JPS60251921A - カ−ボネ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、炭酸飲料を販売する機器の一部に具備される
カーボネータに関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、炭酸飲料を販売する機器の需要は増大し特に消費
者の嗜好の多様化を反映して多種類の炭酸飲料を販売す
る機器が望まれている。このような多様化した販売に対
して高性能でかつ大容量な炭酸水を取り出せ、さらに売
り切れ時に販売を中止する信頼性のあるカーボネ〜りが
望まれている。

以下図面を参照しながら、上述したような従来のカーボ
ネータについて説明する。

第２図は従来のカーボネータの断面図を示すものである
。第２図において、１はカーボネータで円筒状の密閉タ
ンク２を備えている。３は炭酸ガス・供給管であり、密
閉タンク２の上部に設けられ、密閉タンク２内の圧力を
一定に保つ構成となっている。４は加圧水管であり、水
位センサ６からの信号によって密閉タンク２内に、断続
的に加圧水を供給する構成となっている。６は加圧水管
４の出口部分に位置するノズルであり、加圧水が噴霧さ
れる形状となっている。７は密閉タンク２内に設けた仕
切板であり、ノズル６から噴霧される加圧水が密閉タン
ク２の下部に貯蔵された炭酸水を攪拌することを妨たけ
る構成となっている。この仕切板７は密閉タンク２と間
隔を保って炭酸水取出し管８に固定されている。炭酸水
取出し管８は密閉タンク２の底部と仕切板７との間に開
口部を持ち、製造された炭酸水をコンブ等に供給する構
成となっている。

以上のように構成されたカーボネータについて、以下そ
の動作について説明する。

まず水位センサ５から信号が出されると、ポンプ等によ
っ′て、加圧水が加圧水供給管４とノズル６を経て密閉
タンク２内へ供給される。そこで、加圧水はあらかじめ
炭酸ガス供給管３を通じて密閉タンク２内に満たしてあ
った炭酸ガスと混合され、炭酸水となり密閉タンク２内
の底部に貯蔵される。炭酸水の水面が一定のレベルに達
すると、水位センサ５からの信号は停止し、加圧水の供
給は停止する。次に、貯蔵された炭酸水は必要に応じて
、炭酸水取出し管８を通じて取出され水面が下がる。水
面が下がると水位センサ６は信号を出し、再び加圧水が
供給される。上記動作を繰り返えすことによって、カー
ボネータ１は炭酸水を断続的に販売することができる。

しかしながら、上記のような構成では炭酸水が頻繁に取
出された時に、加圧水の供給が間に合わず、水面が仕切
板７のＴ１で下降し、炭酸ガス濃度の充分にあがった貯
蔵されている炭酸水と、炭酸ガス濃度の不充分な供給さ
れたばかりの加圧水が混合され、炭酸ガス濃度の不充分
な質の悪い炭酸水が炭酸水取出し管８を通じて販売され
る欠点を有していた。また、仕切板７は固定されている
ために、水面が仕切板７よシも上面に位置する場合・に
おいても加圧水の供給がおこなわれた場合には仕切板７
の上に貯蔵されている炭酸水の炭酸ガス濃度が一時的に
低下すると言う欠点を有していた。すなわち、このよう
なカーボネータは、炭酸ガス濃度に関係なく質の悪い炭
酸水を販売する問題る有していた。

発明の目的 本発明は上記従来の問題に鑑みてなされたもので、炭酸
濃度に応じて浮遊または沈降するフロート状の仕切板と
、この仕切板の位置により動作するスイッチとによって
、質の悪い炭酸水が販売されないようにするカーボネー
タを提供するものである。

発明の構成 この目的を達成するために本発明のカーボネータは、炭
酸濃度に応じて浮遊または沈降するフロー１・状の仕切
板と、この仕切板に内蔵された磁石と、仕切板の移動を
案内するガイド棒内にスイッチとを備えたもので、この
構成によって炭酸水が販売される時に、その炭酸水の炭
酸ガス濃度を常に監視し、質の悪い炭酸水が販売される
ことを防ぐものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例について、図面を参照しなから説
明する。第１図は本発明の一実施例におけるカーボネー
タの断面図を示すものである。第１図において、３は炭
酸ガス供給管、４は加圧水管、５は水位センサ、８は炭
酸水取出し管で、以上は第２図の従来の構成と同じもの
であるのでその詳細な説明を省略する。９ｉｌ″ｊ：下
部に段部１ｏを形成して、下部の径が上部より小さく構
成された円筒状の密閉タンクである。１１はフロート状
の仕切板である。１２は磁石であり、仕切板１１と一体
に成型されている。仕切板１１は磁石１２と共に比重が
１．０４以上１．１以下になるように調整されていて、
密閉タンク９内に貯蔵された炭酸水の濃度に従がって浮
遊または沈降するよう構成している。１３は仕切板１１
の中心に位置するガイド棒で、仕切板１１が浮遊寸たは
沈降する時に中心からずれ、密閉タンク９に当たること
を防いでいる。１４はガイド棒１３に内蔵されたスイッ
チであり、≠社−十≠仕切板１１内の磁石１２によって
作動する。１５ｉ電源である。１６は電源１６によって
作動する電磁弁であり、スイッチ１．３と共に回路を形
成している。

以上のように構成されたカーボネータについて以下その
動作について説明する。

捷ず水位センサ５から信号が出されると、ポンプ等によ
って、加圧水が加圧水供給管４とノズル６を経て密閉タ
ンク９内に供給される。そこで、加圧水は、あらかじめ
炭酸ガス供給管３を通じて密閉タンク９内に満たしてあ
った炭酸ガスと混合され、炭酸水となり密閉夕ごり９内
の底部に貯蔵される。炭酸水の水面が一定レベルに達す
ると、水位センサ６からの信号は停止し、加圧水の供給
は停止する。しかしながら、上記の貯蔵された炭酸水は
、炭酸ガスとは短時間しか接触していないので、充分に
飽和に達していす、比重も水と変わらない。そのため、
仕切板１１は炭酸水中に沈降している。このため、スイ
ッチ１４は作動せず電磁弁１６は閉じた捷まであり、質
の悪い炭酸水が販売されることはない。そして、時間が
経るにつれて、貯蔵された炭酸水は炭酸ガス濃度が増加
し飽和になる。この濃度変化に従がって、炭酸水の比重
が増加するので、仕切板１１は炭酸水中から炭酸水上に
浮遊する。浮遊した仕切板１１内の磁石１２の効果によ
ってスイッチ１４が作動し、電磁弁１６が開く。

以上のように本実施例によれば、仕切板をフロート状に
し、内部の磁石１２とスイッチ１４とで、電磁弁１６を
開閉することによって質の悪い炭酸水が販売されること
を防ぐことができる。

なお、本実施例ではスイッチ１４を一個とし、電磁弁を
設けたが、スイッチを上下に２個として、マイクロコン
ピュータ等で販売用の電磁弁を制御し、常に適度な炭酸
水を販売するようにしてもよい。

発明の効果 以上のように本発明は、炭酸水濃度に応じて浮遊または
沈降するフロート状の仕切板とその内部の磁石と、ガイ
ド棒の中にあるスイッチとを設けたので、質の悪い炭酸
水を販売することが防げ、その実用的効果は犬なるもの
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるカーボネータの断面
図、第２図は従来のカーボネータの断面図である。 １・・・・・・カーボネータ、２・・・・・密閉タンク
、８・・・・・・炭酸水取出し管、１１・・・・・仕切
板、１２・・・・・・磁石、１４・・・・・・スイッチ
。　１ 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加圧水を噴出させて作られる炭酸水を貯蔵する密閉タン
   クと、上記炭酸水の炭酸濃度に応じて浮遊または沈降す
   るフロート状の仕切板と、この仕切板の浮遊または沈降
   を案内するガイド棒と、前記ガイド棒に設置されたスイ
   ッチと、前記スイッチを動作する前記仕切板に取付けら
   れた磁石と、前記仕切板と密閉タンクの底面との間に設
   けられた炭酸水取出口とよシ々るカーボネータ。