JPS60238196A - 有機性廃水の生物学的処理方法及びその装置 - Google Patents

有機性廃水の生物学的処理方法及びその装置

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JPS60238196A
JPS60238196A JP59093526A JP9352684A JPS60238196A JP S60238196 A JPS60238196 A JP S60238196A JP 59093526 A JP59093526 A JP 59093526A JP 9352684 A JP9352684 A JP 9352684A JP S60238196 A JPS60238196 A JP S60238196A
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biological treatment
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tank
treatment tank
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俊雄 岩瀬
Toshiyuki Kakizaki
柿崎 俊之
Noriya Ujiyou
宇條 宣也
Masamitsu Kawakubo
川久保 正光
Kaoru Tanaka
馨 田中
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  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有機性廃水を活性汚泥法や接触曝気法等に1
って生物学的に処理する方法及びその装置に関するもの
である、 し尿、化学工場廃水、食品工場廃水、アルコール蒸留廃
液、下水等の有機性廃水を活性汚泥法(浮遊法)や接触
曝気法(固定沫曝気法)等によって生物学的に処理する
ことは従来から広く行なわれているが、これらの方法で
例えばBOD 1i91度が10,000〜12,00
0呼/4のし尿を処理する場合、し尿の処理量に対して
10〜20倍の工業用水や地下水等の希釈水が使用され
てい友。
このため、処理費が高くな少年経済となるばかりか、地
下水の汲み上げによる地盤沈下、飲料用水の枯渇等、社
会的にも問題があろうそこで、近年、希釈水を多量に必
要とする従来の処理法に代って、無希釈処理法もしくは
低希釈処理法が採用されるようになってき友。
ところで、生物学的処理では、生物代謝反応による発熱
が、例えば好気的条件下における有機物のBOD 酸化
反応(呼吸)の場合、酸素消費!1〜−〇□当シ約33
0 OKcalもあるが、上記無希釈処理法や低希釈処
理法にあっては、処理量単位当シの酸素消費が多いため
、自然放熱があっても活性汚泥槽や接触曝気槽等の生物
学的処理槽内の水温が、微生物の適温である20〜35
℃を超えて40℃以上に表る場合がある。%に生物学的
処理槽に流入する流入液温が高まる夏季や流入液のBO
D 9度が4000簿?/ノ以上になる場合に=これは
顕著とな9、また、生物学的脱窒処理までも行なわせる
と、この発%iはさらに増大する。
また、廃水処理系内の生物学的処理設備の処理が加熱等
の熱処理を伴う廃水ま九は汚泥の処理装置であつ九場会
や化学工場廃水や食品工場廃水等の処理の場合において
は、生物学的処理槽への流入液そのものが高温の場合が
ある一従来は、このような場合でも生物学的処理槽に流
入する際、流入液は希釈水に1って減温略れていたが、
上記無希釈処理法ま九は低希釈処理法では流入液は十分
に減温されない。
いずれにしろ生物学的処理槽内の水温が微生物の適温を
超えた場合は、活性汚泥の死誠、活性の低下等によって
処理効果が低下し、処理水質の悪化を来す。この問題を
一部解決する方法が特公昭58−6557号公報に提案
されている。この方法は、IEa図に示すように、流出
液である酸化済処理水または還元済処理水を熱交換器1
を経由して減温した後、生物学的処理槽2を構成する混
合分解槽n K tjl環さぜ、かつ、脱窒素済処理水
をクーリングタワー4にて冷却し、その冷却処理水を上
記熱交S、器1の冷媒とした方法である。
しかしながら、このLうに熱交換器1を必要とする方法
では、生物学的処理槽2の流出液である最終処理済水や
活性汚泥況合液(返送汚泥等)の中に存在しているカル
シウム、マグネシウム、リン、W1酸、炭酸の各イオン
等の形解性無機成分や油分、浮遊物質等の懸濁物質が熱
交換器1の伝熱面にスケールとなって付着し、冷却効果
を著しく低下させ几り、あるいは、熱交換器lを閉嶌さ
せたシするなど設備面で多くの問題がある。ま九%維持
管理の面でも、冷却設備を休止して熱交換器10分解消
掃を行なったハあるいは、架渡による洗浄等のスケール
除去作業を!la繁に行なっ′ftシしなければならず
、生物学的処理設備の稼働日数が減少したり、薬品使用
にL9ランニングコストがかさむといった問題がち°り
た。
本発明は、上記事情に艦みてなされ几もので、有機性廃
水を無希釈もしくは低希釈状態で効率よく処理して良好
な水質の処理水を得ることができ。
しかも、装置を長期間連続して運転することができる生
物学的処理方法及びその装置を提供することを目的とす
る。
上記目的を達成する友めに、本発明の方法は。
生物学的処理槽の流出液または流入液を冷却缶において
峨圧下で一部蒸発させて減温し、その後に膣液を上記生
物学的処理槽に流入させるようにしt4のであり、また
%装置を、生物学的処理槽と、冷却缶と、該冷却缶を減
圧する真空装置と、該冷却缶の液を上記生物学的処理槽
に槻入させる供給手段とで構成したものである。
以下、本発明の装置の一実施飼を図面を参照して説明す
る。第1図にシいて符号10で示すものは、し尿等の有
機性廃水Wの生物学的脱窒素処理を行なう周知の生物学
的処理漕で、@1脱閉・素槽11、硝化槽12、第2脱
窒素留13、再曝気槽14が直列に流路J5によって接
続され、かつ、第1脱窒素@11と硝化槽12が、硝化
槽12内の液の一部を循環液Rとして第1脱窒素槽11
に循環返送する循環流路16によって互いに接続されて
成り、再曝気槽14には沈殿槽17と、必要に応じて高
紋処理槽18が流路19によって接続され、かつ、該沈
殿槽17と上記第1脱窒素槽11け、沈殿槽11に沈降
し九微生物汚泥の一部もしくは全部を返送汚泥Sとして
第1脱窒素槽11に返送する汚泥循環流路20によって
互いに接続されている。また、上記循環流路16には、
該循環流路16を流れる循環液Rの一部もしくは全部を
冷却する冷却缶21と、該冷却缶21で冷却され友循環
液Rを上記第1脱窒素楕11に返送するポンプ(供給手
段)22が介在せしめられている。
さらに、上記冷却缶21には、その内部を減圧する真空
装置23が蒸気吸引流路24を介して接続されている。
そして、該冷却缶21に供給される循環液Rは、缶内の
圧力と平衡に達するまで自己蒸発し、蒸発潜熱が奪われ
て減温されるが、循環液Rからの蒸発蒸気と不凝縮ガス
が真空装置23によプ冷却缶21から連続的に取9出さ
れて缶内の圧力が所定値に保持され、これにより循環液
Rがその圧力に相当する飽和蒸気圧の温度近くまで冷却
されるようになってい本。
ここで、上記冷却缶21の内部の圧力は、上記生物学的
処理槽10の容量、構造、曝気気体f。
菌種、該冷却缶21から生物学的処理槽10に供給され
る冷却液量等に工って異なり、−概には決定できないが
、上記のような生物学的脱窒処理では真空装置23の要
求能方向上の兼ね合いから通常30〜55aaw好まし
くは35〜45mHPの絶対圧に保持される=また、上
記冷却缶21は、循環液Rが缶内にお^て減圧状態に曝
される形式のものであればどのLうな形状のものでもよ
いが、循環液Rが自己蒸発する関係上、缶内における循
環液Rの表面積ができるだけ大きくなるような構造が好
ましく、例えば、第2図(a) 、 (b)に示すよう
な多段カスケード式のものや、942図(C)に示すよ
うに、循環液Rを缶の接線方向に流入させて缶壁を流下
させる構造のものがある。
なお、循環液Rからの蒸発蒸気を真空装置23で吸引す
る際に飛沫同伴が多い場合には一缶内において蒸発液面
上に十分な空間を取つ九り、缶内ま九は蒸気吸引流路2
4に第2図(c)に示すLうな邪魔板25や金網、サイ
クロン等のデミスタ−を設けて飛沫分離を行なうのが行
ましい。また、冷却缶21に供給する循環液Rの液量が
多い場合や、冷却する温度差が大きい時には、冷却缶2
1を教室に分割するか、複数の冷却缶21を設けて真空
装置23の負荷を軽減し九シ、あるいは、冷却缶21に
循環液Rを供給する前に、該循環液Rを一旦脱気装置に
通して静置したシ緩速攪拌し九りすることにニジ、該循
環液Rから可能な限りのガス体を分離し、真空装!23
Kかかる負荷を軽減するのが好ましい。
一方、上記真空装置23は、基本的には、上記循環液R
から出る蒸発蒸気や不凝縮性ガスを冷却缶21の外部に
排出して缶内を所定の減圧状態にする真空ポンプから成
るもので、必要に応じて、冷却缶21から排出される蒸
発蒸気を凝縮させるコンデンサーが付設され、t7t、
冷却温度が低く蒸発蒸気がそのままではコンデンサーで
凝縮されない場合に該蒸気を凝縮可能な圧力まで圧縮さ
せるブースターが、冷却缶21と該コンデンサーとの間
に設けられる。
上記真空ポンプとしては、ピストンポンプ、商品名ナツ
シュポンプと称される液封型ポンプ、多翼回転ポンプ、
油回転ポンプ等の機械的ポンプと。
スチームエゼクタ−1空気エゼクタ−1水エゼクタ−等
の噴射ポンプが挙げられ、これらを単独にもしくは多段
に組み合わせて使用することができる。ここで、ピスト
ンポンプ、多翼回転ポンプ、油回転ポンプ等の真空オイ
ルを用いるものにおいては、吸引流体に含まれた多量の
蒸発蒸気がポンプ内で凝縮して真空オイルに混入し、そ
の機能が損なわれるおそれがあるので、冷却缶21と該
ポンプとの間に、デミスタ−、コンデンサー等の水分除
去装置を設けたシ、該ポンプから排出された凝縮水を含
んだオイルを遠心分離機、油水分離機等に通して水を分
離し、清浄になったオイルを該ポンプに戻すようにする
のが好ましい。ま九、液対型ポンプは、封水が本体内部
を循環するもので、吸引した蒸発蒸気をポンプ内で凝縮
する作用があるので吸引能力は高い上、凝縮水の混入の
問題−1tない。この液封型ポンプはその上流側に空気
エゼクタ−を付属させて使用される。さらに、水エゼク
タ−は、ポンプによジ加圧されt液体をノズルより噴射
させて真空を発生させるものであり、上記液封型ポンプ
と同様に、蒸発蒸気の凝縮作用と不凝縮性ガスの吸引作
用を具備するとともに、機械的に動く部分がなく構造も
単純であり、上記真空ポンプとして適している。、特に
、凝縮機能を増大させた形式のマルチゼットコンデンサ
ーやゼットエゼクタ−コンデンサーと称せられる水ジエ
ツトコンデンサー(噴射凝縮器)が好ましい。
また、上記液封型ポンプ及び水エゼクタ−は、封水及び
噴射水の温度によシ性能が変化し、水温に相当する蒸気
圧以下の到達圧力は得られない。
従って、所定の圧力を得るには多量の冷水が必要となる
が、封水及び噴射水を循環させ、クーリングタワー等の
冷却装置に工って蒸発蒸気の凝縮熱を除去するようにす
るとよい、この場合、液封型ポンプま友は水エゼクタ−
からの循環封水または循環噴射水に清水を使用す石と、
冷水循環系内の汚れが回避でき、好都合である。、まt
1液封型ポンプまたは水エゼクタ−における凝縮水は循
fR水に追加されるので、クーリングタワーを使用する
場合にも、冷水循環系に対して補給水は特に必要ではな
く、さらに、該凝縮水は、循環液Rや生物学的処理槽1
0の処理水と異なって一度蒸発しkものであるから、ス
ケール物質や懸濁物質をほとんど含まず、スケール生成
等の問題はほとんどない。第3図(へ)は、水ジエツト
コンデンサー26を使用して構成し九場合の真空装fl
i23を示すものであり、図中27はクーリングタワー
等の冷却装置、28は液面コントローラである。まt%
@3図(1))は、複数の水エゼエクタ−29を多段に
配して構成し一真空装置30を示すもので、図中31は
それぞれ気液分離ドラム、32はクーリングタワー等の
冷却装置、33は流量調整弁である。
次に本発明の方法について説明する。
本発明の方法は、無希釈あるいは低希釈の常温の有機性
廃水Wで、希釈状態でもそのBOD 濃度が約4註00 に好適なものである。以下、上記構成の装置に基づいて
この方法を説明すると、まず、無希釈あるいは原廃水流
量の1〜2倍程度の希釈水で希釈し几低希釈〔原廃水流
量をQ’−3/Dとすると処理量は2Q〜3Qとなる.
、)の有機性廃水Wを第1脱窒素槽11を経て硝化槽1
2に送給し、ここで、有機性廃水W中の有機性窒素とア
ンモニア性窒素を硝化させるとともに% BOD 成分
の除去を行なう。この際、硝化槽12内の処理水と微生
物汚泥の混合液に適宜流量の空気を吹き込むとともに、
必要に応じて少量の水酸化ナトリウム液Nを加えて混合
液の粛を7.5〜9.0程度に保ち、硝化条件を最良の
状態に維持する、 次にt硝化されて生成した亜硝酸性窒素と硝酸性窒素を
含む硝化槽12内の混合液t7tは処理水の一部を循環
液R(一般に20〜36Qの水1)として第1脱窒素槽
11に循環返送するが、その際、該′4iY!!A液R
の一部もしくは全部を冷却缶21を経由させる。該冷却
缶21に供給された上記循環液Rは、缶内が真空装置’
23、(30)にニジ減圧されているので、缶内の圧力
と平衡に達するまで自己蒸発し、蒸発潜熱が奪われて減
温されるが、その際、蒸発蒸気と不凝縮ガスが真空装置
2 3、( 3 0 )に19缶外に取り出されて缶内
の圧力が所定値に保持され、循環液Rの温度は缶内の圧
力に相当する飽和水蒸気圧の温度近くまで下がる。そし
て、この減温された循環液Rをポンプ22にニジ、上記
第1脱窒素槽11に返送する。
この@1脱窒素槽11内は嫌気性環境条件下に維持され
ておシ、上記有機性廃水W,上記硝化槽12エル直接も
しくは冷却缶21を経由して返送された循環液R及び沈
殿槽17エシ返送された返送汚泥Sが混合さn友混合廃
液が滞留されている。
そして、上記循環液R中の亜硝酸性窒素と硝酸性窒素は
、この第1脱窒素槽11内に流入し7’C BOD成分
を有機炭素源として利用する通性嫌気性菌に1って窒素
ガスに還元され、これに工勺、混合屏液は脱窒素される
とともに、BOD 成分も除去される。
さらに、箒1脱窒素槽11と硝化11112を経を混合
液を第2脱窒素@13に導入し、先のf41脱窒素槽1
1で還元されなかった残勺の亜硝酸性窒素と硝酸性′?
素を窒素ガスに還元して脱窒素する。
この場合、第2脱窒素槽13内を嫌気性雰囲気に維持す
るとともに、内部の混合液に少量のメタノールMを補助
的に添加して、亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素の窒素ガス
への還元速度を促進させる。
第2脱窒素槽13を経た脱窒素混合液を、次いで、再曝
気槽14に送給し、ここで空気攪拌下において短時間の
曝気を施して、微生物汚泥の好気化と、残余130D 
成分の生物酸化と、微生物汚泥に含蓄されたガスの脱気
を行なうとともに、これをそのままあるいは水量10Q
以下の希釈水りで希釈して次の沈殿槽17に送g、BO
D 成分及び窒素の除去された処理水と、微生物汚泥と
に沈降分離する、そして、処理水は、必要に応じて高度
処理槽18を経由させて塩素滅菌し、河川等に放流する
一方、沈降した微生物汚泥の一部もしくは全景を返送汚
泥Sとして第1脱窒素槽11に返送し、槽内の微生物汚
泥濃度を所定値に保持する。
ここで、微生物汚泥の一部のみを返送汚泥Sとする場合
、余剰汚泥は適当な処理を行なって廃棄する。
このように、本発明の方法にあっては、生物学的処理槽
10からの流出液である循環液Rの一部もしくは全部を
冷却缶21に導いて所定温度まで一旦減温し、その後に
、この減温し几循環液Rを生物学的処理槽10に流入さ
せるから、生物学的処理槽10における液温を微生物の
適温以下に保つことができ、処理効率を高く維持するこ
とができる。ま几、循環液Rを、水エゼクタ−29等で
構成されt真空装置23.(30)により減圧される冷
却缶21で減温する工うにしたものであるから、装置内
にスケールが付着することがな1ハ。
従って、装置を薬液等で洗浄したり分解したりする必要
がなく、維持管理が容易となシ、ランニングコストが低
減されるとともに、長期間に亘る連続運転が可能となる
ところで、上記にかいては、生物学的処理槽】0の流出
液として、硝化槽12からの処理水ま九は処理水と微生
物汚泥の混合液を冷却缶21に導いて冷却し九が、硝化
槽12以外の檜からの処理水(放流水を含む)や混合液
もしくは返送汚泥Sを上記流出液として冷却して生物学
的処理槽lOに流入させてもよいnま九、上記において
、第1脱窒素槽11の代プに、第6図に示すような硝化
と脱窒素の両件用を行なう混合分解槽を設けてもよいし
、沈殿槽14の代りに遠心分離機等の他の濃縮装置を用
いても工い。さらに、上記生物学的処理槽10は、複数
の槽から成力、生物学的脱窒処理を行なうものであつ九
が、単にBOD 成分を除去する場合は活性汚泥単槽で
あってもよい。
この場合、冷却缶21に供給する生物学的処理槽の流出
液もしくは流入液は、沈殿槽14に流入する前の微生物
汚泥と処理水の混合液や返送汚泥Sとする。
また、原廃水を希釈して生物学的処理を行なう場合には
、沈殿槽14からの処理水または必要に応じて高度処理
槽18で高度処理された処理水を、冷却缶21に供給し
て冷却し、これを上記原廃水の希釈水として使用しても
工い。
さらに、第4図は、廃水処理系や汚泥処理系において、
生物学的処理槽10の前の工程に、加熱等の熱処理を伴
う装置34を設は友もので、生物学的処理槽lOに流入
する流入液が高温の場合における本発明の実施例を示す
。上記熱処理を伴う処理装置34としては、例えば、製
鉄工業やガス製造工業において、コークス炉ガス冷却工
程から排出されるアンモニア、フェノール、チオシアン
、シアンや有機物質等を含んだガス液(安水)を処理す
る廃水処理系におけるアンモニアスチームストリッピン
グ装置や、し尿、下水汚泥、余剰汚泥を加熱して脱水性
を向上させるポーチヤスプロセスに代表される熱処理装
置、さらにはジンマーマン法と呼ばれる湿式酸化装置等
が挙げられ、該熱処理を伴う装置34と生物学的処理槽
10との間には、他の処理装置があっても熱論よい。
また式らに、第5図は、化学工場廃水や食品工場廃水等
で原発水そのものが高温の場合の実施例を示すもので、
基本的構成は@4図の実施例と同一である。
また、上記各実施例は、微生物汚泥のみにより廃水を処
理するものであつ九が、微生物汚泥と活性炭とにより処
理するようにしてもよい。さらに、浮遊法ではなく、接
触曝気法(固定床曝気法)を利用しても工いが、その場
合、返送汚泥Sや循環液Rがないので、第1図の実施例
を適用する場合は、処理水を冷却して低希釈処理すれば
工く、無希釈処理する場合は、第4図や第5図の実施例
の方式を用いればよい。
以上説明したように、本発明にあっては、生物学的処理
槽の流出液もしくは流入液を冷却缶に導いて減圧下で減
温し、その後に練液を生物学的処理槽に流入させるよう
にしたから、処理系内Q液温を適宜に低く押えて微生物
の活性を最適忙維持することができ、従って処理効率を
高く保持することができる。しかも%f!−内にスケー
ルが付着することがほとんどないから、装置の洗浄や分
解等が不要で1持管理が容易とな夛、ランニングコスト
が低減されるとともに、長期間に亘って装置を連続運転
することができる等の効果を奏する。
次に実施例と比較列を示して本発明をさらに具体的に説
明する。
循環液Rのみを全量冷却缶21に流入させた第1因のも
ので1日肖りの廃水処理規模が10騨の装置と、核装置
と同一処理規模で冷却缶210代りに熱交換器1を用い
た第6図の従来の装置において、し尿を2倍希釈(し尿
t:希釈水量=1=11して1年間処理し7t、。その
結果、第1図の本発明の装置では、上記処理期間中に装
置を休止することは一度もなく、シかも、第1脱窒素槽
11から沈1%j@17に至る全槽における水温は夏季
でも30〜35℃に保持することができ九。これに対し
、従来の装置では、2週間に1回熱交換器1の運転を休
止して、化学薬品による洗浄を行なわないと微熱交換器
lの冷却効率が低下してしまい上記水温を維持すること
ができず、また、処理期間中に熱交換器1に詰まシが生
じ、これを分解清掃する必質がたびたびあった。
一方、希釈後のし尿は、BOD 飽度5000〜600
0nLP/ffl、全窒素1800〜2200m?/i
t’あつえのに対し、処理後は、上記いずれの装置にか
′ハても、BOD 濃度60 %P/13以下、全窒素
60%グ乙e以下、COD 6度350 w−F/13
以下でありlこ。しかし、従来の装置では、熱交換器1
の洗浄や分解清掃時に該熱交換器1をバイパスして循環
液Rを冷却せずに運転すると、一時的に水温が上昇して
処理水質がかなり悪化し、BOD濃度180島V【全窒
素1100鶏t/1、COD 濃度700−f/13と
なシ、活性汚泥の活性低下が認められに0
【図面の簡単な説明】
第1図は*発明の一実施例を示すフローシート、g 2
 !W (e、) 、 (b)、 (c)は冷却缶の断
面RtM、 Si2図(a)。 (+))は真空情誼と冷却缶の構成例を示すフローシー
ト、第4寵及び第5−はそれぞれ本発明の他の実フロー
シートである。 10・・・・・・生物学的処理槽、21・・・・・・冷
却缶、22・・・・・・ポンプ(供給手段1,23.3
0・・・・・・真空装置、26・・・・・・水ジェット
コンデン−r−1z7゜32・・・・・・冷却装置、2
9・・・・・・水エゼクタ−0第1図 第2図 R 第4図 第5図 第6図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生物学的処理槽の流出液または流入液を冷却缶に
    おいて減圧下で一部蒸発させて減温し、その後に膣液を
    上記生物学的処理槽に流入させることを特徴とする有機
    性廃水の生物学的処理方法。
  2. (2)冷却缶から発生した蒸発蒸気を凝縮し、その凝縮
    水を、冷却缶を減圧する真空装置の冷水循環系に供給す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の有機性
    廃水の生物学的処理方法。
  3. (3)冷却缶内を451uH,P以下の絶対圧に保持す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の有機性
    廃水の生物学的処理方法。
  4. (4)生物学的処理槽と、該生物学的処理槽の流出液ま
    たは流入液を減圧下で一部蒸発させて減温する冷却缶と
    、該冷却缶を減圧する真空装置と、該冷却缶で減温さn
    た上記液を上記生物学的処理槽に流入させる供給手段と
    を具備して成ることを特徴とする生物学的処理装置。
  5. (5)真空装置が、水エゼクタ−と、該水エゼクタ−の
    循環噴射水を冷却するクーリングタワー等の冷却装置と
    から構成されて成ることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載の生物学的処理装置。
  6. (6)水エゼクタ−が水ジエツトコンデンサーであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の生物学的処
    理装置、
JP59093526A 1984-05-10 1984-05-10 有機性廃水の生物学的処理方法及びその装置 Granted JPS60238196A (ja)

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