JPS60239884A

JPS60239884A - 認識装置

Info

Publication number: JPS60239884A
Application number: JP59096966A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Kojima; 雅広小島
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1984-05-15
Filing date: 1984-05-15
Publication date: 1985-11-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ｆａｔ産業上の利用分野本発明は、帳票、図面などに記載された文字・図形を認
識する画像ｖ２識装置に関する。

帳票、図面などに記載された文字・図形を認識する画像
認識装置、例えば光学文字読取装置は、フォーマントの
定められた帳票を入力して、そのフォーマットに基づい
て所定位置にある文字を読取るものであるが、そのため
には、読取るべき帳票の種類に応じてフォーマッ−トを
セントし、帳票を所定の方向に揃えて入力する必要があ
った。

この帳票の設定方向が任意であり、またフォーマットの
セットが任意であるような光学文字読取装置が実現でき
れば、操作は極めて容易となり望ましいことである。

ｆｂ）従来の技術上記画像認識装置、例えば光学文字読取装置は、帳票な
どの媒体を光学的に走査し、所定位置にある文字を認識
するものであって、一般につぎに説明するように構成さ
れている。

第２図は、代表的な光学文字読取装置の構成ブロック図
を示す。図において、１は走査部、１ａは２値化回路部
、１ｂは画像情報記憶部、２はフォーマント定義体、３
は認識部、３ａは認識用文字切出し情報記憶部、３ｂは
認識用辞書、４は制御部をそれぞれ示す。図中において
、各構成要素間を結ぶ１本実線は制御線を示し、２本実
線はデータ線を示す。

帳票などの媒体を光学的に走査して得られた出力は、２
値化回路部１ａにおいて２値化され、画像情報記憶部１
ｂに格納される。帳票上のフォーマント情報は予め、フ
ォーマント定義体２に格納してあり、これから読取るべ
き帳票の種類に応じて操作者がセットしたフォーマット
情報に基づいて、読取るべきフィールド内の文字が切り
出され、認識用文字切出し情報記憶部３ａに記憶される
。このフィールド内の文字は、認識用辞書３ｂと照合さ
れて認識され出力される。

第３図は、フォーマット定義体２による帳票フォーマン
ト情報の格納方法を説明する図である。

図で示すように、フォーマント定義体２に格納されるフ
ォーマット・テーブルには、帳票サイズ、後に詳細に説
明する特定画像情報位置、および読取対象文字や図形の
記載される各フィールドの位置と大きさが記憶される。

（Ｃ）発明が解決しようとする問題点従来の光学文字読取装置において、帳票上の文字を読取
らせ、認識させようとする場合には、装置にこれから読
取るべき帳票の種類をセットし、帳票を所定の向きに揃
えてから、紙送りにかけて読取らせることが必要であっ
た。

帳票を、誤って９０°回転させて入力したり、逆の向き
（１８０°回転）で入力した場合には、光学文字読取装
置は読取り不能としてリジェクトすることになる。従っ
て、帳票の入力には細心の注意が必要となり、誤って入
力すると、いたずらにリジェクト率を増大させるもので
あった。

さらに、読取り開始前に、帳票フォーマットの種類をセ
ットしておく必要があり、これを誤ると、同じく読取り
不能としてリジェクトされるものであった。

ｔｄ１問題点を解決するための手段本発明は、上記問題点を解消した、帳票の設定方向が任
意であり、さらに帳票種類の設定が任意な認識装置を提
供するものであって、その手段は、走査部に格納されて
いる画像情報の画像を回転させる回転回路部と、同じく
格納されている画像情報から特定画像情報を検出する特
定画像情報検出部とを具備させるよう構成した本発明に
よって達成される。

即ち、上記格納されている画像情報中の媒体画像から媒
体の辺の寸法を算出して、上記フォーマット定義体の格
納情報中から選択設定したフォーマント情報に基づく媒
体の辺の寸法と比較した結果と、上記特定画像情報検出
部の特定画像情報検出結果とから回転角度を決定して、
前記格納されている媒体の画像を、回転回路部によって
回転させた後、認識処理を行うよう構成するものである
。

さらに、上記媒体画像の辺の寸法と、上記フォーマット
情報に基づく媒体の辺の寸法との比較゛結果、および上
記特定画像情報の検出結果から、媒体とフォーマント情
報の不一致を判定し、フォーマット情報の設定を切り換
えるよう構成することもがきる。

（ｐＨ作用上記の問題を解決するための手段によって、走査部に格
納されている画像情報中から媒体の画像を抽出してその
寸法を、設定しであるフォーマット情報に基づく媒体の
寸法とを比較し、且つ媒体の特定個所に付けられた特定
画像情報の検出結果とを組合わせることによって、媒体
が正規方向から何度回転しているかを判断し、格納画像
情報をその角度だけ回転させて、しかる後通常の認識処
理を行うものである。また、画像情報から抽出した媒体
の寸法と、フォーマット情報に基づく媒体の寸法との比
較結果および特定画像情報の検出結果とから、入力媒体
とフォーマット情報の不一致を判断してフォーマントの
設定を自動的に切り替えるようにすることができる。

ｆｆｌ実施例以下第１図（Ａ）〜（Ｇ）に示す実施例によって、本発
明の要旨を具体的に説明する。全図を通じて同一符号は
同一の対象物を示す。

第１図（Ａ）は、本発明の一実施例である光学文字読取
装置の構成ブロック図を示す。図において、１〜４は第
２図と同一の対象物を示し、５は回転回路部、６は特定
画像情報検出部を示す。

回転回路部５は、画像情報記憶部１ｂに格納された画像
情報中の帳票領域を所定角度回転させる回路であり、特
定画像情報検出部６は、帳票領域の特定位置において、
特定画像情報（帳票の特定位置に付けられる特定形状の
マークであって、本実施例では以下ラインマーカという
）の像を検出する回路である。

第１図（Ｂ）および（Ｃ）は、本発明の一実施例の主要
部の動作をフローチャートで示したものであり、本図に
従ってその動作を説明する。まず読取るべき帳票の種類
に応じて、フォーマットが予めセットしであるものとし
てスタートする。

入力された帳票の光学的走査出力は、２値化されて画像
情報記憶部１ｂに格納される。

第１図（Ｄ）は、画像情報記憶部１ｂに帳票の画像が格
納された状態を示す図であって、（ａ）図は帳票が正規
の方向にある場合を、（ｂ）図は帳票が９０°回転した
状態にある場合を示す。図において、Ｐ、　［１，Ｒは
帳票の３つの頂点、門はラインマーカを示す。ラインマ
ーカは帳票上の特定個所（例えば第１桁目の右端）に例
えば２×５１の黒マークとして付けられる。

以下、第１図（Ｂ）および（Ｃ）のフローチャートの各
ステップに付けた符号■、■、−に従って説明する。

■帳票の３つの頂点Ｐ、Ｑ、Ｒをめる。帳票の頂点Ｐ、
　Ｑ、　Ｈの位置座標は走査部において画像情報記憶部
１ｂに書込む時点で、白黒の変化と連続性から容易にめ
ることができる。

■Ｐ、Ｑ、Ｒの位置座標の減算から入力帳票の横の長さ
Ｘおよび縦の長さｙをもとめる。

■セットしであるフォーマット情報の示す帳票の横長さ
Ｘと■で算出したＸが等しいか否かを調べる。等しけれ
ば■”へ、等しくなければ■へ移る。

■フォーマット情報の示す帳票縦長さＹがＸに等しいか
８周ぺる。Ｙｅｓならば■に移り、Ｎｏならば帳票とフ
ォーマントが不一致であるとしてアラームされる。

■’　ｙ＝ｙ　か否かを調べる。Ｙｅｓならば■へ移り
、Ｎｏならば帳票とフォーマントが不一致としてアラー
ムされる。

■　ｘ＝ｙ　か否かを調べる。Ｙｅｓならば■へ移り、
Ｎｏならば帳票とフオニマソトが不一致としてアラーム
される。

■　Ｘ＝Ｙ　か否かを調べる。Ｙｅｓならば、正方形帳
票として、第１図（Ｃ）に示す処理に移る。

Ｎｏならば、長方形帳票として■の処理へ移る。

■　Ｘ＝ｘ；Ｙ＝ｙか否かを８周べる。Ｙｅｓならば帳
票が縦方向に入力されたことを示し、■の処理へ移る。

Ｎｏならば帳票が横方向に入力されたことを示し、■゛
の処理へ移る。

ついで、■および■の方向パターンによるラインマーカ
の検出作業に移るが、ここで方向パターンおよびライン
マーカの検出について説明しておく。

第６図は、方向パターンを示す図であって、帳票の正規
方向でのパターンを■とし、１０００回転したパターン
を■、９０°回転したパターンを■、２７０°回転した
パターンを■としている。

特定画像情報検出部６は、フォーマット・テーブル内の
ラインマーカ位置定義情報を用いて、それぞれの方向パ
ターンに基づいて、帳票領域の画像情報からラインマー
カを検出する。それぞれの方向パターンに基づくライン
マーカの有無情報によって帳票の回転が判断される。

■方向パターン■によってラインマーカを検出する。

■ラインマーカが検出されれば■へ移り、検出されなけ
れば　［相］へ移る。

■°方向パターン■によってラインマーカを検出する。

■″　ラインマーカが検出されれば０へ移り、検出され
なけれ　ば＠へ移る。

［相］帳票の回転を１８０°と判断する。

■帳票の回転を　０　°と判断する。

■帳票の回転を２７０°と判断する。

［相］帳票の回転を　９０６と判断する。

■［相］〜０の帳票回転角度の判断に基づいて、回転回
路部５によって格納画像情報の帳票領域を回転させる。

勿論回転角度θ−０°のときは回転させない。

［相］回転された画像に基づいて、通常の認識処理を行
う。

一般に画像の回転を行うには多量の回路を必要とするが
、本発明におけるように９０°単位の回転であると、必
要回路量は余り多くはならない。

回転された画像によって通常の認識処理が行われる。

つぎに、上記のステップ■において正方形帳票と判断さ
れた場合には、第１図（Ｃ）に示すフローチャートに示
す手順に移る。

［相］方向パターン■によって、ラインマーカを検出す
る。

Ｏラインマーカが検出されれば［相］へ移る。Ｎｏなら
ば、［相］゛へ移る。

［相］゛方向パターン■によって、ラインマーカを検出
する。

Ｏ′　ラインマーカが検出されれば０へ移る。ＮＯなら
ば、［相］゛′へ移る。

［相］°゛方向パターン■によって、ラインマーカを検
出する。

Ｏ゛ラインマーカ検出されれば＠へ移る。Ｎ。

ならば、■へ移る。

■、■　第１図（Ｂ）と同一である。

第１図（Ｆ）および（Ｇ）は、本発明の第２の実施例の
動作を示すフローチャート図である。

第１図（Ｂ）および（Ｃ）と同一の機能を行う部分は一
部省略して書いてあり、また第１図（Ｂ）および（Ｃ）
のフローチャートにおけるステ・ノブと同一の機能を行
うものは同一の符号を用いている。

この実施例においては帳票フォーマ・ノドのセットは任
意でよい。

格納されである画像情報から算定した帳票の寸法は、任
意にセットしであるフォーマ・ノド情報による帳票寸法
と比較され、判定■、■゛および■によって不一致が検
出されると、ステップ［相］によって寸法の異なるフォ
ーマットに切り換える制御を行い、再び寸法の比較を行
う。

同一寸法の帳票であっても、フォーマットの異なるもの
は異なる位置にラインマーカを付けるようにしであるの
で、［相］および［相］゛のラインマーカ検出結果の判
定［相］および［相］”によって、ラインマーカの検出
されない場合は、帳票とフォーマントとが不一致と判断
して、ステップ■によって同一寸法の他のフォーマント
に切り換え、再び方向パターンによるラインマーカの検
出を行う。このフォーソトの切り換えを予め定めた順序
で一致が行われるまで繰り返す。

第１図（Ｇ）は、正方形帳票の場合の、方向パターンに
よるラインマーカの検出処理時における帳票とフォーマ
ットの不一致検出と、フォーマット切り換え処理を示し
たものである。ステップ［相］゛°゛によるラインマー
カの検出結果の判定Ｏ゛°がＮｏであれば、帳票とフォ
ーマットの不一致と判断して、ステップ■によって、同
一寸法の他のフォーマントと切替えて、［相］のライン
マーカ検出に移り、これを一致が行われるまで繰り返す
。

（ｇ）発明の効果以上説明したように本発明は、媒体がどのように回転さ
れて入力されても認識することができ、即ち媒体の設定
方向を任意とした認識装置を提供するものであって、認
識装置の総合処理能力を上げ、その工業的効果は大きい
。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）は本発明の一実施例の構成ブロック図、第１図（Ｂ）および（Ｃ）は本発明の第１の実施例の動
作を示すフローチャート図、第１図（Ｄ）は画像情報記憶部における帳票像を示す図
、第１図（Ｅ）は方向パターンを説明する図、第１図（Ｆ
）および（Ｇ）は本発明の第２の実施例の動作を示フロ
ーチャート図、第２図は従来の代表的な認識装置の構成ブロック図、第３図はフォーマット定義体の説明図である。図面において、１は走査部、　１ａは２値化回路部１ｂは画像情報記憶部　２はフォーマット定義体３は認
識部　３ａは認識用文字切出し情報記憶部３ｂは認識用辞書　４は制御部５は回転回路部　６は特定画像情報検出部Ｐ、　Ｑ、　
Ｒは帳票頂点　Ｈはラインマーカをそれぞれ示す。峯　１　門　（Ｃ−）次の処理へ＊　ｊ　圀ＣＤ）芥　１　図　（Ｅ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　帳票、図面等の媒体上の情報を光学的に走査し
、該走査によって得られた画像情報を２値化して記憶回
路に格納する走査部と、予め与えられた媒体上のフォー
マット情報を格納するフォーマント定義体と、該フォー
マット情報に従って前記格納されている画像情報から文
字・図形画像を切り出し、認識する認識部と、前記各郡
全体の動作を制御する制御部とから成る認識装置におい
て、前記格納されている画像情報の画像を回転させる回
転回路部と、前記格納されている画像情報から特定画像
情報を検出する特定画像情報検出部とを具備させるよう
構成したことを特徴とする認識装置。
（２）上記格納されている画像情報中の上記媒体画像か
ら該媒体の辺の寸法を算出して、上記フォーマット定義
体の格納情報中から選択設定したフォーマント情報に基
づく媒体の辺の寸法と比較した結果と、上記特定画像情
報検出部の特定画像情報検出結果とから回転角度を決定
して、前記格納されている媒体の画像を、回転回路部に
よって回転させた後、認識処理を行うよう構成したこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の認識装置。
（３）上記媒体画像から算出した該媒体の辺の寸法と、
上記フォーマット情報に基づく媒体の辺の寸法との比較
結果、および上記特定画像情報の検出結果から、媒体と
フォーマット情報の不一致を判定し、フォーマント情報
の設定を切り換えるよう構成したことを特徴とする特許
請求範囲第１項記載の認識装置。