JPS60249167A - カラ−画像形成法 - Google Patents

カラ−画像形成法

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JPS60249167A
JPS60249167A JP59105973A JP10597384A JPS60249167A JP S60249167 A JPS60249167 A JP S60249167A JP 59105973 A JP59105973 A JP 59105973A JP 10597384 A JP10597384 A JP 10597384A JP S60249167 A JPS60249167 A JP S60249167A
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color
image
toner
toner particles
stage
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Application number
JP59105973A
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English (en)
Inventor
Itsuo Ikeda
池田 五男
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/01Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies
    • G03G13/016Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies in which the colour powder image is formed directly on the recording material, e.g. DEP methods

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は電子写真法によるカラー画像形成方法に関し、
さらに詳しくは一回の露光と現像とによって、カラー画
像を再現する電子写真カラー画像形成方法に係る。
従来技術 光導電性を利用する電子写真法での画像形成方法として
は、従来からエレクトロファックス法、ゼログラフィー
法、PIP法、逆転電場法など各種方法があるが、これ
らの方法でカラー画像を形成するためには複数の色分解
フィルタおよびこれと補色関係にあるトナーを用いて帯
電・色分解露光および現像を複数回繰返す必要があシ、
さらに普通紙上にカラー画像を得るためには、転写やク
リーニング工程などを追加して繰返す必要があシ、装置
が複雑化・大型化して、しかも各色画像の位置合わせの
問題から機械精度が要求され、極めてコスト高の装置に
なることを免れない。
また、これらの欠点を改良して、−回の露光と現像とに
よりカラー画像を得る方法として光導電性トナー粒子を
用いたシュガーマン法などがあるが、トナー粒子が加法
混色に基〈色光に分光感度を有し、しかも、その補色に
着色している必要があることから、トナーの色純度と色
分解機能を両立させることが困難で、カプリのない鮮明
なカラー像を得難い欠点が残っている。
さらに、光導電性トナー法の変形として、画像形成粒子
が加法混色法に基く色光を選択的に透過し、この色光と
補色に発色し得る昇華性無色染料を含有させることによ
って、純度のよい色分解を行い、画像形成には顕色剤を
塗布した受像紙に前記昇華性無色染料を昇華被着させる
ことによって顕色化するものが知られてお9、たとえば
青感光性でイエロー発色昇華性ロイコ染料、緑感光性で
マゼンタ発色昇華性ロイコ染料、赤感光性でシアン発色
昇華性ロイコ染料を各々含有する光導電性トナーで現像
後、活性クレー等を塗布した顕色紙にロイコ染料を昇華
させることによってカラー像を発色させる(特開昭52
−60624号)、または青色光透過性でイエロー発色
昇華性ロイコ染料、緑色光透過性でマゼンタ発色昇華性
ロイコ染料、赤色光透過性でシアン発色昇華性ロイコ染
料を各々含有する光透過性(フィルタ)粒子で現像後、
活性クレー等を塗布した顕色紙にロイコ染料を゛昇華さ
せてカラー像を発色させる(特開昭52−60625号
)等の方法が公開されている。
この方法によると純度の良い色分解が行えるため鮮明な
カラー画像を得ることが可能であるが、それらは、いず
れも受像紙として活性クレーなどの顕色剤を塗布する必
要があること、これに伴なって受像紙の電気特性が損わ
れ、画像形成粒子の転写性が低下するため、誘電層を、
さらに設ける必要があるなど、複雑な塗布層を有する特
殊紙の使用を余儀なくされ、また、最終画像が昇華性染
料で形成されるため画像保存性が悪い、などの欠点が残
っている。
亘−一」柾 本発明は、上記従来法の欠点を総て解消し、−回の露光
と現像とによって、カラー画像を特殊加工を要しない普
通紙上に得ることができ、シンプルで高速化可能、かつ
高画質が得られるカラー画像形成法を提供することにあ
る。
構 成 本発明の電子写真カラー画像形成法は、(11電子写真
感光体を帯電させる帯電工程、トナー粒子が少くとも加
法混色法に基く3原色のうちの一色を選択的に透過する
着色染料と、前記着色染料と補色関係に発色するジアゾ
化合物と加熱によって前記着色染料を消色し、前記ジア
ゾ化合物を発色させる助剤とを含有する複数種のトナー
粒子を前記感光体表面に静電付着させるトナー散布工程
、前記トナー粒子層を介して画像露光をする露光工程、
画像露光によって静電付着力の低下したトナー粒子を除
去する現像工程、電子写真感光体表面に画像に沿って残
留するトナー粒子像を受像紙に転写する転写工程および
前記受像紙上のトナー粒子像を加熱することによシ、ト
ナー粒子の色変換と定着とを行う定着工程とよシなるこ
とを特徴とする電子写真法。
(2)着色染料を消色する助剤として電子供与性物質お
よびジアゾ化合物の発色助剤として、ジアゾカプラーと
を含有するトナー粒子を用いることを特徴とする上記第
(11項記載の電子写真法。
(3)着色染料が・無色染料と電子受容性物との反応に
よって得られる発色体であることを特徴とする上記第(
1)項記載の電子写真法。
にががるものであって、以下に、その具体的構成につい
て詳細に説明する。
本発明カラー画像形成法は、 パンクロマチックな電子写真感光体に均一帯電を施す帯
電工程、色分解機能と加熱によって消色と発色する機能
とを有する複数種(色)のトナー粒子を前記感光体表面
に静電付着させるトナー散布工程、前記トナー粒子層を
介して、カラー画像露光をする、画像露光工程、前記画
像露光によって静電付着力の低下したトナー粒子を除去
する現像工程、感光体表面に画像に沿って残留するトナ
ー粒子像を受像紙に転写する転写工程および前記受像紙
上のトナー粒子像を加熱することによってトナー粒子の
色変換および定着を行うノ定着工程とより成ることを特
徴とするもので、これに用いられるトナー粒子としては
、少くとも加法混色法に基く三原色のうちの一色を選択
的に透過する色分解用着色剤と、これを加熱によって消
色する消色助剤および前記色分解用着色剤と補色関係に
発色するジアゾ化合物とアゾカプラーとを含有するトナ
ー粒子を用いることによって達成される。
本発明は電子供与型の無色染料が電子受容体と反応して
発色し、これは、また過剰の電子供与体の作用で消色す
ることに基くもので、前記色分解用着色剤としては無色
染料が電子受容体と反応した発色体が好適に用いられる
無色染料としては、その部分骨格としてラクトン、ラク
タム、スルトン、スピロピラン、エステル、アミドなど
の構造を有するトリアリールメタン化合物、ビスフェニ
ルメタン、キサンチン化合物、チアジン化合物、スピロ
ピラン化合物などの電子供与型の無色化合物で、たとえ
ば、青色分解用としては、クリスタルバイオレットラク
トン、3−メチル−ジ−β−ナツトスピロピラン、3−
エチル−ジ−β−ナツトスピロピラン、3−メチル−ベ
ンゾ−β−ナフトスピロピラン、ベンゾ−β−ナフトス
ピロピラン、ジ−β−ナフトスピロピラン、3.3’−
)リメチレンージーβ−ナノトスピロピラン、3゜31
−ジメチル−ジ−β−ナノトスピロピラン、N〜〔ビス
−(P−ジメチルアミノフェニル)メチルクービシクロ
(2,2,1〕−5−ヘプテン−2,3−ジカルボキシ
イミド、3.3′−ビスCP−ジメチルアミノフェニル
)−6−シメチルアミノフタリド、3−ジエチルアミノ
−6−メチル−7−(P−クロロフェニル、P−メチル
フェニル)メチルアミノフルオランその他マゼンタおよ
びシアン発色性無色染料を適宜混合したもの。
緑色分解用としては、3−ジエチルアミノ−5−メトキ
7−7−ジナフチルメチルアミノフルオラン、3−ジエ
チルアミン−5−メトキシ−7−ジベンジルアミノフル
オラン、3−ジエチルアミン−5−クロロ−7−ジベン
ジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メト
キ/−7−ジ(P−クロロベンジル)アミノフルオラン
その他イエローおよびシアン発色性無色染料を適宜混合
したもの。
赤色分解用としては、3−ジエチルアミノ−6−メチル
−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジニチルアミ
ンー5−メチル−7−アミノフルオランその他イエロー
およびマゼンタ発色性無色染料を適宜混合し分光透過特
性を調整して用いることができる。
これら無色染料は、色分解用着色剤とするためには電子
受容体から成る発色助剤との熱反応などによる発色体と
して用いられ、その発色助剤の例トシテは、シュウ酸、
酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、フマル酸、マレイン酸、
スペリン酸、アスコルビン酸、サリチル酸、没食子酸、
ピクリン酸などの有機H14−4’−インプロピリデン
ジフェノール、4.4’−イソプロピリデンビス(2−
クロロフェノール)、4.4’−イソプロピリデンビス
(2−ター/ヤリ−ブチルフェノールL4.4’−セカ
ンダリ−ブチリデンジフェノール、4.4’−(1−メ
チルノルマルヘキシタデン)ジフェノール、4−フェニ
ルフェノール、4〜ヒドロキシアセトフエノン、サリチ
ル酸アニリド、4.4’ −’/クロヘキシリデンジフ
ェノール、4.4′−シクロヘキ/リデンビス(2−メ
チルフェノール)、4.4’−ベンジリデンジフェノー
ル、4.4’−チオビス(6−ターシャリ−フチルー3
−メチルフェール)、2.2−ビス(4′−ヒドロキシ
フェニル)プロパン、α−ナフトール、β−ナフトール
、ノボラック型フェノール樹脂、ハロゲン化ノボラック
型フェノール樹脂など、フェノール物質およびカオリン
、活性白土などの無機物も有効に用いることができる。
上記色分解用着色剤は、画像露光による色分解工程終了
後は不要なため、電子供与体から成る消色助剤との熱反
応などによって消色され、その消色助剤としては、たと
えば、ポリオキンエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエ、チレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキレンアミド、ポリオキシエチレンアルキル
アミン、ポリエチレングリコール、脂肪酸エステルなど
、ポリエチレングリコール誘導体、ポリアルキレンオキ
サイドなどポリエーテル誘導体、グアニジン誘導体、ビ
スフェノール類のアルキレンオキサイド付加物、テレフ
タル酸のアルキレンオキサイド付加物、直鎖グリコール
類のアルキレンオキサイド付加物、グリセリン脂肪酸エ
ステル、ビスアミド類、尿素誘導体、モルホリン誘導体
、など無色または白色の塩基性物質が好適に用いられる
以上は色分解用着色剤および、それを無色化する消色助
剤に関する構成物質の例で、これらは画像露光による色
分解工程終了後は無色化されるものであるが、この無色
化と同時に色分解用着色剤とは補色関係に発色する、材
料は最終画像を形成するもので、上記消色助剤によって
無色化されることがあってはならず、以下に、最終画像
形成に係る熱発色材料を示す。
熱発色材料としては、ジアゾ化合物とアゾカプラとを含
むものから成り、これらは無色または白色で光に対して
比較的安定なものが好ましく、ジアゾ化合物の例として
は、1−ジアゾ−2−二ト 1 0−4−クロロベンゼン /2′Znc1□、1−ジア
ゾ−2−メチル−4−クロロベンゼン−”/2 ZnC
12。
1−ジアゾ−2−クロロベンセン−/2ZnC12など
オルソ豐クロロ、オルソ−メチル、メタ5−メチル、メ
タ−ニトロ、パラ−クロロ、バラ−フェニル隨換基を有
するジアゾベンゼンや4−アミノ−3−ニトロアニソー
ルヒドロクロライ””/2ZnQFオルソーニトロアニ
リン−”/2ZnC12,4−クロロ−2−トリフ0ロ
メチルアニリンの安定化ジアゾ化合物、z、f)−ジク
ロロ−パラ−フェニレンジアミンの安定化ジアゾ化合物
、パラニトロアニリンなどのアゾ性ジアゾ化合物があシ
、これらジアゾ化合物と反応してアゾ染料を形成する。
アゾカプラーとしては、3−ヒドロキシ−2−ナフト−
2′−エトキシアニリド、3−ヒドロキシ−2−ナフト
ーオルソーアニシジド、3.5−ジェトキシフェノール
、3−アセトアミドフェノール、1.3.5−レゾルシ
リツクアミドアニリド、4.4′%6.6′−テトラヒ
ドロキンフェニル−1−フェニルナフタレン、2−ヒド
ロキシナフタレン−4−スルフォン酸、2−ヒドロキシ
ナフタレン−3,6−ジスルフオン酸、3−ヒドロキシ
−2−ナフトイックアシドジェタノールアミド、5.5
−ジメチル−1,3−シクロヘキサジオン、シアンアセ
トアニリド、3−ヒドロキシ−2−ナフトイックアンド
−3−モルホリノプロピルアミドや、 イエロー発色用アゾカプラーとしては、N、N’−ジメ
チルアセトアセトアミド、■−アセトアセトナフタリド
、2−ヒドロキシ−8−アセトアセトナフタリドが、 マゼンタ発色用アゾカプラーとしては、1.3.5−ヒ
ドロキシベンゼン、3−ヒドロキシ−2−ナフトーオル
ソーアニシジド、3−ヒドロキシ−2−ナフトール−オ
ルソ−トルイシドが、およびシアン発色用アゾカプラー
としては、1−ヒドロキシナフトール−8−N、N−ジ
メチルスルフォニル−6−スルフォン酸すトリウム、■
−ヒドロキシナフトールー8−N、N−ジエチルスルフ
ォニル−6−スルフオン酸ナトリウム、1−ヒドロキシ
ナフトール−8−1”J、N−ジプロピルスルフォニル
−6−スルフオン酸ナトリウム、2.3−ジヒドロキ7
ナフトール、2.3−ジヒドロキシナフタレン−6−ス
ルフオン酸ナトリウムなどが好適に用いられる。
トナー粒子の製法 本発明に用いるトナー粒子は概路次のような方法によっ
て得ることができる。
まず、色分解用着色剤として無色染料と発色助剤とを加
熱混合などによって反応させ、各々青、緑、赤の発色体
を得る。この色分解用着色剤および、これを無色化する
消色助剤とを各々別々に水溶性ポリマー溶液中にボール
ミルなどの分散器によって微細分散した後、両者を均一
混合してスプレードライヤなどによって噴霧乾燥するこ
とによって、色分解用着色剤と消色助剤とを水溶性ポリ
マーで被覆造粒した着色粉体を各々青、緑、赤について
得る。
次いで、上記着色粉体とは補色に発色し得るジアゾ化合
物とアゾカプラーとを各々別々に有機溶剤可溶性ポリマ
ー溶液中にボールミルなどの分散器によって微細分散し
た後、両者を均一混合し、さらに上記で得られた色分解
用着色粉体を均一混合−してスプレードライヤグするこ
とによって色分解機能を有し、加熱によって前記色分解
用着色剤は無色化し、同時にこれと補色に発色し得るカ
ラー画像形成用トナー粒子を得ることができる。
色分解用着色剤およびこれを無色化する消色助剤などは
、有機溶剤可溶性で、これらが溶液状態で混合された場
合には、熱以外でも反応が進行してしまうため、これら
を分散、結着するものとしては、水溶性のポリマー溶液
が好ましく、たとえばゼラチン、アラビアゴム、ポリビ
ニルアルコール、カセイン、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキノエチルセルロース、
スチレン/無水マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸塩
々どが好適に用いられ、また色分解用着色剤とは補色に
発色するジアゾ化合物やアゾカプラーなどアゾ染料形成
4分は、水溶性を示すため、これらは有機溶剤可溶性の
たとえばポリスチレン、スチレン/メタクリレート共重
合体、スチレン/ブタジェン共重合体、ポリメタクリレ
ート、ポリ塩化ビニル、ポリ醋酸ビニル、エポキシ樹脂
、塩化ビニル/醋酸ビニル共重合体、エチルセルロース
、ニトロセルロース、合成ゴム、塩化ゴム、アルキッド
樹脂、ケトン樹脂など、各種の電気抵抗の比較的高い樹
脂が特に好適に用いることができる。
トナー粒子としては、青着色したイエロー発色用、緑着
色したマゼンタ発色用および赤着色したシアン発色用ト
ナーを加熱定着後の画像ではソニュートラルグレー捷た
けブラックが得られるように均一配合されて用いられる
感光体 本発明に使用する電子写真感光体としては導電性支持体
上にたとえばセレン、セレノ/テルル、セレン/ 砒素
、アモルファスシリコンなどアモルファス光導電物質を
堆積したもの、酸化亜鉛、酸化チタン、硫化亜鉛、硫化
カドミウム々ど無機光導電体粉末を樹脂に分散・結着し
たもの、ポリビニルアンスラセンおよびその誘導体、ポ
’J−N−ビニルカルバゾールおよびその誘導体、ピレ
ンおよびその誘導体、ピラゾリン誘導体、ピラゾロン誘
導体、ヒドラジン誘導体、ナフタリン誘導体など有機光
導電体を塗布したものなど、いずれも使用可能であり、
特に分光感度がパンクロマチックなものが好適に用いら
れる。
複写サイクル 本発明は、前記電子写真感光体をコロナ放電器などによ
って一様帯電し、この帯電感光体表面に前記で得られた
各色均一混合されたトナー粒子を、はソ単層になるよう
均一散布する。このトナー散布法としては、たとえば特
公昭41−9475号公報の記載で知られるタッチダウ
ン現像法、特開昭47−13088号公報記載で知られ
るインプレッション現像法、特開昭50−10143号
公報で知られるマイクロフィールドドナー法など非磁性
トナー現像法などが、いずれも好適に用いられる。次い
で、このトナー粒子層を介してカラー画像露光を行うこ
とによってトナー粒子を透過する光に応じて感光体表面
の帯電量を減衰させ、トナー付着力の差によるトナー潜
像を形成させる。このトナー潜像は、一様に帯電した誘
電体を近接または接触させることや、吸引用スリットを
近接させることによって付着力の低下したトナー粒子の
みを選択的に除去することによって顕像化される。この
顕像化トナー像は銀塩写真のネガフィルム像と同様に原
稿とは補色関係のカラー画像であるが、これを感光体上
で、または受像紙に転写後に加熱することによって色分
解用着色剤は消色助剤によって無色化し、同時にジアゾ
化合物とアゾカプラーとが熱発色して前記の色分解用着
色剤とは補色関係に発色するため、原稿を忠実に再現す
るカラー画像が得られる。一方、トナー像を転写後の感
光体は、ファーブラフやブレードクリーニング方式など
によって残留トナーが除去され、次いで必要に応じて除
電やクエンチング工程を経て次のサイクルに供される。
以下、本発明によるカラー画像形成法を図面や実施例を
もって詳述するが、本発明形成法は、これのみに限定さ
れるものではない。
実施例 第1図は、本発明に用いられるトナー粒子の一実施例を
示す断面図で、色分解用着色剤1、消色助剤2を水溶性
ポリマー3で結着、造粒し、このまわりを着色剤1と(
は補色関係に発色するジアゾ化合物4とアゾカプラー5
とを分散した有機溶剤可溶性ポリマー6で被覆した状態
を示すもの。そのうちで、 〔イエロー発色用青着色トナー〕は、 まずフェノチアジンとノボラック型フェノール樹脂とを
熱溶融混合して青発色させ、冷却後粉砕して青着色粉末
を得た。この青着色粉末および消色助剤としてビスフェ
ノールの酸化エチレン付加物を各々別々にポリビニルア
ルコールの水溶液にボールミルにて微分散した後、両者
を均一混合してスプレードライングすることによって青
着色粉末と消色助剤とをポリビニルアルコールに分散・
結着した粒子を得た。次に、イエロー発色用にジアゾ化
合物として4−クロロ−2−トリフロロメチルアニリン
の安定化ジアゾニウム化合物、アゾカプラーとして1−
アセトアセトナフタリドを各々別々にポリスチレンのシ
クロヘキサン溶液にボールミルにて微細分散し、この両
液を均一混合し、これにさらに上記得られた青着色粒子
を混合してスプレードライングすることによってイエロ
ー発色用青着色トナーを得た。
〔マゼンタ発色用緑着色トナー〕は、 フェノチアジンに代えて3−ジエチルアミノ−7−ペン
ジルアミノフルオラン、1−アセトアセトナフタリドに
代えてJ、3.5−ヒドロキシベンゼンを用いた以外、
上記イエロー発色用青着色トナーと全く同様にして、マ
ゼンタ発色用緑着色トナーを得た。
〔シアン発色用赤着色トナー〕は、 フェノチアジンに代えて3−ジエチルアミノ−6−メチ
ル−7−クロロフルオラン、1−アセトアセトナフタリ
ドに代えて2.3−ジヒドロキシナフタレン−6−スル
フオン酸ナトリウムを用いる事以外、上記イエロー発色
用青着色トナーと全く同様にしてシアン発色用赤着色ト
ナーを得た。
こ\で得られた3種のトナーを等量ずつ混合してカラー
現像剤とし、アルミニウム蒸着したポリエステルフィル
ム上に色素でパンクロマチックに分光増感した酸化亜鉛
/シリコーン樹脂分散系光導第2図は、本発明カラー画
像形成法におけるトナーのカラー変換を示す模式図の一
部で、第2(a)図は加熱定着以前で、第1図と全く同
じく、色分解用着色剤1、消色助剤2、水溶性ポリマー
3、ジアゾ化合物4とアゾカプラー5、有機溶剤可溶性
ポリマー6とを含むトナー粒子、第2(b)図は、加熱
定着後のトナー粒子で、色分解用着色剤1と消色助剤2
とは熱反応によって無色化染料12に変化し、ジアゾ化
合物4とアゾカプラー5とは熱反応によってアゾ染料4
5を形成して前記色分解用着色剤工とは補色に発色して
カラー変換する状態を示す図である。
第3図は、本発明の電子写真カラー画像形成法の工程を
示す模式図で、第3(a)図は、導電性支持体31にパ
ンクロマチックに分光増感された光導電層32を設けた
電子写真感光体に帯電器33によって均一帯電する帯電
工程、第3(b)図は帯電した前記電子写真感光体表面
にトナー散布器34によって各色分解用着色した青3o
Bx緑30Q1赤30R)ナー粒子を均一散布するトナ
ー散布工法、第3(c)図は、前記トナー粒子層を介し
てカラー原稿35がら力、ラー光像を照射する露光工程
、第3(d)図は、帯電した誘電体などを除去器36と
して、感光域(非画像部)のトナー粒子を除去する現像
工程、第3(e)図は、トナー画像を受像紙37に転写
する転写工程、第3(f)図は、加熱ローラ38などに
よってトナー像を受像紙に溶融定着すると同時に、色分
解用着色剤を無色化し、ジアゾ化合物とアゾカプラーと
を反応させ補色に発色させカラー変換する定着工程を示
す図である。
効 果 色分解用着色染料と消色剤および無色染料と発色助剤と
を含有するトナーを用いた場合は、同じ系統の反応が同
時に起るため、消・発色のバランスが難かしく良いカラ
ー再現が得難い問題点があったが、本発明形成法によれ
ば、色分解用着色染料として無色染料と電子受容性物質
との反応発色体とし、画像形成には、ジアゾ化合物とア
ゾカプラーとの発色反応を利用することによシ色分解用
着色染料の消色反応と、それと補色に発色する画像形成
用発色反応とが各々別々の反応で行われるため、消・発
色反応の過不足がなく加熱定着時のカラー変換が充分に
行え、カラー再現性が忠実に行われる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明形成法に用いられるトナー粒子の一実
施例め断面を示す模式図、第2図は、トナーのカラー変
換を示す断面模式図を示し、第2(a)図は加熱定着以
前で第1図示のものと全く同じ、第2(b)図は、加熱
定着後のトナー粒子である。 第3(a)ないしくf)図は本発明カラー画像形成法の
工程順序を模式的に示す図である。 1・色分解用着色剤 2・・・消色助剤3・・水溶性ポ
リマー 4・・・ジアゾ化合物5 ・・アゾカプラー 
6・・・有機溶剤可溶性ポリマー12・・・無色化染料
 31・・・導電体支持体32・光導電層 33・・・
帯 電 器34・ トナー散布器 35・・・カラー原
稿36・トナー除去器 37・・・受 像 紙38・・
・加熱ローラ 45・・・アゾ染料B・・・青 G・・
緑 R・・赤 代理人 弁理士 今 誠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 電子写真感光体を帯電させる帯電工程、トナー
    粒子が少くとも加法混色法に基く3原色のうちの一色を
    選択的に透過する着色染料と前記着色染料と補色関係に
    発色するジアゾ化合物を加熱によって前記着色染料を消
    色し、前記ジアゾ化合物を発色させる助剤とを含有する
    複数種のトナー粒子を前記感光体表面に静電付着させる
    トナー散布工程、前記トナー粒子層を介して画像露光を
    する結党工程、画像露光によって静電付着力の低下した
    トナー粒子を除去する現像工程、電子写真感光体表面に
    画像に沿って残留するトナー粒子像を受像紙に転写する
    転写工程および前記受像紙上のトナー粒子像を加熱する
    ことによシ、トナー粒子の色変換と定着とを行う一定着
    工程とよシなることを特徴とする電子写真法。
  2. (2) 着色染料を消色する助剤として電子供与性物質
    およびジアゾ化合物の発色助剤として、ジアゾカプラー
    とを含有するトナー粒子を用いることを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載の電子写真法。
  3. (3)着色染料が無色染料と電子受容性物との反応によ
    って得られる発色体であることを特徴とする特許請求の
    範囲第fl)項記載の電子写真法。
JP59105973A 1984-05-25 1984-05-25 カラ−画像形成法 Pending JPS60249167A (ja)

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