JPS60239447A - アミノフエノ−ル類の安定化方法 - Google Patents
アミノフエノ−ル類の安定化方法Info
- Publication number
- JPS60239447A JPS60239447A JP9740284A JP9740284A JPS60239447A JP S60239447 A JPS60239447 A JP S60239447A JP 9740284 A JP9740284 A JP 9740284A JP 9740284 A JP9740284 A JP 9740284A JP S60239447 A JPS60239447 A JP S60239447A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aminophenols
- stannous chloride
- stabilizing
- stabilization
- solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアミノフェノール類の新規な安定化方法に関す
る。
る。
アミンフェノール類、就中特に次の一般式(1)
(式中、翼は水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル
基を示す) で表わされるアミノフェノール及びその塩、例えば・−
アミノフェノール、m−アミノフェノール、p−7ミノ
フエノール、4−クロ0−2−7ミノフエノール、4−
メチル−2−アミノフェノール等には染料、医薬品等の
合成中間体として有用なものが多い。
基を示す) で表わされるアミノフェノール及びその塩、例えば・−
アミノフェノール、m−アミノフェノール、p−7ミノ
フエノール、4−クロ0−2−7ミノフエノール、4−
メチル−2−アミノフェノール等には染料、医薬品等の
合成中間体として有用なものが多い。
しかし、これらのアミンフェノール類は酸化を受け易く
、特に含水状態わるいは高温下において著しい。従って
、これは保存中に徐々に着色し、褐色を経て黒褐色とな
シ、純度が低下する。そして、このようにして酸化され
たアミノフェノール類を原料として用いると、反応収率
が低いと共に、反応生成物が著しく着色し、精製が極め
て困難であり、その結果生産コストが尚くなる。
、特に含水状態わるいは高温下において著しい。従って
、これは保存中に徐々に着色し、褐色を経て黒褐色とな
シ、純度が低下する。そして、このようにして酸化され
たアミノフェノール類を原料として用いると、反応収率
が低いと共に、反応生成物が著しく着色し、精製が極め
て困難であり、その結果生産コストが尚くなる。
斯かる実情から、従来は、■製造したアミラフエノール
類を直ちに次の工程に用いる方法、■亜硫酸塩又は亜硫
酸水素塩を加える方法、おるいは■使用する際にnmを
行う方法等がとられて来た。しかしながら、■の方法は
、同一工場内以外では実施できないという欠点がめ夛、
また■の方法は、その@化防止効果が充分でなく、特に
高温下においてはすぐに効力がなくなってしまうという
欠点がめシ、更にまた■の方法は、工程がふえて操作が
煩雑であるという欠点がオシ、何れも工業的方法として
不利なるを免れなかった。
類を直ちに次の工程に用いる方法、■亜硫酸塩又は亜硫
酸水素塩を加える方法、おるいは■使用する際にnmを
行う方法等がとられて来た。しかしながら、■の方法は
、同一工場内以外では実施できないという欠点がめ夛、
また■の方法は、その@化防止効果が充分でなく、特に
高温下においてはすぐに効力がなくなってしまうという
欠点がめシ、更にまた■の方法は、工程がふえて操作が
煩雑であるという欠点がオシ、何れも工業的方法として
不利なるを免れなかった。
そこで、本発明省は斯かる欠点を克服せんと鋭意研究を
行った結果、アミンフェノール類を塩化第一スズで処理
すれは、その酸化が防止され、長期間安定に保持される
ことを見出し、本発明を完成した。
行った結果、アミンフェノール類を塩化第一スズで処理
すれは、その酸化が防止され、長期間安定に保持される
ことを見出し、本発明を完成した。
すなわち、不発明は、アミノフェノール類を塩化第一ス
ズで処理することを特徴とするアミンフェノール類の安
定化方法を提供するものでおる。
ズで処理することを特徴とするアミンフェノール類の安
定化方法を提供するものでおる。
本発明において、塩化第一スズは、通常その溶液、特に
水溶液として用いるのが好ましいむ塩化第一スズ溶液の
濃度は、0.01〜5重量%が好ましく、これよシ低い
と充分な効果が得られず、またこれを超えてもそれ以上
の効果の向上は期待できない。
水溶液として用いるのが好ましいむ塩化第一スズ溶液の
濃度は、0.01〜5重量%が好ましく、これよシ低い
と充分な効果が得られず、またこれを超えてもそれ以上
の効果の向上は期待できない。
本発明方法を実施するには、アミノフェノール類の結晶
又は粉末を上記塩化第一スズ溶液に浸漬すればよい。浸
漬時間は、当該溶液がアミンフェノール類の全体に行き
わたるような時間であればよく、物に制限されず、例え
ば粗い結晶の場合にL1分以内で充分でめシ、また粉末
の場合にはこれよりやや長時間を要するが、これも攪拌
等の操作を行うことによシ短縮することができる。
又は粉末を上記塩化第一スズ溶液に浸漬すればよい。浸
漬時間は、当該溶液がアミンフェノール類の全体に行き
わたるような時間であればよく、物に制限されず、例え
ば粗い結晶の場合にL1分以内で充分でめシ、また粉末
の場合にはこれよりやや長時間を要するが、これも攪拌
等の操作を行うことによシ短縮することができる。
仁のようにすると、アミノフェノール類の結晶表面に塩
化第一スズが付着する。塩化第一スズの付着量はごく微
量で充分に酸化を防止することができ、斯く、シて処理
されたアミノフェノール類は長期間保存しても着色する
ことがなく、かつ純度の低下も少なく、極めて安定でめ
る6また、付着される塩化第一スズは極めて微量である
ので、このアミノフェノール類を原料として使用しても
次の反応に影響を与える惧れはない。
化第一スズが付着する。塩化第一スズの付着量はごく微
量で充分に酸化を防止することができ、斯く、シて処理
されたアミノフェノール類は長期間保存しても着色する
ことがなく、かつ純度の低下も少なく、極めて安定でめ
る6また、付着される塩化第一スズは極めて微量である
ので、このアミノフェノール類を原料として使用しても
次の反応に影響を与える惧れはない。
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1
4−クロロ−2−アミンフェノールの結晶800tを0
.2%塩化第一スズ水溶液300−中に加え、時々攪拌
し乍ら5分間放置した。
.2%塩化第一スズ水溶液300−中に加え、時々攪拌
し乍ら5分間放置した。
これを遠心分離して結晶を分離採取し、50℃で通風乾
燥し、ポリエチレン袋中に入れて、6ケ月保−存した。
燥し、ポリエチレン袋中に入れて、6ケ月保−存した。
また対照として非処理の4−クロロ−2−アミノフェノ
ールを同様にして保存した。これft1%硫酸#液とし
、560nmの透光率を測定し、着色の程度を調べた。
ールを同様にして保存した。これft1%硫酸#液とし
、560nmの透光率を測定し、着色の程度を調べた。
その結果は第1表のとおりでおる。
実施例2
p−アミンフェノールの結晶I KFを0.1%塩化第
一スズ水浴液250td(ヂ過して不溶分を除いたもの
)でうるおし、時々攪拌して10分放置した後、遠心分
離して母液を除き、60℃で熱風転線して?リエテレン
袋中に保存した。このものは、6ケ月保存後においても
殆んど着色は認められなかった。
一スズ水浴液250td(ヂ過して不溶分を除いたもの
)でうるおし、時々攪拌して10分放置した後、遠心分
離して母液を除き、60℃で熱風転線して?リエテレン
袋中に保存した。このものは、6ケ月保存後においても
殆んど着色は認められなかった。
以上
出願人 リャオ、 チー スー
白鳥製薬株式会社
7−:、、i
;・4、−−曇−−1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、7ミノフエノール類を塩化第一スズで処理すること
を特徴とするアミノフェノール類の安定化方法。 2 アミノフェノール類が次の一般式 (式中、8は水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル
基を示す) で表わされるものでらる特許請求の範囲第1項記載のア
ミノフェノール類の安定化方法。 ユ 塩化第一スズが、塩化第一スズの0.01〜5重量
%溶液でめる特許請求の範囲第1項又は第2項記載のア
ミノフェノール類の安定化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9740284A JPS60239447A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | アミノフエノ−ル類の安定化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9740284A JPS60239447A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | アミノフエノ−ル類の安定化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60239447A true JPS60239447A (ja) | 1985-11-28 |
Family
ID=14191514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9740284A Pending JPS60239447A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | アミノフエノ−ル類の安定化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60239447A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0884303A1 (en) * | 1997-06-10 | 1998-12-16 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Method of stabilizing 4,6-diaminoresorcinol and salt thereof |
JP2016117719A (ja) * | 2010-09-01 | 2016-06-30 | 日本曹達株式会社 | フェノール性化合物を用いた記録材料 |
-
1984
- 1984-05-15 JP JP9740284A patent/JPS60239447A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0884303A1 (en) * | 1997-06-10 | 1998-12-16 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Method of stabilizing 4,6-diaminoresorcinol and salt thereof |
JP2016117719A (ja) * | 2010-09-01 | 2016-06-30 | 日本曹達株式会社 | フェノール性化合物を用いた記録材料 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4005182A (en) | Stable sodium sulfate-hydrogen peroxide-sodium chloride adduct and process for preparing same | |
JPS60239447A (ja) | アミノフエノ−ル類の安定化方法 | |
US2392153A (en) | Production of basic aluminum chloride | |
JPS6124559A (ja) | ジヒドロキシジフエニルスルホンの精製方法 | |
JPH01190662A (ja) | ジヒドロキシジフェニルスルホンの精製方法 | |
KR830004160A (ko) | 안정된 황산티타늄 용액의 제조방법 | |
Christensen et al. | A modified Kjeldahl method for the determination of the nitrogen content of yeast | |
US1995710A (en) | Hydroxyphenylalphaoximinoalkyl ketone and the method of preparing same | |
CA1223886A (en) | Process for producing d, l-homocystine (i) | |
JPS60258153A (ja) | アミノグアニジン重炭酸塩の乾燥方法 | |
SU406797A1 (ja) | ||
Coltman | The Determination of Manganese | |
US2815344A (en) | Polythionate compound substantially insoluble in water | |
US2831891A (en) | 2-hexyl-2 hydroxytridecanedioic acid | |
SU609284A1 (ru) | Способ получени 5-нитро-8-оксихинолина | |
US2511244A (en) | Method of purifying nocotinamide | |
US2578292A (en) | Disodium-n, n'-dimethyl-p-phenylene-diaminomethane sulfonate and process for preparation | |
Scott et al. | CCXLV.—The condensation of aromatic o-aminosulphonic acids with iso cyanic acid | |
Conant et al. | THE DISSOCIATION INTO FREE RADICALS OF SUBSTITUTED DIXANTHYLS. I. DIBENZYL-AND DIBUTYLDIXANTHYL | |
US3702342A (en) | Fumaric acid crystallization process | |
US2043949A (en) | Method of preparing organic disulphides | |
SU125797A1 (ru) | Способ получени сернистого селена | |
US1098740A (en) | Process of dehydrating perborates. | |
US2404576A (en) | Prevention of formation of colors in thiocyanates | |
Axe et al. | Synthesis with β, β'-Dichloroethyl Ether. Morpholine Derivatives |