JPS6025090Y2 - 合成樹脂製笛 - Google Patents
合成樹脂製笛Info
- Publication number
- JPS6025090Y2 JPS6025090Y2 JP3018479U JP3018479U JPS6025090Y2 JP S6025090 Y2 JPS6025090 Y2 JP S6025090Y2 JP 3018479 U JP3018479 U JP 3018479U JP 3018479 U JP3018479 U JP 3018479U JP S6025090 Y2 JPS6025090 Y2 JP S6025090Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- hollow
- hollow part
- fitted
- mouthpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、合戊樹脂製笛における歌口本体のエツジ部と
、その近傍の改良に関する。
、その近傍の改良に関する。
歌口本体におけるエツジ部と、その近傍は音振動の源に
当たる部分である。
当たる部分である。
奏者の呼気はエツジ及び歌口と呼ばれている窓に作用し
て、この周辺部分に圧力変化を生じ、これが管体内の空
気振動（定常数）を誘発するきっかけとなる。
て、この周辺部分に圧力変化を生じ、これが管体内の空
気振動（定常数）を誘発するきっかけとなる。
エツジ部近傍の管体を二車構造にした合皮樹脂製缶は内
筒部の肉厚が薄いため、剛性が小となり、この部分に生
ずる空気の圧力変化は内筒壁面に吸収されやすく、さら
に中空部で減衰することになる。
筒部の肉厚が薄いため、剛性が小となり、この部分に生
ずる空気の圧力変化は内筒壁面に吸収されやすく、さら
に中空部で減衰することになる。
そのため、内筒壁面において堅硬清艶な共鳴振動を奏出
できないという問題がある。
できないという問題がある。
一方、この歌口本体におけるエツジ部近傍の管体が中空
部を持たず、単一層に形成されている笛においては、管
体の剛性が過大となり、管体内面において圧力変化をほ
とんど吸収しないため音質的に好ましくないという問題
がある。
部を持たず、単一層に形成されている笛においては、管
体の剛性が過大となり、管体内面において圧力変化をほ
とんど吸収しないため音質的に好ましくないという問題
がある。
本考案の目的は、上記エツジ部近傍の管体を中空部によ
って二車構造とした管体において、内筒部の肉厚不足に
より生ずる音質的欠点、及びその部分の管体に中空部を
持たず、単一層に形成されていて、肉厚過大のために生
ずる欠点等を改善して、豊麗にして、良質な音色が得ら
れる構造の合成樹脂製缶を提供せんとするものである。
って二車構造とした管体において、内筒部の肉厚不足に
より生ずる音質的欠点、及びその部分の管体に中空部を
持たず、単一層に形成されていて、肉厚過大のために生
ずる欠点等を改善して、豊麗にして、良質な音色が得ら
れる構造の合成樹脂製缶を提供せんとするものである。
本考案は歌口本体のエツジ部近傍の管体に中空部を形成
した内筒部と外筒部の二車構造において、該中空部に所
定の突条部を形成した挿入重合部材の尾部、あるいは複
数の突出足部による挿入重合部材の下部を嵌合し、所定
の間隙状態を設定することにより、管体内面の剛性を調
整して、笛の音質向上の実現をはかろうとするものであ
る。
した内筒部と外筒部の二車構造において、該中空部に所
定の突条部を形成した挿入重合部材の尾部、あるいは複
数の突出足部による挿入重合部材の下部を嵌合し、所定
の間隙状態を設定することにより、管体内面の剛性を調
整して、笛の音質向上の実現をはかろうとするものであ
る。
以下本考案を実施例としての図面によって説明する。
第１図ないし第２図において、エツジ部の近傍を中空部
によって二車構造とした歌口本体を示すものであり、１
は歌口本体、２は該歌口本体に形成されたエツジである
。
によって二車構造とした歌口本体を示すものであり、１
は歌口本体、２は該歌口本体に形成されたエツジである
。
３は内筒部、４は外筒部、５は中空部である。
次に、第３図ないし第４図は本考案の第１実施例であり
、第３図は歌口本体の中空部５に、吹込口用溝１９を有
する筒状の挿入重合部材１１の嵌合状態を表したもので
ある。
、第３図は歌口本体の中空部５に、吹込口用溝１９を有
する筒状の挿入重合部材１１の嵌合状態を表したもので
ある。
挿入重合部材１１は第４図に示すように、前記中空部５
に嵌合する尾部１２を具備し、かつ、吹込口用溝１９を
形成し、外面の軸方向に位置決め用溝１６を凹設してい
る。
に嵌合する尾部１２を具備し、かつ、吹込口用溝１９を
形成し、外面の軸方向に位置決め用溝１６を凹設してい
る。
尾部１２の内面には、任意の巾を持つ突条部１５と溝１
３（薄肉部１４）を設けて、該突条部１５に突条１５ａ
を形成する。
３（薄肉部１４）を設けて、該突条部１５に突条１５ａ
を形成する。
しかも、尾部１２の外面にもあるいは両面にも前記突条
部を形成することができる。
部を形成することができる。
そして、歌口本体１に挿入重合部材１１、栓６、キャッ
プ７をそれぞれに組み合わせて歌口部分を構成する。
プ７をそれぞれに組み合わせて歌口部分を構成する。
第７図ないし第９図は、第２実施例であり、前記挿入重
合部材を筒体部分と尾部を別体にしたものであって、構
成は前記の実施例と同じである。
合部材を筒体部分と尾部を別体にしたものであって、構
成は前記の実施例と同じである。
即ち、第９図に示す挿入重合部材９（尾部１２を独立さ
せたもの）を中空部５に嵌合した後に、吹込口用筒体８
を歌口本体に嵌合して構成したものである。
せたもの）を中空部５に嵌合した後に、吹込口用筒体８
を歌口本体に嵌合して構成したものである。
第１０図は本考案の第３実施例である。
挿入重合部材１０の下端に任意の巾と任意の長さを持つ
複数の突出足部１８を形成した挿入重合部材をしめした
ものであり、上記中空部５に嵌合する。
複数の突出足部１８を形成した挿入重合部材をしめした
ものであり、上記中空部５に嵌合する。
本考案によると、笛の音振動の源に当たる歌口のエツジ
部と、その近傍において生ずる空気の圧力変化を、挿入
重合部材の尾部に形成されている突条部、突出足部など
によって閉塞した結果生ずる中空部の間隙状態を選択調
整することにより、音質を調整でき、さらに、突条部に
突条を設けた場合は、その微小間隙によって音質調整効
果を高めることができるので、良質な合皮樹脂製缶を提
供することができる。
部と、その近傍において生ずる空気の圧力変化を、挿入
重合部材の尾部に形成されている突条部、突出足部など
によって閉塞した結果生ずる中空部の間隙状態を選択調
整することにより、音質を調整でき、さらに、突条部に
突条を設けた場合は、その微小間隙によって音質調整効
果を高めることができるので、良質な合皮樹脂製缶を提
供することができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は歌口本体
の縦断面図、第２図は第１図のＤ−Ｄ断面図、第３図は
歌口部の縦断面図、第４図ａ。 ｂ、 Ｃ，ｄはそれぞれ吹込口用筒体の平面図ａ。 縦断面図す、底面図Ｃ９拡大部分図ｄ、第５図は第３図
のＢ−Ｂ断面図、第６図ａは第３図のＣ−Ｃ断面図、同
すは拡大部分図である。 又、第７図ないし第９図は本考案の他の実施例を示すも
ので、第７図は歌口部の縦断面図、第８図は吹込口用筒
体の斜視図、第９図は中空部嵌入用弧状体の斜視図であ
る。 更に第１０図は吹込口用筒体の他の例を示す斜視図であ
る。
の縦断面図、第２図は第１図のＤ−Ｄ断面図、第３図は
歌口部の縦断面図、第４図ａ。 ｂ、 Ｃ，ｄはそれぞれ吹込口用筒体の平面図ａ。 縦断面図す、底面図Ｃ９拡大部分図ｄ、第５図は第３図
のＢ−Ｂ断面図、第６図ａは第３図のＣ−Ｃ断面図、同
すは拡大部分図である。 又、第７図ないし第９図は本考案の他の実施例を示すも
ので、第７図は歌口部の縦断面図、第８図は吹込口用筒
体の斜視図、第９図は中空部嵌入用弧状体の斜視図であ
る。 更に第１０図は吹込口用筒体の他の例を示す斜視図であ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 歌口本体のエツジ部とその近傍の管体に中空部を形
成した合皮樹脂製缶において、該中空部に、挿入重合部
材の尾部の内面及び外面のうち少なくとも片方の面に任
意の巾をもち、所定の突条部を形成した尾部を嵌合して
なる合戊樹脂製笛。 ２ 挿入重合部材の尾部のみを独立して形成し、前記中
空部に嵌合してなる実用新案登録請求の範囲第１項記載
の合戊樹脂製笛。 ３ 挿入重合部材の下部に任意の巾と長さをもつ複数の
突出足部を形成腰該下部を中空部に嵌合してなる実用新
案登録請求の範囲第１項記載の合戊樹脂製笛。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3018479U JPS6025090Y2 (ja) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | 合成樹脂製笛 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3018479U JPS6025090Y2 (ja) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | 合成樹脂製笛 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55130387U JPS55130387U (ja) | 1980-09-13 |
| JPS6025090Y2 true JPS6025090Y2 (ja) | 1985-07-27 |
Family
ID=28879362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3018479U Expired JPS6025090Y2 (ja) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | 合成樹脂製笛 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025090Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5810797A (ja) * | 1981-07-11 | 1983-01-21 | トヤマ楽器製造株式会社 | 音質調節栓を有する木管楽器 |
-
1979
- 1979-03-09 JP JP3018479U patent/JPS6025090Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55130387U (ja) | 1980-09-13 |
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