JPS60246238A - 被覆光フアイバ冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光ファイバのシμ造工稲において、被覆光
のファイバの冷却を行う肢覆光ブｒイパ冷却装置に関す
る。

〔従来技術〕

第３図は光フアイバ製造装置の一例を示す図である。図
において符号１は石英ガラスを軟化する電気炉、２は電
気炉１から導出された紡糸光ファイバの外径測定器、３
は元ファイバに樹脂を被覆する被覆装置、４は被覆材料
を冷却する被覆光ファイバ冷却装置、５はキャプスタン
であって、外径測定ｅ、２の出力に基づいてその回転数
が制御されることにより光ファイバの外径を調整するも
のである。、また、６はダンサローラであって、ドラム
７の回転速度を制御する装置、７は光ファイバを巻き取
るドラム％　８は被覆光ファイバである。

上記の装置にみられるように、光ファイバに熱可塑性側
１旧を被覆した後に〉いては、徨（脂の配向緩和に基づ
く被覆層の収縮を防ぐため、被覆光ファイバを冷却装置
４にエフ冷却する工うにしてρる。

ところで、従来この冷却に用いられる装置としては、縦
型の貯液槽に被覆光ファイバを導入し、貯液槽内に満た
し九冷却液によって被覆光ファイバを冷却する装置が提
供されている。しかしながら、従来のこの種の装置は、
貯液槽の下部の被覆光ファイバを導出する部分からの冷
却液のもれを防ぐため、その部分に被覆外径とマツチン
グし几シールパツキンを取り付けてい友。このためシー
ルバッキングと被覆との接触抵抗でキャプスタン５と冷
却ｆ＆ｔ１４の冷却槽との間に高い張力がかかり、高速
線引き時光ファイバが破断する惧７ｔが生じると共に、
紡糸外径制御が困難になるという欠点があつ７ｔ、また
更に充分冷却するためには％畏い貯液槽が必要となり、
液体が漏れるという欠点があつ７ｔ、。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、高速線引き時の光ファイバの破断を
防止でき、しかも貯液槽がらの液漏ｎの惧れのない被覆
光ファイバ冷却装置、ｆを提供することにある。

〔発明の構成〕

この発明は、内部に冷却用の液体が請７こ°された貯液
イ１と、この貯液槽の内部に水平方向の軸線を中心とし
て回転自在に支持ざｔ′した１個または複数個のプーリ
とを具備してなるものであり、被覆光ファイバを鉛直方
向に貯液恰内に導入して上記のプーリに掛けたのち上方
へ導出する工うにし１こことを特徴とするものである。

上記のプーリのうらの少くともその一つは鉛直方向に移
動可能に支持することが望ましい。

また、上記プーリのうち少くともその一つけ回転駆動さ
せるよう構成することが望ましい。この場合、ブーりの
回転速度を変更可能に構成することが望ましｒｏ 〔１ｉ！施例〕 ａ！４１図％第２図はこの発明の一実施例を示す図であ
る。これらの図において符号１０は貯液槽であり、その
内部には冷却液が満たされている。この貯液槽１０の上
側には駆動装置１１．１２が配設されており、これら駆
＃Ｊ装置１１．１２の各回転軸にけブーＩＪ　１３　、
１４が同定されている。貯液槽１０の一つの壁部１０ａ
の内面には上下方向にガイド部材１５が固定されておシ
、このガイド部材１５には移動台１６が上下方向移動自
在に取り付けられている。ガイド部材１５の下端部には
軸１７が固定プれ、軸１７にはプーリ１８が回転自在に
取９付けられている。上記プーリ１３゜１８間にはベル
ト１９が掛は渡されており、ベルト１９の一端および他
端は移動台１６に固定されている。

移動台１６には水平方向に軸線を有する軸（図示せず）
が取り付けられており、この軸には大径部２１ａと小径
部２１ｂとからなるプーリ２１が回転自在に支持されて
いる、上記プーリ２１の小径部２１ｂと上記プーリ１４
との間にはベルト２２が掛は渡されている。

この場合ベルト２２は、移動台１６が上下方向に移動し
九場合にも、図示しない！！１４贅装置に工って常にプ
ーリ１４とプーリ２１の小径部２１ｂに密に掛は渡され
るようになっている、 なお、図において８は第３図に示すような装置において
得られる被覆光ファイバである７上記の装置の動作につ
いて説明すると、まず、被覆光ファイバ８を貯液槽ｌＯ
の上方から鉛直方向に垂下させて貯液槽１０内に導入し
、これをブー　ＩＪ　２１の大径部２１ａｌＣ掛けて貯
液槽１０の上端開口部から上方へ導出する。そして駆動
装置１１１に動作させてプーリ１３を回転させ、これに
１ってベル）１９ｔ−移動させて移動台１６をガイド部
材１５に沿って移動させ、もってプーリ２１の大径部２
１ａを貯液槽１０の下部に位置させる。

被覆光ファイバを冷却するに際しては、駆動装置１２を
動作させてプーリ１４を回転させ、この回転力をプーリ
２１に伝達する。被覆光ファイノ（８は、貯液槽ｌＯの
上方からその内部に順次導入され、ブーＩＪ　２１の大
径部２１ａを回って貯液槽１０の上方へ導出され、この
際貯液槽ｌＯ内の冷却液に工って冷却される。この場合
、プーリ２１の回転速度を適切に設定することに工す、
被覆光ファイバ８とプーリ２１との間の摩擦抵抗を無く
することができる。したがってこの装置では、高速線引
き時においても光ファイバの破断を防止することができ
る。

上記の装置によれば、被覆光ファイバ８を貯液槽１０の
開口部から導入、導出するので、貯液槽１０の例えば下
壁部等に被覆光ファイノ（の導出部を形成する必要がな
く、シ九がって貯液槽１０からの液漏れを皆無とするこ
とができる。また、被覆光ファイバ８を貯液槽ｌＯの内
部で折り返すので、冷却距離を長くとることができ、冷
却を効果的に行うことができる。

捷た、この装置を第３図に示す光フアイバ製造装置に組
み込んで、外径測定器２の出力に基づいて１ポ動装置１
２をｉＩ′ＩＩ御することに工りプーリ２１の回転数を
制御すれば、プーリ２１にキャプスタンの機能、すなわ
ち光ファイバの被覆外径を一定の値に制御する機能をも
ｔせ−ることかできる。

本発明に使用する冷却用液体は、特に限定されるもので
はなく、水、油、等常温において液状のものであればよ
−、ｔ＊、本発明における貯液槽、プーリの寸法等も特
に一定の寸法に規定されるものではない、、ｔた。上記
の実施例において、紡糸走行が安定状態（運転）に入つ
ｔ後、例えば貯液槽１０の上端開口部にファイバ走行部
のみ穴を開けた蓋体２５をとシつけることに工り、トリ
クレン、アルコール等の比較的揮発性の高い液体も使用
可能である。

なお、上記の実施例においては、貯液槽の内部に被覆光
ファイバを掛けるプーリを１個設けたが、このブーりの
数は１個に限られることなく、２個以上の複数個であっ
てもよい。

〔発明の効果〕

この発明によれば、被り光ファイバの冷却時にファイバ
に特に張力が加わらないため光ファイバに破ｔｆｒ４１
ｔ−生じることなく、高速紡糸を安定して行うことがで
き、また貯液槽下部に光ファイバの通路を形成する必要
がないため貯液槽の液漏れを皆無とすることができる。

また、貯液槽内のプーリを回転駆動してその回転ａを制
御する工うに構成すれば、紡糸外径を容易に制御するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】 第１図、第２図はこの発明の＝実施例を示すものであり
、第１図は一部を切欠して視た装置の斜視図、第２図は
装置の側１Ｉｙｉ面図、！３図は光フアイバ製造装置の
概略構成図である。 ２・・・・・・外径測定器、４・・・・・・被覆光ファ
イバ冷却装置、訃・・・・・被覆光ファイバ％　ｌＯ・
・・・・・貯液槽、１１．１２・・・・・・駆動装置、
１３，１４，２１・・・・・・７’−ＩＪ、１６・・・
・・・移動台、１９．２２・・・・・・ベルト。 出願人　日本電信電動公社 、τ″弓。 代理人　弁堆士　志　賀　止　ｄ’、へｌ′ｌ第１図 １４ 第２図 ４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｆｉ＋　紡糸した直後の光ファイバに溶融状態の熱可塑
   性樹脂を被覆し、引き続き次の工程で直ちに該熱可塑性
   樹脂被覆層を液体を用いて冷却する光フアイバ製造装置
   における被覆光ファイバ冷却装置であって、内部に冷却
   用の液体が満たされｔ貯液槽と、との貯液槽の内部に水
   平方向の軸線を中心として回転自在に支持され７’ｊ１
   個ま皮は複数個のプーリとを具備してなり、被覆光ファ
   イバを鉛直方向に貯液槽内に導入して上記のブーりに掛
   けたのち上方へ導出するようにしたことを特徴とする被
   覆光ファイバ冷却装置。 （２）上記プーリのうち、少くともその一つが鉛直方向
   に移動可能に支持されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の被覆光ファイバ冷却装置。 （３）　上記プーリのうち、少くともその一つを回転駆
   動させる工うに構成してなることを特徴とする特許績Ｊ
   ｋの範囲ｗＸ１項記載の被覆光ファイバ冷却装置。 （４）　プーリの回転速度を変更することに工り紡糸光
   ファイバの外径を制御する工うに構成したことを特徴と
   する特許請求の範囲礪３項記載の被覆光ファイバ冷却装
   置。