待機位置と定める。
これに対し第２図においてスライドベース４８と平行に
なるまで引上げた実線位置ををフラッパ６の作動位置と
定める。
なるまで引上げた実線位置ををフラッパ６の作動位置と
定める。
次に上記構成の動作について説明する。
まず連結軸４４はブツシャと連動して販売待機位置イか
らイ→ロ→ハ→ロ→イの経過をたどるように往復運動操
作される。
らイ→ロ→ハ→ロ→イの経過をたどるように往復運動操
作される。
販売待機時には連結軸４４はイに在り、かつ引張りばね
９は殆ど自然長のままフック部９１がピンに掛は止めさ
れていて、フラッパ６は鎖線で示す下向きの待機位置に
下がっている。
９は殆ど自然長のままフック部９１がピンに掛は止めさ
れていて、フラッパ６は鎖線で示す下向きの待機位置に
下がっている。
ここから販売指令に基づき連結軸４４がブツシャと連動
しつつイから口へ後退移動すると、引張りばね９のフッ
ク部９１はピン８から連結軸４４へ受は継がれ、更にへ
のストロークエンドへ向けて連結軸４４が移動する間で
は引張りばね９の張力によりフラッパ６が作動位置へ引
上げられる。
しつつイから口へ後退移動すると、引張りばね９のフッ
ク部９１はピン８から連結軸４４へ受は継がれ、更にへ
のストロークエンドへ向けて連結軸４４が移動する間で
は引張りばね９の張力によりフラッパ６が作動位置へ引
上げられる。
したがって第１図で述べたようにブツシャ４６に乗って
いた商品５が途中で前倒れに傾いても、商品５は作動位
置のフラッパ６に当って阻止され、不測に滑り落ちて棚
外へ搬出することが防止できる。
いた商品５が途中で前倒れに傾いても、商品５は作動位
置のフラッパ６に当って阻止され、不測に滑り落ちて棚
外へ搬出することが防止できる。
一方連結軸４４がストロークエンド八からイヘ向けて移
動する前進行程に切替われば、引張りばね９の張力は次
第に弱まりつつ、途中口の位置で連結軸４４からビン８
ヘフック部９１の掛は止めが受は継がれる。
動する前進行程に切替われば、引張りばね９の張力は次
第に弱まりつつ、途中口の位置で連結軸４４からビン８
ヘフック部９１の掛は止めが受は継がれる。
したがってフラッパ６は再び待機位置に下がり、この状
態でブツシャに押出された最下位の商品のみが商品棚か
ら商品取出口へ正規に落下搬出されることになる。
態でブツシャに押出された最下位の商品のみが商品棚か
ら商品取出口へ正規に落下搬出されることになる。
以上述べたように本考案は、スライドベースの前端縁よ
り突出して商品棚の開放面域へ延在するフラッパを設け
るとともに、ブツシャの後退行程の途中でフラッパを下
向きの位置からスライドベースと平行な作動位置まで引
上げ、かつ前進行程で再び下向位置へ復帰させるごとく
、前記フラッパをブツシャの往復運動に連動して揺動制
御するように構成したものである。
り突出して商品棚の開放面域へ延在するフラッパを設け
るとともに、ブツシャの後退行程の途中でフラッパを下
向きの位置からスライドベースと平行な作動位置まで引
上げ、かつ前進行程で再び下向位置へ復帰させるごとく
、前記フラッパをブツシャの往復運動に連動して揺動制
御するように構成したものである。
したがって往復運動のストロークが小さな小形の商品搬
出装置を商品棚に対応させて使用した場合にも、ブツシ
ャの往復運動に連動して揺動制御されるフラッパが作動
し、ブツシャの後退行程の途中で棚内に傾いた商品が不
測に搬出されるのを確実に阻止し、商品搬出装置の信頼
性向上を図ることができる。
出装置を商品棚に対応させて使用した場合にも、ブツシ
ャの往復運動に連動して揺動制御されるフラッパが作動
し、ブツシャの後退行程の途中で棚内に傾いた商品が不
測に搬出されるのを確実に阻止し、商品搬出装置の信頼
性向上を図ることができる。
第１図は従来のブツシャ式商品搬出装置の機構図、第２
図、第３図は本考案実施例の側面図および一部切欠平面
図、第４図は第２図の要部の後面図である。 ２：商品棚、４：ブツシャ式商品搬出装置、４４ニスラ
イダ連結軸、４６：プッシャ、４８ニスライドベース、
５：商品、６：フラッパ、９：弓張りばね。
図、第３図は本考案実施例の側面図および一部切欠平面
図、第４図は第２図の要部の後面図である。 ２：商品棚、４：ブツシャ式商品搬出装置、４４ニスラ
イダ連結軸、４６：プッシャ、４８ニスライドベース、
５：商品、６：フラッパ、９：弓張りばね。
Claims (1)
- 商品棚に積上げて収納した商品のうち最下位の商品をブ
ツシャの往復運動操作によりスライドベース−Ｌへ移し
て前方へ押出し搬出するように構成した自動販売機の商
品搬出装置において、スライドベースの前端縁より突出
して商品棚搬出端の開放面域へ延在するフラッパを設け
るとともに、ブツシャの後退行程の途中でフラッパを下
向きの位置からスライドベースと平行な作動位置まで引
上げ、かつ前進行程で再び下向位置へ復帰させるごとく
、前記フラッパをブツシャの往復運動に連動させて揺動
制御するように構成したことを特徴とする自動販売機の
商品搬出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13246880U JPS6025657Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13246880U JPS6025657Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5755081U JPS5755081U (ja) | 1982-03-31 |
| JPS6025657Y2 true JPS6025657Y2 (ja) | 1985-08-01 |
Family
ID=29492701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13246880U Expired JPS6025657Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025657Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2616046B2 (ja) * | 1988-10-06 | 1997-06-04 | 富士電機株式会社 | 自動販売機の商品搬出装置 |
-
1980
- 1980-09-17 JP JP13246880U patent/JPS6025657Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5755081U (ja) | 1982-03-31 |
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