JPS6024736Y2 - ゲ−トにおける下部戸当り上面の土砂等の除去装置 - Google Patents
ゲ−トにおける下部戸当り上面の土砂等の除去装置Info
- Publication number
- JPS6024736Y2 JPS6024736Y2 JP10927281U JP10927281U JPS6024736Y2 JP S6024736 Y2 JPS6024736 Y2 JP S6024736Y2 JP 10927281 U JP10927281 U JP 10927281U JP 10927281 U JP10927281 U JP 10927281U JP S6024736 Y2 JPS6024736 Y2 JP S6024736Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- water
- lower door
- cylinder
- door stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Barrages (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はゲートの下部戸当り上面に堆積した土砂を圧
力水で吹きとばし、止水をより完全にする装置である。
力水で吹きとばし、止水をより完全にする装置である。
従来のゲートは扉体2が下降し、下部戸当り3上面に着
底する際、扉体2のスキンプレート4下部に取付けられ
た止水ゴム5が下部戸当り3上面と接触して水密を保つ
ようになっているが、河川によっては扉体2の着底の際
、しばしば下部戸当り3上面に土砂6等が堆積し、下部
戸当り3上面と止水ゴム5の間の土砂6等が障害物とな
って、止水が完全にできないという欠点があった(第1
図、第2図参照)。
底する際、扉体2のスキンプレート4下部に取付けられ
た止水ゴム5が下部戸当り3上面と接触して水密を保つ
ようになっているが、河川によっては扉体2の着底の際
、しばしば下部戸当り3上面に土砂6等が堆積し、下部
戸当り3上面と止水ゴム5の間の土砂6等が障害物とな
って、止水が完全にできないという欠点があった(第1
図、第2図参照)。
本考案は上記欠点を克服するためになされたものでゲー
トの扉体又は戸当りに、圧力水噴射機構および圧力水圧
送機構を設け、扉体が下降し、着底する前にあらかじめ
、下部戸当り上面に圧力水噴射機構による圧力水を噴射
させてこの部分に堆積する土砂を取除き、より完全なる
止水を遠戚することを目的とする。
トの扉体又は戸当りに、圧力水噴射機構および圧力水圧
送機構を設け、扉体が下降し、着底する前にあらかじめ
、下部戸当り上面に圧力水噴射機構による圧力水を噴射
させてこの部分に堆積する土砂を取除き、より完全なる
止水を遠戚することを目的とする。
以下、本考案の一実施例を第3図以下の図面を参照して
説明する。
説明する。
まず、7はロッドで連結枠8の一端にピン着されている
。
。
9はガイドでロッド7の上下動を案内するものである。
連結枠8の中心点は扉体2に枢着されてこの点図りに回
動自在である。
動自在である。
圧力水圧送装置はピストン10とシリンダ11とにより
なり、ピストン10はシリンダ11内を連結枠8の回動
とともに上下動する。
なり、ピストン10はシリンダ11内を連結枠8の回動
とともに上下動する。
ピストン10の上端はロッド12を介し、連結枠8の他
端と連結している。
端と連結している。
さらにこの部分はバネ13にも連結されている。
圧力水噴射機構は圧力水噴射用ノズルチップ14および
圧加噴射管15よりなり、シリンダ11の下部は圧加噴
射管15と連通しており、シリンダー11内の圧力水は
圧力噴射管15を通り、圧力噴射用ノズルチップ14か
ら下部戸当り3上面に噴射され、その上面に堆積せる土
砂6等を除去する。
圧加噴射管15よりなり、シリンダ11の下部は圧加噴
射管15と連通しており、シリンダー11内の圧力水は
圧力噴射管15を通り、圧力噴射用ノズルチップ14か
ら下部戸当り3上面に噴射され、その上面に堆積せる土
砂6等を除去する。
16はトラップ弁で、扉体2が水面より上の上昇位置に
長時間存在する場合、シリンダ11内の水が圧力噴射管
15を通りノズルチップ14から自然流出するが、扉体
2が下降しシリンダ11が水面下に達した際に、シリン
ダ11内にストレーナ17より流入する際の、内部の空
気を放出するために設けられており、この弁16はピス
トン10内に穿孔された開口部18とピストン10の下
面側にピン着された弁本体19とよりなる。
長時間存在する場合、シリンダ11内の水が圧力噴射管
15を通りノズルチップ14から自然流出するが、扉体
2が下降しシリンダ11が水面下に達した際に、シリン
ダ11内にストレーナ17より流入する際の、内部の空
気を放出するために設けられており、この弁16はピス
トン10内に穿孔された開口部18とピストン10の下
面側にピン着された弁本体19とよりなる。
本考案は以上のような構造であって、以下その作用につ
いて述べる。
いて述べる。
ますゲート1の扉体2は水門が開いているとき、上方位
置にあり、ロッド7は扉体2に対し下方位置にある(第
3図参照) 水門を閉じるときは、ゲート1の扉体2が下降する。
置にあり、ロッド7は扉体2に対し下方位置にある(第
3図参照) 水門を閉じるときは、ゲート1の扉体2が下降する。
最初シリンダ11内には水は存在せず空気がある。
扉体2の下降につれ、シリンダ11内にストレーナ17
から水が流入する。
から水が流入する。
この際、シリンダ11内に留っている空気は水流入とと
もに開口部18から流出し、シリンダ11内は満水の状
態となる。
もに開口部18から流出し、シリンダ11内は満水の状
態となる。
さらに下降するとロッド7が下部戸当り3上面に接触し
て押し上げられる。
て押し上げられる。
それと共に連結枠8は枢着点中心に反時計方向に回動し
、連結枠8の一端に連結されているピストン10はバネ
13に抗し下降する。
、連結枠8の一端に連結されているピストン10はバネ
13に抗し下降する。
一方、ピストン10の下降が始まると、シリンダ11内
の静水圧によってトラップ弁16は開口部18を閉じる
方向に働く。
の静水圧によってトラップ弁16は開口部18を閉じる
方向に働く。
(第6図参照)さらにピストン10が下降するとシリン
ダ11内の水の圧力は急速に上昇し、この圧力水は圧力
噴射管15を通過してノズルチップ14から噴射される
。
ダ11内の水の圧力は急速に上昇し、この圧力水は圧力
噴射管15を通過してノズルチップ14から噴射される
。
(第4図参照)。この噴射水により扉体2の止水ゴム5
の下方、下部戸当り3上面に堆積する土砂等は噴きとば
され除去される(第5図参照)。
の下方、下部戸当り3上面に堆積する土砂等は噴きとば
され除去される(第5図参照)。
そこで止水ゴム5と下部戸当り3上面の間には何ら障害
物がなくなりゲート1の扉体2は止水を実際に防止した
状態で着底する。
物がなくなりゲート1の扉体2は止水を実際に防止した
状態で着底する。
本実施例ではゲートとじてローラゲートが図示されてい
るが、本考案はシリンダ等により転倒させるフラップゲ
ート、両開きのマイクゲート、陸上用の横開ゲートなど
に応用可能である。
るが、本考案はシリンダ等により転倒させるフラップゲ
ート、両開きのマイクゲート、陸上用の横開ゲートなど
に応用可能である。
この考案によれば、圧力水噴射のためポンプ等の特別の
装置を用いることなく、ゲートの扉体の落下刃を利用し
て、圧力水を生じて下部戸当り上面に堆積する土砂等を
除去できる。
装置を用いることなく、ゲートの扉体の落下刃を利用し
て、圧力水を生じて下部戸当り上面に堆積する土砂等を
除去できる。
そこで動力費等が不要で、装置自体も簡単あり、さらに
圧力噴射機構を適宜選定すれば噴射角度、噴きとばし面
積を自由に設計可能であるという効果を奏する。
圧力噴射機構を適宜選定すれば噴射角度、噴きとばし面
積を自由に設計可能であるという効果を奏する。
第1図は従来のゲートの概略正面図、第2図は第1図に
おけるA−A線に沿う断面図、第3図は本考案の一実施
例を示す、ゲートが上方位置にある場合の概略正面図、
第4図は下方位置にある場合の概略正面図、第5図は第
3図および第4図における圧力水噴射機構の部分拡大図
、第6図は第3図および第4図におけるピストン10の
部分拡大図である。 1・・・・・・ゲート、2・・・・・・扉体、3・・・
・・・下部戸当り、7・・・・・・ロッド、8・・・・
・・連結枠、10・・・・・ゼストン、11・・・・・
・シリンダ、12・・・・・・ロッド、14・・・・・
・ノズルチップ、15・・・・・・圧力噴射管。
おけるA−A線に沿う断面図、第3図は本考案の一実施
例を示す、ゲートが上方位置にある場合の概略正面図、
第4図は下方位置にある場合の概略正面図、第5図は第
3図および第4図における圧力水噴射機構の部分拡大図
、第6図は第3図および第4図におけるピストン10の
部分拡大図である。 1・・・・・・ゲート、2・・・・・・扉体、3・・・
・・・下部戸当り、7・・・・・・ロッド、8・・・・
・・連結枠、10・・・・・ゼストン、11・・・・・
・シリンダ、12・・・・・・ロッド、14・・・・・
・ノズルチップ、15・・・・・・圧力噴射管。
Claims (1)
- ゲートの扉体に圧力水噴射用ノズルチップと圧加噴射管
とよりなる圧力水噴射機構およびピストンとシリンダー
とよりなる圧力水圧送装置とを設け、ゲートの扉体の上
下動により圧力水を得て、下部戸当り上面の土砂等を除
去可能とするゲートにおける下部戸当り上面の土砂等の
除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10927281U JPS6024736Y2 (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | ゲ−トにおける下部戸当り上面の土砂等の除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10927281U JPS6024736Y2 (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | ゲ−トにおける下部戸当り上面の土砂等の除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5816218U JPS5816218U (ja) | 1983-02-01 |
JPS6024736Y2 true JPS6024736Y2 (ja) | 1985-07-24 |
Family
ID=29903653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10927281U Expired JPS6024736Y2 (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | ゲ−トにおける下部戸当り上面の土砂等の除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024736Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100808688B1 (ko) | 2007-11-02 | 2008-02-29 | (주)해석 | 하천오염의 확대를 방지하는 상류하천의 댐구조물 |
KR100816867B1 (ko) | 2007-11-02 | 2008-03-27 | (주)한성개발공사 | 배수량 제어가 가능한 하천제방 |
KR100830690B1 (ko) | 2007-11-21 | 2008-05-20 | 주식회사 도우엔지니어즈 | 하천제방의 방수량 조절용 수문구조 |
KR100811816B1 (ko) | 2007-11-21 | 2008-03-10 | 주식회사 도우엔지니어즈 | 하천치수를 위한 수문 탑재형 취입보 |
-
1981
- 1981-07-24 JP JP10927281U patent/JPS6024736Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5816218U (ja) | 1983-02-01 |
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