JPS60255431A - オフセツト印刷機の静電給水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、オフセット平版印刷における湿し水の給水装
置に関する。

従来、オフセット平版印刷機の湿し水供給装置としては
、モルトン布ローラーによる湿し水ローラー供給方式、
エアノズル方式、給湿液量をインク区域毎に制御して湿
し水を供給する給湿液噴霧方式などがある。

本発明は、静電気を利用して湿し水を帯電させながら、
バイブレータ−によって微粒子化して、湿し水供給ロー
ラーに均一な湿し水の膜を形成して印刷版に湿し水を供
給するようにしたもので、湿し水の適量管理、及び印刷
巾方向と印刷方向に亘って適切な湿し水の供給制御を行
なうことを目的とするものである。

（構成） 本発明は、オフセット平版印刷機の給水装置において、
バイブレータ−により振動を与えながら、高電位により
帯電させた微粒子状の湿し水を供給するノズルを版胴中
方向に多数配置し、１つノズルに接続さねた電磁弁の開
閉により印刷方向の湿し水供給量の調整を行な５制御手
段を備えたことを特徴とするオフセット印刷機の静電給
水装置である。

本発明を図面に従って詳細に説明すれば、本発明は、第
１図高電圧制御装置（７）と高電圧発生装置（８）の電
位により、静電気を利用して帯電させ、バイブレータ−
（Ｉ８）を使用（〜て微粒子化した湿し水を、湿し水ロ
ーラー（２）を介しであるいは直接版（１）面に供給す
るもので、供給ノズル（５）は、印刷巾方向に多数配列
し、各々インキ供給量調整キーゾーンにおける湿し水量
をコントロールし、その場合、お互いのゾーンに干渉し
ないように分割ダクト（７）などを施こす。湿し水量の
制御は、電圧により水の微粒子径を変化させて行ない、
ノズル（５）より噴出する時間当りの湿し水量は、ノズ
ル（５）に接続した調圧弁（１０）により制御し、湿し
水を付着させる付着ローラー（２）を版胴側とは別駆動
にして、回転数によってコントロールする。また、印刷
方向に対７ｔ−る湿し水量のコントロールは、ノズル（
５）に接続した電磁弁（１１）の開閉、及びノズル（５
）に設けた電極にかかる電圧の調整により行なうもので
ある。また、噴霧した漫し水がローラー（２）以外に刺
着しないように、ノズル（５）と付着ローラー（２）を
被う吸引ダクト＋２１１１を設け、ローラー（２）以外
の場Ｗｉに飛散する霧状の湿し水を除去する。

（実施例） 本発明の装置の一実施例及び作用を図面に従って詳細に
説明する。

第１図は、本発明装置の概要図であり、印刷版（１）を
装着したオフセット平版印刷機の版（１）周面には、版
（１）に接するインキローラー（４）と湿し水供給ロー
ラー（３＋（ゴム又はモルトンローラー）ヲ備工、該ロ
ーラー（３）に連絡し必要に応じて離間、接触するスイ
ングローラーなど中間ローラーを介して回転速度を任意
に変速可能な独立１〜で左方向に駆動回転する湿し水付
着ローラー（２）を備える。該湿し水イ」着ローラ−（
２）は常に電位を０に保持するため、アースされている
。刺着ローラー（２）に近接して分割ダクト（６）を設
け、該ダクト（６）内に湿し水供給ノズル（５）を備え
ている。供給ノズル（５）には、高電圧制御装置（力及
び高電圧発生装置（８）からの○マイナス静電圧がかか
っており、○マイナス電極に接触した濁し水は、バイブ
レータ−（国によって直ちに微粒子状に分散しながら電
極から離れ、付瘤ローラー（２）側に水圧によって噴出
され且つ静電効果によって良好に付着ローラー（２）に
供給される。ノズル（５）は、湿し水供給管（１５）を
介してフィルター（９）、調圧弁００）、電磁弁（印、
フィルター（１２１、供給ポンプ（Ｐｌが接続され、湿
し水タンク（圓からの水をノズル（５）より制御して供
給できるようになっている。電磁弁（１１）を閉じた場
合の予剰給水は戻り管（１６）を通ってタンク（１４＋
に回収さね、る。

第２図は、本発明装置のノズル（５）の部分拡大図であ
り、給水管（１５）に接続する側にノ（イブレータ−（
国を備え、先端に○マイナス高電圧のかかる毛細管に近
似した径の噴出口Ｏｎを備えている。

第６図は、本発明装置におけろノズル（５）の配列及び
分割タリト（７）を説明する外観斜視図である。

湿し水イ」着ローラ−（２）の巾方向に近接して多数個
配列したノズル（５）は、それぞれが分割ダクト（７）
によって隔離されており、適骨巾のインキ供給キーゾー
ンム）のｌ］に従って、各々ノズル（５）を配列し、付
着ローラー（２）に向って適宜中に給水できるようにな
っている。

第４図は、本発明装置の他の実施例であり、分割ダクト
（７）は、その上部及び底部にエアー吹出及び吸入操作
を行なりエアーダクター（’、’０１を備え、付着ロー
ラー（２）に供給される湿し水が、他部位に飛散しない
ようになっている。

なお、本発明は、湿し水付着ローラー（２）及び°フオ
ームローラー（３）を介して版（１）面に湿し水を与え
るものであるが、例えば、版（１）の版胴なのプラス接
地として版（１）面に直接噴霧することカー可能である
。

印刷方向に対する湿し水の水量制御は、第５図に示すよ
うに、版胴の版（１）回転動作タイミングと湿し水付着
ローラー（２）回転動作タイミングに合わせて高電圧制
御装置のノズル（５）に対する供給電圧値と、電磁弁（
１１）の開閉動作を制御して行なうことができる。

（作用） 本発明装置は、湿し水供給量を制御する場合。

３つの作用を有する。第１はノズル噴出口ｆｆ、７１の
電極にかける○マイナス電圧を変化させて、振動及び電
圧によって霧化する湿し水の粒子径を変化させる作用、
第２はノズル（５）に供給する湿し水量（水圧）を変化
させる作用、第６は湿し水付着ローラーを単独駆動とし
て該ローラー回転スピードな変えることによって供給さ
れろ湿し水量を変化させる作用である。

湿し水量の制御において、印刷中方向の調整は、各々ノ
ズル（５）の湿し水量を上記作用に基いて個々に調節す
るので、印刷方向の調整は、版（１）を装着する版胴の
円周方向の位置及び湿（−水４１１着ローラー１２＋、
水着はローラー（３）間のタイミングにより、ノズル（
５）内の湿し水にかける電圧を変化させ、電磁弁（１１
）などの併用により、版（１）に利殖する湿し水数なコ
ントロールすることができる。

また例工ば、ノズル（５）によって版（１）に直接溝し
水を噴霧ず２）ことができ、その場合は版胴の回転位置
を検出し、版胴の版装着切欠部への湿し水の噴霧を避け
て、印刷有効面だけに湿し水を供給ずろことができる。

（発明の効果） 本発明装置は、湿し水給水において静電気を利用し、湿
し水が帯電され、微粒子化され、湿し水が帯電さね、微
粒子化され、湿し水付着ローラーに均一に湿し水の膜を
形成できイ）もので、付着ローラーに効率良（湿し水を
イτ」着させて印刷を行なうことかで・き、また刺着ロ
ーラー中方向にノズルを複数配列したので、ノズル毎に
湿し水量ヲコントロールすることができ、既存のインキ
供給分割キーとの相乗効果による印刷再現性が期待でき
、また各ノズルに配置さね、ている電磁弁のコントロー
ルおよび電極にかける電圧のコントロール如より、印刷
方向に対しても湿し水量のコントロールが可能であり、
印刷ゴースト現象をはじめ、種々の剖フセット印刷再現
におけろトラブルの緩和が期待できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明装置の概要説明図、第２図は、本発明
装置の部分拡大断面図、第３図は、本発明装置の外観、
斜視図、第４図は、本発明装置の他の実施例を説明する
側面図、第５図は本発明装置の制御系のブロック図てあ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. オフセット平版印刷機の給水装置において、バイブレー
   タ−により振動を与えながら、高電位により帯電させた
   微粒子状の湿し水を供給するノズルを版胴中方向に多数
   配置し、且つノズルに接続された電磁弁の開閉により印
   刷方向の湿し水供給量の調整を行なう制御手段を備えた
   ことを特徴とするオフセット印刷機の静電給水装置。