JPS6024692B2 - 魚体の位置揃え装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、、末加工の魚、二枚卸し又は三枚卸しされた
フィレーをコンベア上の所定位置に揃える装置、さらに
詳述すると魚体の大小にかかわらずその中心をコンベア
上の所定位置に揃える装置の提供を目的とする。

次に本発明の構成を実施例の図面により説明する。

第１図は本発明実施例の平面図、第２図はその縦断面図
、第３図は第１図の皿−ｍ横断面図、第４図は第１図の
Ｗ−Ｗ横断面図、第５図は第１図のＶ−Ｖ横断面図であ
る。

ゴムベルトより成る魚体コンベア１の上方にコンペアー
の進行方向と平行に分割壁２を配設し、第３図乃至第５
図に示すように分割壁２の下部に傾斜面３を形成し、分
割壁２の上方に沿って給水管４を配設し下方へ水を噴出
するようにする。

この分割壁２は第１段階としてコンベァの全中を二分す
るように設け（第３図）次の第２段階として第１段階で
分割された中をさらに二分するように設け、最終段階で
は処理すべき魚体が縦方向に一尾づつ搬送される程度の
中に設定される（第４図）。このように遂次細分化して
ゆくのは分岐点で魚体が語るのを防止するためである。
最終段階に分割されると、次の分割壁下部の傾斜面３が
漸次増大し、全体としてＵ字形の魚体通路を形成する（
第５図）。コンベア１の第１段階分割壁の前段、各段階
分割壁の後段には魚体整姿具５を配設する。

この魚体整姿具５は、例えば直径０．３帆のピァ／線６
・・・６を例えばＩＷ岬の程度の間隔に櫛状に楯設した
もので、ピアノ線６の先端がコンベア１の上面に近接し
て傾斜し、かつピアノ線６の方向がコンベア１の進行方
向と一致するような状態で保持する。分割の最終段階の
分割壁断面形状がＵ字形をなすに至った位置にプラッシ
ホィール７を配設する。このプラッシホィール７は例え
ばナイロン製のような可操性の毛が密生した回転体であ
って、ホイール周速がコンベア１のの走行速度とほぼ一
致した回転速度で駆動される。次に作用を説明する。

コンペァー上に概ね、魚を先頭にして戦層され搬送され
てくる魚体Ｇは、最初の魚体整姿具５を通過する際、ま
ず魚体の上下の重なり及び方向の乱れが規正される。次
に、分割壁２に当った魚体は、上方から噴出する水流に
より入口で蟹ることなく左右いずれかに分けられて次の
段階へ進み、ここで再び魚体整姿具５により方向の乱れ
が規正される。このようにして最終段階に到達すると、
左右両側の分割壁に沿って流れ落ちる水流の圧力を受け
るとともに、通路藤断面形状がＵ字形となっているため
、魚体はその大小にかかわらずＵ字形の最も深い谷間、
即ち通路の中心に寄せられる。さらに、ブラツシホィ−
ル７により押圧されるので、魚体の中心の通路の中心へ
の一致が確実になる。本発明のコンベア１の他の実施例
としても、第６図に横断面図で示すように、進行方向に
沿った多数の線材８から構成されたコンベアを用いても
よい。

本発明によれば、魚体の種類、大小にかかわらず魚体の
中心が所定の線上に揃えることが可能となった。

従って、例えば、フィレーの中心部にある血合肉の自動
除去、うろこ剥ぎ、魚体の大４・の自動選別など従来至
難であった魚体処理が容易になり、魚の処理に寄与する
ところ大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の平面図、第２図はその縦断面図
である。 第３図は第１図のｍ−ｍ断面図、第４図は第１図のＮ−
Ｗ断面図、第５図は第１図のＶ−Ｖ断面図である。第６
図は本発明の他の実施例を示す断面図である。図におい
て、１はコンベア、２は分割壁、３はその傾斜面、４は
給水管である。第３図 第４図 第５図 第６図 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ コンベアベルトの上方にコンベアベルトの進行方向
   と平行に、かつコンベアベルトの始端から所定の距離を
   おいた位置に、複数の分割壁をコンベアベルトの幅を遂
   次細分化するように複数段階に分けて配設し、最終段階
   での分割壁間の幅を魚体が縦方向に一尾ずつ搬送される
   程度の幅に設定し、各分割壁の下部に傾斜が略Ｕ字形の
   魚体通路を形成するように傾斜面を形成し、各分割壁の
   上方に沿って、水を下方に噴出する給水管を配設し、コ
   ンベアベルト上に置かれた魚体が左右一対の分割壁で形
   成される魚体通路の中央位置へ揃うよう構成された魚体
   の位置揃え装置。