JPS60255421A - セラミツク板と有機重合物層の複合体 - Google Patents

セラミツク板と有機重合物層の複合体

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JPS60255421A
JPS60255421A JP11086284A JP11086284A JPS60255421A JP S60255421 A JPS60255421 A JP S60255421A JP 11086284 A JP11086284 A JP 11086284A JP 11086284 A JP11086284 A JP 11086284A JP S60255421 A JPS60255421 A JP S60255421A
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thickness
resin
composite
fibers
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進 西垣
修 中川
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Narumi China Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、セラミック板と有機重合物層を変死に積層
した特に刃物、1鷺、ブーl4、軸受用のセラミック因
と有機にけ検層&)複合体に関する。
(従来の技術) 一般にセラミック板は、共有結合あるいはイオン結合を
しており、原子間相互の位置の拘束が強いため変形しに
くく、破壊強度以上の応力を受けると殆んど変形せず脆
性破壊するので、単独で使用する場合、脆性が大きく衝
撃に対して非常に弱いという欠点をもっている。そこで
、緻密な焼結体にしてヤング率を高めるため、焼成条件
をコントロールする等により、破壊靭性を高め、組織コ
ントロールを行う等が提案されているが、不充分な結果
しか得られないものであり、また、セラミックスは一挙
に破壊する性質をもつものであるから、破壊による事故
を防ぐには、寿命子側、非破壊検査により破損に至る前
にその部分を交換する必要が弗る。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は、上記従来のものの欠点を改善したものであ
り、破壊靭性を高め、−挙に破損することを阻止しよう
とするものである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、セラミック板と有機重合物層を交互に積+
1i11L、そのそれぞれを所定の厚さとし、両者の比
が1c1n当り1対以上となるような複合密度をもつも
のとすることによシ問題点を解決するものである。ここ
で、有機重合物とは樹脂、有機繊維を包含するものであ
り、具体的な重合物は以下において示される。これを図
面に概略示す複合体によυ説明すれば、(3)は複合体
を示し、(I)はセラミック板、(2)は重合物層すな
わち、有機繊維層であり、(3)は上記両者を貼着する
ための接着剤であって、所定厚さのセラミック板(1)
を順次その間に有機繊維層(2)を接着剤(3)ととも
に介在させた上、加圧加熱して複合体(Atを形成する
のである。樹脂の場合も第1図、第2図と同様に積層さ
れるものであり、セラミック板に樹脂層を交互に積層し
て複合体を形成する。なお樹脂をシートとして積層する
場合は、図面に示すように接着剤が用いられる。
この発明は前記のように構成されるものであるが、特に
セラミック板の厚みを5w以下に限定する理由は、5龍
より厚くなると耐衝撃性と加工性の向上が認められなく
なるものであり、セラミック板に対する重合物1−の比
を2%以上、セラミック層と重合物層の比を1cr11
当#)1対以上に限定したのも、同様にこれ以上となる
と耐衝撃性と加工性の向上が認められなくなるからであ
る。
この発明で用いるセラミックスとしては、アルミナ、ベ
リリヤ、炭化ケイ素、窒化ケイ素、ジルコニア、チタン
酸バリウム、チタン酸鉛、ホルステライト、ステアタイ
トが挙げられ、又、比重の小さいセラミックスとして、
ガラスと酸化物の複合されたセラミックスも用いること
ができる。例えば、複合されたセラミックスとしてガラ
ス成分にはBzCh−8i0z (ホウ硅酸ガラス) 
、Al 203−B202−8i0z (アルミノホウ
酸ガラス)、Li 20− Al 203−8 i(h
 −8203(リシアアルミノホウ硅酸ガラス)、Mg
0−A、12011−8i02−I3203 (マグネ
シアアルミノホウ硅酸ガラス)、CaO−Al2O3−
5iOz −B203 (カルシアアルミノホウ硅酸ガ
ラス)等を用い、酸化物として、アルミナ、アノーサイ
ト、セルシアン等が用いられ、この複合化されたセラミ
ックスは比重が軽いという(比重2〜3)利点だけでは
なく、800〜1000℃の低い焼成温度で焼成して大
きい焼成板を容易に得られるという利点をもっている。
積層に用いる繊維としては、ポリビニルアルコール系繊
維、ポリアクリロニトリル系繊・維、脂肪族ポリアミド
繊維、芳香族ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、木綿
、ビスコースレーヨン、セルロースアセテート等のセル
ロース系繊維を用いることができ、不織布、編織物とし
て用いるのが好ましい。繊維層における繊維同志と繊維
とセラミックを接着するのに一般に合成高分子を用いる
が、これらは、ユリア樹脂、メラミン樹脂、フェノール
樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、シアノアクリ
レート樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、ポリウレ
タン樹脂等が挙げられる。セラミックスと繊維とのはり
合せ方法として、セラミック板に樹脂含浸繊維をおき、
これを重ね合わせる方法、セラミック板に繊維を重ね樹
脂を塗布し重ね合せる方法等がある。
父、樹脂を介在させる場合、樹脂としては、コリア樹脂
、メラミン樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、
シアノアクリレート樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹
脂、ポリウレタン樹脂等があげられる。
更に、接着用に用いる上記樹脂だけでなく、セラミック
板との間に、高強度のテフロン、ナイロン、AB8.ポ
リオレフィン、ポリエステル、アクリル、ポリスチレン
等よりなるシートを介在させることもできる。
セラミック板と樹脂の貼り合せ方法としては、セラミッ
ク板に樹脂を塗布し、これを重ね合せ、適当な条件で硬
化してブロック化する方法、樹脂層に厚さを必要とする
場合には、重合度の高い樹脂を塗布又はディッピングを
し、半硬化させた後、重ね合せ゛て本硬化する場合(何
れの場合も荷重をかけることが多い。)、ポリスチレン
シートにエポキシ樹脂を塗布し、これをはさんでセラミ
ック板を重ね合せ、複合ブロックに一体化する場合、又
は、ナイロンシート等とセラミック板を高温、圧力下で
一体に加熱し複合体とする場合等が可能である。
又、液状の樹脂を用い加熱硬化する方法以外に、熱可塑
性接着剤をあらかじめ不織布等に成形しておき、それを
セラミック板と交互に積層後熱可塑性接着剤を溶融せし
めることも可能である。
(作用) このように構成されるので、有機重合物層が複合され、
衝撃力がセラミック層に局部的に集中せず、重合物層に
も吸収されるので、セラミック板に局部的な歪が発生し
て、破損に至るのを防止するものであり、耐衝撃性が大
幅に向上する。また、セラミック板のみでは加工性が悪
く、切断しにくく、チッピングが発生し易いものである
が、この発明の複合体は切断し易い重合物1−とセラミ
ック層とが交互に積層されているので、切断されたセラ
ミック粉が重合物層に包囲されて排除され、その上、切
断された重合物層がセラミック板を切断するとへに脱落
するなどの相乗効果によシ加工性が大幅に同上するもの
である。しかも、その術撃による破損は一部にとどまり
、安全性が高いものである。
(実施例) 実施例1 厚さ0.8flのアルミナセラミック板4枚と、エポキ
シ樹脂を塗布した厚さ0.2種のナイロンシートを交互
に貼り合せ、荷t 4 KFをかけ、80℃で2時間硬
化し一体とした後、落球試験を行った結果、約84.P
の鋼球を1mの高さから落下しても全くセラミック面に
破壊の生じないことを確昭した。(アルミナ板50割角
) これに対し厚さ4. Owasの従来のアルミナセラミ
ック板を前記の実施例と同様に落球試験を行った結果8
411の鉄球を18crnから落下するときセラミック
スは破損し破片は飛散した。
実施例2 厚さ0.8mのアルミナセラミック板4枚と、エポキシ
樹脂を塗布した厚さ0.2fiのAB8シートを交互に
貼り合せ、荷重4.KPをかり、80℃で2時間硬化し
、一体とした後、落球試験を行った結果、約84.Fの
鋼球を1mの高さから落下しても全くセラミック面に異
常を認めなかった。(アルミナ板は50冑角) 実施例3 厚さ0,84のアルミナセラミック板4枚とエステル系
ホットメルト接着剤不織布を交互に重ね120℃に加熱
して厚さ4. Otermの積層物を得た。落球試験を
行った結果84gの鋼球を1mの高さから落下しても全
くセラミック面に異常を認めなかった。
(アルミナ板tま50.角) 実施例4 エチレン酸ビ共重合物フィルムを実施例3と同様の方法
で貼り合せ、複合体を形成し、落球試験を行った結果、
クラックの発生を認めガがった。
(貼合条件150”C15分、アルミナ板使用)実施例
5 実施例4において、エチレン醋ビ共重合物フィルムiC
代’、tて、エチレンビニールアルコール共重合物を用
い、同一条件で熱圧着を行い、落球試験の結果、クラッ
クの発生を認めなかった。
実施例6 ガラスとしてカルミアアルミノホウ珪酸系ガラスと酸化
物としてアルミナを含む厚さ0.6fiの低温焼成基板
(850’C焼成)と厚さ0.2簡のナイロンフィルム
を交互に貼り合せ、280℃で10分間加熱し熱圧着し
一体化した複合体(セラミック4層、樹脂3層、大きさ
50w角)について落球試験(84Iの鋼球を1m高よ
シ落下する。)を行なった結果、七ラミック面に全くク
ラックが生じなかった。
これに対し低温焼成基板のみの場合は84.9の鋼球を
20(7+1より落丁するとき基板は破損し破片が飛び
散った。
実施例7 厚さ0.6Hの低温焼成基板の両面に重合度の高いエポ
キシ樹脂を厚さが0.2−まで塗布し、50℃で1時間
セミキュアーを行った後、同様の処理をした樹脂被覆セ
ラミック基板を積層し、4Kyの荷重をかけて120℃
で2時間硬化を行い、一体とし九複合体(セラミック4
層、樹脂3〕−1上下のセラミック板は片面樹脂処理、
大きさ50m角)につき実施例6と同様の落球試験を行
ったところ、表面、内部にもクラックの発生を認めなか
りた。
実施例8 厚さ0.815 mmのアルミナセラミック板3枚とエ
ポキシ樹脂プレポリマ含浸ポリビニルアルコール系繊維
金巾を交互にはや合せる。荷重4Kyをかけ120℃1
時間加熱して一体化する。全体の厚さは3.96mであ
る。このようにして得られ九複合体のセラミック面に対
し287gの鉄球を60cr11から落下してもセラミ
ック面の破壊の生じないことを昭めた。これに対し厚さ
4.0冒の従来のアルミナセラミック板を上記の実施例
と同様に落球試験を行なった結果、84gの鉄球を18
−から落下するときセンミックスは破損し破片は飛散し
た。
実施例9 厚さ0.815 +wのアルミナセラミック板3枚とエ
ポキシ樹脂プレポリマ含浸ポリフェニレンテレフタルア
ミド繊維織物を交互にはり合せ、荷重4峙をかけ、12
0℃1時間加熱して一体化する0全体の厚みは4.00
電である。セラミック面に対し287gの鉄球を落下し
てもセラミック面の破損は生じなかった。
実施例10 カルシア、アルミノ、ホウ硅酸ガラスとアルミナからな
る厚さ0.55mのガラスセラミック板3枚とエポキシ
樹脂プレポリマ含浸ポリビニルアルコール繊維金中を交
互にはり合せ、荷重4Kyをかけ120℃1時間加熱し
て一体化する。全体の厚みは2.90mである。セラミ
ック面に対し287.9 (7)鉄球を593から落下
してもセラミック面の破損は生じなかった。これに対し
、 0.55m*厚のガラスセラミック板6枚を重ね、
84.!i’の鉄球を30crnから落下させるとき、
前記セラミック板は、6枚共破十員した。
実施例11 厚さ1.00+a+の窒化ケイ素セラミック板3枚に対
し、エポキシ樹脂プレポリマ含浸ポリビニルアルコール
系繊維金中を交互にはり合せる。荷重4にりをかけ12
0℃1時間加熱して一体化する全体の厚みは4.50+
a+である。セラミック面に対し287Iの鉄球を60
−から落下してもセラミック面の破損轄生じなかった。
これに対し厚さ1. Owmの窒化ケイ素セラミック板
4枚を重ね8419の鉄球を20備から落下するときは
4枚共破損した。
実施例12 厚さ0.50mのジルコニアセラミック板3枚に対しエ
ポキシ樹脂プレポリマ含浸ポリビニルアルコール系繊維
金中を交互に積層し、荷重4KFをかけ120”01時
間加熱した。セラミック面に対し287gの鉄球を60
crnから落下してもセラミック面の破損は生じなかっ
た。これに対し0.50++mのジルコニアセラミック
板4枚を重ね84gの鉄球を35百から落下する々きジ
ルコニアセラミック板は4枚とも破損した。
(発明の効果) この発明は上記の構成をもつもので、セラミックスの硬
さを必要とするが加工性及び脆性のため用途を狭めてい
たハサミ、ナイフ等の刃物やハンマー等の工具類、セラ
ミックスの高いヤング率を必要とするが、比重が大きく
、脆性が問題となっていたゴルフヘッド、野球用バット
、テニスラケット等や、セラミックの高いヤング率を必
要とするが比重、脆性、機械加ニ’E性、耐磨耗性の問
題から使用が困難であったガイドローラー等の機械部品
に使用することができるものである。
加えて、グリーテイングカード、名刺、装飾、雑貨等に
も用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は有機繊維を用いたこの発明の1実施例の斜視図
、第2図はその縦断側面図である。 N・・・複合体 1・・・セラミック板2・・・有機繊
維層 3・・・接着剤 特許出願人 代理人 弁理士 藤 木 三 幸 第1図 A 手続補正書 昭和59年8月2,2/日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第110862号 2、発明の名称 セラミック板と有機重合物層の複合体 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 愛知県名古屋市緑区鳴海町字伝治山3番地鳴海製陶株式
会社 代表者 石 原 例 4、代理人 〒105 東京都港区虎ノ門−丁目20番6号 5、 補正命令の日付 自発補正 全文補正明細書 1、発明の名称 セラミック板と有機繊維層の複合体 2、特許請求の範囲 セラミック板と有機繊維層を交互に積層し、そのセラミ
ック板の厚さを0.2〜5W←、有機繊維層の厚みをセ
ラミック板厚の2−以上、セラミック板と有機繊維層の
比が1cWL当ヤ2〜30対の複合密度をもつセラミッ
ク板と有機繊維層の複合体。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明は、セラミック板と有機繊維層を交互に積層し
た特に刃物、工具、運動具、軸受用のセラミック板と有
機繊維層の複合体に関する。 (従来の技術) 一般にセラミック板は、共有結合あるいはイオン結合を
しており、原子間相互の位置の拘束が強いため変形しに
くく、破壊強度以上の応力を受けると殆んど変形せず脆
性破壊するので、単独で使用する場合、脆性が大きく衝
撃に対して非常に弱いという欠点をもっている。そこで
、緻密な焼結体にしてヤング率を高めるため、焼成条件
をコントロールする等によシ、破壊靭性を高め、組織コ
ントロールを行う″等が提案されているが、不充分な結
果しか得られないものであシ、また、セラミックスは一
挙に破壊する性質をもつものであるから、破壊による事
故を防ぐには、寿命予測、非破壊検査によシ破損に至る
前にその部分を交換する必要がある。 (発明が解決しようとする問題点) この発明は、上記従来のものの欠点を改善したものであ
シ、破壊靭性を高め、−挙に破損することを阻止しよう
とするものである。 (問題点を解決するための手段) このために、セラミック板と有機繊維層を交互に積層し
、そのそれぞれを所定の厚さとし、両者の対が1cm当
シクシ2〜30対るような複合密度をもつものどするこ
とにより問題点を解決するものである。これを図面に概
略示す複合体によシ説明すれば、(A)は複合体を示し
、(1)はセラミック板、(2)は有機繊維層であり、
(3)は上記両者を貼着するだめの接着剤であって、所
定厚さのセラミック板(1)を順次その間に有機繊維層
(2)を接着剤(3)とともに介在させた上、加圧加熱
して複合体(4)を形成するのである。。 この発明は前記のように構成されるものであるが、特に
セラミック板の厚みを5w以下に限定する理由は、5m
よシ厚くなると耐衝撃性と加工性の向上がVめられなく
なるものて゛あり、0.2m以上に、定、え。、製造。 経済ン嬬から不読。 セラミック板に対する有機繊維l−の比を2%以上、セ
ラミック層と有機繊維層の比を1cIL当92当具2対
限定したのも、同様にこね以−ヒとならないと耐衝撃性
と加工性の向上が認められなくなるからである。また、
30対以上となると積層回数が多くなり、経済性の面で
不利であること及び外層に曲面加工を施す場合、1..
51111以上のセラミック層の厚みがあった方が好ま
しく積層回数が限定されるからである。 この発明で用いるセラミックスとしては、アルミナ、ペ
リリヤ、炭化ケイ素、窒化ケイ素、ジルコニア、チタン
酸パリウ、ム、チタン酸鉛、ホルステライト、ステアタ
イトが挙げられ、又、比重の小さいセラミックスとして
、ガラスと酸化物の複合されたセラミックスも用いるこ
とができる。例えば、複合されたセラミックスとしてガ
ラス成分にId B、0.− Sin、 (ホウ硅酸ガ
ラス) 、AI −0−B’yOt−5iot(アルミ
ノホウ酸ガラス)、LLO−AltOs−Sin、 −
B、O,(リシアアルミノホウ硅酸ガラスlMgO−A
LO* −5ift−BtOs (マグネンアアルミノ
ホウ硅酸ガラス)、CaO−Aiyos−8ift−B
IOI(カルシアアルミノホウ硅酸ガラス)等を用い、
酸化物々して、アルミナ、アノーサイト、セルシアン等
が用いられ、この複合化されたセラミックスは比重が軒
いという(比重2〜3)利点だけではなく、800〜1
000℃の低い焼成温度で焼成して大きい炉、成板を容
易VC得られるという利点をもっている。 積層に用いる繊維としては、ポリビニルアルコール系繊
維、ポリアクリロニトリル系繊維、脂肪族ポリアミド繊
維、芳香族ポリアミド繊維、ポリエステル繊m、木g、
 ビスコースレーヨン、セルロースアセテート等のセル
ロース系繊維を用いることができ、不織布、編織物とし
て用いるのが爵ましい。繊維層における繊維同志と繊維
とセラミックを接着するのに一般に合成高分子を用いる
が、これらは、ユリア樹脂、メラミン樹脂、フェノ−゛
ル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、シアノアク
リレート樹脂、ポリアミド初詣、アクリル樹脂、ポリウ
レタン樹脂等が挙げられる。セラミックスと繊維とのけ
り合せ方法として、セラミック板に樹脂含浸繊維をおき
、こわを重ね合わせる方法、セラミック板に#!維を重
ね樹脂を黴布し重ね合わせる方法等がある。 (作用) このようKWl成されるので、有機繊維層が複合され、
衝撃力がセラミック層に局部的に集中せず、有機繊維層
にも吸収されるので、セラミック板に局部的な歪が発生
して、破損に至るのを防止するものであシ、耐衝撃性が
大幅に向上する。また、セラミック板の′みでは加工性
が悪く、切断しにぐく、チッピングが発生し易いもので
あるが、この発明の複合体は切断し易い有機繊維層とセ
ラミック層とが交互に積層され°〔いるので、切断され
たセラ之ツク粉が有機繊維層に包囲されて排除され、そ
の上、切断された有機繊維層が★ラミック板を切断する
ときに脱落するなどの相乗効果により加工性が大幅に向
上するものである。しかも、その衝撃による破損は一部
にとどまり、安全性が高いものである。 (実施例) 実施例1 厚さ0.815mmのアルミナセラミック板3枚とエポ
キシ樹脂プレポリマ含浸ポリビニルアルコール系繊維金
山を交互にはシ合せる。荷重4 Kgをかけ120℃1
時間加熱して一体化する。全体の厚さは3.961mで
ある。このようにして得られた複合体のセラミック面に
対し287gの鉄球を60cl!Lから落下してもセラ
ミック面の破壊の生じないことを認めた。これに対し厚
さ4.0 flの従来のアルミナセラミック板を上記の
実施例と同様に落球試験を行なった結果、84gの鉄球
を18(1)から落下するときセラミックスは破損し破
片は飛散した。 実施例2 厚さ0.815fiのアルミナセラミック板3枚とエポ
キシ411脂グレボリマ含浸ポリフエニレンテレフタル
アミド繊維織物を交互にはり合せ、荷重4 K9をかけ
、120℃1時間加熱して一体化する。全体(D重みV
i4.OOmである。セラミック面に対し287gの鉄
球を落下しても老ラミック面の破損は生じなかった。 実施例3 カルシア、アルミ、)、ホウ硅酸ガラスとアルミナから
なる厚さ0.551111のガラスセラミック板3枚と
エポキシ樹脂プレポリマ含浸ポリビニルアルコール繊維
金山を交互にはシ合せ、荷重4に2をかけ120°C1
時間加熱して一体化する。全体の厚みは2.90111
11である。セラミック面に対し287gの鉄球を59
cIRから落下してもセラミックー面の破損は生じなか
った。これに対し、0.551al厚のガラスセラミッ
ク板6枚を重ね、84瞳の鉄球を30cl!から落下さ
せるとき、前記セラミック板は、6枚共破損した。 実施例4 厚さ1.OOmの窒化ケイ素セラミック板3枚に対し、
エポキシ樹脂プレポリマ含浸ポリビニルアルコール系繊
維金山を交互にはシ合せる。荷重4IC5+をかけ12
0℃1時間加熱して一体化する全体の厚ミは4.501
11である。セラミック面に対し287gの鉄球を60
1から落下してもセラミック面の破損は生じなかった。 これに対し厚さ1.01111の窒化ケイ素セラミック
板4枚を重ね84gの鉄球を20儂から落下するときは
4枚共破損した。 実施例5 厚さ0.501111のジルコニアセラミック板3枚に
対しエポキシ樹脂プレポリマ含浸ポリビニルアルコール
系繊維金山を交互に積層し、荷重4 K9をかけ120
℃】時間加熱した。セラミック面に対し287gの鉄球
を60儂から落下してもセラミック面の破損は生じなか
った。これに対しQ、5Qwのジルコニアセラミック板
4枚を重ね84gの鉄球を35儂から落下するときジル
コニアセラミック板は4枚とも破損した。 (発明の幼芽) この発明は上記の構成をもつもので、セラミックスの硬
ざを必要とするが加工性及び脆性のため用途を狭めてい
たハサミ、ナイフ等の刃物やハンマ・−笠の工具類、あ
るいけ、セラミックスの高いヤング率を必要とするが、
比重が大きく、脆性が問題となっていたゴルフヘッド、
野球用バット、テニスラケット%や、セラミックの高い
ヤング率全必要とするが比重、脆性、機械加工性、耐磨
耗性の間頌から使用が困難であったガイドローラー等の
機械部品に使用することができるものである。 また、#I#を用いているので、繊維間隙に接着剤が保
持され、加圧接着の際接着剤が外側ににじみ出すことが
なく、その上、特に有機繊維にょシ構成するので、有機
繊維の地色が白〜淡黄色であるから、顔料等によ)自由
に着色できる効果をもつものである。 加えて、グリーテイングカード、名刺、装飾、雑貨等に
も用いることができる。 4、図面の簡単な説明 第1図は有機繊維を用いたこの発明の1曵施例の斜視図
、第2図はその縦断側面図である。 A・・・複合体、1・・・セラミック板、2・・・准榊
縛E MF層、3・・・接着剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セラミツpり板と有機重合物層を交互に積層し、そのセ
    ラミック板の厚さを5−以下、重合物層の厚みをセラミ
    ック板厚の2%以上、セラミック板と有機重合物層の比
    がICrn当91対以上の複合密度をもつセラミック板
    と有機重合物層の複合体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2460141A (en) * 2008-05-23 2009-11-25 Honda Access Kk An in-vehicle illuminating device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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