JPS6023814B2 - 蒸気加熱式精揉機 - Google Patents
蒸気加熱式精揉機Info
- Publication number
- JPS6023814B2 JPS6023814B2 JP20404981A JP20404981A JPS6023814B2 JP S6023814 B2 JPS6023814 B2 JP S6023814B2 JP 20404981 A JP20404981 A JP 20404981A JP 20404981 A JP20404981 A JP 20404981A JP S6023814 B2 JPS6023814 B2 JP S6023814B2
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- heating
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、操捻盤と葉蝶溝を蒸気により適温に加熱出来
る蒸気加熱式糟操機に関する。
る蒸気加熱式糟操機に関する。
従来、蒸気加熱式糟操機は袴閥昭50−101593号
公報により公知であり、このものは、操捻面及び葉漢溝
の下面にスチームジャケットを設け、これに蒸気或いは
加熱油等の加熱流体を流して、該操捻面及び葉漢溝を加
熱する構成のもので、被加熱面の温度分布をほぼ一定に
なし得て、材料茶葉の加熱むらをなくし、以つて製品緑
茶の品質を安定させるという効果をねらったものであっ
た。
公報により公知であり、このものは、操捻面及び葉漢溝
の下面にスチームジャケットを設け、これに蒸気或いは
加熱油等の加熱流体を流して、該操捻面及び葉漢溝を加
熱する構成のもので、被加熱面の温度分布をほぼ一定に
なし得て、材料茶葉の加熱むらをなくし、以つて製品緑
茶の品質を安定させるという効果をねらったものであっ
た。
しかし、このものは擬捻面下のスチームジャケットと、
葉蝶溝下のスチームジャケットとに、綾捻面よりも葉蝶
溝の方が温度が低くなる様に温度調整する手段を備えて
いないから、木製の裸捻面が70qo以上に加熱される
様にすると、金属板の葉深面は、120℃以上の高温に
加熱され、従来のガス加熱と変るところがない。従って
、茶葉はその表面を急乾燥されてこの部分がこわばり、
内部からの水分発散を妨げる上乾きの傾向を生じ、著し
い乾燥の遅滞と成形性の劣化を生ずるため、加工が難し
くなり、裸具に掛ける操圧の加減も茶葉の状態を見なが
ら微妙に行わないと、製品が丸撚れしずに扇平に仕上が
る平打ちを生じ易く、又、加工中の茶葉の細がりが多い
ため製品の歩止りが悪い問題点を有するものであった。
本発明は前述の問題点を解消するためになしたもので、
榛捻盤の下方の蒸気加熱室と、葉蝶溝の下方の蒸気加熱
室とに、両室の温度差を自由に設定できる温度調整手段
を設け、操捻盤を90qo以上に加熱しても、葉深溝を
80午○以下の温度に保持させて、茶葉のしとりを保有
した乾燥が行われる様に改善し、未熟練者によっても品
質、歩止共にすぐれた製品が製造される精榛機を提供す
ることを目的とする。
葉蝶溝下のスチームジャケットとに、綾捻面よりも葉蝶
溝の方が温度が低くなる様に温度調整する手段を備えて
いないから、木製の裸捻面が70qo以上に加熱される
様にすると、金属板の葉深面は、120℃以上の高温に
加熱され、従来のガス加熱と変るところがない。従って
、茶葉はその表面を急乾燥されてこの部分がこわばり、
内部からの水分発散を妨げる上乾きの傾向を生じ、著し
い乾燥の遅滞と成形性の劣化を生ずるため、加工が難し
くなり、裸具に掛ける操圧の加減も茶葉の状態を見なが
ら微妙に行わないと、製品が丸撚れしずに扇平に仕上が
る平打ちを生じ易く、又、加工中の茶葉の細がりが多い
ため製品の歩止りが悪い問題点を有するものであった。
本発明は前述の問題点を解消するためになしたもので、
榛捻盤の下方の蒸気加熱室と、葉蝶溝の下方の蒸気加熱
室とに、両室の温度差を自由に設定できる温度調整手段
を設け、操捻盤を90qo以上に加熱しても、葉深溝を
80午○以下の温度に保持させて、茶葉のしとりを保有
した乾燥が行われる様に改善し、未熟練者によっても品
質、歩止共にすぐれた製品が製造される精榛機を提供す
ることを目的とする。
次に本発明に関する糟操機の実施の一例を図面に付き説
明すれば下記の通りである。
明すれば下記の通りである。
図面第4図及び第5図において7は糟操機の操乾室で、
その中央部に榛捻盤8を設け、この操捻盤8には低い蒸
気圧で所望の榛捻盤温度を得たいときは、熱伝動の良い
アルミニウム等を用い、比較的高い蒸気圧を用いるとき
は、公知の木材を用し、て形成したダク9を取付けてあ
り、前記榛捻盤8の左右には葉蝶簿10,10を設け、
裸捻盤8及び葉漢溝10,10の手前と奥側には往復樋
11,11を配設してある。
その中央部に榛捻盤8を設け、この操捻盤8には低い蒸
気圧で所望の榛捻盤温度を得たいときは、熱伝動の良い
アルミニウム等を用い、比較的高い蒸気圧を用いるとき
は、公知の木材を用し、て形成したダク9を取付けてあ
り、前記榛捻盤8の左右には葉蝶簿10,10を設け、
裸捻盤8及び葉漢溝10,10の手前と奥側には往復樋
11,11を配設してある。
しかして、前記榛捻盤8は図面第5図に示す様に左右の
葉深溝10,10と一体形成し、その奥側を操乾腕7へ
蝶着して、図面第4図に示す様に葉蝶溝10,10と一
緒に開閉させる様にするか、又は図面第6図に示す様に
左右の葉深溝10,10とは分割形成し、その奥側を操
乾室7へ蝶着して、操捻盤8だけが図面第7図に示す様
に開閉される様にするか、或は、図面第8図に示す様に
左右の葉蝶溝10,10とは分割形成して、然も擬捻盤
8を中央から二分割し、その手前側と奥側を榛乾室7へ
蝶着して裸捻盤8が図面第9図に示す様に開閉される様
にするものとする。12は榛捻盤8の上方に配設した操
具で、操捻盤8の弧形の中心に位置させた主軸13に取
付け、前後方向へ揺動される揺動枠14へりンク15に
より吊設し、その上部中心へ蓮粁16により分銅榎村1
7を連結し、この榎好17に移動自在に分銅18を載架
してある。
葉深溝10,10と一体形成し、その奥側を操乾腕7へ
蝶着して、図面第4図に示す様に葉蝶溝10,10と一
緒に開閉させる様にするか、又は図面第6図に示す様に
左右の葉深溝10,10とは分割形成し、その奥側を操
乾室7へ蝶着して、操捻盤8だけが図面第7図に示す様
に開閉される様にするか、或は、図面第8図に示す様に
左右の葉蝶溝10,10とは分割形成して、然も擬捻盤
8を中央から二分割し、その手前側と奥側を榛乾室7へ
蝶着して裸捻盤8が図面第9図に示す様に開閉される様
にするものとする。12は榛捻盤8の上方に配設した操
具で、操捻盤8の弧形の中心に位置させた主軸13に取
付け、前後方向へ揺動される揺動枠14へりンク15に
より吊設し、その上部中心へ蓮粁16により分銅榎村1
7を連結し、この榎好17に移動自在に分銅18を載架
してある。
19,19は前記葉蝶溝10,10内に前記主軸13に
遊合して設けた往復寮で、クランク等の往復手段により
相反的に前後の方向へ揺動され、操捻盤8から落ちた茶
葵を前記した往復樋11,11へ掃き上げさせる。
遊合して設けた往復寮で、クランク等の往復手段により
相反的に前後の方向へ揺動され、操捻盤8から落ちた茶
葵を前記した往復樋11,11へ掃き上げさせる。
20,20は操捻盤8に対応させて前記往復樋11,1
1内に鞠21,21を支した回転高で、軸21,21に
より操捻盤8へ向って回転され、往復樋11,11上の
茶葉を操捻盤8へ掃き込ませる。
1内に鞠21,21を支した回転高で、軸21,21に
より操捻盤8へ向って回転され、往復樋11,11上の
茶葉を操捻盤8へ掃き込ませる。
22は前記した榛捻盤8の下方に取付けた蒸気加熱室で
、図面第10図の配管図に示す通り、ボイラー23の開
閉弁24を備える元管24に接続された蒸気の供給系統
aから分岐させた可操管26を加熱室22の奥側に連結
し、操捻盤8の開閉が支障なく行われる様にしてあり、
この加熱室22は裸捻盤8を図面第9図に示す様に、中
央部から2つに割れる様にした場合は、榛捻盤8に合せ
て2つに分割形成し、各々に可操管27,27により蒸
気を供聯合する様にしてある。
、図面第10図の配管図に示す通り、ボイラー23の開
閉弁24を備える元管24に接続された蒸気の供給系統
aから分岐させた可操管26を加熱室22の奥側に連結
し、操捻盤8の開閉が支障なく行われる様にしてあり、
この加熱室22は裸捻盤8を図面第9図に示す様に、中
央部から2つに割れる様にした場合は、榛捻盤8に合せ
て2つに分割形成し、各々に可操管27,27により蒸
気を供聯合する様にしてある。
28は前記蒸気加熱室22のなるべく中央下側に敬付け
たスチームトラップで、これにより加熱室22から擬蒸
気を排出し、加熱室22内の蒸気分布を平均させて、榛
捻盤8の各部が均一に加熱される様にしたもので、蒸気
加熱室22が2つに分割形成される場合は、各々の室2
2,22の内端側に設ける。
たスチームトラップで、これにより加熱室22から擬蒸
気を排出し、加熱室22内の蒸気分布を平均させて、榛
捻盤8の各部が均一に加熱される様にしたもので、蒸気
加熱室22が2つに分割形成される場合は、各々の室2
2,22の内端側に設ける。
29,29は前記した葉深溝10,10の下方に館設し
た蒸気加熱室で、図面第10図の配管図における蒸気供
給系統bから分岐する可榛管30,30を奥側へ連結し
てあり、この加熱崖29,29を固定とする場合は、蒸
気供輪溝台1こ可提督30を用いる必要はない。
た蒸気加熱室で、図面第10図の配管図における蒸気供
給系統bから分岐する可榛管30,30を奥側へ連結し
てあり、この加熱崖29,29を固定とする場合は、蒸
気供輪溝台1こ可提督30を用いる必要はない。
31は前記した蒸気加熱室29,29のなるべく中央下
部に取付けたドレントラツプで、加熱室29,29から
之に溜ったドレンを排出させ、加熱室29,29内の蒸
気分布を平均させ、葉蝶溝10,10の各部が均一に加
熱される様にしてある。
部に取付けたドレントラツプで、加熱室29,29から
之に溜ったドレンを排出させ、加熱室29,29内の蒸
気分布を平均させ、葉蝶溝10,10の各部が均一に加
熱される様にしてある。
V,及びV2は前記した蒸気の供給系a及びbに設けた
蒸気温度の調整手段で、図面第11図に示す様に調整ね
じ32によりばね33を圧縮して弁34の加圧力を変え
ることにより、圧力計P,及びP2に表示される二次圧
力を自由に調整して蒸気加熱室22及び29,29の温
度を自由に調整するもので、二次側の圧力変化を補正す
るダイヤフラム35を備えている減圧弁形のものを用い
て之を手動議整する。V3は蒸気の温度を自動調整する
手段で、プランジャ36に温度変化と比例する操作圧を
加え、温度上昇により弁37を絞らせ、温度低下により
弁37を開かせて蒸気流量を自動的に調整して加熱室2
2及び29,29の温度を希望値に保持させる調温弁を
用いるもので、この論温弁に対する操作圧の付与は、前
記した操具12か、葉蝶溝10,10の茶温を検出し易
い個所に設置し、茶温を検知させて茶温を内封した温度
と体積の比例する流体を配管38により前記調温弁に伝
えてプランジヤ36を操作させる図面第11図に示す様
な温度検知器Sを用いるものとする。尚、前記の場合、
擬捻盤8の下方と葉蝶溝10,10の下方だけに蒸気加
熱室22と29,29を設け、往復樋11,11の加熱
は省いてあるが、必要に応じて図面第3図に示す様に往
復樋11,11の下方にも加熱室22,29,29を設
けて、この加熱室22,29,29にもスチームトラッ
プ28,31と蒸気の供給管26,30を接続すること
もある。又、蒸気加熱室22及び29,29の温度調整
手段V,及びV2は、図面第10図に示す様に4つの蒸
気加熱室22と、4組の美深溝10,10とに対して1
個宛設けて、4つ若しくは4組をまとめて制御している
が、温度調整手段V,,V2は蒸気加熱室22と29,
29を2手づつに分けて制御するか、或は各加熱室22
及び29,29に個別に設けて温度制御を行う様にして
も良いものである。
蒸気温度の調整手段で、図面第11図に示す様に調整ね
じ32によりばね33を圧縮して弁34の加圧力を変え
ることにより、圧力計P,及びP2に表示される二次圧
力を自由に調整して蒸気加熱室22及び29,29の温
度を自由に調整するもので、二次側の圧力変化を補正す
るダイヤフラム35を備えている減圧弁形のものを用い
て之を手動議整する。V3は蒸気の温度を自動調整する
手段で、プランジャ36に温度変化と比例する操作圧を
加え、温度上昇により弁37を絞らせ、温度低下により
弁37を開かせて蒸気流量を自動的に調整して加熱室2
2及び29,29の温度を希望値に保持させる調温弁を
用いるもので、この論温弁に対する操作圧の付与は、前
記した操具12か、葉蝶溝10,10の茶温を検出し易
い個所に設置し、茶温を検知させて茶温を内封した温度
と体積の比例する流体を配管38により前記調温弁に伝
えてプランジヤ36を操作させる図面第11図に示す様
な温度検知器Sを用いるものとする。尚、前記の場合、
擬捻盤8の下方と葉蝶溝10,10の下方だけに蒸気加
熱室22と29,29を設け、往復樋11,11の加熱
は省いてあるが、必要に応じて図面第3図に示す様に往
復樋11,11の下方にも加熱室22,29,29を設
けて、この加熱室22,29,29にもスチームトラッ
プ28,31と蒸気の供給管26,30を接続すること
もある。又、蒸気加熱室22及び29,29の温度調整
手段V,及びV2は、図面第10図に示す様に4つの蒸
気加熱室22と、4組の美深溝10,10とに対して1
個宛設けて、4つ若しくは4組をまとめて制御している
が、温度調整手段V,,V2は蒸気加熱室22と29,
29を2手づつに分けて制御するか、或は各加熱室22
及び29,29に個別に設けて温度制御を行う様にして
も良いものである。
本発明に関する蒸気加熱式精榛機の作用を説明する。
ボイラー23により蒸気を発生させて蒸気の供給系a及
びbへ蒸気を送り、供給系aの温度調整手段V,を圧力
計P,の指示がlk9/地となり、供給系bの温度調整
手段V2を圧力計P2の指示が0.5k9/旅となる様
に調整し、図面第3図に示す様な四手糟榛機における第
1〜第4の擬捻盤と葉蝶溝との各部a,b,c,〜i,
k,1の空転時の温度を実測した結果は下表の通りであ
った。
びbへ蒸気を送り、供給系aの温度調整手段V,を圧力
計P,の指示がlk9/地となり、供給系bの温度調整
手段V2を圧力計P2の指示が0.5k9/旅となる様
に調整し、図面第3図に示す様な四手糟榛機における第
1〜第4の擬捻盤と葉蝶溝との各部a,b,c,〜i,
k,1の空転時の温度を実測した結果は下表の通りであ
った。
上表より明かな通り、葉深溝10,10の温度が最高で
も870で従来のガス火熱の最低温に比べて私℃低く、
榛捻盤の温度は最低でも90qoで従来のガス加熱の最
高溢に比べても3℃高いもので、総体の平均温度は83
3qoであり、温度の変イゼ率‘ま7.7%であった。
も870で従来のガス火熱の最低温に比べて私℃低く、
榛捻盤の温度は最低でも90qoで従来のガス加熱の最
高溢に比べても3℃高いもので、総体の平均温度は83
3qoであり、温度の変イゼ率‘ま7.7%であった。
又、この精操機は、榛捻盤8の下方と、葉喋溝10,1
0の下方とに夫々蒸気加熱室22と29,29とを設け
、各室毎にスチームトラップ28又は31を設けると共
に、可榛管26等を介して蒸気を供給する様にしてある
から、各加熱室22及び29,29内には等温の蒸気が
充満して各部の温度分布を平均させるから、擬捻盤8及
び葉蝶溝10,10は各部をむらなく加熱されて殆ど表
面温度差を生じない均一加熱を行われた。従って、この
加熱条件にある糟後機において中千茶を加工する場合、
茶葉は葉蝶溝10,10において80qo程度で温熱さ
れるため、茶葵表面の急乾によるこわばりを生じず、従
って茶葉は内部水分を順調に表面へ抽出されて適切なし
とりを保ちつつ加熱乾燥され、又、綾捻盤8は90℃以
上と葉深溝10,10よりも高い温度を保持して、茶菓
をその形付けと締りに適した温度において榛臭12によ
り操み込ませるため、中千茶の成形操作が良好に行われ
て、然も操具12に対する榛圧負荷も時間の経過に合せ
て徐々に大きくするだけで、茶菓は平打ちを生ずること
もなく理想的な針形状に仕上げられるものである。尚前
記の場合は、熱伝動の良好なアルミニウムのダク9を用
いたため、擬捻盤8用の蒸気加熱室22の蒸気供V給系
aの圧力を1.2k9/仇に設定したがダク9として公
知の木製のものを用いても、蒸気供繋舎系aの圧力を4
k9/均程度に上げれば、湊捻盤8を前記アルミニウム
の場合と同じ温度に加熱して前述と同様の作用を行わせ
得るものである。
0の下方とに夫々蒸気加熱室22と29,29とを設け
、各室毎にスチームトラップ28又は31を設けると共
に、可榛管26等を介して蒸気を供給する様にしてある
から、各加熱室22及び29,29内には等温の蒸気が
充満して各部の温度分布を平均させるから、擬捻盤8及
び葉蝶溝10,10は各部をむらなく加熱されて殆ど表
面温度差を生じない均一加熱を行われた。従って、この
加熱条件にある糟後機において中千茶を加工する場合、
茶葉は葉蝶溝10,10において80qo程度で温熱さ
れるため、茶葵表面の急乾によるこわばりを生じず、従
って茶葉は内部水分を順調に表面へ抽出されて適切なし
とりを保ちつつ加熱乾燥され、又、綾捻盤8は90℃以
上と葉深溝10,10よりも高い温度を保持して、茶菓
をその形付けと締りに適した温度において榛臭12によ
り操み込ませるため、中千茶の成形操作が良好に行われ
て、然も操具12に対する榛圧負荷も時間の経過に合せ
て徐々に大きくするだけで、茶菓は平打ちを生ずること
もなく理想的な針形状に仕上げられるものである。尚前
記の場合は、熱伝動の良好なアルミニウムのダク9を用
いたため、擬捻盤8用の蒸気加熱室22の蒸気供V給系
aの圧力を1.2k9/仇に設定したがダク9として公
知の木製のものを用いても、蒸気供繋舎系aの圧力を4
k9/均程度に上げれば、湊捻盤8を前記アルミニウム
の場合と同じ温度に加熱して前述と同様の作用を行わせ
得るものである。
前述の様に本発明に関する蒸気加熱式糟榛機は、榛捻盤
の下方と、この榛捻盤を挟んで両側に配設した葉蝶溝の
下方とに夫々蒸気加熱室を設け、これら加熱室の榛捻盤
の下方のものと、葉喋溝の下方のものとに、別系統の蒸
気供野溝系を接続して、各供聯合系に蒸気の圧力を加減
し、接続された蒸気加熱室の温度を調整手段を設け、更
に、榛捻盤の下方の蒸気加熱迄鳶こは、室内の蒸気分布
を平均させるスチームトラツプを設け、藁蝶溝の下方の
蒸気加熱迄室‘こは、室内の蒸気分布を平均させるドレ
ントラップを設けて、葉深溝の80℃以下の加熱と、綾
捻盤の9ぴC以上の加熱を可能として、茶葉をしとりを
失うことなく効果的に加熱乾燥すると共に、榛捻盤温度
の上昇により、森葉の形付けと締りを良好とすることが
出来るため、嫁具の凝圧加減を適当に行っても、茶葉は
平を打つことなく、理想的な針形状に操み上げられて、
加工中に茶葉の細がりを生ずることも、又焦げを生ずる
こともないため、形状、水色、香味共にすぐれて歩蟹り
も良い製品の製造が可能となるものである。
の下方と、この榛捻盤を挟んで両側に配設した葉蝶溝の
下方とに夫々蒸気加熱室を設け、これら加熱室の榛捻盤
の下方のものと、葉喋溝の下方のものとに、別系統の蒸
気供野溝系を接続して、各供聯合系に蒸気の圧力を加減
し、接続された蒸気加熱室の温度を調整手段を設け、更
に、榛捻盤の下方の蒸気加熱迄鳶こは、室内の蒸気分布
を平均させるスチームトラツプを設け、藁蝶溝の下方の
蒸気加熱迄室‘こは、室内の蒸気分布を平均させるドレ
ントラップを設けて、葉深溝の80℃以下の加熱と、綾
捻盤の9ぴC以上の加熱を可能として、茶葉をしとりを
失うことなく効果的に加熱乾燥すると共に、榛捻盤温度
の上昇により、森葉の形付けと締りを良好とすることが
出来るため、嫁具の凝圧加減を適当に行っても、茶葉は
平を打つことなく、理想的な針形状に操み上げられて、
加工中に茶葉の細がりを生ずることも、又焦げを生ずる
こともないため、形状、水色、香味共にすぐれて歩蟹り
も良い製品の製造が可能となるものである。
殊にこの精操機は、系統別に温度調整手段を設け、これ
の操作により蒸気加熱室の温度を調整するものであるか
ら、加熱室の温度を遠に且つ自在に調整することが出来
て、調整後の温度変化が殆どなく、然も操捻盤用と、葉
喋溝用の加熱室を個別に温度調整するから、茶葉の性状
に合せて裸捻盤と葉渓溝との温度差を変換し、乾燥を促
進したり、成形を促進したりする操作も任意に行い得る
ため、原葉が変っても前述の調整によりほぼ一律の製品
を得ることが可能であるし、又、この蒸気加熱式は熱量
が有効に活用されるため、燃費節約にも大きな効果が奏
されるものである。
の操作により蒸気加熱室の温度を調整するものであるか
ら、加熱室の温度を遠に且つ自在に調整することが出来
て、調整後の温度変化が殆どなく、然も操捻盤用と、葉
喋溝用の加熱室を個別に温度調整するから、茶葉の性状
に合せて裸捻盤と葉渓溝との温度差を変換し、乾燥を促
進したり、成形を促進したりする操作も任意に行い得る
ため、原葉が変っても前述の調整によりほぼ一律の製品
を得ることが可能であるし、又、この蒸気加熱式は熱量
が有効に活用されるため、燃費節約にも大きな効果が奏
されるものである。
第1図は従来のガス加熱式糟操機の縦断側面図。
第2図は同上の加熱部を示す縦断正面図。第3図は四手
糟裸機の擬捻盤と葉蝶溝の配置を示す平面図。第4図は
本発明に関する蒸気加熱式糟擬機の縦断側面図。第5図
は同上の加熱部を示す縦断正面図。第6図は第5図の一
部変形を示す縦断正面図。第7図は同上の側面図。第8
図は第5図の他の変形を示す縦断正面図。第9図は同上
の側面図。第10図は四手精榛機の配管図。第11図は
供聯合系に用いた温度調整手段を示す一部縦断側面図で
ある。図中8は擬捻盤、10,1川ま葉蝶溝、22及び
29,29は蒸気加熱室、a,bは蒸気の供給系、28
,31はスチームトラツプ、V,?V2は温度調整手段
である。第2図 第5図 図 船 図 の 船 図 寸 舷 図 〇 舵 第6図 第7図 第8図 第9図 図 糠
糟裸機の擬捻盤と葉蝶溝の配置を示す平面図。第4図は
本発明に関する蒸気加熱式糟擬機の縦断側面図。第5図
は同上の加熱部を示す縦断正面図。第6図は第5図の一
部変形を示す縦断正面図。第7図は同上の側面図。第8
図は第5図の他の変形を示す縦断正面図。第9図は同上
の側面図。第10図は四手精榛機の配管図。第11図は
供聯合系に用いた温度調整手段を示す一部縦断側面図で
ある。図中8は擬捻盤、10,1川ま葉蝶溝、22及び
29,29は蒸気加熱室、a,bは蒸気の供給系、28
,31はスチームトラツプ、V,?V2は温度調整手段
である。第2図 第5図 図 船 図 の 船 図 寸 舷 図 〇 舵 第6図 第7図 第8図 第9図 図 糠
Claims (1)
- 1 揉捻盤の下方と、この揉捻盤を挾んでその両側に配
設した葉渫溝の下方とに、夫々蒸気加熱室を設け、これ
ら加熱室の揉捻盤の下方のものと、葉渫溝の下方のもの
とに、別系統の蒸気供給系を接続して、各供給系に蒸気
の圧力を加減し、接続された蒸気加熱室の温度を調整す
る調整手段を設け、更に、揉捻盤の下方の蒸気加熱室に
は、室内の蒸気分布を平均させるスチームトラツプを設
け、葉渫溝の下方の蒸気加熱室には、室内の蒸気分布を
平均させるドレントラツプを設けて、葉渫溝の80℃以
下の加熱と、揉捻盤の90℃以上の加熱を可能としたこ
とを特徴とする蒸気加熱式精揉機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20404981A JPS6023814B2 (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | 蒸気加熱式精揉機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20404981A JPS6023814B2 (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | 蒸気加熱式精揉機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58107135A JPS58107135A (ja) | 1983-06-25 |
JPS6023814B2 true JPS6023814B2 (ja) | 1985-06-10 |
Family
ID=16483896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20404981A Expired JPS6023814B2 (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | 蒸気加熱式精揉機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023814B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9706902B2 (en) | 2011-11-28 | 2017-07-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Objective lens for endoscopic device, actuator for focusing, and endoscopic system |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60127776U (ja) * | 1984-02-06 | 1985-08-28 | 株式会社寺田製作所 | 製茶精揉機の茶葉取出装置 |
-
1981
- 1981-12-17 JP JP20404981A patent/JPS6023814B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9706902B2 (en) | 2011-11-28 | 2017-07-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Objective lens for endoscopic device, actuator for focusing, and endoscopic system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58107135A (ja) | 1983-06-25 |
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