JPS60246897A - 耐摩耗性化粧板用混抄紙とその製造方法およびその混抄紙を用いた耐摩耗性化粧板の製造方法 - Google Patents

耐摩耗性化粧板用混抄紙とその製造方法およびその混抄紙を用いた耐摩耗性化粧板の製造方法

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JPS60246897A
JPS60246897A JP4301485A JP4301485A JPS60246897A JP S60246897 A JPS60246897 A JP S60246897A JP 4301485 A JP4301485 A JP 4301485A JP 4301485 A JP4301485 A JP 4301485A JP S60246897 A JPS60246897 A JP S60246897A
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遠藤 明太郎
孝夫 直井
山本 慶市
高木 茂弘
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Ibiden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐摩耗性の優れた合成樹脂化粧板の表層面等に
用いられるオーバーレイ原紙に耐摩耗性イ」与剤を混入
抄造した紙(以下、耐摩耗性化粧板用混抄紙という)と
その混抄紙の製造方法並びにその混抄紙を用いた耐摩耗
性化粧板の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
例えば特公昭45−33297号及び特公昭47−30
635号により提案されているように従来の耐摩耗性化
粧板としては、第1図〜第3図の断面図に示すようなも
のがあった。
まず、第1図に示す耐摩耗性化粧板は、合成樹脂化粧板
の模様紙層(1)の表面に酸化珪素を主成分とする耐摩
耗性付与剤(イ)と必要に応じてα−セルローズの微粉
末などの補強充填剤とを混入した合成樹脂層(ロ)が形
成されていることを特徴とするものである。
しかしながら、上記第1図に示す従来の合成樹脂化粧板
は、合成樹脂層(ロ)を形成するに際して模様紙層(1
)の表面に酸化珪素を主成分とする耐摩耗性付与剤を混
入した合成樹脂を含浸又は塗布して乾燥したブリプレツ
ク材料を組合せたものに鏡面ステンレス鈑などの賦型板
を圧締するだめ、賦型板の表面が直接耐摩耗性付与剤と
加圧された状態下で接触し長期間繰返し使用されて賦型
板表面が研摩されて摩耗したり、また、賦型板表面に微
細な傷が付く欠点があった。・ 他方、合成樹脂の含浸又は塗布ムラなどの原因により耐
摩耗性付与剤が偏在したり、まだ酸化珪素による着色や
半透明な部分又は光沢ムラなどが形成される欠点があっ
た。
また、第2図に示す耐摩耗性化粧板は、特開昭55−6
7459号又は米国特許第4,255,480号の発明
により提案され、模様紙M(1)の表面に有機系結合剤
層(ハ)を介して酸化アルミニウムの耐摩耗性付与剤(
イ)が被覆形成されていることを特徴とするものである
しかしながら、上記第2図に示す従来の合成樹脂化粧板
は、前記第1図に示す従来の合成樹脂化粧板と同様に賦
型板の表面が直接耐摩耗性付与剤と接触することになる
ため、賦型板表面が研摩されたシ、また賦型板表面に微
細な傷が付いたシする欠点がある。一方模様紙表面に耐
摩耗性付与剤層が形成されているため合成樹脂溶液の含
浸又は塗布に際して樹脂溶液が模様紙の層中に浸透し難
く、また浸透ムラを生じ、さらには不透明ないし半透明
の表面樹脂層が形成されるなどの欠点があった。
そして第3図に示す耐摩耗性化粧板は、同発明によシ提
案されたものであって、模様紙層(1)の中に酸化アル
ミニウムの耐摩耗性付与剤を混入抄造した混抄紙から成
る模様紙層(1)め表面に通常のオーバーレイの合成樹
脂層(2)が形成されていることを特徴とするものであ
る。
しかしながら、上記第3図に示す従来の合成樹脂° 印
刷による模様層捗 の形成ムラ、すなわち模様印刷ムラを生ずるなどの欠点
があった。
樹脂含浸印刷装飾シートおよび樹脂含浸繊維状上張シシ
ートを加熱、加圧によシ合体硬化して抗摩耗性化粧積層
品を製造する方法において、前記上張りシートの抄紙機
上での製造に−し、その−面に、繊維とアルミナ粒子の
合計重量基準で0.1〜20%のアルミナ粒子を埋め込
み、前記アルミナ粒子は10ミクロンから100ミクロ
ンの範囲の粒径を有し、前記抄紙機上で上張りシートが
形成された後に第二〇流送箱から適用され、前記埋め込
みは抄紙機の湿式加圧装置により行うことを特徴とする
、抗摩耗性化粧積層品の製造法が提案され、第4図及び
第5図に示すような上張りシート(オーバーレイ原紙)
が製造されることが開示されている。
しかしながら、前記上張やシートは裏面(第4図のB側
及び第5図の(2)II )に耐摩耗性付与剤が偏在し
ているだめその偏在している面で抄造後の脱水用加圧ロ
ールや乾燥機の一部が研削されたり傷付けることによっ
て前記ロール表面を損傷する欠点がある。
また、前記上張りシートにメラミン樹脂などの熱硬什轢
#I詣を合瀞十ふに尚り、余剰1の樹脂を掻き取るスク
イズロールや樹脂量調整用ロール表面を損傷し、また樹
脂浸透ムラを生じる欠点がある。
さらにまた、含浸されたオーバーレイ紙を誤って研摩付
与剤が偏在する面を賦型板表面に直接当てて熱圧着成形
すると研削傷等を生じる欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記従来技術の諸欠点を除去・改善し、賦型
板表面に研削傷を生じることがなく、またオーバーレイ
原紙抄造時にロールに傷を付けたシ、樹脂含浸時ロール
表面を損傷し、また樹脂含浸ムラを生じない耐摩耗性化
粧板に最適の耐摩耗性化粧板用混抄紙及びこの混抄紙を
用いた耐摩耗性化粧板を提供することを目的とするもの
である。
すなわち、本発明はオーバーレイ原紙の裏面側であって
殊に原紙縦断面の中芯部から原紙裏面の片面側に耐摩耗
性付与剤が偏在するように第6図の断面図に示す通シの
混抄紙を提供することによって、合成樹脂化粧板の表面
側となる原紙の表面側には耐摩耗性付与剤の混入抄造に
よって生ずる従来の合成樹脂化粧板の諸欠点のすべてを
除去解決し得る耐摩耗性化粧板用混抄紙及びこの混抄紙
を用いた耐摩耗性化粧板を提供するものである。
〔問題点を解決するだめの手段及び作用〕以下、本発明
を図面及び実施例に基づいて具体的に、かつ詳細に説明
する。
第6図は本発明の耐摩耗性化粧板用混抄紙の一例を示す
縦断面図である。
前記混抄紙は、オーバーレイ用原紙の裏面側であってほ
ぼ中芯部に酸化アルミニウムを主成分とする耐摩耗性付
与剤が偏在する状態で抄造されて成る耐摩耗性化粧板用
混抄紙である。
ここにいう耐摩耗性付与剤とは、合成樹脂化粧板の表面
の耐摩耗性を向上させるために、硬質のセラミックス原
料、特に硬質の酸化アルミニウムの微粉末を主成分(5
096以上)とする微粉末であり、例えばα−アルミナ
焼結体微粉末、シリカ微粉末とアルミナ微粉末との混合
物などである。そして、硬度が比較的高く色調が白色な
いし炎天白色であるαアルミナ微粉末を5096以上含
有し、また酸化珪素(シリカ)やその他各種の無機物を
含有することもある。
そして、上記耐摩耗性付与剤は、天然パ7レプ繊維に対
し5〜5096位混入されることが有利である。5%以
下の混入では、α−セルローズ繊維を主成分とするオー
バーレイ紙にあっては透明性には優れるが、主目的であ
る耐摩耗性の向上は余シ期待できず、他方5096以上
混入するとオーバーレイ紙にあっては全体の透明性が悪
くなるばかりか、耐摩耗性付与剤の組成分の如何によっ
ては灰白色ないし灰色を帯びる欠点もある。
一方、これらの微粉末の平均粒径は10〜40μm位が
好ましい。10μm以下であると抄造スラリー溶液中で
浮遊して沈澱しにくい利点はあるが、耐摩耗性付与剤と
しての研摩性は低下する。反面40μm以上となると抄
造スラリー溶液中で沈降し易く、また混抄紙の着色や不
透明さが著しくなるので好ましくない。
なお、前記天然パルプは木材パルプ、マニラ麻パルプ、
その他の天然のαセルローズの含有率の高いものが使用
される。木材パルプとしては針葉樹パルプ、広葉樹パル
プのいずれであってもよいが、ソーダ法、クラフト法、
SP法などによってパルプ化された原料を使用し、異物
や着色物を十分除去し晒効果が大きく、化粧板表面に使
用し樹脂含浸して加熱加圧後に、無色透明性の高いもの
が特に好ましい。
すなわち、本発明の耐摩耗性化粧板用混抄紙においては
、前記耐摩耗性付与剤がオーバーレイ用原紙に含有され
る天然パルプ繊維100重量部に対し5〜50重量%混
入抄造された層を中芯とし、その両表面に10重量%以
下の耐摩耗性付与剤が混在する3層以上の層の組合せか
ら成るものであることが好適である。
また、本発明の上記混抄紙は、オーバーレイ原紙縦断面
の中芯部附近と裏面側近辺とに偏在する耐摩耗性付与剤
(2)が多く存在する部分と少なく存在する部分とが交
互に或いは不規則に偏在することもある。
次に、本発明の耐摩耗性化粧板用混抄紙の製造方法につ
いて説明する。
本発明によれば、第一〇流送箱には天然パルプ繊維10
0重量部に対し少くとも耐摩耗性付与剤が19重量%以
下含有されたスラリーを準備してオーバーレイ原紙の表
面第1層を形成し、第二〇流送箱には天然パルプ繊維1
00重量部に対し少なくとも耐摩耗性付与剤が5〜50
重量%含有されたスラリーを準備してオーバーレイ原紙
の中芯部を形成し、第1の流送箱から分枝した配管又は
第3の流送箱には天然パルプ繊維100重量部に対し少
なくとも耐摩耗性付与剤が10重量%以下含有されたス
ラリーを準備してオーバーレイ原紙の他側の表面層を形
成し、常法によシ抄造成形することを特徴とする耐摩耗
性化粧板用混抄紙の製造方法を提供するものである。
すなわち、オーバーレイ原紙の抄造時において耐摩耗性
付与剤を第6図に示す状態に偏在させるには、長網抄造
の場合においては天然パルプ繊維をどの比重が小さいも
のと、耐摩耗性付与剤などのように比重が大きいものと
の比重の差並びに長網の振動等を利用して形成すること
があり、他方丸網抄造の場合には耐摩耗性付与剤が多量
に混入されたスラリー溶液と少量混入されたスラリー溶
液とによって連続的に抄造された層を積層して形成され
る抄紙層の成分のバラツキなどに基因するものである。
しかし、上記のように耐摩耗性付与剤が偏在していても
後に説明するように本発明の効果には差異は生じない。
つまシ、本発明によればオーバーレイ原紙の中芯部以外
の表面又は裏面の双方には耐摩耗性付与剤は殆んど存在
しないか、全く存在していないので、抄造時に表面及び
裏面のいずれの面においても脱水用ロールなどの表面を
損傷したシ、樹脂含浸時においてもスクイズロールなど
の表面を損傷することはない。
また、メラミン樹脂などの熱硬化性樹脂が含浸されたオ
ーバーレイ紙のいずれか任冥の片面の表面層が賦型板の
表面と直接圧締接触しても賦型板表面に研摩キズを生じ
ないほどの微量の耐摩耗性付与剤しか存在していない点
に特徴がある。
そして本発明における耐摩耗性付与剤を偏在させる他の
方法としては、耐摩耗性付与剤を混入添加した紙原料の
スビと耐摩耗性付与剤を混入添加しないか或いは混入量
がきわめて少ないスラリーの2種以上を準備しておき、
2個又は2個以上の抄網の上に511個に紙層を形成し
、これらを重ね合せる方法がある。このようにすれば、
耐摩耗性付与剤が原紙に紙を得ることができる。
一方、その他の方法として1個の抄網上に2個以上のス
ラリー吐出口(フリット)を設け、これらから出るスラ
リーを前記の方法の通シ耐摩耗性付与剤の混入量をそれ
ぞれ異にしておき、これら二種以上のスラリーが混合し
ないよう前記スラリー吐出口を配置して抄造することも
できる。
なお、耐摩耗性付与剤が混抄紙中に留まる機構としては
定着作用が主なものであると考えられるが、さらに定着
率を高めるためにアルミナを主成分とする耐摩耗性付与
剤をズラリー中に均一に分散させるよう界面活性剤など
を併用することが有利である。
そのため可能な限り、これら両作用が最大となるよう適
度なパルプ叩解と最適の定着剤を使用することが重要で
ある。また、定着剤としてはカチオン系の硫酸アルミニ
ウム、明パン、塩化アルミニウムなどの水溶性アルミニ
ウム塩およびその仙、の多価金属塩、並びにカチオン化
ポリアクリルアミドなどの水溶性カチオン塩高分子物質
を使用することができ、耐摩耗性付与剤のうち微粉末状
のものの定着率を高める上で有利である。なお、定着助
剤としては、高分子量の水溶性非イオン凝集剤やアニオ
ン性ポリアクリルアミドなどの水溶性アニオン系高分子
物質を使用することができる。また、その他の添加剤と
しては、湿強度向上剤又は消泡剤などを前記スラリー中
に混入添加して使用することがある。
このようにしてつくられた本発明の耐摩耗性化粧板用混
抄紙を用いて耐摩耗性の優れた熱硬化性樹脂化粧板(以
下、耐摩耗性化粧板の製造方法という)について説明す
る。
本発明によれば、オーバーレイ用原紙の裏面側であって
ほぼ中芯部に酸化アルミニウムを主成分とする耐摩耗性
付与剤が偏在する状態ぞ抄造された耐摩耗性化粧板用混
抄紙に熱硬化性樹脂を含浸乾燥した表層紙(オーバーレ
イ含浸紙)を第7図に示すように積層載置して使用する
ことを特徴とする耐摩耗性化粧板の製造方法を提供する
ことができる。
また、前記耐摩耗性付与剤がオーバーレイ原紙に含有さ
れる天然パルプ繊維100重量部に対し5〜50重量%
混入抄造されたものであることが有利である。
第7図は、本発明の耐摩耗性化粧板用混抄紙を用いた熱
硬化性樹脂化粧積層板の断面図の一例を示しだものであ
る。この図面において、(1)はオーバーレイ層であり
、通常α−七μローズ繊維を主成分とするオーバーレイ
紙にメラミン樹脂を含浸又は塗布乾燥したものであって
、耐摩耗性付与剤(2)がこの原紙縦断面の中芯部から
裏面側へ偏在している。そのため、このオーバーレイ紙
の表面樹脂層は賦型板(3)の表面と直接圧締状態で接
触することになるが、耐摩耗性付与剤(2)である研摩
剤は賦型板(3)の表面と接触する部分には少ないので
その表面を傷付けることなく、しかも表面樹脂層の上面
部は透明性が良好となり着色も少なく光沢が均一となる
(4)は、模様層であシ、通常遮弊効果をもつチタン入
シ原紙に各種の模様を印刷した模様紙にメラミン樹脂を
含浸又は塗布乾燥したものであって、この模様印刷部分
(5)は、前記耐摩耗性付与剤(2)によって表面研摩
などの外部から保護されることになる。
(6)ハ、コア一層であシ、通常クラフト紙にフェノー
ル樹脂が含浸又は塗布乾燥されたものである。
そして、これらを一体に平盤多段プレスにより加熱加圧
することによ多熱硬化性樹脂化粧積層板がつくられる。
次に本発明の最も代表的な実施例について説明する。
〔実施例〕
晒しSPパルプを小型ビータを用いて叩解し、水にく− て分散した後、αアルミナを主成分とする耐摩耗性付与
剤を天然パルプに対し25重量部混入添加し、硫酸アル
ミニウム、碕醜址−−−ボリアミドアミンエピクロルヒ
ドリン系湿強方向上剤、非イオン系高分子凝集剤などを
混入添加したスラリーと前記耐摩耗性付与剤のみを混入
しないスラリーとを準備して、JISP8209に記載
の手抄き法によシ積層した湿紙を得て通常の方法により
処理して灰分が17.696の混抄紙を得た。
このようにして得られたオーバーレイ原紙にメラミン樹
脂を含浸して樹脂含浸率が71重量%のメラミン樹脂含
浸オーバーレイ紙を得た。
そして、このメラミン樹脂含浸オーバーレイ紙ヲ最表層
紙(上張シシートともいう)として使用し、第7図に示
すように積層載置し、これらを一体にステンレス製鏡面
賦型板で圧締して、55匁の圧力で加圧し、160℃の
温度で40分間加熱する多段平盤プレスによυ熱圧着し
、耐摩耗性化粧板を得た。
このようにしてつくられた熱硬化性樹脂化粧積層板の表
面研摩試験について、JIS−に−6902にょるテー
パー形アブレーザー試験機を用いて摩耗回数を測定した
ところ、800〜1500回という従来の熱硬化性樹脂
化粧積層板の同試験機による測定値の平均300〜40
0回の概略2〜3倍という極めて良好な結果が得られる
と共に、化粧積層板の表面は光沢や透明性は均一で従来
の耐摩耗性付与剤を使用しない通常のオーバーレイ層と
同様の光沢と透明性を有していた。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によればステンレス?弄りの鏡面
賦型板の表面に研摩キズを全く付けることなく、また抄
造時及び含浸時にも各種のローμ表面に全く傷を付ける
ことなく耐摩耗性の優れた熱硬化性樹脂化粧積層板に用
いられるオーバーレイ混抄紙並びにこの抄造紙を最表層
紙として使用した耐摩耗性化粧板を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は、従来の熱硬化性樹脂化粧積層板の
断面図、第4図及び第5図は従来のオーバーレイ原紙の
断面図、第6図は本発明の耐摩耗性化粧板用混抄紙の断
面図、第7図は本発明の耐摩耗性化粧板用混抄紙を使用
した熱硬化性樹脂化粧積層板の断面図である。 特許出願人 イビデン株式会社 (ほか1名) 第4図 第す図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 オーバーレイ用原紙の裏面側であってほぼ中芯部
    に酸化アルミニウムを主成分とする耐摩耗性付与剤が偏
    在する状態で抄造されて成る耐摩耗性化粧板用混抄紙。 2、前記耐摩耗性付与剤がオーバーレイ用原紙に含有さ
    れる天然パルプ繊維100重量部に対し5〜50重量%
    混入抄造された層を中芯とし、その両表面に10重量%
    以下の耐摩耗性付与剤が混在する3層以上の層の組合せ
    から成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    耐摩耗性イヒ粧板用混抄紙3、第一〇流送箱には天然パ
    ルレグ繊維100重量部に対し少くとも耐摩耗性付与剤
    が10重量%以下含有されたスラリーを準備してオーバ
    ーレイ原紙の表面層100重量部に対し少なくとも耐摩
    耗性付与剤が5〜50重量%含有されたスラリーを準備
    してオーバーレイ原紙の中芯部を形成し、第30流送箱
    又は第10流送箱から分枝した配管には天然パルプ繊維
    100重量部に対し少なくとも耐摩耗性付与剤が10重
    量%以下含有されたスラリーを準備してオーバレイ原紙
    の他面の表面層を形成し、常法により抄造成形すること
    を特徴とする耐摩耗性化粧板用混抄紙の製造方法。 4 オーバーレイ用原紙の裏面側であってほぼ中芯部に
    酸化アルミニウムを主成分とする耐摩耗性付与剤が偏在
    する状態で抄造された耐摩耗性化粧板用混抄紙に熱硬化
    性樹脂を含浸乾燥したオーバーレイ含障紙を最表層紙と
    して使用することを特徴とする耐摩耗性化粧板の製造方
    法。 。 5. 前記耐摩耗性付与剤がオーバーレイ原紙に含
    有される天然パルプ繊維100重量部に対し該原紙の中
    芯部に5〜50重量%混入抄造されたものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項記載の耐
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