JPS60247554A - 耐衝撃積層体 - Google Patents

耐衝撃積層体

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Publication number
JPS60247554A
JPS60247554A JP7074685A JP7074685A JPS60247554A JP S60247554 A JPS60247554 A JP S60247554A JP 7074685 A JP7074685 A JP 7074685A JP 7074685 A JP7074685 A JP 7074685A JP S60247554 A JPS60247554 A JP S60247554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polycarbonate sheet
laminate
polycarbonate
thickness
thin
Prior art date
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Pending
Application number
JP7074685A
Other languages
English (en)
Inventor
クリストフアー・ウイリアム・ジエフリー・ホール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilkington Group Ltd
Original Assignee
Pilkington Brothers Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Pilkington Brothers Ltd filed Critical Pilkington Brothers Ltd
Publication of JPS60247554A publication Critical patent/JPS60247554A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐衝撃積層体に関するものであり、特に弾丸ま
たは同様の高エネルギー衝撃に耐えるパネルであって、
衝撃を受け止める前部ガラス板と耐衝撃性に寄与する背
部ポリカーボネートシートトラ有シ、また積層体背面か
らのスポーリングの危険を減するのにも効果的であるパ
ネルに関するものである。
英国特許第1504198号明細書には、多数のガラス
板を有し、その背部シートが厚さ0.76mm〜5.6
mmのポリカーボネートで作られ、その表面に脆化引掻
抵抗を有する被膜を有し、該被膜の厚さが0.05mm
までである耐衝撃積層体が開示されている。保護層の脆
性がある程度あるためにポリカーボネートシートのスポ
ーリング傾向は、ポリカーボネートの厚さを0.76〜
5.6mmの厚さまで減することにより減ぜられるとい
われており、得られる結果は「中程度の力」の衝撃であ
る、ある一定の条件下において積層体が満足に作用する
ことを示している。
ポリカーボネートシートのスポーリング1頃向を克服す
る一提案として英国特許公開第2011836号明細書
では、背部ポリカーボネートシート上の脆性被膜を自己
回復性ポリウレタンの被膜に置き換えることが開示され
へている。しかし、この提案においては、積層体がガラ
スを含んでいる場合には、窓構造の背部ポリカーボネー
トシートはガラスに積層されるのではなく、むしろ積層
された安全ガラスとポリカーボネートとを離間する空間
を持たせて通常の取イ]けにより嵌め込まれる。−例と
して、ガラスの多重域め込み配置においては、相互に重
ね合わされた2枚のガラス板を配し、かがるガラス積層
体と、9 、5mmの厚さのポリカーボネートから成る
背部ユニットとの間に0 、8+++n+の空間を設け
、該背部ユニット上を0−25mmの自己回復性ポリウ
レタン層で被覆するものである。比較的厚いポリカーボ
ネートシートは、中程度の力の自動弾丸による衝撃下で
はガラスのスポーリングを包み込むように作用する。
耐摩耗性及び自己回復性を有する若干のポリウレタンが
英国特許公開第2070045号に開示されている。
本発明者は、0−64mm以下の厚さの薄型ポリカーボ
ネートシートが、積層体の内側背面からスポーリングす
ることなく多数の弾丸衝撃に耐えることができなければ
ならない窓である耐弾丸窓における効果的な耐スポーリ
ング背部層として作用し得ることを見い出した。更に、
予備成形することなく湾曲した積層体に適用することの
できる、耐摩耗被膜を有する薄型ポリカーボネートシー
トを使用することは、積層体の背面を摩耗及び環境劣化
から保護する経済的な方法を提供するものである。
本発明においては、衝撃を受け止める前部ガラス板と、
背部ポリカーボネートシートを有し、該ポリカーボネー
トシートの背面に、耐摩耗被膜を有する厚さ0.64m
m以下の薄型ポリカーボネートシートが接着されている
耐衝撃積層体を提供するものである。
ポリカーボネートは比較的高価な材料であり、また厚さ
0.64mm以下のポリカーボネートシートを積層体の
最背部として使用することにより、該積層体の最背部ポ
リカーボネートシートにより付与される積層体の耐衝撃
性またはスポーリングバリアをそこなわずに該積層体の
背部ポリカーボネートシートの厚さを減することができ
ることを見い出した。例えば、適用に際し背部層として
厚さ6mmのポリカーボネートを使用するのが一般的で
ある場合に、発明者はかかる背部層の厚さを4mmまで
減することができることを見い出した。軽量化および費
用の節約は、厚さを0.25mm=0.64mmの範囲
内とすることのできる最背部の薄型ポリカーボネートの
追加を十分に相殺することができる。
自動車窓パネルとしての使用に関する本発明の一例にお
いて、本発明では、ポリビニ゛ルブチラール中間層によ
り相互に結合された少なくとも2枚のアニールしたガラ
ス板を有し、該ガラス背面に背部ポリカーボネートシー
トが結合され、該背部ポリカーボネートシートに薄型ポ
リカーボネートシートが接着されている積層体を提供す
る。
本発明を航空機の風防パネルの構成に用いる場合には、
積層体は強化ガラスの前面板と、熱可塑性の中間層によ
り相互に結合された少なくとも1枚のポリカーボネート
シートであって該背部ボリカーボネートシートに薄型ポ
リカーボネートシートが接着されているものとから成る
ことができる。
薄型ポリカーボネートシート上の外部被膜は摩耗および
環境劣化からポリカーボネートを保護する。これは自己
回復性被膜であるのが好ましく、例えば自己回復性ポリ
ウレタンとするか、または耐摩耗硬質被膜、例えばポリ
シロキサン、メラミンまたはアクリレートとすることが
できる。
薄型ポリカーボネートシートは熱可塑性ポリウレタンに
より背部ポリカーボネートシートに接着される。
次に本発明を図面を参照して実施例につき説明する。
第1図においては、耐弾丸積層体は厚さ12mmのアニ
ールしたガラス2枚1および2を有する。前部ガラス板
1は、例えば弾丸からの衝撃をその前面3で受け止める
。ガラス板1および2は厚さ1.51のポリビニルブチ
ラールの中間層4により相互に結合されている。ガラス
板2の背面5には、背部ポリカーボネートシート7がポ
リエステルを基剤とした熱可塑性ポリウレタンの中間層
8により接着されている。ポリカーボネートシート7は
厚さ4mmである。
厚さ0.5mmの薄型ポリカーボネートシート10は、
厚さ0.6mmのポリエステルを基剤とした熱可塑性ポ
リウレタンの層11によりポリカーボネートシート7の
背面9に接着する。
この薄型ポリカーボネートシー目Oは自己回復性ポリウ
レタン、例えば英国特許公開筒2011836または英
国特許公開第2070045号明細書に開示されている
種類の耐摩耗ポリウレタンの外部被膜12を有する。
この具体例においては、外部被膜12を厚さ0.5mm
であり、また使用に際しては薄型ポリカーボネートシー
目Oのスポーリング防止特性を損うことなしに積層体の
内側面に対し有利な体摩耗性を付与する。
本発明のかかる構成において、薄型ポリカーボネートシ
ー目0を有するポリカーボネートシート7の厚さを4m
mまで減じても、全体として積層体の耐摩耗性に不利と
はならない。30mの距離から射撃する7、62バーカ
ー・ハル(Parker Hale)T4ターデソトラ
イフルによる試験では、積層体はスポーリングの危険な
しに25cm離れた2個の射撃弾に耐え、また3個の射
撃弾に対してはポリカーボネートシート10に僅かな割
れ目が生じ得るがスポーリングすることなしに耐えるこ
とが示された。
第2図においては、本発明により構成された航空機用風
防パネルは、厚さ4mmのポリウレタン中間層15を用
いることにより厚さ6mmのポリカーボネートシート1
4に積層された厚さ5mmの強化ガラスの前面板13を
有する。ポリカーボネートシート14の背面と第2ポリ
カーボネートシート16(やはり厚さ6 mm)との間
には、厚さ0.5mmのポリウレタン中間層17がある
。やはり厚さ0.5闘である他のポリウレタン中間層1
8により、ポリカーボネートシート16の背面は厚さ6
mmの背部ポリカーボネートシート19に結合されてい
る。背部ポリカーボネートシート19の背面20には、
ポリエステルを基剤とした熱可塑性ポリウレタンの層1
1により厚さ0.51の薄型ポリカーボネートシート1
0が接着されている。
薄型ポリカーボネートシート10は、厚さ0.5mmの
自己回復性ポリウレタンの外部被膜12を有する。
積層体の背面に接着された薄型の被覆ポリカーボネート
シート10の使用は、背部ポリカーボネートシー目9を
環境劣化や摩耗から保護し、またかかる航空機風防パネ
ルの耐衝撃性を維持するのに経済的な方法である。
第2図に示すパネルは略図であり、良く知られている如
く、他のエレメント、例えば電気絶縁性加熱フィルムを
積層体内に組み込める。
第1および2図のこれら両具体例においては、スポーリ
ングバリヤとして有効に作用することが見い出された自
己回復性ポリウレタン外部被膜12が存する薄型ポリカ
ーボネートシー目Oから成る薄型複合積層品を約1mm
の厚さかまたはそれ以下のフィルム形態とすることがで
き、またロールとして保管および供給することができる
複合積層品のポリカーボネートは好ましくは0.25〜
0.64mmの厚さとし、自己回復性ポリウレタンの被
膜は好ましくは0.25mm〜0.50mmの厚さとす
る。
第1および2図の両具体例においては、層11に関し熱
可塑性ポリウレタンを使用する代りに、別の適合し得る
接着剤層、例えばシリコーン樹脂接着剤層を使用するこ
とができる。
第1および2図の具体例における外部耐摩耗被膜12を
硬質被膜、例えばポリシロキサン、メラミンまたはアク
リレートとすることができ、また耐摩耗被膜を有するポ
リカーボネートの薄型複合積層品を、巻回および保管す
ることができるフィルム形態とすることができる。
薄型ポリカーボネートシート10または複合積層品10
.12の如きフィルムの使用には、かがる外部フィルム
を予備成形した湾曲積層体に、それ自体を予備成形する
必要なく適用することができるという利点がある。
厚壁の背部ポリカーボネートシート7または9は未コー
ティングなので、かかるシートは積層体の最終的外観を
損う危険を殆ど伴うことなしに高温で所定形態に曲げる
ことができる。更に、厚壁の背部ポリカーボネートシー
ト7および9上の高価な外部被膜は、高温で曲げ処理を
する際に危険にさらされることはない。薄型の可とうフ
ィルムは外部層として後で適用し、また耐衝撃層の製造
の最終工程として、予備成形した背部ポリカーボネート
シートに容易に接着される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一例耐弾丸積層体の部分断面図、 第2図は、本発明の一例航空機用風防パネルの部分断面
図である。 L 2・・・ガラス板 3・・・前面 4・・・中間層 5・・・背面 7・・・背部ポリカーボネートシート 8・・・中間層 9・・・背面 10・・・薄型ポリカーボネートシート11・・・層 
12・・・外部被膜 13・・・前面板 14・・・ポリカーボネートシート
15・・・ポリウレタン中間層 16・・・第2ポリカーボネートシート17、18・・
・ポリウレタン中間層 19・・・背部ポリカーボネートシート20・・・背面 特許出願人 ピルキントン・ブラザーズ・ピーエルシー 代理人弁理士 杉 村 暁 査 問 弁理士 杉 村 興 作 Ftc、/。 Ftc、2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、衝撃を受け止める前部のガラス板と、背部ポリカー
    ボネートシートとを有する耐衝撃積層体において、該背
    部ポリカーボネートシートの背面に、耐摩耗被膜を有す
    る厚さ0.64mm以下の薄型ポリカーボネートシート
    が接着されていることを特徴とする耐衝撃積層体。 2、 薄型ポリカーボネートシートの厚さが0.25〜
    0 、64mmの範囲内である特許請求の範囲第1項記
    載の積層体。 3、少なくとも2枚のアニールしたガラス板がポリビニ
    ルブチラール中間層により相互に結合され、該ガラス背
    面に、背部ポリカーボネートシートが結合され、また該
    背部ポリカーボネートシートに薄型ポリカーボネートシ
    ートが接着されている特許請求の範囲第1または2項記
    載の積層体。 4、 前部ガラス板が強化ガラスであり、また少なくと
    も1枚のポリカーボネートシートが熱可塑性中間層によ
    り相互に結合され、該背部ポリカーボネートシートに薄
    型ポリカーボネートシートが接着されている特許請求の
    範囲第1または2項記載の積層体。 5、体摩耗被膜が自己回復性ポリウレタン被膜である特
    許請求の範囲第1〜4項のいずれか一つの項記載の積層
    体。 6、耐摩耗被膜が耐摩耗硬質被膜である特許請求の範囲
    第1〜4項のいずれか一つの項記載の積層体。 7、耐摩耗硬質被膜がポリシロキサン、メラミンまたは
    アクリレートの被膜である特許請求の範囲第6項記載の
    積層体。 8、 薄型ポリカーボネートシートが熱可塑性ポリウレ
    タンにより背部ポリカーボネートシートに接着されてい
    る特許請求の範囲第1〜7項のいずれか一つの項記載の
    積層体。
JP7074685A 1984-04-04 1985-04-03 耐衝撃積層体 Pending JPS60247554A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8408665 1984-04-04
GB8408665 1984-04-04
GB8500470 1985-01-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60247554A true JPS60247554A (ja) 1985-12-07

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ID=10559154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7074685A Pending JPS60247554A (ja) 1984-04-04 1985-04-03 耐衝撃積層体

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JP (1) JPS60247554A (ja)
ZA (1) ZA852510B (ja)

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ZA852510B (en) 1985-11-27

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