JPS60239030A - 化合物半導体のアニ−ル法 - Google Patents

化合物半導体のアニ−ル法

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JPS60239030A
JPS60239030A JP59095391A JP9539184A JPS60239030A JP S60239030 A JPS60239030 A JP S60239030A JP 59095391 A JP59095391 A JP 59095391A JP 9539184 A JP9539184 A JP 9539184A JP S60239030 A JPS60239030 A JP S60239030A
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annealing
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substrate
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Toshiki Ehata
敏樹 江畑
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
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    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はGaAs y I nP 等の化合物半導体に
N型もしくはP型の不純物となり得るイオンを注入した
後、化合物半導体を高温にてアニールし、イオン注入層
を活性化させる方法に関するものである。
〔背景技術〕
GaAs 等の化合物半導体結晶基板を用いイオン注入
によってトランジスタや集積回路を製作する場合、アニ
ールの工程は導電層を形成する上で不可欠である。アニ
ールは一般にイオン注入された化合物半導体基板を抵抗
加熱炉で数十分間高温加熱処理するものである。加熱温
度は基板に含まれる蒸気圧の高い成分例えばAs−?P
 が蒸発を開始する温度より高いため基板が熱分解を生
じるという問題があった。このためアニールによって基
板表面に形成する導電層の電気的性質が変動し、バラツ
キが大きいという問題があった。
これを防ぐため蒸気圧の高い成分の蒸気圧下でアニール
したり蒸発を防ぐための保護膜例えば、Si0g膜や5
iaN4 膜を基板表面に形成した後にアニールする方
法が採られている。しかしながら前者の方法では蒸気圧
の高い成分を含むガスが有毒であるため操作や処理が複
雑なプロセスとなり、生産性が著しく低いという問題が
残る。一方、後者では保護膜の形成法、形成条件によっ
て膜の性質が異なるため安定性、再現性が低くアニール
中に保護膜が割れる等の問題がある。
また、従来のアニール法は電気炉で数十分間高温熱処理
するため基板結晶内の残留不純物であるCrやMnが拡
散や表面近傍での高濃度化等を起こし、イオン注入され
た原子と相互に影響を及ぼすことが知られている。この
ためアニールによる活性化率が不安定となり、トランジ
スタや集積回路の電気特性を制御することが困難となっ
ている。
さらに従来のアニール法では注入された原子がアニール
中に表面と平行な方向に十分の数ミクロンも拡散する横
方向拡散も知られている。このため注入領域、例えば実
効ゲート長が変化することになり1μmという微細加工
が必要な素子製造の面からは重大な問題となる。
これに対し、近年赤外線ランプによるアニール法が報告
されている。図3はその一例である。基板を急速に加熱
できるという特徴から従来法のアニールより約2桁短い
アニール時間が可能であり、従って横方向拡散も抑制で
きると共に蒸気圧の高いAsやP の成分の蒸発も最小
限に低減できると報告されている。しかしながら、As
やP の蒸発は原理的に皆無にできない。例えば、8o
o℃で10秒間熱処理しただけでも鏡面研磨されたGa
As 基板表面の全面にわたって微小な斑点が生じ、い
わゆるAs抜けが観察され、AsやPの蒸発については
依然問題が残っている。
さらに、赤外線ランプの急速加熱の特徴を生がしてアニ
ールすると肉眼でも観察できる程の大きな「スリップラ
イン」と呼ばれる結晶の歪が生じることが知られている
。これはその部分の結晶性が破壊されていることになり
トランジスタや集積回路の電気特性を制御するための重
大な障害となっている。
〔発明の開示〕
本発明はこのような従来法の欠点を解消し、化合物半導
体の熱分解を防ぐと同時に横方向の拡散を抑制し得るア
ニール方法を提供するものである。
以下、実施例に即して、本発明を説明する。図1は化合
物半導体としてGaAs 基板を用いる場合の本発明に
よるアニール法の構成を図示したものである。一度真空
排気された後、Ngガスを満たした石英管11の内部中
央に石英治具12を介して保持された一対の厚さ数肌の
同一形状をしたカーボングラファイト板18の間に両面
に厚さ1000Aの5iaN4膜141をプラズマCV
D法で形成した一対のGaAs 基板15をイオン注入
された面を互いに向き合うようにして置き、石英管11
の外部よりGaAs 基板15の両面からランプヒータ
16を用いて照射して加熱させる。アニール温度は、G
aAs 基板15の近傍に設置した熱電対により測定し
、これを基準にしてランプに印加する電力をPID制御
することにより、加熱速度、アニール温度を一定にした
。本発明になるアニール法で900’c i o秒間ア
ニールした試料は従来の電気炉で、800℃20分アニ
ールした試料と同等のキャリア濃度プロファイルを示し
た。さらにアニール時の昇温速度を従来法と同じ20℃
/秒〜80°C/秒とした急速加熱でアニールしても従
来法のようなスリップラインは観察されなかった。
5− また上記条件のランプアニール法を適用し、ピンチオフ
電圧がOV〜−1,2Vの範囲のGaAs 電界効果ト
ランジスタを作製したところ、17IuL×17mN 
領域中の約7000個のトランジスタのピンチオフ電圧
のバラツキはlシグマで50〜100mVという結果を
得た。ちなみに図2の様にしてアニールした場合のバラ
ツキはlシグマで150〜250mVト大きく本発明が
バラツキ低減に効果をもっことが明らかとなり、基板1
5を重ねることによって基板15、保護膜14の熱分解
を互いに防ぐ効果を確認できた。
本発明を構成する要件の一つはランプからの熱線として
赤外線のみならず、赤外線よりも波長の短い光をも利用
することにある。化合物半導体は赤外領域の光線に対し
て大きな透過率を有しているため赤外線による化合物半
導体基板の加熱は実質上効率が極めて小さくなる。そこ
で本発明では赤外線より短波長な光で基板を直接加熱す
ると同時に赤外線で基板を載せたカーボングラファイト
治具を加熱することにより、加熱効率を著しく向6− 上することにある。
本発明のもう一つの要件は、ランプからの光を効率良く
吸収して半導体基板に対して熱源となる物体を基板に密
着して対称的に配置することである。図3に示す通り従
来法では基板が直接雰囲気にさらされており、基板の厚
さ方向、特に基板表面での急峻な温度勾配が存在する。
本発明ではこのような温度勾配をなくす事ができスリッ
プラインを防止することが可能となった。この目的から
すると基板を挾む物体として、はランプからの光を効率
良く吸収する材質であれば本発明の目的を満たすことに
なり、何ら実施例に制限されるものではない。
さらにもう一つの要件は化合物半導体基板の少なくとも
イオン注入された面に無機化合物の保護膜を形成してア
ニールすることにある。これにより蒸気圧の高い成分の
蒸発を完全に阻止することが可能となる。この目的から
考えるに無機化合物膜としては実施例の5iaN4膜や
プラズマCVD法に何ら限定されるものではなく、他に
5i02膜、klz7− O8膜At?N 膜等を周知の製法で形成することも可
能である。
さらにアニールは化合物半導体基板に高温で不必要な化
学反応を生じないために不活性ガス中で行なえば本発明
の目的を満たすことから雰囲気は実施例のN2 ガスに
何ら限定されるものではなく、N2の他にAr + H
e等の不活性ガスやH2ガス及びそれらの混合ガスも適
用できることを付言する。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明によるアニール法の構成例を図示したもの
であり、図2は本発明の詳細な説明するための図である
。 図3は従来のアニール法の構成例である。 11・・・石英管 12・・・石英治具 13−・・カーボングラファイト板 14、、−0無機化合物膜 1500.化合物半導体基板 1600.ランプヒータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)N型またはP型となりうるイオンを注入され、少
    なくともイオン注入された側の表面に無機化合物膜を形
    成した一対の化合物半導体基板を互いのイオン注入され
    た側の表面が互いに向き合うように重ね、それらの両側
    を赤外線及びそれより短い波長域の光を吸収する材質か
    らなる一対の支持体ではさみ赤外線及びそれより短い波
    長域にスペクトルをもつランプにて該化合物半導体を照
    射して加熱することを特徴とする化合物半導体のアニー
    ル法。
JP59095391A 1984-05-11 1984-05-11 化合物半導体のアニ−ル法 Expired - Lifetime JPH0697664B2 (ja)

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