JPS602380Y2 - 逆止弁 - Google Patents
逆止弁Info
- Publication number
- JPS602380Y2 JPS602380Y2 JP7254080U JP7254080U JPS602380Y2 JP S602380 Y2 JPS602380 Y2 JP S602380Y2 JP 7254080 U JP7254080 U JP 7254080U JP 7254080 U JP7254080 U JP 7254080U JP S602380 Y2 JPS602380 Y2 JP S602380Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- seat
- seat ring
- check
- fluid flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lift Valve (AREA)
- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案ぽ1個の弁で、弁を取りつけたままで、一方ま
たは逆方向の任意の方向に逆止め効果を発揮する逆止弁
に関するものである。
たは逆方向の任意の方向に逆止め効果を発揮する逆止弁
に関するものである。
従来の逆止弁は定められた方向のみに逆止め効果を有す
る一方向逆止弁が殆んどで、正逆両方向の逆止め効果を
必要とする配管回路には使用できない不都合があった。
る一方向逆止弁が殆んどで、正逆両方向の逆止め効果を
必要とする配管回路には使用できない不都合があった。
ただ、両方向の逆止め機能を有する弁として、特開昭5
0−94531号公報にて開示されたものであるが、こ
の逆止弁は、吸入部と排出部を有する弁ハウジング内に
回転可能なストップ弁を設け、該ストップ弁の2つの開
口部の1つに弁フラツプを設けたもので、1つの転回位
置において逆止弁として作用し、流体を一方向のみに通
過させ、他の転回位置において弁が閉塞されるように構
威し、弁ハウジング内でストップ弁を回転させることに
よって流体の閉塞と両方向逆止め作用を行なわせるもの
であるが、1つの方向の逆止め作用から逆方向の逆止め
作用を行なわせるべく、弁を切り変える時にストップ弁
の摺動部が、流体通路を横切るので弁摺動部にスラリー
等の噛み込みが発生しやすい。
0−94531号公報にて開示されたものであるが、こ
の逆止弁は、吸入部と排出部を有する弁ハウジング内に
回転可能なストップ弁を設け、該ストップ弁の2つの開
口部の1つに弁フラツプを設けたもので、1つの転回位
置において逆止弁として作用し、流体を一方向のみに通
過させ、他の転回位置において弁が閉塞されるように構
威し、弁ハウジング内でストップ弁を回転させることに
よって流体の閉塞と両方向逆止め作用を行なわせるもの
であるが、1つの方向の逆止め作用から逆方向の逆止め
作用を行なわせるべく、弁を切り変える時にストップ弁
の摺動部が、流体通路を横切るので弁摺動部にスラリー
等の噛み込みが発生しやすい。
この考案は上記の点を考慮してなされたもので、スラリ
ーの噛み込みによる不具合がなく、かつ逆止弁効果の方
向切換が早く、確実に実施できる逆止弁を提供すること
を目的とする。
ーの噛み込みによる不具合がなく、かつ逆止弁効果の方
向切換が早く、確実に実施できる逆止弁を提供すること
を目的とする。
以下この考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
図面において1は、一方に流体の出入ポートを有し、他
方にフランジを有する同形の箱体2,3を、流体の出入
ポート4,5を外側にして、互にフランジ6.7を接合
し、ボルト8,8・・・で結合して形成したバルブケー
シングである。
方にフランジを有する同形の箱体2,3を、流体の出入
ポート4,5を外側にして、互にフランジ6.7を接合
し、ボルト8,8・・・で結合して形成したバルブケー
シングである。
10は両面が互に平行な斜面の弁シート11.12に形
成された円筒形状を有するシートリングで、その円筒外
周中央部に外面全周にウオーム歯車13が設けられた環
状つば部14を有し、該環状つば部14が前記バルブケ
ーシング1の中央合せ面に設けられた環状溝部15に嵌
めこまれている。
成された円筒形状を有するシートリングで、その円筒外
周中央部に外面全周にウオーム歯車13が設けられた環
状つば部14を有し、該環状つば部14が前記バルブケ
ーシング1の中央合せ面に設けられた環状溝部15に嵌
めこまれている。
そして前記シートリング10はこの外胴部がバルブケー
シング1の中央部内径に挿入されて、シートリング10
の軸心線の回りに、バルブケーシング1の流体の流れ方
向を軸にして回動するようになっている。
シング1の中央部内径に挿入されて、シートリング10
の軸心線の回りに、バルブケーシング1の流体の流れ方
向を軸にして回動するようになっている。
シートリング16.17が上記環状つば部14およびシ
ートリング10とバルブケーシング1との回転摺動部を
シールするように、前記環状溝部15に嵌めこまれてい
る。
ートリング10とバルブケーシング1との回転摺動部を
シールするように、前記環状溝部15に嵌めこまれてい
る。
20は前記ウオーム歯車13に噛み合うウオームで、バ
ルブケーシング1の中央部合せ面に設けられた穴18に
挿入され、その両端部の軸21゜22が前記穴18の両
端部に嵌めこまれ、カバー44.45で固定されている
軸受23,24で支持されている。
ルブケーシング1の中央部合せ面に設けられた穴18に
挿入され、その両端部の軸21゜22が前記穴18の両
端部に嵌めこまれ、カバー44.45で固定されている
軸受23,24で支持されている。
ウオーム20の一方の軸22は軸受24より外方に延ば
され、その軸端部にハンドル25が固定されている。
され、その軸端部にハンドル25が固定されている。
可撓性のある合皮ゴムまたはエラストマー等よりなるヒ
ンジプレート28.29の下端部に、円盤上に形成され
た弁プレー)30.31が接着固定されて構成された2
個の弁体32,33が、前記シートリング10の両端の
弁シート11.12に対応するように、ヒンジプレート
28.29の上端部が箱体2,3の内側に固定して対称
位置に設けられている弁支え34.35の上面に、それ
ぞれぞれスペーサ36.37を挟んで、座金38.39
を介してボルト40,41・・・にて固定されている。
ンジプレート28.29の下端部に、円盤上に形成され
た弁プレー)30.31が接着固定されて構成された2
個の弁体32,33が、前記シートリング10の両端の
弁シート11.12に対応するように、ヒンジプレート
28.29の上端部が箱体2,3の内側に固定して対称
位置に設けられている弁支え34.35の上面に、それ
ぞれぞれスペーサ36.37を挟んで、座金38.39
を介してボルト40,41・・・にて固定されている。
シートリング10の両端の弁シート面11,12は環状
つば部14の面に対して傾斜し、相互に平行な面をなし
ており、第1図に示す位置では、シートリング10の上
端部において、環状つば14の面よりシート面までの高
さが左側で最大の時は右側で最小となり、シートリング
10の下端部では左側で最小となり、右側で最大となる
よう形成され、シートリング10の上部において左側の
シート面11の肩11aが、左側の弁体32のヒンジプ
レート28を押し上げて左側の流体通路を開放し、右側
シート面12には、右側弁体33が密着するようになり
、さらにシートリング10を、この位置より180°回
転させると第4図に示すように、上部右側のシート面1
2の肩12aが右側の弁体33のヒンジプレート29を
押し上げて右側の流体通路が開放され、左側シート面1
1には左側弁体32が密着するようになっている。
つば部14の面に対して傾斜し、相互に平行な面をなし
ており、第1図に示す位置では、シートリング10の上
端部において、環状つば14の面よりシート面までの高
さが左側で最大の時は右側で最小となり、シートリング
10の下端部では左側で最小となり、右側で最大となる
よう形成され、シートリング10の上部において左側の
シート面11の肩11aが、左側の弁体32のヒンジプ
レート28を押し上げて左側の流体通路を開放し、右側
シート面12には、右側弁体33が密着するようになり
、さらにシートリング10を、この位置より180°回
転させると第4図に示すように、上部右側のシート面1
2の肩12aが右側の弁体33のヒンジプレート29を
押し上げて右側の流体通路が開放され、左側シート面1
1には左側弁体32が密着するようになっている。
42.43は箱体2,3の上部開口部に設けられている
カバーで、この開口部より弁体32,33をケーシング
外に取り出すことができる。
カバーで、この開口部より弁体32,33をケーシング
外に取り出すことができる。
この考案の逆止弁は上記の構成を有し、スラリー等の流
体がポート4に流れ、その圧力が所定圧力まで上昇する
と、第1図の1点鎖線で示すように弁体33がヒンジプ
レート29で曲げられて回動し、流体はポート4からポ
ート5へ障害なく流れることができる。
体がポート4に流れ、その圧力が所定圧力まで上昇する
と、第1図の1点鎖線で示すように弁体33がヒンジプ
レート29で曲げられて回動し、流体はポート4からポ
ート5へ障害なく流れることができる。
ポート5から流体が逆流する場合は弁プレート31が流
路の障害となり、流体の圧力により弁体33がシートリ
ング10のシート12に密着し、流体圧力が大きくなる
程、密着力が大きくなり、逆止機能を発揮する。
路の障害となり、流体の圧力により弁体33がシートリ
ング10のシート12に密着し、流体圧力が大きくなる
程、密着力が大きくなり、逆止機能を発揮する。
次に逆止め機能の方向を転換させるには、ハンドル25
を回転させてウオーム20、ウオーム歯車13を介して
、シートリング10を第1図に示す位置より1800回
転させると、弁体33のヒンジプレート29が弁シート
12の肩12aに押し上げられ、弁体33は第4図に示
すようにポート5側の流体通路を開放し、反対にポート
4側の弁体32はシートリング10のシート11に密着
し、ポート5から流入する流体は自由にポート4側に流
出することができるが、ポート4から流体が逆流する場
合はポート4側の弁体32が逆止弁機能を発揮する。
を回転させてウオーム20、ウオーム歯車13を介して
、シートリング10を第1図に示す位置より1800回
転させると、弁体33のヒンジプレート29が弁シート
12の肩12aに押し上げられ、弁体33は第4図に示
すようにポート5側の流体通路を開放し、反対にポート
4側の弁体32はシートリング10のシート11に密着
し、ポート5から流入する流体は自由にポート4側に流
出することができるが、ポート4から流体が逆流する場
合はポート4側の弁体32が逆止弁機能を発揮する。
以上説明したように、この考案の逆止弁はバルブケーシ
ングの流体通路中央部に、互に平行な傾斜面を有する弁
シートを両側に形成したシートリングを回動自在に設け
、該シートリングの弁シートに対応して、それぞれスイ
ング形の弁体を対称に設けた構成にし、前記シートリン
グの1つの位置では一方の弁体を流体通路に対して開放
すると共に他方の弁体を弁シートに密着させ、シートリ
ングを流体の流れ方向を回転軸にして転動させた他の位
置では、弁体を前記と逆の位置をとらせるようにして、
任意の流動方向に対して、逆止め機能を発揮させるよう
にしたので、逆止弁効果の方向切換が簡単にできると共
に、切換に際しシートリングが流体通路を横切ることが
ないので、弁摺動部にスラリー等が噛み込むことがない
。
ングの流体通路中央部に、互に平行な傾斜面を有する弁
シートを両側に形成したシートリングを回動自在に設け
、該シートリングの弁シートに対応して、それぞれスイ
ング形の弁体を対称に設けた構成にし、前記シートリン
グの1つの位置では一方の弁体を流体通路に対して開放
すると共に他方の弁体を弁シートに密着させ、シートリ
ングを流体の流れ方向を回転軸にして転動させた他の位
置では、弁体を前記と逆の位置をとらせるようにして、
任意の流動方向に対して、逆止め機能を発揮させるよう
にしたので、逆止弁効果の方向切換が簡単にできると共
に、切換に際しシートリングが流体通路を横切ることが
ないので、弁摺動部にスラリー等が噛み込むことがない
。
また弁形状がスイング形バルブであるため流路形状や密
閉性に優れている等、従来の弁にない多くの長所がある
。
閉性に優れている等、従来の弁にない多くの長所がある
。
図面はこの考案の一実施例を示すもので第1図は縦断面
図、第2図は第1図のI−I断面図、第3図は第1図の
■−■断面図、第4図は弁体の切換位置説明図である。 1・・・・・・バルブケーシング、4,5・・・・・・
出入ポート、10・・・・・・シートリング、11.1
2・・・・・・弁シート、28.29・・・・・・ヒン
ジプレート、32,33・・・・・・弁体。
図、第2図は第1図のI−I断面図、第3図は第1図の
■−■断面図、第4図は弁体の切換位置説明図である。 1・・・・・・バルブケーシング、4,5・・・・・・
出入ポート、10・・・・・・シートリング、11.1
2・・・・・・弁シート、28.29・・・・・・ヒン
ジプレート、32,33・・・・・・弁体。
Claims (1)
- 両側に出入口を有するバルブケーシングと、該バルブケ
ーシングの内部に、流体の流れ方向を回転軸にして、回
動自在に設けられ、かつ、互に平行な傾斜面に形成され
た弁シートを両側面に有するシートリングと、一端部を
バルブケーシングに支持されて前記シートリングの弁シ
ートに揺動自在に対面されている1対のスイング形弁体
とを備えており、前記シートリングの一方の回動位置に
おいて前記弁体の一方のみがシートリングにより強制的
に流体の流路を開放するように揺動され、シートリング
の他方の回動位置において、弁体の他方のみがシートリ
ングにより、強制的に流体の流路を開放するように揺動
されるように構威されていることを特徴とする逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7254080U JPS602380Y2 (ja) | 1980-05-28 | 1980-05-28 | 逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7254080U JPS602380Y2 (ja) | 1980-05-28 | 1980-05-28 | 逆止弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56174757U JPS56174757U (ja) | 1981-12-23 |
JPS602380Y2 true JPS602380Y2 (ja) | 1985-01-23 |
Family
ID=29435730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7254080U Expired JPS602380Y2 (ja) | 1980-05-28 | 1980-05-28 | 逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602380Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH063269B2 (ja) * | 1985-07-15 | 1994-01-12 | 本田技研工業株式会社 | 切換弁装置 |
-
1980
- 1980-05-28 JP JP7254080U patent/JPS602380Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56174757U (ja) | 1981-12-23 |
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