JPS6025307B2 - 装軌車両の誘導輪調整装置 - Google Patents

装軌車両の誘導輪調整装置

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JPS6025307B2
JPS6025307B2 JP471178A JP471178A JPS6025307B2 JP S6025307 B2 JPS6025307 B2 JP S6025307B2 JP 471178 A JP471178 A JP 471178A JP 471178 A JP471178 A JP 471178A JP S6025307 B2 JPS6025307 B2 JP S6025307B2
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JP
Japan
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valve
pilot
oil
switching valve
pressure
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JP471178A
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利昭 小林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は地上高可変式装軌車両の誘導論調整装置に関す
るものである。
この種装置の従来例を第1図乃至第3図により説明する
と、1は車体、2は覆帯、3は起動輪、4は誘導論、5
は下部転論、15はアームで一端は車体1に回転可能に
装着され他端には下部転輪5が回転自在に装着されてい
る。
6はシリンダ、7はピストンロッド、8は誘導輪装着用
アームで一端にはピン9を介してピストンロッド7が回
転可能に連結されると共に他端はピン10を介して車体
1に回転可能に装着されている。
またシリンダ6の一端もピン1 1を介して車体1に回
転可能に装着されている。12は電磁切換弁、13は高
圧リリーフ弁14は低圧リリ−フ弁、16はパイロット
オベレートチェック弁、17はタンク回路を示し、図示
していない油圧源からの油は矢印18で供給されように
なっている。
地上高可変式装軌車両にあっては、車高を変化させる場
合電磁切換弁12を第2図に示す位置に切換える。
第2図は車高を高姿勢にした場合であり、この場合、譲
導輪4にかかる覆帯2の張力は高くなり、シリンダ6内
の油と矢印18で供給される油圧源からの油は矢印20
で示すようにパイロットオベレートチェック弁16、低
圧リリーフ弁14、タンク回路17を経てドレンされ、
シリンダ6内の油圧は低圧IJIJ−フ弁14の設定圧
力と同一となる。
また第3図は車高を低姿勢にした場合であり、この場合
油圧源からの油は矢印21の方向に流れ、ピストンロッ
ド7を押し出す。
このときのシリンダ6内の油圧を低圧リリーフ弁14の
設定圧力と同一となる。このように姿勢制御を行ってい
る場合にはシリンダ6内の油圧は常に低圧リリーフ弁1
4の設定圧力と等しくなり議導輪4を介して覆帯2を張
る張力を一定に保持する。そして走行時には電磁切襖弁
12は第1図に示す位置に戻す。走行中、誘導論4が障
害等に当り矢印22の方向からの力を受けるが、この力
が大きいときには高圧リリーフ弁13が開きシリンダ6
内の油圧が一定圧以上に上昇するのを防止するようにな
っている。
しかし、シリンダ6内の油が高圧リリーフ弁13を開い
て逃げるとピストンロッド7はシリンダ6に押込まれ、
このために覆帯2の張力が減少してしまい走行性能がそ
こなわれる欠点が生じるので、覆帯2の張力を元の状態
に戻すため、再び電磁切換弁12を第2図に示す位置に
切換える操作が必要であった。
本発明は上記の点に鑑み提案されたもので、誘導輪を車
体に揺動可能に装着するアームに油圧シリンダのピスト
ンロッドを連結し、該油圧シリンダに電磁切換弁とパイ
ロットオベレートチェック弁を介して油圧源からの油を
供給すると共に同油圧シリンダ内の油を所定圧力に調整
する低圧リリーフ弁と高圧リリーフ弁を備えた装軌車両
において、前記した油圧シリンダへの圧油供給路の電磁
切換弁とパイロットオベレートチェック弁間に、常に所
定圧力の圧油が保持されるサブアキュームレータと該サ
ブアキュームレータにパイロットオペレート切換弁を介
して連結した主アキュームレータとを備えた油圧回路を
接続し、電磁切換弁の上流側より分岐したパイロットオ
ベレートチヱック弁のパイロット油路にパイロット用電
磁切換弁を設け、パイロットオベレートチヱック弁の上
流側より分岐した油路に前記低圧リリーフ弁を低圧リリ
ーフ用電磁切換弁を介して接続したことを特徴とし、そ
の目的とするところは、常に覆帯の張力を一定に保持す
ることのできる装勅車両の譲導輪調整装置を提供せんと
するものである。
本発明は上記したように構成されているので走行中、譲
導論に外力が加わり、油圧シリンダ内の油圧が高くなっ
て高圧リリーフ弁が開き、油圧シリンダ内の油が逃げて
も、外力がとり除かれると、高圧リリーフ弁から逃げた
油分だけアキュ−ムレー夕に保持されている所定圧力の
圧油がパイロットオベレートチェツク弁を介して油圧シ
リンダ内に流れ込んで、ピストンロッドを押し出し油圧
シリング内の油を所定圧力となすため履帯張力を自動的
に元の状態に戻すことができ、従来のもののように高圧
リリーフ弁が作動して履帯張力が減少したとき、一旦車
両を停止させて履帯張力を元の状態に戻すような操作が
不要となり、特に誘導論に激しい外力が加わるような不
整地での走行性能を著しく向上させることができる。
以下、本発明の一実施例を第4図乃至第8図により説明
する。
31車体、32は履帯、33は起動論、34は誘導輪、
35は下部転輪、45はアームで一端は車体31に回転
可能に装着され、他端には下部転輪35が回転可能に装
着されている。
36は油圧シリンダ、37はピストンロッド、38は誘
導論装着用アームで一端にはピン39を介してピストン
ロッド37が回転可能に連結されると共に他端はピン4
0を介して車体31に回転可能に装着されている。
また油圧シリンダ36の一端もピン41を介して車体3
1に回転可能に装着されている。42は油圧シリンダ3
6への圧油供給路に設けられ、後述する油圧ポンプ53
に接続した電磁切湊弁、43は高圧リリ−フ弁、44は
低圧リリーフ弁、46はパイロットオベレートチェック
弁、47は減圧弁、48はパイロットオペレート切換弁
、49は主アキュームレータ、50はサブアキュームレ
ータ、51はチェック弁、52はアンロードリリーフ弁
、53は油圧ポンプ、54はタンク回路、5は油圧ポン
プ53と電磁切換弁42との間の油路(電磁切換弁42
の上流側)より分岐したパイロットオベレートチェック
弁46用パイロット油路に設けられ、パイロットオベレ
ートチェック弁46を作動するときに切換作動するパイ
ロット用雷滋切襖弁、56はパイロットオベレ−トチェ
ック弁46と減圧弁47との間の油路(パイロットオベ
レートチェック弁46の上流側)より分岐し、低圧リリ
ーフ弁44に至る油路の途中に設けられ、低圧リリーフ
弁44を作動するときに切摸作動する低圧リリーフ用電
磁切換弁で、図示のように油圧回路が構成されている。
第5図及び第6図はパイロットオペレート切換弁48の
構造を示すもので、60はバルブボデー、61はスプー
ル、62はスプリングでバルブボデ−60内にはパイロ
ット圧Pがスプール61のスプリング62と反対側にか
かるように油路が設けられており、サブアキュームレー
タ50側の圧力Sが低い時には第5図のようにスプール
61はスプリング62で図の右方に押されて主アキュー
ムレータ49側の油Mがサブアキュームレータ50側に
流れ、サブアキュームレータ50側の圧力Sが所定値に
達すると第6図のようにパイロット圧Pによる力がスプ
リング62の力に打ち勝ってスプール61を図の左方へ
押し主アキュームレータ49側からサブアキュームレー
タ50側への油Mの流れが遮断されるようになっている
また、低圧リリーフ弁44のリリーフセット圧は減圧弁
47のセット圧より若干高い圧力に設定されている。な
お、減圧弁47の設定圧は次のように定める。ピストン
ロッド37の径をd、シリンダ36の径をD、減圧弁4
7のセット圧をpd、履帯32の張力を所定値にするの
に必要な誘導論34を押す力をFとすると、油圧pd、
はピストンのロッド側Rとヘッド側日の両方にかかるか
ら、pd‐牛(ぴ−d2)=F’^pd:F/子(D2
−が) となる。
またアンロードリリーフ弁52は主アキュームレータ4
9の油圧が所定圧力に達した時ポンプ53からの油をタ
ンクへ戻し、ポンプ53を無負荷運転させ、主アキュー
ムレータ49の油圧が所定圧力より下がった時再びポン
プ53からの油を主アキュームレータ49に供給するも
のであり、チェック弁51はポンプ53を停止している
時、主アキュームレータ49の油がポンプ53側へ逆流
するのを防止するものである。
上記実施例において、車高制御時には別の電気操作装置
によって電磁切換弁42、パイロット用電磁切換弁55
、低圧リリーフ用雷滋切換弁56,を第7図及び第8図
に示す状態に切換える。
第7図は車高を高姿勢にした場合であり、この場合、履
帯32には大きな張力がかかるが、パイロット用電磁切
換弁55からの油によりパイロットオベレートチェック
弁46が開いているので、シリンダ36内の油はパイロ
ットオベレートチェック弁46、低圧リリーフ用電磁切
換弁56、低圧リリーフ弁44を経てタンクへ戻り、シ
リンダ36内の油圧は所定の履帯張力に必要な減圧弁4
7の設定圧力pdより若干高い低圧リリーフ弁44のリ
リーフセット圧に保たれる。また第8図は車高を低姿勢
にした場合でありこの場合、履帯32が緩むが、電磁切
換弁42からの油が減圧弁47で所定の圧力pdに減圧
されパイロットオベレートチェック弁46を経てピスト
ンロッド37を押出すようにシリンダ36内に流れ込み
、譲導輪34にかかる履帯張力を一定にする。
そして車高制御を了り、その状態で走行する時は電磁切
換弁42、パイロット用電磁切換弁55、低圧リリーフ
用電磁功換弁56を第4図に示す位置に戻す。走行中、
第4図に示す矢印65の方向から誘導論34に外力が加
わるとシリンダ36内の油はパイロットオベレートチェ
ック弁46でブロックされているので、外力に応じてシ
リンダ36内の油圧が高くなり、高圧リリーフ弁43の
セット圧以上になるとタンクへ逃げる。
そして、外力がとり外かれる高圧リリーフ弁43から逃
げた油分だけピストンロッド37はシリンダ36内に押
込まれた状態となるが、この時サブアキュームレータ5
0内に貯えられている油が、減圧弁47、パイロットオ
ベレートチェック弁46を経てシリンダ36内に流れ込
み、再び履帯張力が一定になるまでピストンロッド37
を押出し、履帯張力を自動的に元の状態に戻す。
この動作が数度くり返されるとサブアキュームレータ5
0内の油の圧力が低下してくるが、この時、パイロット
オペレート切換弁48が作動して主アキユームレータ4
9の油がサブアキユームレータ50内に流れ込み、サブ
アキュームレー夕50内の油は常に自動的に一定圧力に
保持される。従って、誘導論34にかかる履帯張力を常
に自動的に一定に保持することができ、高圧リリーフ弁
が作動して履帯32が緩んでも、従来のもののように、
一旦車両を停止させて履帯の張力を元の状態に戻すよう
な操作をする必要がなくなり、走行性能を著しく向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従釆のものの例を示す図で、第1図
は概略側面図、第2図は車高を高姿勢に制御した時の概
略側面図、第3図は車高を低姿勢に制御した時の部分概
略側面図、第4図乃至第8図は本発明の一実施例を示す
図で、第4図は概略側面図、第5図及び第6図はパイロ
ットオベレート功換弁の構造と作動状態を説明する断面
図、第7図は車高を高姿勢に制御した時の概略側面図、
第8図は車高を低姿勢に制御した時の概略側面図である
。 34・・・・・・議導輪、36・・…・油圧シリンダ、
37・・・・・・ピストンロッド、38・・・・・・誘
導論装着用アーム、42・・・・・・電磁切襖弁、43
・・・・・・高圧リリーフ弁、44・…・・低圧リリー
フ弁、46・・・・・・パイロットオベレートチェック
弁、47・…・・減圧弁、48.・・・・・パイロット
オペレート切襖弁、49・・・・・・主アキユームレー
タ、50……サブアキユームレータ、51……チェック
弁、52……アンロードリリーフ弁、53……油圧ポン
プ、54……タンク、55・・・・・・パイロット用電
磁切換弁、56・・・・・・低圧リリーフ用電磁切換弁
。 努’図 第3図 第2図 第4図 発う図 穿る図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 誘導輪を車体に揺動可能に装着するアームに油圧シ
    リンダのピストンロツドを連結し、該油圧シリンダに電
    磁切換弁とパイロツトオペレートチエツク弁を介して油
    圧源からの油を供給すると共に同油圧シリンダ内の油を
    所定圧力に調整する低圧リリーフ弁と高圧リリーフ弁を
    備えた装軌車両において、前記した油圧シリンダへの圧
    油供給路の電磁切換弁とパイロツトオペレートチエツク
    弁の間に、常に所定圧力の圧油が保持されるサブアキユ
    ームレータと該サブアキユームレータにパイロツトオペ
    レート切換弁を介して連結した主アキユームレータとを
    備えた油圧回路を接続し、電磁切換弁の上流側より分岐
    したパイロツトオペレートチエツク弁のパイロツト油路
    にパイロツト用電磁切換弁を設け、パイロツトオペレー
    トチエツク弁の上流側より分岐した油路に前記低圧リリ
    ーフ弁を低圧リリーフ用電磁切換弁を介して接続したこ
    とを特徴とする装軌車両の誘導輪調整装置。
JP471178A 1978-01-19 1978-01-19 装軌車両の誘導輪調整装置 Expired JPS6025307B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5497932A JPS5497932A (en) 1979-08-02
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3112580A1 (de) * 1981-03-30 1982-11-11 Karl Kässbohrer Fahrzeugwerke GmbH, 7900 Ulm Kettenspannvorrichtung fuer kettenfahrzeuge
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US10166828B2 (en) 2014-11-07 2019-01-01 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Suspension device for amphibious vehicle

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JPS5497932A (en) 1979-08-02

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