JPS60242128A - 粉粒体搬送用螺旋気流生成装置 - Google Patents
粉粒体搬送用螺旋気流生成装置Info
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- JPS60242128A JPS60242128A JP9450584A JP9450584A JPS60242128A JP S60242128 A JPS60242128 A JP S60242128A JP 9450584 A JP9450584 A JP 9450584A JP 9450584 A JP9450584 A JP 9450584A JP S60242128 A JPS60242128 A JP S60242128A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15D—FLUID DYNAMICS, i.e. METHODS OR MEANS FOR INFLUENCING THE FLOW OF GASES OR LIQUIDS
- F15D1/00—Influencing flow of fluids
- F15D1/0015—Whirl chambers, e.g. vortex valves
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65G53/00—Conveying materials in bulk through troughs, pipes or tubes by floating the materials or by flow of gas, liquid or foam
- B65G53/34—Details
- B65G53/52—Adaptations of pipes or tubes
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- B65G53/58—Devices for accelerating or decelerating flow of the materials; Use of pressure generators
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はイーI′fjJ、鉱石その他の粉粒体状の物質
な管路により搬送する装置に関するものである。
な管路により搬送する装置に関するものである。
化1韮遺
粉粒体を管路により搬送する手段として従来広く用いら
れているのは、搬送用ガス、特に空気を使用する方法で
ある。これは管路に搬送用ガスを圧入して高速のカス流
を形成させ、そのガス流に載せて粉粒体を搬送する方法
である。これを第6図面の簡単な説明すると、粉粒体ホ
ッパー4の下端を、管路1への送入部の径を細くしたノ
ズル7を介して管路に接続し、このノズル部へガス送入
管6がら空気を圧スすると、ノズル7の部分ではガス流
が高速、低圧となるので、ホンパー4からの粉粒体を吸
い込んで管路1を搬送するものである。
れているのは、搬送用ガス、特に空気を使用する方法で
ある。これは管路に搬送用ガスを圧入して高速のカス流
を形成させ、そのガス流に載せて粉粒体を搬送する方法
である。これを第6図面の簡単な説明すると、粉粒体ホ
ッパー4の下端を、管路1への送入部の径を細くしたノ
ズル7を介して管路に接続し、このノズル部へガス送入
管6がら空気を圧スすると、ノズル7の部分ではガス流
が高速、低圧となるので、ホンパー4からの粉粒体を吸
い込んで管路1を搬送するものである。
発註か 9 しようと る、□1へ
このような従来の空気輸送法の大きな欠点は、ガスは管
路1の中で乱流となり、粉粒体は管壁に衝突を繰り返し
ながら搬送されるため、管壁、特に曲管部の管壁の摩耗
か檄しく、短期間で修理や交換を必要とすることである
。
路1の中で乱流となり、粉粒体は管壁に衝突を繰り返し
ながら搬送されるため、管壁、特に曲管部の管壁の摩耗
か檄しく、短期間で修理や交換を必要とすることである
。
木発明者等は、管路中に螺旋気流を生成させると、管壁
に沿って高密度の気体膜が形成されると共に、搬送され
る粉粒体は管路の中心に近い低気体密度の部分を螺旋を
描きなから管壁に全く触れることなく出口方向へ移動す
るので、粉粒体の衝突による管壁の摩耗か生じないこと
を見出し、既に螺旋気流の生成方法、生成装置、及びそ
の応用に関する特許を出願している。即ち、特願昭58
−200731号[固体粒子輸送用螺旋気流生成装置」
、特願昭58−200732号「螺旋気流域に固体粒子
を供給する装置」、特願昭58−228500号「螺旋
気流により固体粒子を輸送する装置」、特願昭58−2
31270号「螺旋気流により固体粒子を輸送する装置
及びその制御方法」、特願昭5?−52238号「管路
に安定な螺旋気流を生成させる装置」、特願昭59−5
2239号「管路に安定な螺旋気流を生成させる装置」
等であるが、粉粒体を螺旋気流域に供給するために通常
の方法でフィーダーを設置するとフィーダーからホ・ン
パーにかけて背圧がかかり、ここから搬送用気体が漏出
すると螺旋気流の安定性に悪影響を与えるために、ホッ
パーを気密にし且つ切替用に2基備える必要があった。
に沿って高密度の気体膜が形成されると共に、搬送され
る粉粒体は管路の中心に近い低気体密度の部分を螺旋を
描きなから管壁に全く触れることなく出口方向へ移動す
るので、粉粒体の衝突による管壁の摩耗か生じないこと
を見出し、既に螺旋気流の生成方法、生成装置、及びそ
の応用に関する特許を出願している。即ち、特願昭58
−200731号[固体粒子輸送用螺旋気流生成装置」
、特願昭58−200732号「螺旋気流域に固体粒子
を供給する装置」、特願昭58−228500号「螺旋
気流により固体粒子を輸送する装置」、特願昭58−2
31270号「螺旋気流により固体粒子を輸送する装置
及びその制御方法」、特願昭5?−52238号「管路
に安定な螺旋気流を生成させる装置」、特願昭59−5
2239号「管路に安定な螺旋気流を生成させる装置」
等であるが、粉粒体を螺旋気流域に供給するために通常
の方法でフィーダーを設置するとフィーダーからホ・ン
パーにかけて背圧がかかり、ここから搬送用気体が漏出
すると螺旋気流の安定性に悪影響を与えるために、ホッ
パーを気密にし且つ切替用に2基備える必要があった。
本発明は管路に螺旋気流を生成させると共に、フィーダ
ー出口部分を負圧にして、常に安定した連続状態で粉粒
体を螺旋気流域に供給することのできる装置を提供する
ものである。
ー出口部分を負圧にして、常に安定した連続状態で粉粒
体を螺旋気流域に供給することのできる装置を提供する
ものである。
即ち本発明は、管路の内径より大きい内径を有する円筒
管の一端が15度以下の傾斜角で管路と同じ径までロー
ト状に縮小されて管路への接続部を構成すると共に管路
と反対側の断面が底板で閉鎖され且つ円筒管側壁に搬送
用カス送入管が設けられている螺旋気流生成管の底板側
から、管路の内径より大きく円筒管の内径より小さい外
径を有する粉粒体供給管を、粉粒体供給管の管路側開口
部と螺旋気流生成管のロート部内壁との間に管路内径の
5分の1以下の幅の同心円状の空隙が形成される位置ま
で挿入しである粉粒体搬送用螺旋気流生成装置である。
管の一端が15度以下の傾斜角で管路と同じ径までロー
ト状に縮小されて管路への接続部を構成すると共に管路
と反対側の断面が底板で閉鎖され且つ円筒管側壁に搬送
用カス送入管が設けられている螺旋気流生成管の底板側
から、管路の内径より大きく円筒管の内径より小さい外
径を有する粉粒体供給管を、粉粒体供給管の管路側開口
部と螺旋気流生成管のロート部内壁との間に管路内径の
5分の1以下の幅の同心円状の空隙が形成される位置ま
で挿入しである粉粒体搬送用螺旋気流生成装置である。
螺旋気流による粉粒体の搬送については上記各出願に記
載されているが、未公開なので、本発明装置を具体的に
説明するに先立って、螺旋気流による粉粒体の搬送とは
如何なるものであるかについて説明する。
載されているが、未公開なので、本発明装置を具体的に
説明するに先立って、螺旋気流による粉粒体の搬送とは
如何なるものであるかについて説明する。
ガスや液体が渦を巻く現象は1例えは竜巻、台風、渦潮
など広く自然界に存在する。
など広く自然界に存在する。
工業的にガスや液体を輸送する場合にも条件次第で渦が
発生するか、これは圧力損失を伴う好ましくない現象と
して、出来るだけ発生を避けるような工夫がなされてき
た。
発生するか、これは圧力損失を伴う好ましくない現象と
して、出来るだけ発生を避けるような工夫がなされてき
た。
本発明者は、このような渦現象に関心を持って基礎的な
研究を行なって来たところ、渦を巻きつつ旋回軸方向に
進行する螺旋気流という形態において各種の工業的利用
が可能であることを見出した。
研究を行なって来たところ、渦を巻きつつ旋回軸方向に
進行する螺旋気流という形態において各種の工業的利用
が可能であることを見出した。
北米大陸中央部に発生するトルネート、即ち大竜巻は牛
馬、自動車、家屋さえも空中へ吸い上げて異なる地点へ
落下させ、大きな被害をもたらすことはよく知られてい
る。日本においても、それほど強力かつ大規検ではない
が、五穀、魚、蛙などを吸い一ヒげて遠方に降らせる、
いわゆる怪雨現象が報告されている。
馬、自動車、家屋さえも空中へ吸い上げて異なる地点へ
落下させ、大きな被害をもたらすことはよく知られてい
る。日本においても、それほど強力かつ大規検ではない
が、五穀、魚、蛙などを吸い一ヒげて遠方に降らせる、
いわゆる怪雨現象が報告されている。
かかる自然現象は不特定地点で不時に発生するので単に
災害を与えるに過ぎないが、類似の現象をあらかじめ設
定した特定の場所の間における安定な「場」として存在
させることができれば、それを利用して物体を輸送する
ことが可能になる。
災害を与えるに過ぎないが、類似の現象をあらかじめ設
定した特定の場所の間における安定な「場」として存在
させることができれば、それを利用して物体を輸送する
ことが可能になる。
人工的に旋回流を発生させるための方法として一般的に
考えられるのは、管内にその内周の切線方向から高速で
気流を送入する方法で、サイクロンその他にも応用され
ている。
考えられるのは、管内にその内周の切線方向から高速で
気流を送入する方法で、サイクロンその他にも応用され
ている。
本発明者は当初この方法を試みたか、気流の送入口伺近
では旋回流が形成されても、管路が長い場合には次第に
消滅して安定に維持することが難しいことが判明した。
では旋回流が形成されても、管路が長い場合には次第に
消滅して安定に維持することが難しいことが判明した。
竜巻の場合は熱−L外気流であるが、空気を管路に強制
的に高速で送入すれば同様に旋回流を発生するかという
と、工業的に空気輸送などで一般に用いられている条件
、即ち圧縮した空気を弁などを通して断熱膨張的に圧力
落差のある状態で送入したのでは乱流を生じるだけで安
定な旋回流は生じない。
的に高速で送入すれば同様に旋回流を発生するかという
と、工業的に空気輸送などで一般に用いられている条件
、即ち圧縮した空気を弁などを通して断熱膨張的に圧力
落差のある状態で送入したのでは乱流を生じるだけで安
定な旋回流は生じない。
そこで本発明者はさらに研究を重ねた結果、管路の径よ
り太い径の円筒管内を長袖方向に流れる平行な気流をロ
ート状に滑らかに縮流して気流平均速度を高めて管路に
送入することにより、管路内に管路断面に関しては旋回
流をなしつつ管路長軸方向に進行する安定な螺旋気流を
生成させることができることを見出した。
り太い径の円筒管内を長袖方向に流れる平行な気流をロ
ート状に滑らかに縮流して気流平均速度を高めて管路に
送入することにより、管路内に管路断面に関しては旋回
流をなしつつ管路長軸方向に進行する安定な螺旋気流を
生成させることができることを見出した。
titJ1図において記号2で示したのが上記の条件を
満たす螺旋気流生成管であり、管路1の内径より大きい
内径を有する円筒管21の一端が15度以下の傾斜角(
第2図のα)で管路と同じ径までロート22状に縮小さ
れて管路lへの接続部を構成していると共に、管路と反
対側は底板23で閉鎖され、且つ円筒部側壁に搬送用ガ
ス送入管24が設けられている。このガス送入管は、図
示の茹く底板23から離れた位置に、送入されるガスが
円筒管の中心軸をよぎり且つやや斜め後方に向うように
取付けるのが好ましい。
満たす螺旋気流生成管であり、管路1の内径より大きい
内径を有する円筒管21の一端が15度以下の傾斜角(
第2図のα)で管路と同じ径までロート22状に縮小さ
れて管路lへの接続部を構成していると共に、管路と反
対側は底板23で閉鎖され、且つ円筒部側壁に搬送用ガ
ス送入管24が設けられている。このガス送入管は、図
示の茹く底板23から離れた位置に、送入されるガスが
円筒管の中心軸をよぎり且つやや斜め後方に向うように
取付けるのが好ましい。
この螺旋気流生成管の構成を機能面から説明すると、ま
ずガス送入管24は円筒管の底板23から離れた位置に
取り付けであるので円筒管の底板付近にはガスのたまり
が出来る。ガス送入管から送入されたガスは、上記のガ
スのたまりに斜めにあたり反転してロート部の方に向か
うが、この際ガスのたまりはり・ンションのような作用
をして、送入ガスの微細な脈動や送入時に生じた乱れを
消去し圧力落差のない均圧状態でガスをロートの方へ押
し戻す。ガス送入管を円筒の軸心に向けて取り付けるの
は、ここで旋回ベクトルを生じるのを避けるためである
。
ずガス送入管24は円筒管の底板23から離れた位置に
取り付けであるので円筒管の底板付近にはガスのたまり
が出来る。ガス送入管から送入されたガスは、上記のガ
スのたまりに斜めにあたり反転してロート部の方に向か
うが、この際ガスのたまりはり・ンションのような作用
をして、送入ガスの微細な脈動や送入時に生じた乱れを
消去し圧力落差のない均圧状態でガスをロートの方へ押
し戻す。ガス送入管を円筒の軸心に向けて取り付けるの
は、ここで旋回ベクトルを生じるのを避けるためである
。
かくしてガス送入管の取付位置から先の円筒管内では、
ガスは長袖方向に流れる平行な気流としてロート22の
方へ移動する。
ガスは長袖方向に流れる平行な気流としてロート22の
方へ移動する。
円筒管の長yを十分に長くすれば、その間に整流作用が
行われるので、ガス送入管の取4=j角度は必ずしもL
記の要件を満たす必要!±ない。
行われるので、ガス送入管の取4=j角度は必ずしもL
記の要件を満たす必要!±ない。
tff−ト22は15度以下の傾斜角で次第にせばめて
管路径に等しくなるようにしであるので、円筒管内を移
動してきた気流はここで滑らかに縮流して次第に速度が
増加し、一定速度(約20m/秒)以上になると管路内
に螺旋気流を生成する。
管路径に等しくなるようにしであるので、円筒管内を移
動してきた気流はここで滑らかに縮流して次第に速度が
増加し、一定速度(約20m/秒)以上になると管路内
に螺旋気流を生成する。
本発明装置に供給するガスはできるだけ脈動のないもの
を使用する必要がある。圧力は高圧を要しないので、ガ
ス供給源としては往復運動のコンプレ・ンサーよりもブ
ロワ−の方が好ましい。必要に応じサージタンクを設け
て脈動を消去する。
を使用する必要がある。圧力は高圧を要しないので、ガ
ス供給源としては往復運動のコンプレ・ンサーよりもブ
ロワ−の方が好ましい。必要に応じサージタンクを設け
て脈動を消去する。
ガスの種類として最も一般的なのは空気であるが、必要
に応じ窒素、水素その他常温でガス状のもののほか、系
全体を高温にして常温では液状のものをガス化して使用
することもできる。
に応じ窒素、水素その他常温でガス状のもののほか、系
全体を高温にして常温では液状のものをガス化して使用
することもできる。
このようにして生成した螺旋気流域に粉粒体を供給すれ
ば、粉粒体も螺旋運動を行いつつ、管路内を搬送される
。
ば、粉粒体も螺旋運動を行いつつ、管路内を搬送される
。
本発明は特に螺旋気流域への粉粒体の供給手段に特色が
あり、これを第1図及びその部分拡大図である第2図と
そのA−A線断面図である第3図により説明すると、管
路lの内径より大きく螺旋気流生成管の円筒管21の内
径より小さい外径を有する粉粒体供給管3が、螺旋気流
生成管2の底板23側から、その管路側開口部32と螺
旋気流生成管のロート部22の内壁との間に形成される
同心円状の空隙の幅dが管路内径りの5分の1以下にな
る位置まで挿入しである。
あり、これを第1図及びその部分拡大図である第2図と
そのA−A線断面図である第3図により説明すると、管
路lの内径より大きく螺旋気流生成管の円筒管21の内
径より小さい外径を有する粉粒体供給管3が、螺旋気流
生成管2の底板23側から、その管路側開口部32と螺
旋気流生成管のロート部22の内壁との間に形成される
同心円状の空隙の幅dが管路内径りの5分の1以下にな
る位置まで挿入しである。
このような位置関係では、ガス送入管24から送入され
たガスはロート部と粉粒体供給管との間の同心円状空隙
からロート部の傾斜面に沿って斜め方向に高速で管路内
に送入され、管路内に螺旋気流を形成すると共に、粉粒
体供給管の出口部分の圧力を低下させる。
たガスはロート部と粉粒体供給管との間の同心円状空隙
からロート部の傾斜面に沿って斜め方向に高速で管路内
に送入され、管路内に螺旋気流を形成すると共に、粉粒
体供給管の出口部分の圧力を低下させる。
この圧力低下の程度は、同心円状空隙の幅が小さい程、
またガス流量が多い稈大きくなる。空隙の幅が小さけれ
ば少ないガス流量で大気圧に対して負正になるまで圧力
を低下させることができるし、空隙の幅が大きくてもガ
ス流量を増加させれば同様に負圧にすることができるが
、空隙の幅が管路内径の5分の1を越えると、ガス流量
を増加させても負正にすることは困難であり、実用的で
ない。
またガス流量が多い稈大きくなる。空隙の幅が小さけれ
ば少ないガス流量で大気圧に対して負正になるまで圧力
を低下させることができるし、空隙の幅が大きくてもガ
ス流量を増加させれば同様に負圧にすることができるが
、空隙の幅が管路内径の5分の1を越えると、ガス流量
を増加させても負正にすることは困難であり、実用的で
ない。
粉粒体供給管の他の一端31は粉粒体ホッパー4に接続
される。管路側開口部が負圧になれば粉粒体は螺旋気流
に吸い込まれるので、スクリューフィーター、ロータリ
ーフィーダーのような機械的フィーダーは必ずしも必要
でないが、粉粒体の供給量をコントロールする目的でこ
れらを使用することは差支えない。
される。管路側開口部が負圧になれば粉粒体は螺旋気流
に吸い込まれるので、スクリューフィーター、ロータリ
ーフィーダーのような機械的フィーダーは必ずしも必要
でないが、粉粒体の供給量をコントロールする目的でこ
れらを使用することは差支えない。
本発明の装置は任意の角度で設置できる。第4図には縦
方向に設置した場合を示す。41は粉粒体供給量をコン
トロールするダンパーである。第5図はホッパーからの
配管を斜め方向にして、粉粒体の供給をスムーズにした
配置である。
方向に設置した場合を示す。41は粉粒体供給量をコン
トロールするダンパーである。第5図はホッパーからの
配管を斜め方向にして、粉粒体の供給をスムーズにした
配置である。
10目
外径62.mm、内径50 m m、長さ15mのプラ
スデックチューブ製の管路に、第1図に示した構成の円
筒管内径90 m m、ロート部傾斜角15度、管路接
続部内径50mmの螺旋気流生成管の底板側から、外径
60 m mの粉粒体供給管を、粉粒体供給管の管路側
開口部と螺旋気流生成管のロート部内壁との間に形成さ
れる同心円状の空隙の幅が1mmになるように挿入して
設置した本発明の粉粒体搬送用螺旋気流生成装置を接続
した。
スデックチューブ製の管路に、第1図に示した構成の円
筒管内径90 m m、ロート部傾斜角15度、管路接
続部内径50mmの螺旋気流生成管の底板側から、外径
60 m mの粉粒体供給管を、粉粒体供給管の管路側
開口部と螺旋気流生成管のロート部内壁との間に形成さ
れる同心円状の空隙の幅が1mmになるように挿入して
設置した本発明の粉粒体搬送用螺旋気流生成装置を接続
した。
最高圧力0.6Kg/cm2のルーツブロワ−を使用し
、空気を2.4.6.8m3/分の割合で螺旋気流生成
装置に送入した時の、ホッパーにおける圧力を測定した
結果を第7図に示す。ここで横軸はカス送大量m3/分
、縦軸は圧力Kg/cm2を示す。螺旋気流生成管内部
の圧力は流れを乱さずに測定することができないので、
ホッパーを市閉しホッパー内の圧力を圧力計5により測
定したが、粉粒体供給管開口部の圧力はこれよりさらに
低圧であることが予想される。
、空気を2.4.6.8m3/分の割合で螺旋気流生成
装置に送入した時の、ホッパーにおける圧力を測定した
結果を第7図に示す。ここで横軸はカス送大量m3/分
、縦軸は圧力Kg/cm2を示す。螺旋気流生成管内部
の圧力は流れを乱さずに測定することができないので、
ホッパーを市閉しホッパー内の圧力を圧力計5により測
定したが、粉粒体供給管開口部の圧力はこれよりさらに
低圧であることが予想される。
正月
本発明装置により生成した安定な螺旋気流は、トルネー
トや竜巻と同じように物体の搬送能力を有している。即
ち粉粒体供給管から管路入口の螺旋気流域に粉粒体を供
給すれば、その粉粒体も螺旋を描きつつ管路出口まで搬
送される。また丁度管軸部に供給された粉粒体は殆ど直
線状に非常な速度で管路の出口に向う。
トや竜巻と同じように物体の搬送能力を有している。即
ち粉粒体供給管から管路入口の螺旋気流域に粉粒体を供
給すれば、その粉粒体も螺旋を描きつつ管路出口まで搬
送される。また丁度管軸部に供給された粉粒体は殆ど直
線状に非常な速度で管路の出口に向う。
見旅涜」
実施例1で用いた螺旋気流生成装置を使用し、管路内の
気流平均速度24m/秒となるような条件下で合成樹脂
ペレット(径5mm、長さ5mmの円柱状)を連続的に
供給し、管路の途中をストロホライI・で照らして観察
したところ、ペレツトか螺旋を描きつつ出口方向に進行
していることを確認できた。
気流平均速度24m/秒となるような条件下で合成樹脂
ペレット(径5mm、長さ5mmの円柱状)を連続的に
供給し、管路の途中をストロホライI・で照らして観察
したところ、ペレツトか螺旋を描きつつ出口方向に進行
していることを確認できた。
さらに管壁に近いところで運動しているペレットに比べ
て、管の中心に近いところを通るペレットは速度か速く
、追い抜き現象を示していることが観察できた。
て、管の中心に近いところを通るペレットは速度か速く
、追い抜き現象を示していることが観察できた。
またこの実験を長時間続けたにも拘らず、プラスデック
チューブの柔らかい内壁に傷は全くつかず、ペレツトが
内壁に直接接触していないことも確認できた。
チューブの柔らかい内壁に傷は全くつかず、ペレツトが
内壁に直接接触していないことも確認できた。
以1−の実施例から明らかなように、管路内部には安定
な螺旋気流が形成されている。螺旋気流な管路断面に投
影して見れば回転連動であり、その回転に伴う遠心力に
より内部の気体粒子は外側に投げ出される結果、管内壁
に沿って圧縮された薄い気層を形成し、内部は気体密度
が低くなる。この気体密度が低い部分において@旋気流
が存在しているのである。しかも実施例2から推定され
るように、螺旋気流の管軸方向の進行速度は管の中心部
に近づくほど速くなる。一方気体密度は管の中心部に近
づくほど小さくなる。
な螺旋気流が形成されている。螺旋気流な管路断面に投
影して見れば回転連動であり、その回転に伴う遠心力に
より内部の気体粒子は外側に投げ出される結果、管内壁
に沿って圧縮された薄い気層を形成し、内部は気体密度
が低くなる。この気体密度が低い部分において@旋気流
が存在しているのである。しかも実施例2から推定され
るように、螺旋気流の管軸方向の進行速度は管の中心部
に近づくほど速くなる。一方気体密度は管の中心部に近
づくほど小さくなる。
免艶辺A】
(1)本発明装置により形成された螺旋気流により粉粒
体は管路の管壁に衝突することなく管路出口まで搬送さ
れるので、管路の摩耗を生じない。
体は管路の管壁に衝突することなく管路出口まで搬送さ
れるので、管路の摩耗を生じない。
(2)螺旋気流域への粉粒体供給管出口が負圧になるの
で、フィーダーやホッパーにハックプレッシャーがかか
らず、粉粒体の供給が容易になる。
で、フィーダーやホッパーにハックプレッシャーがかか
らず、粉粒体の供給が容易になる。
第1図は本発明装置の基本構成を示す説明図、第2図は
第1図に示した装置の部分拡大図、第3図は第2図のA
−A線における断面図、第4図及ひ第5図は本発明装置
の配で例を示す図、第6図は従来の空気輸送における粉
粒体のフィード機構を示す図、第7図は本発明装置を使
用した実施例1による測定結果を示す図で、横軸は送入
ガス流量(m3/秒)、縦軸はホッパーにおける測定圧
力(Kg/cm2)である。 出願人 川崎製鉄株式会社 代理人 弁理士 青麻昌二 笥、7772ルル。 第 7圓
第1図に示した装置の部分拡大図、第3図は第2図のA
−A線における断面図、第4図及ひ第5図は本発明装置
の配で例を示す図、第6図は従来の空気輸送における粉
粒体のフィード機構を示す図、第7図は本発明装置を使
用した実施例1による測定結果を示す図で、横軸は送入
ガス流量(m3/秒)、縦軸はホッパーにおける測定圧
力(Kg/cm2)である。 出願人 川崎製鉄株式会社 代理人 弁理士 青麻昌二 笥、7772ルル。 第 7圓
Claims (1)
- 管路の内径より大きい内径を有する円筒管の一端が15
度以下の傾斜角で管路と同じ径までロート状に縮小され
て管路への接続部を構成すると共に管路と反対側の断面
が底板で閉鎖ごれ丘つ円筒管側壁に搬送用カス送入管が
設けられている螺旋気流生成管の底板側から、管路の内
径より大きく円筒管の内径より小さい外径を有する粉粒
体供給管を、粉粒体供給管の管路側開口部と螺旋気流生
成管のロート部内壁との間に管路内径の5分の1以下の
幅の同心円状の空隙が形成される位置まで挿入しである
ことを特徴とする粉粒体搬送用螺旋気流生成装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9450584A JPS60242128A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 粉粒体搬送用螺旋気流生成装置 |
KR1019840005315A KR850002437A (ko) | 1983-09-03 | 1984-08-30 | 파이프라인 내에서 나선기류를 발생시켜 이용하는 장치 및 방법 |
CA000462304A CA1244067A (en) | 1983-09-03 | 1984-08-31 | Apparatus and method for the generation and utilization of a spiral gas stream in a pipeline |
AU32668/84A AU3266884A (en) | 1983-09-03 | 1984-09-03 | Spiral gas stream generation |
DE8484110434T DE3470916D1 (en) | 1983-09-03 | 1984-09-03 | Apparatus and method for generating a spiral gas stream in a pipeline |
BR8404395A BR8404395A (pt) | 1983-09-03 | 1984-09-03 | Aparelho e processo para a geracao de um fluxo de gas emespiral em uma tubulacao e aparelho e processo para o transporte de particulas solidas atraves de um fluxo de gas em espiral em uma tubulacao e processo para a secagem ou condentracao de particulas solidas contendo ou sendo a companhadas de meterias volateis e aparelho para o transporte e desidratacao de particulas solidas depositadas no fundo de agua e processo para a pulverizacao de particulas solidas e processo para promover uma reacao quimica |
EP19840110434 EP0138015B1 (en) | 1983-09-03 | 1984-09-03 | Apparatus and method for generating a spiral gas stream in a pipeline |
US07/045,187 US4762148A (en) | 1983-09-03 | 1987-05-01 | Apparatus and method for the generation and utilization of a spiral gas stream in a pipeline |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9450584A JPS60242128A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 粉粒体搬送用螺旋気流生成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60242128A true JPS60242128A (ja) | 1985-12-02 |
Family
ID=14112170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9450584A Pending JPS60242128A (ja) | 1983-09-03 | 1984-05-14 | 粉粒体搬送用螺旋気流生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60242128A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007112589A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 粉体搬送装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520674U (ja) * | 1978-07-27 | 1980-02-08 | ||
JPS5738222A (en) * | 1980-08-13 | 1982-03-02 | Takuo Mochizuki | Flow delivering apparatus using jet flow |
-
1984
- 1984-05-14 JP JP9450584A patent/JPS60242128A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520674U (ja) * | 1978-07-27 | 1980-02-08 | ||
JPS5738222A (en) * | 1980-08-13 | 1982-03-02 | Takuo Mochizuki | Flow delivering apparatus using jet flow |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007112589A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 粉体搬送装置 |
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