JPS6023627B2 - 柱状物用昇降器具 - Google Patents

柱状物用昇降器具

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JPS6023627B2
JPS6023627B2 JP7745980A JP7745980A JPS6023627B2 JP S6023627 B2 JPS6023627 B2 JP S6023627B2 JP 7745980 A JP7745980 A JP 7745980A JP 7745980 A JP7745980 A JP 7745980A JP S6023627 B2 JPS6023627 B2 JP S6023627B2
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和親 和田
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は立木や電柱その他の柱状物に作業者を安全確
実に昇降せしめ且つ作業用足場を得るための柱状物用昇
降器具に関するものである。
従来森林作業用の不登器等この種の器具においては、枠
状の本体内に設けた前後の挟持部間に柱状物を挿入せし
める形で器具をセットし、器具端部に荷重をかけること
により自在鈎の原理で柱状物を挟特せしめることによっ
て器具全体を柱状物に固定し、足場を可動的に形成せし
める構造のものである。しかしこの種の器具においては
柱状物がテーパーをなしている場合はその径の変化に挟
持部間隔が順応しないために足場の傾斜角度が径の変化
に応じて変り、安定性に乏しく危険であった。
また挟持部間隔や綿着バンドの径を柱状物の径の変化に
合せて変化させる構造のものでは柱上において人手によ
る操作を必要とする等の面倒さや危険を伴っていた。こ
の問題に対し本発明者は、実願昭54−122683号
明細書及び図面に示されるように、一方の球持部が柱状
物の径の変化に応じてばねの力によって自動的に追随変
化する構造の器具の考案を既に提案している。
この発明は上記考案の基本的原理をそのま)利用して、
挟持部の追随性が一層良好な機構のものを提供するとと
もに、さらにその要部となる機構を応用して安全な腰掛
け姿勢での使用が可能な昇降器具を提供せんとするもの
で、以下図示するそれぞれの実施態様につき詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る器具の機構とその付属品を示す分
解斜視図で、コ字形に形成された金属製の本体1は両側
に互に平行な二辺をなすように突出したサイドフレーム
2,2を有し、核サイドフレーム2,2は先端が開放端
をなし、その一方の先端にはピン3によって前方挟持村
4の一端が水平方向に回動可能な如く柚支され、他方の
サイドフレーム2の先端には上記挟特粁4の池端が着脱
自在に係止されるように鈎状の係止具5が付設されてい
る。
6は前方挟持村4の先端の係止状態をセットするための
セットピンで、係止具5,侠持杵4,サイドフレーム2
の端部を貫いて差込まれる。
前方挟持村4の中央には前方向にアングル状に轡曲形成
された前方侠持部7が設けられ、その後方側には該球持
部7の轡曲形状に沿った板状の当て具8が固着されてお
り、後述する柱状物への押薮時にその表面の損傷を防止
し、安定的に当援する構造となっている。
上記挟持部7の中央湾曲部前方側にはブラケット9を突
設し、その下部先端にはガイドローラー10が回転自在
に軸支されている。サイドフレーム2,2には各サイド
フレームに沿って前後にスライドする角筒状のスライダ
ー11,11が遊鼓され、該スライダー11,11間は
各フレーム2,2に直交する方向の後方挟持杵12で一
体的に連結されるとともに、この後方挟持杵12の中央
部前方には斜め下方に突設されたアーム13を介して、
前述した侠持部7と対応する向きにアングル状に轡曲し
た後方挟持部14が付設されている。
この挟持部14の前面にも、当綾する柱状物の表面を損
傷せず且つ安定的な接触が得られるように当て板15が
取付けられている。また後方挟持村12の中央上部には
ブラケット16を介してガイドローラー17が回転自在
に軸支されるとともに、その反対側の下部にはブラケッ
ト18を付設し次に述べるガイドロッド19の前端が上
下方向の一定角度内での揺動が自在な如く藤支されてい
る。即ちガイドロッド19は、前端をプラケツト18に
鍬支された状態で、本体1の中央都下端に突設したブラ
ケット20を摺動自在な如く貫いて、その後端はその方
向に延びている。
このガイドロッド10のブラケツト18,20間にはス
プリング21が外挿され、後万挟特村12を常時一定の
力で前方に押し寄せるように作用している。即ち後で述
べるように前後の挟持部7,14間に挿通された柱状物
に対して、後方荻持部14は、上記スプリング21の押
圧力及びスライダー11,11のスライドによって常時
柱状物後面に追従又は順応して押接される構造である。
フレーム1の後部中央の上面には、作業者の足を載せる
ペダル22が前後方向に固着して設けられ、該ペダル2
2の後方中央には前後方向のスリット状の取付孔23が
穿設され、該取付孔23には後で述べるサドル24又は
種固定具25の固定ボルト26又は27を挿通し、前後
位置調節自在に綿着固定するためのものである。
またペダル22の前方にはバンド28を取付けるための
バンド取付具29を綿着固定するための敬付孔30が穿
:されている。バンド取付具29及び種固定具25は、
本発明の一対の昇降器具を作業者の左右の両足に装着し
て使用する場合(第4図参照)にペダル22に取付ける
もので、先ず種固定具25はペダル22の後方上面に被
せるようにして装着する本体25aと、その後端上方に
突出して作業靴の種周面を囲むようにして固定する轡曲
しした固定爪25bとからなり、作業者の足のサイズに
合わせ、その下面に突設した固定ボルト27を取付孔2
3内で前後にずらすことによりサイズ調節ができる構造
である。
バンド取付具29はチャンネル状断面をなし、その内部
に作業者の靴を収容するとともに、両側にバンド28を
取付け、器具装着時に、このバンド28で足の甲部をバ
ンド締着して固定する(第3図参照)。上記種固定具2
5及びバンド取付具29は図示するようにサドル24と
択一的にいずれか一方のみ取付ける構造でもよいが、サ
ドル24の取付の妨げにならない構造のものをペダル2
2の表面,周面又は下面等に付設しておき、作業者の足
に装着する際にだけこれらを使用可能な状態にして(例
えばペダル22の周面又は底面側より起して)、装着に
用いるものとすることもできる。
サドル24は既に述べたように、ペダル22の取付孔2
3に、下部の取付ボルト26を通して前後位置を調節し
ながら取付け、綿着固定するものであるが、これを使用
するのは第5図に示す如く一対の昇降器具の一方を腰掛
け用として使い、他方を足掛け用として用いる場合であ
る。したがってこの使用態様では、サドル24を取付け
ない他方の昇降器具には、例えば第2図に示すような簡
単なステップ31を取付けることが望ましい。またサド
ル24の上面には一一般自転車用サドルの如くある程度
弾力性のある材料を用いることが望ましい。ステップ3
1は、本体1の後端上に作業者が足を載せ、ここを両足
の足場にするためのもので、この例ではサイドフレーム
2,2に両端を掛け、その中央はペダル22の下側を通
るように琴曲した一定幅の板材31aと、該板材31a
の左右前方にL字形をなして突設せしめた足掛け榛31
bとからなっている。
32,33はこのステップ31を本体1に取付け固定す
るためのステップ取付具及び取付ボルトである。
足掛け棒31bは、作業者の足を載せるべくステップ3
1の一部を構成するが、器具を柱上において移動するた
めに本体1の後端を上方へ持ち上げるときには、そのL
字形に屈曲した先端と板材31aとの間に靴の爪先を入
れて足掛棒先端を該爪先に掛けるようにして持ち上げる
ことを可能ならしめるものである。このほか、本体1の
後端を作業靴の甲部に引掛けようにして持ち上げ、ある
いは両足で下段の器具後端を挟んで持ち上げることもで
きる。次に本発明器具をいわゆる足掛け式として柱状物
への昇降に用いる場合に具体例について説明すると、先
ず第3図,第4図に示すように、上下二段になるように
一対の器具を柱状物34に取付ける。この場合各器具は
いずれか一方のみが落下するのを防ぎ且つ両者が一定以
下の間隔を保持するように互に鎖35等で連結されてお
り、柱状物34は各器具の前後の侠持部7,14間に挿
通され且つ侠持されるように、前方秋持杵4の一端を係
止具5において係止しておく。上記の状態で、第3図に
示すように本体1の後端にa,方向の荷重が掛ると各ス
ライダー11の下部後端又はそこに付設したラチェット
36が、各サイドフレーム2の下面に沿って設けられた
ラック37に喰い込んで後万挟持部14が本体1の下方
において柱状物34の後面にa2方向に当接する。
他方このとき前方挟持部7は本体1の上部において柱状
物前面よりa3方向に当接し、各挟持部14,7の柱状
物表面への押援は互に他方の押倭力の反力として作用し
、これらによって柱状物34が挟持されることになる。
この作用、即ち被持部7,14の自在鈎の原理によって
サイドフレーム2は略水平な状態を保ちながら荷重(作
業者の体重)を支えている。次いで、器具を昇降させる
ときは、先ず本体1の後端をq方向に引上げると、柱状
物表面に対してガイドローラー17,10がそれぞれQ
,b3方向に押接されるとともにラチェツト36がフッ
ク37より外れて各スライダー11がL方向に後退する
ので、器具はガイドローラー10.17の回転や当て板
8,15の滑りの助けにより、柱状物に沿って上下に自
由に昇降できる状態となる。
この状態で第4図に示すように足を交互に上下動させる
ことにより昇降器具は任意の高さで停止させ、柱上での
作業用足場を任意に形成することができる。第5図は本
発明の器具を腰掛け式の足場として利用する場合の使用
状態を示したもので、この場合も一対の器具を用いてそ
れぞれを柱状物34に装着して上下二段の形式にする点
では第4図の場合と共通するが、上段の器具を腰掛け用
とし、下段の器具を足掛け用としている点が異る。
即ち、既に述べたように、腰掛用器具は、第1図に示す
サドル24をペダル22上に固着してこのサドル上に作
業者が腰を降し、下段の足掛け用器具にはステップ31
を着装してこの上に両足を載せるものである。上記の例
では、下段の足掛け用器具は既に説明したような方法で
本体1の後端を持ち上げて自由に昇降させてその固定位
置を決め、他方腰掛け用器具は、下段の器具に体重を掛
けて腰を浮かした状態でこれを手で昇降操作し、あるい
はバンド等(図示しない)でサドルを腰に固定して体及
び足を屈伸させることによって昇降操作する。
これらの操作に伴う各挟持部7,14,ガイドローフー
10,17,スプリング21等の作用は第3図及び第4
図に示した例の場合と全く同様である。なお上記サドル
付の腰掛け器具は、ペダル22を取付けずに直接本体1
に取付けることも可能で、この場合さらに例示した足鶏
用器具なしにそれだけで単独に使用することも可能であ
る。本発明の昇降器具は以上の如く構成される結果、テ
ーパーをなしている柱状物に対しても、その挟持部がき
わめて円滑に追随変化して柱状物を常時安定的に密着侠
特せしめるので、器具の煩斜が常に最も安全な角度で保
持されるとともに、器具の固定も堅固で著しく作業の安
全性が高まる。また昇降操作も殆んど足又は腰の屈伸で
行うことができ、サドルを上下させる場合のように手に
よる操作をする場合でも、従来の固定(挟特)状態その
ものを操作する場合に比して著しく簡略化され且つ安全
性に優れている。また本発明器具は足掛け式昇降器具の
基本的機構を、腰掛け式の器具にも利用でき、しかも柱
状物への固定が堅牢で且つ昇降操作も簡単なので安全性
に富むほか、柱状での長時間作業,細かくて煩雑な作業
等が行い易く、特に柱上での作業経験の少し、初心者で
も不安なく安全に作業が行えるという特徴を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の昇降器具の全体構造を示す一部分鱗拡
大斜視図、第2図は同じくその部分拡大斜視図、第3図
は同器具の構造及び使用状態の1例を示す一部省略拡大
側面図、第4図,第5図は共に同器具の使用例を示す側
面図である。 1:本体、2:サイドフレーム、7:前方挟持部、11
:スライダー、14:後方挟持部、19:ガイドロッド
、21:スプリング、22:ペダル、24:サドル。 翁l図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端が開放され下面にラツクを各設けた互に平行な
    二辺をなすサイドフレームを有する本体と、上記各サイ
    ドフレームに前後摺動自在に遊嵌するスライダーと、該
    スライダー間に設けられた柱状物押接用の後方挾持部と
    、前端を該後方挾持部に取付け、後端が上記本体の中央
    後端部で摺動自在に支持されるように延長しているガイ
    ドロツドと、常時上記後方挾持部を一定の弾力下に柱状
    物後面に押接せしめるスプリングと、前記サイドフレー
    ムの開放端に着脱開閉が自在な如く取付けられ柱状物の
    前面に当接する前方挾持部と、前記本体の後端に設けら
    れたペダルとからなる柱状物用昇降器具。 2 先端が開放され下面にラツクを各設けた互に平行な
    二辺をなすサイドフレームを有する本体と、上記各サイ
    ドフレームに前後摺動自在に遊嵌するスライダーと、該
    スライダ間に設けられた柱状物押接用の後方挾持部と、
    前端を該後方挾持部に取付け、後端が上記本体の中央後
    端部で摺動自在に支持されるように延長しているガイド
    ロツドと、常時上記後方挾持部を一定の弾力下に柱状物
    後面に押接せしめるスプリングと、前記サイドフレーム
    の開放端に着脱開閉が自在な如く取付けられ柱状物の前
    面に当接する前方挾持部と、前記本体の後端に取付けら
    れる腰掛用サドルとを備えてなる柱状物用昇降器具。
JP7745980A 1980-06-09 1980-06-09 柱状物用昇降器具 Expired JPS6023627B2 (ja)

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JPS574897A JPS574897A (en) 1982-01-11
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DK149270C (da) * 1983-05-27 1986-08-25 Schering Ag Analogifremgangsmaade til fremstilling af beta-carbolin-3-carboxylsyrederivater

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