JPS60251031A - 容器の切妻形頂部用の改良された注ぎ口開口部の配置形状 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、長期保存用に積層構造の包装をされた筒状容
器について、保存寿命を延長させるための注ぎ口開口部
の配置形状の改良に関するもので、特に、頂部につけら
れた切妻形の注ぎ口について、その密封度を一層完全に
して包装物の保存寿命を延長させるとともに、注ぎ口を
開は易くかつ拡げ易くするように改良するものである。

［発明の背景］ 、　切要形の頂部をもった長期保存用容器の注ぎ口につ
いて従来多くの問題があった。長期保存用容器はジュー
スとかミルクのように腐り易い食品の保存寿命を長くし
、時には６ケ月まで延ばすものもある。この包装には積
層構造が使われ、その主要担持体としてカードボードや
ペーパーボードが一般的に用いられる。組立てられた後
で容器の外側となるべきペーパーボード側面の上には、
低密度あるいは高密度のポリエチレンもしくは両者の組
合せより成る１種あるいは複数の熱可塑性物の層が処理
される。組立てられた後で長期保存用包装容器の内側と
なるべきペーパーボード側面には箔状保護層と低密度あ
るいは高密度のポリエチレンもしくは両者の組合せより
成る複数の前記熱可塑性層とが処理されている。

長期保存用包装を使う時に解決すべき重要な問題のひと
つは容器の密閉度を高く保ちながら、その開は方が容易
であることである。長期保存用包装の現行の密閉方法で
は、注ぎ口を囲む頂部の切妻型の部分に、いろいろな接
着コーティング材料を使用している。前述のごとく、高
密封性は長期保存用包装に不可欠のものであるので、こ
うした接着コーティングが頂部切妻部分に使われていな
ければ、この容器を開けることは極めて難かしく、時に
は注ぎ口が破れたり切裂かれたりする。慣習的に使われ
ている箔を容器に付けるために接着コーティングを使用
することは、米国特許状箱３，３３４　、７９９号に開
示された。またこのような接着コーティングの付は方の
改良はインターナショナル・ペーパー・コンパニー出願
のカタレラ他による特許出願用５９６，５１７号に見ら
れる。

注ぎ口を拡げ易くするために、容器に接着コーティング
をしていても、こうした接着コーティング材料を含有し
たシールはその強度において、接着コーティングを何等
必要としないシールはど強くはないという問題が残る。

長期保存用の包装容器に切妻形の頂部をつけ薄層状のリ
ブシールで高い密封性を保ち、このリブシールがシール
の内側の注ぎ口の部分とならないようにする特殊な試み
は、今までおこなわれなかった。前述したように、現在
までの長期保存用包装は、容器を開口し易くするために
接着コーティング材料を容器のシール部分に付けたもの
である。

過去において薄層−状リブ部を使わずに注ぎ口の開口部
を規定しようとするいろいろな試みが切妻形頂部の開口
について試みられてきた。しかしこのような切妻形頂部
構造は長期保存用の包装容器に使用されているような積
層構造では組み立てられなかった。それ故こうした配置
形状は現在の長期保存用の包装容器用にその注ぎ口面を
規定するのに特に有用とはみなされなかった。

過去において、一般の熱可塑性コーティングをされたペ
ーパーボードで出来ている切妻形の頂部構造物は、その
構造材に弱くした切断線や切り口をつけて注ぎ口を開口
し易くしており、接着コーティングを施して薄層状リブ
を切妻形頂部の上部に取付けるというような取越し苦労
はしなかった。

洩れの心配の無いことを保証し、かつ包装の開口を容易
にするために、ある場合には、外側表面上の切断線や切
り口に小さなテープを加熱シールして容器の開口を容易
にした。弱くした切断線には何等のひっかき傷の線も達
しないこともまた重要であった。何故なら容器内の液体
が毛管作用によって、弱くした切断線に達するひっかき
傷の線の中に洩れて、そのため構造物自体の内部へ液体
の洩れを生じるからである。テープで被覆された弱くし
た切断線のついているこれらの包装を開けようとすると
きには、このテープを引剥がし、じかに接している熱可
塑性層と繊維状のペーパーボード材の一部をパネルから
取除く。こうすると弱くした切断線に隣接して弱められ
た部分を生じ容器の開口を容易にする。現行の熱可塑性
コーティングされたペーパーボード容器にテープを使う
ことを開示した特許は米国特許状箱３，５７０，７４４
　；　３，５６１．６６５；　３，５５４，４３０：　
３，５３７，６３４；　３，４５２，９１９：３．４５
０，３２８　；　３，３５５，０８３　；　３，３４８
，７５５　；　３，２９５，７３９；および３，１８６
，６２１号である。一般的な切要形頂部の薄層状リブの
内側に弱くした切断線を使う方法を開示した特許は、米
国特許状３，５４３，９３３　；３．２４５，６０３；
　３，１７８，０９１；　３，１７８，０８９；および
３．１６７．２３１号である。薄層状リブの一部につけ
た弱くした切断線をカバーするためにそのリブの内側に
折り返して加熱シールされたフラップ（ｆｌａｐ）を使
用することを開示した特許は米国特許状４，３９０．１
２１号である。

本発明は、これらの問題点をのりこえたものであり、弱
くした切断線を使用し、現行のものよりも優れた長期保
存用包装容器用の注ぎ口開口部の配置形状を提供するも
のである。

［発明の開示］ 本発明は、長期保存用の包装として押出積層構造体で作
られた長期保存用の包装容器について、その切妻形頂部
の注ぎ口開口部の配置形状を提供するものである。

長期保存用容器の構成に使われる長期保存用の包装材料
の代表的な断面構成は、最外部に低密度ポリエチレン層
、ついでペーパーボード層、熱可塑性材料層、アルミニ
ウム箔層、第二の熱可塑性材料層、第二の低密度ポリエ
チレン層、そして、最内部に第三の低密度ポリエチレン
層より成る。

上述の積層構造は長期保存用材料のひとつの代表的構成
を開示しているが、本発明では長期保存用包装材料を、
長期保存用の包装容器に使われるすべての積層構造を包
含したものと考えている。

本発明にいう切妻形頂部は公知の標準的構成のひとつで
ある。本発明にいう切妻形頂部の薄層状リブは高い密封
度を形成しかつ注ぎ口の開口を助ける為の接着コーティ
ング材料を含有していない。

この注ぎ日の形状は積層構造のペーパーボード層を貫い
て連続した非直線状孔線（切断線）によって規定されて
いる。この連続した非直線状孔線は第１背部折返しパネ
ルを横切りついでこの第１背部折返しパネルに隣接した
三角状の内部折返しパネルを横切りついでこの三角状の
内部折返しパネルの２番目の側面に隣接した第２背部折
返しパネルを横切る。熱シールおよび加圧シールされた
それぞれの背部折返しパネルの上には薄層状リブが立っ
ているが、連続した非直線状孔線はこの直立している薄
層状リブを形作っているパネルのどれにも通されていな
い。ペーパーボードには、長期保存用の容器に使用され
る積層構造物を押出する前に連続した非直線状孔線がペ
ーパーボードの適当な場所にとりつけられる。

切妻形頂部容器がこの長期保存用の積層材料で構成され
ると、前述の背部折返しパネルと、三角状をした第１内
部折返しパネルに通されている非直線状切込線の両側は
熱可塑性薄層とポリエチレン層で重ねあわされ、このた
めこの孔線に隣接する構成物に強度と剛性が与えられる
。また、この孔線は、切妻形頂部の下の方に、その組立
て条件に応じて折り返されているので孔線がつけられて
いてもこれには容易に近づけない。

切要形頂部を開いて注ぎ口を拡げようとする時は、背部
折返しパネルのそれぞれを奥に折り曲げ、薄層状リブの
シールを破り、連続した非直線状孔線を含む切妻形頂部
のパネル面をむき出しにして、この切妻形頂部の固定さ
れていない部分を開ければよい。一旦これが適切におこ
なわれると孔線の上部にあたる第１三角状内部折返しパ
ネルの一部を容器の内側に向けて加圧し、かくして積層
構造物のすべての厚みは少なくともこの三角状内部折返
しパネルを通る孔線の部分に沿って切断される。

この最初の線部の切断が出来ると、三角状内部折返しパ
ネルのそれぞれの側面と隣接している背部折返しパネル
を、それらの場所の裏側に向けて押し背部折返しパネル
で優角（１８０°以上の角度）を形成させる。その姿勢
が出来たならば、背部折返しパネルを前方に動かす。そ
の際、それぞれのルーフパネルと隣接する背部折返しパ
ネルの各側部が、その上部に立っている薄層状リブを切
り通っている垂直面に対し、背部折返しパネルの間で最
初に優角を形成した時にあった距離よりも近づくことの
無いように背部折返しパネルを移動させる。背部折返し
パネルのこの前方への動きによって、積層構造物は連続
せる非直線状孔線に沿って切断されるであろう。そして
、その切断が進むにつれて、背部折返しパネルと三角状
内部折返しパネルを通っている連続した非直線状孔線の
下部にあたるこれらのパネルの残りの部分が注ぎ口を形
作る。連続した非直線状孔線の上部にあたるパネルの部
分は背部折返しパネルの上に立っているエンドリブパネ
ルに接続しており、これらの接続部分は、注ぎ口が完全
に拡げられた時には、ルーフパネルに沿ってその下部に
折返される。

本発明の目的は、長期保存用の包装容器に使われる注ぎ
口開口部の新しい配置形状を提供することにあり、注ぎ
口を形作っている土台のペーパーボード担持構造に連続
した孔線をつけることにより、注ぎ口が容易に開き拡げ
られるようにしておリ、頂部の薄層状のシーリングリブ
に接着コーティング材料を使って密閉度が失われる心配
を無くしたものである。

本発明の他の目的は切妻形頂部をもつ長期保存用容器に
ついて注ぎ口面を開口する方法を提供することにある。

これらの目的およびその他の目的は本開示の以下におい
て更に完全に述べる。

Ｆ最適実施態様］ 第１図において、１は長期保存用容器の組立てられた切
妻形頂部全体を示す。以下の記述において特に断りが無
いかぎり、ひとつの容器パネルが他のパネルと一体とな
っていると述べられる場合、これらのパネルは折返線す
なわち切り目線で分離され相互に隣接して配置されてい
ることを意味するものである。

第１図に示されている切要形頂部は相対して傾斜してい
るルーフパネル２と４をもっており、これらのパネルは
、それぞれサイド８と１２（第２図）と一体に構成され
ている。該切妻形頂部は三角状の内部に折返されたパネ
ル１４と２２（第２図）の２つをもっているがこれらの
パネルはフロントパネル６とバックパネル１０（第２図
）と、それぞれ一体に構成されている。これらの内部折
返しパネルは切妻形頂部の向い合った側に配置されてい
る。

サイドリブパネル１６はルーフパネル２と、またサイド
リブパネル１８（第２図）はルーフパネル４とそれぞれ
一体に構成され、これらのサイドパネルはそれぞれのル
ーフパネルの上に立っている。第１図の投影図には連続
した非直線状孔線の一部も示されているが、この線で規
定されたところが長期保存用容器の切妻形頂部の注ぎ口
として拡−げられる。

第２図の５０は長期保存用容器の空き函の組み立てられ
ていない外形を示す。容器の切妻形頂部のパネル部分と
それらの関係は以下の本文にのべる。

フロントパネル６は三角状の内部折返しパネル１４と折
返線５２で一体に構成され、内部折返しパネル１４は折
返線５６と５４で背部折返しパネル２４と２６とそれぞ
れ一体に構成されている。背部折返しパネル２４と２６
の上部にはそれぞれエンドリブパネル３２と３４が立っ
ている。エンドリブパネル３２は折返線６０で背部折返
しパネル２４と、そしてエンドリブパネル３４は５８で
背部折返しパネル２６と一体に構成されている。エンド
リブパネル３２と３４は垂直状の折返線６２で一体に構
成されている。

切妻形頂部の注ぎ口面を規定する連続した非直線状孔線
は背部折返しパネル２４、三角状内部折返しパネル１４
および背部折返しパネル２６を通っている。その孔線は
その下部にあるペーパーボード担持層にあり、前に述べ
たようにこの担持層によって孔線を打たれているパネル
部分の剛性が保たれている。連続した非直線状孔線は３
区画に分けられる。第１区分４２は背部折返しパネル２
４内にありこのパネルを横断して下部へ傾斜している。

第２区分４４は折返線５６から折返線５４の方に下部に
向って伸びてつけられている円状の区分である。第３区
分４６は背部折返しパネル２６を横断して折返線５４か
ら上向きに傾斜している。

次に長期保存用容器の切妻形頂部を形作るパネルの残り
について述べよう。容器のサイドパネル８は折返線８０
でフロントパネル６と一体に構成され、ルーフパネル２
はサイドパネル８と一体に構成されている。ルーフパネ
ル２は折返線７８でサイドパネル８と一体に構成される
。ルーフパネル２を横断している折返線８４は容器の注
ぎ口を開口する際、それを容器から拡げようとするのに
役立てられる。ルーフパネル２は折返線８６で背部折返
しパネル２４と一体に構成される。サイドリブパネル１
６はルーフパネル２の上に立っており折返線８８でルー
フパネル２と一体に構成されている。

バックパネル１０はサイドパネル８と一体に構成される
。バックパネル１０は折返線８２でサイドパネル８と一
体に構成されている。第２番目の内部折返しパネル２２
はバックパネル１０と一体に構成されている。内部折返
しパネル２２は折返線９２でバックパネル１０と一体に
構成される。背部折返しパネル２８は三角状内部折返し
パネル２２と一体に構成される。背部折返しパネル２８
は折返線９６で三角状内部折返しパネル２２と一体に構
成されており、三角状内部折返しパネル２２の異なる側
面の上には背部折返しパネル３０が一体に構成されてい
る。背部折返しパネル３０は内部折返しパネル２２と折
返線９８で一体に構成されている。背部折返しパネル２
８と３０の上にはそれぞれ第２および第３エンドリブパ
ネル３６と３８が立っている。背部折返しパネル２８の
上には折返線１０４でこのパネル２８と一体に構成され
ているエンドリブパネル３６が立っている。背部折返し
パネル３０の上には折返線１０２でこのパネル３０と一
体に構成されるエンドリブパネル３８が立っている。エ
ンドリブパネル３６と３８は垂直の折返線１０６で一体
に構成されている。

またサイドパネル１２はフロントパネル６と一体に構成
されている。サイドパネル１２は折返線６８でフロント
パネル６と一体に構成されている。第２フロントパネル
４は折返線６４でサイドパネル１２と一体に構成されて
いる。ルーフパネル４を横断して折返線７６が伸びてい
るが、これは注ぎ口を拡げようとする時に役立てられる
。背部折返しパネル２６はルーフパネル４と一体に構成
される。背部折返しパネル２６は折返線６６でルーフパ
ネル４と一体に構成されている。ルーフパネル４の上部
にはサイドリブパネル１８が立っている。サイドリブパ
ネル１８は折返線７０でルーフパネル４と一体に構成さ
れる。パネル４０は折返線７２と同７４でルーフパネル
４とサイドパネル１２と一体に構成されている。このパ
ネル４０を、サイドパネル１０、背部折返しパネル３０
およびエンドリブパネル３８の内側に、端部９４と１０
０に沿って加熱シールすると容器が形成される。

容器の切妻形頂部を組立てシールできる条件が整うと、
内部折返しパネル１４、背部折返しパネル２４、同２６
、エンドリブ３２および同３４で、切妻形頂部の可動部
分を形成する。一方向部折返しパネル２２、背部折返し
パネル２８、同３０、エンドリブパネル３６および同３
８で、切妻形頂部の固定部分を形成する。

第１．３および４図によって連続した非直線状孔線２０
を規定されている注ぎ口を拡げて、切妻形頂部を開口す
る方法を述べる。

切妻形頂部を開口するには、背部折返しパネル２４と２
６をバックパネル１０の方向に後方へ折り返す。

この時雨パネルにそれぞれ隣接しているルーフパネル２
と４もまたそれぞれ折返線８４と８６の裏側へ向けて曲
げられる。背部折返しパネル２４と２６が後方へ折り返
されると、サイドリブパネル１６と１８およびエンドリ
ブパネル３２．３４．３６と３８からできているシール
された薄層状リブは、第３図に示されるようにエンドリ
ブパネル３２と３４が開Ｇノ曝らされる点まで無理矢理
開けられる。いったん背部折返しパネル２４と２６がこ
れらのパネルの外表面が優角を呈する点まで後方に折り
返されると、三角状内部折返しパネル１４内の孔線区分
４４の上部にあるタブ５３を下方に向けて加圧する。こ
の加圧によって、ペーパーボード担持構造内につけられ
た孔線に沿って、積層物はその厚みのすべてが切断され
る。

タブ５３には、切断が確実におこなわれる点まで下方に
向ってできるだけ線区分４４に沿って圧力を加える。い
ったん線区分４４に沿って切断ができたならば背部折返
しパネル２４と２６を前方に動かす。その際、ルーフパ
ネル２と４に一体に構成されている側面は薄層状リブを
切り通っている垂直面に対し、背部折返しパネル２４と
２６の間で優角が形成された時にあった線面への距離に
等しいか、あるいはそれ以下の距離を保つように前方に
動かす。前方に動かした時にこの距離あるいはこれ以下
の距離が保たれていると注ぎ口を拡げることができるし
さらに連続した非直線状孔線の区分４２と４６に沿って
積層構造を引続いて切断することができるであろう。

いったん注ぎ口が拡げられると第４図のように注ぎ口開
口部１５２が形成される。注ぎ口が拡げられる時に、線
区分４６の上部にある背部折返しパネル２６内の区画５
５をルーフパネル４に対しその後部に折り返しまた同様
に背部折返しパネル２４内の区画５１をルーフパネル２
に対しその下部に折返す。

これらの全開口操作の間、区分４４の上部にある三角状
内部折返しパネル１４内の区画５３は押下げされない限
り相対的に同じ状態を保っている。

内装部にあるペーパーボード担持体中の連続せる孔線に
ついては他の非直線状の形状に画くことも可能である。

同様に、本文中にのべられたのと同じ方法で開口を遂行
することが出来るならば、この連続せる孔線を直線状の
形状で画くことも可能である。

ここで使用されている用語や表現は説明用として使われ
ており模倣のためのものではない。またこのような用語
や表現を使うにあたって、示されあるいは記述された特
徴は、それらの部分についてもそれらと同質のものを除
外するつもりはなく請求される本発明の範囲についてい
るいろな態様のものがあり得ると認識されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は注ぎ口を規定する連続せる非直線状孔線をつけ
た長期保存用包装容器の切妻形頂部を投影図として示し
ている。 第２図は長期保存用包装容器用にコーティングされたペ
ーパーボードの組み立てる前の空き函である。長期保存
用包装容器の積層材料の内層部にあるペーパーボード担
持メンバーにつけられている連続した非直線状孔線も示
されている。 第３図は長期保存用容器の切妻形頂部を示す。 背部折返しパネルが折り返されて、２つの背部折返しパ
ネルと三角状内部折返しパネルを横切る連続せる非直線
状孔線が曝されている。 第４図は注ぎ口を拡げた長期保存用の切妻形頂部を示す
。 ２．４＝ルーフパネル、 １４、２２：三角状内部折返しパネル、１６．１８：サ
イドリブパネル、 ２４、２６．２８．３０：背部折返しパネル、３２、３
４．３６．３８：エンドリブパネル、４２、４４．４６
：連続した非直線状孔線。 代理人　弁　理　士　伊　東　哲　也 ＦＩＧ、ｊ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、積層構造物で構成された長期保存用包装容器の切姿
   形頂部用の改良された注ぎ口開口部の配置形状において
   、 お互いに向って傾斜している第１および第２ルーフパネ
   ル、該切妻形頂部の向い合った端部から該第１および第
   ２ルーフパネルの間に内側に折返された第１および第２
   の三角状内部折返しパネル、該第１三角状内部折返しパ
   ネルと折返線に沿って一体に構成され、かつ実質的に該
   ルーフパネルと接触する第１および第２背部折返しパネ
   ルと該第２三角状内部折返しパネルと折返線に沿って一
   体に構成され、かつ実質的に該ルーフパネルと接触する
   第３および第４背部折返しパネルであって該第１および
   第４背部折返しパネルは該第１ルーフパネルの下側に向
   って折返され、該第２および第３背部折返しパネルは該
   第２ルーフパネルの下側に向って折返される第１、第２
   、第３および第４三角状背部折返しパネル、該第１およ
   び第２サイドルーフパネルのそれぞれの上部に立ちかつ
   該パネルのそれぞれと一体に構成される第１および第２
   サイドリブパネル、該第１および第２背部折返しパネル
   の上部に立ちそれぞれと一体に構成される第１および第
   ２エンドリブパネルおよび該第３および第４背部折返し
   パネルの上部に立ちそれぞれと一体構造の第３および第
   ４エンドリブパネルで該第１および第２エンドリブパネ
   ルは相互にかつ該第１および第２サイドリブパネルに向
   い合って位置するように折返され、該第３および第４エ
   ンドリブパネルは相互にかつ該第１および第２サイドリ
   ブパネルに向い合って位置するように折返される第１、
   第２、第３および第４エンドリブパネルより構成され、
   該エンドリブパネルの高さは該サイドリブパネルの高さ
   より低く、また該リブパネルは長さ方向が固定部分と可
   動部分に分割された中央部薄層状トップリブを規定して
   おり、また該容器の内部に折りたたまれた状態でとりつ
   けられる拡大可能な注ぎ口は該ルーフパネルと該サイド
   リアパネルに隣接する該第１三角状内部折返しパネル、
   該第１および第２背部折返しパネル、該第１および第２
   エンドリブパネルによって一部分が規定されており、ま
   た該リブパネルはそれに液密シールを形成させるために
   、熱および圧力を加えて熱可塑性表面を接触させ相互を
   結合してシールが施されるのに適合したものであり、ま
   た該拡大可能な注ぎ口には該積層構造の内層部にあるペ
   ーパーボード担持層内につけた連続孔線によって規定さ
   れる予め定められた形状が施されていることを特徴とす
   る、前記の積層構造物で構成された長期保存用包装容器
   の切要形頂部用の改良された注ぎ口開口部の配置形状。 ２、該積層構造の該ペーパーボード担持層内の該連続孔
   線は、該第１背部折返しパネルと該第１ルーフパネルの
   間の該折返線から該第１背部折返しパネルを横切って該
   第１背部折返しパネルと該第１三角状内部折返しパネル
   の間の折返線に達し、該第１三角状内部折返しパネルを
   横切って該第１三角状内部折返しパネルと該第２背部折
   返しパネルの間の折返線に達しかつ該第２背部折返しパ
   ネルを横切って該第２背部折返しパネルと該第２ルーフ
   パネルの間の折返線に至ることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の配置形状。 ３、該ペーパーボード担持層内の該連続孔線は該第１背
   部折返しパネル内に第１番目の形状をもち、該三角状第
   １内部折返しパネル内に第２番目の形状をもちかつ該第
   ２背部折返しパネル内に第３番目の形状をもつことを特
   徴とする特許請求の範囲第２項記載の改良された配置形
   状。 ４、該ペーパーボード担持層内の該連続孔線は、第１区
   分が該第１ルーフパネルと該第１背部折返しパネルの間
   の折返線から該第１三角状内部折返しパネルと該第１背
   部折返しパネルの間の折返線に向って該第１背部折返し
   パネルを横切って下方に傾斜している直線部分であり、
   該第１ルーフパネルと一体に構成される該第１背部折返
   しパネルの一側面と９０°以下の角度を形成しており、
   第２区分が該第１背部折返しパネルと該第１三角状内部
   折返しパネルの間の該折返線から、該第２背部折返しパ
   ネルと該第１三角状内部折返しパネルの間の折返線に向
   って該第１三角状内部折返しパネルを横切って下方に向
   ってつけられた円状部分であり、かつ第３区分が該第１
   三角状内部折返しパネルと該第２背部折返しパネルの間
   の該折返線から該第２ルーフパネルと該第２背部折返し
   パネルの間の該折返線に向って該第２背部折返しパネル
   を横切って上方に傾斜している直線部分であり該第２ル
   ーフパネルと一体構造される該第２背部折返しパネルの
   一側面と９０°以下の角度を成していることを特徴とす
   る特許請求の範囲第３項記載の改良された配置形状。 ５、積層構造で構成された長期保存用容器の切妻形頂部
   を開口する方法として、 相互の方向に傾斜している第１および第２ルーフパネル
   、該切妻形頂部の向い合った端部から該第１および第２
   ルーフパネルの間に内側に折返された第１および第２三
   角状内部折返しパネル、該第１三角状内部折返しパネル
   と折返線に沿って一体に構成されかつ実質的に該ルーフ
   パネルと接触する第１および第２背部折返しパネルと該
   第２三角状内部折返しパネルと折返線に沿って一体に構
   成されかつ実質的に該ルーフパネルと接触する第３およ
   び第４背部折返しパネルであって該第１および第４背部
   折返しパネルは該第１ルーフパネルの下側に向って折返
   され、該第２および第３背部折返しパネルは該第２ルー
   フパネルの下側に向って折返される第１、第２、第３お
   よび第４三角状背部折返しパネル、該第１および第２サ
   イドルーフパネルのそれぞれの上部に立ちかつ該パネル
   のそれぞれと一体に構成される第１および第２サイドリ
   ブパネル、該第１および第２背部折返しパネルの上部に
   立ちそれぞれと一体に構成される第１および第２エンド
   リブパネルおよび該第３および第４背部折返しパネルの
   上部に立ちそれぞれと一体に構造される第３および第４
   エンドリプパネルで該第１および第２エンドリブパネル
   は相互にかつ該第１および第２サイドリブパネルに向い
   合って位置するように折返され、該第３および第４エン
   ドリブパネルは相互にかつ該第１および第２サイドリブ
   パネルに向い合って位置するように折返される第１、第
   ２、第３および第４エンドリブパネルより構成され、該
   エンドリブパネルの高さは該サイドリブパネルの高さよ
   り低く、また該リブパネルは長さ方向が固定部分と可動
   部分に分割された中央部薄層状トップリブを規定してお
   り、また該容器の内部に折りたたまれた状態でとりつけ
   られる拡大可能な注ぎ口は該ルーフパネルと該サイドリ
   ブパネルに隣接する該第１三角状内部折返しパネル、該
   第１および第２背部折返しパネル、該第１および第２エ
   ンドリブパネルによって一部分が規定されており、また
   該リブパネルはこれに液密シールを形成させるために熱
   および圧力を加えて熱可塑性表面を接触させ相互を結合
   してシールが施されるのに適合したものであり、また該
   拡大可能な注ぎ口には該積層構造の内層部にあるペーパ
   ーボード担持層内につけた連続孔線によって規定される
   予め定められた形状が施されており、該連続孔線は該第
   １背部折返しパネルと該第１ルーフパネルの間の該折返
   線から該第１背部折返しパネルを横切って該第１背部折
   返しパネルと該第１三角状内部折返しパネルの間の折返
   線に達し、該第１三角状内部折返しパネルを横切って該
   第１三角状内部折返しパネルと該第２背部折返しパネル
   の間の折返線に達し、かつ該第２背部折返しパネルを横
   切って該第２背部折返しパネルと該第２ルーフパネルの
   間の折返線に至っている配置形状をもつ切妻形頂部のシ
   ールされた薄層状トップリブの可動部分を折返して開け
   ること、ならびに該第１三角状内部折返しパネルを横切
   る連続孔線の部分の上部である該第１および第２背部折
   返しパネルのそれぞれと該第１三角状内部折返しパネル
   との間の折返線の集合点のすぐ下部にある該第１三角状
   内部折返しパネルの一部を該容器の内部の方へ内側に加
   圧すること、ならびに該第１三角状内部折返しパネルを
   横切って延びている該連続孔線をその長さの一部とする
   該連続せる非直線状孔線に沿って、該積層構造を積層物
   のすべての厚みを貫いて加圧して切断すること、ならび
   に 該背部折返しパネルの外側の表面が優角を形成するよう
   に該切妻形頂部の該可動部分をさらに折返して開くこと
   、ならびに 該積層構造を、該連続孔線の未切断で残っている部分に
   沿って積層物のすべての厚みを貫いてひきつづき切断し
   ついで該第１および第２背部折返しパネルを該第１およ
   び第２背部折返しパネルの該外側表面の間で形成されて
   いる優角の位置から前方に動かすとともに該第１および
   第２ルーフパネルと一体に構成される該背部折返しパネ
   ルの該側部はそれぞれ、該薄層状トップリブを切り通っ
   ている垂直面からの距離が同じかそれ以下を保っている
   よう該第１および第２背部折返しパネルを前方に動かし
   て注ぎ口を拡げること より成ることを特徴とする積層構造で構成された長期保
   存用容器の切妻形頂部の開口方法。