JPS60235354A - 無電極低圧放電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、真空密に封止られ金属蒸気及び希ガスを含む
放電灯容器を具え、磁気材料のコアを設は該コアには放
電灯の作動中、電気供給ユニットと、該ユニットに接続
されコアを取り囲むため配置されたコイルとによって高
周波磁界が生じ、そのときこの放電灯に電界が生じる無
電極低圧放電灯に関するものである。そのような放電灯
は、米国特許第８５２１１２０号明細書から既知である
。

この特許明細書に記載された放電灯は、高周波にお【い
て作動し、かつバルブ壮放電灯容器と、こ、の放電灯を
白熱電灯用器具に容易にねじ込むことができるような形
状をした放電灯キャップとを有する無電極低圧水銀蒸気
螢光放電灯である。作動中この柚の放電灯に存在する高
周波磁界は、２０ＫＨｚよりも高い周波数を有する高周
波発振器回路を具える供給ユニットすなわち装置によっ
て生じる０ 前記放電灯の作動中、高周波電気干渉′電流（この放′
亀灯から発生する）を供給幹線の導体に容易に生じさせ
ることができることが見出された。これは、そのフィル
を、寄生的なコンデンサを経て接地しかつ供給幹線の導
体に接続する高周波交流電圧供給源として考えることが
できるという事実によって説明できる。これらの干渉電
流は、同じ供給幹線に接続されるか又はこの放電灯のす
ぐ近くに配置される′電気装置の干渉すなわち混信を生
じさせる。

供給幹線の高周波干渉電流の容認しつる最大値について
は、国際標準が存在し、それらを前記放電灯は満足させ
るべきである。

この干渉電流を条件にかなう値まで減少させるため、オ
ランダ特許出願第８２０５０２５号によれば、低オーミ
ツクの透明な導電層を放電灯容器の内壁に被着させ、こ
の層を放電灯Ｇ作動中供給幹線の１本の導入線と接続さ
せる。この層の抵抗値にきびしい要求が課せられる一方
、同時に可視光に対する高度の透明性が必要である。こ
れらの条件を同時に満足させるのを保証するのが困難で
あることが見出された。

本発明の目的は、高周波供給電圧によって作動させるの
に好適であり、前記の干渉標準を満足させる一方、製造
が簡単で発光効率の高い無電極低圧放電灯を提供するこ
とである。

本発明によれば、この目的のため、冒顧の段落に記載さ
れたこの種の無電極低圧放電灯は、コイルの１本の導入
線が、自由端末を有する第２のコイルの導入線に電気的
に接続される一方、放電灯の作動中筒２のコイルの端末
間の電位降下が、第１のコイルの端末間の電位降下に略
々相等しく、第１のコイルの電位降下が、第２のコイル
の電位、降下とは正反対の意味において変化し、この第
２のコイルが、第１のコイルに隣接しかつ第１のコイル
から電気的に絶縁されることを特徴とする。

本発明による放電灯においては、その作動中に、供給幹
線における高周波電気干渉が、それに適用される標準を
満足させる値まで減らされる。

フィルにおける′電位降下は、そのコイルの長平方向の
軸線の方向に測定した単位長さ当りの電位の低下を意味
するものと理解されるべきである。

大きさが略々等しいが正反対の電位降下を有する第２の
コイルの存在により、干渉を引き起こす第１のコイルの
電位は、完全に補償される。この第２のコイルは電気的
に負荷されない。その磁界の強さは実質的に影響されな
い。それ故この放電灯の発光効率は、既知の電灯の発光
効率に略々等しい０ 第２のコイルの巻回は、第１のコイルの巻回から電気的
に絶縁される。

この放電灯の実施例においては、磁気コアは軸、の部分
によって取り囲まれる。第２のコイルはそのとき円筒状
の壁の部分の内面の周りに延在するように配置される。

しかしながら、第２のコイルは、好ましくは、磁気コア
それ自体の周りに、第１のコイルと丁度同じように、巻
回される。第２のコイルの巻回数は、満足すべき連結と
、生ずる電位の最適の補償とを得るため、第１のフィル
の巻回数に略々等しくし、干渉電流をそのとき最大可能
な程度まで抑制する。

本発明による放電灯の前述の好適な実施例によって好都
合な結果が得られた。そこでは第２のコイルの各巻回は
、第１のコイルの連続する２つの巻回間に配置される。

干渉がそのとき最適値まで抑制されることが見出された
。２個のコイル間の附加的の絶縁処置はそのとき不必要
である。

本発明は好ましくは、無電極低圧放電灯に用いられ、そ
の放′亀灯では、放電灯容器の内壁に発光層を設け、該
発光層が放電灯容器中に生じる紫外、居間等に用いるの
に好適であり、さらに一般照明用白熱電灯に対する代替
品として役立つ。

以下本発明の実施例を図面につきさらに充分に説明する
。

第１図は本発明による無電極低圧水銀蒸気放電灯の一実
施例を示す一部断面正面図であり、第２図は第１図に示
す放電灯のコアの周りの２個のコイルの相対的位置を示
す模式図である。

第１図に示す放電灯は、真空密に封止られかつある一定
量の水銀とアルゴンのような希ガスとを充填したガラス
の放電灯容器１を具える。このガラス放電灯容器１の内
壁には発光層２を設ける。

この放電灯にはさらに、フェライトのような、磁気材料
の軸棒状コア８を設け、このコア３には、放電灯の作動
中、電気供給ユニット４と、導入線５及び６を通してこ
のユニット４に接続されかつコア３を取囲むように配置
されたコイル７とによって、高周波磁界を生ずる。（こ
れらの導入線５及び６は図面にはほんの一部しか見えな
い。）この磁界はこの放電灯容器中に延在する。電界が
放、１！灯容器に生じる。このコイル７は、細い銅リボ
ンの多数の巻回、つまり回転Ｃすな−わち、−巻きのコ
イル）から成る。この磁気コア８は、放電灯の長手方向
の軸線の近くに横たわる放電灯容器壁の円筒状の同一体
８すなわち四部に配置される。

電気供給ユニット４は、合成材料から作られ放電灯容器
１に連結される放電灯ボール９によって取り囲まれる空
間に配置されている。この放電灯ボール９の端部がエジ
ソン電灯キャップ１０に固ｌしていて、このキャップ１
０によってこの放電灯を白熱電灯用の器具、すなわちソ
ケットの中にねじ込むことができる。

コイル７の導入線５は、第２コイル１１の導入線に電気
的に接続している。この第２コイル１１は図中点線によ
って示される。この第２コイル１１の自由端末は参照数
字１２によって示される。

この第２コイル１１は、放電灯の作動中、この第２コイ
ル１１の端末間の電位降下が、第１のコイル７の端末間
の電位降下に略々等しいが、第１のコイル７の電圧降下
とは正反対の意味において変、化するように固着される
。これは第２図においてさらに充分に説明される。

この目的のため第２コイル１１は、第１コイル７と略々
等しい数の巻回（すなわちフィルの−巻き）から成る。

これらの２個のコイルは互いに電気的に絶縁される。第
２コイル１１の各巻回〔すなわち−巻き）は、第１コイ
ル７の２個の連続する巻回の間に配置される。

第２図において、高周波供給ユニットすなわち装置の出
力端子は、参照数字１８及び１４によって示される。コ
ンデンサ１５がこれらの端子間に接続されている。２．
６　Ｍｎ２の周波数を有する交流電圧がこれらの端子に
印加される。第１コイル７は又、導入線５及び６を経て
前記の端子に接続されている。導入Ｉｗ５は、導ｉ１６
に接続されていて、この導線１６が点線で示される第２
コイル１１の導入線として働く。第２フイル１１の各々
の巻回は、第１コイル７の連続する巻回から均一な距離
に位置する。第２コイル１１の自白端末は参照数字１２
によって表わされる。

、明瞭のため、磁気コアが第２図では省略される。

ある与えられた一定の瞬間において、Ａにおける電圧は
正、すなわちプラスでありＢにおける電圧は負為すなわ
ちマイナスである。Ａは第１コイル７の第１の端末であ
り、Ｂは第１コイル７の第２の端末である。０（第２コ
イル１１の端末）においては、電圧はそのとき又正であ
る。第２コイル１１の自由端末りにおいては、電圧は負
である。

２個のコイル７及び１１における前記の電圧は、互いに
略々完全に補償するため、使用中、２個のコイルにおけ
る電圧を変化させる効果は、略々帳消しにされる。供給
幹線の導入線において強度の弱い高周波干渉電流のみが
そのとき生ずるにすぎない。

第１図に示す放電灯について多くの実験が行なわれる。

この放電灯は、円筒状の軸棒状コア（長さ５０　ｗｍ　
、直径８關、フィリップス４０６フエライト（商品名）
）を有する放電灯容器中記コアの周りに、銅リボン（ｆ
ｉｌｌｏ、８８ｍ　Ｘ厚さ８８μｍ）の１８回の巻回が
ら成る第１コイルが、配置された。この第１コイル７の
長さ（すなわち軸棒状コアの長手方向の軸線に沿って測
定した外側の巻回間の距離）は、２５調であった。１４
．５巻回を有する（又、幅０．８８ｍｍ及び厚さ３８μ
ｍの銅リボンの）第２コイル１１によって、最適の干渉
制止が得られたことが見出された。この第２コイル１１
の長さは、３０ｒｎｍであった。供給幹線の導体におけ
る干渉制止が、国際標準Ｃｌ５ＰＲＡｌ　５　［ＶＤＥ
ｏ　８７１１ニＪニル測定方法ニヨツて測定され、４５
ｄＢよりも高く達した。

１８Ｗの電力がこの放′亀灯に供給されたとき、その発
光効率は約１２００　／ｍであった。この放電灯容器の
内壁には、２つの螢光体、すなわち、緑に発光するテル
ビウムで活性化されたアルミン酸セリウム・マグネシウ
ムと、赤に発光する３価ノユーロピウムで活性化された
酸化イツトリウムとの混合物を含む発光層を設ける。こ
の放電灯容器はアルゴン（７０Ｐａ　ｌのほか６ｔｎ９
の水銀を含んだ。

以上要するに本発明の無電極低圧放電灯は、放電灯容器
（１１と、磁気材料のコア（３）と、このコアを取り囲
むため配置されがっ高周波供給ユニ’７　）　１４１に
接続された第１のコイル（７）とを有し、この第１のコ
イル（７）の導入線のうちの１本が、自由端末（１２）
を取付けた第２のコイル（１１１の導入線に電気的に接
続される一方、放電灯の作動中東２のコイルの端部間の
電位降下が、第１のコイルの端部間の電位降下に略々相
等しくシ、かつこれらの２個のコイルにおける両′亀位
降下が正反対の意味において変化する。この放電灯が接
続される供給幹線における干渉電流は、そのとき強く抑
制される（第１図参照）。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による無電極低圧水銀蒸気放電灯の一
実施例を示す一部断面正面図であり、第２図は、第１図
に示す放電灯のコアの周りの２個のコイルの相対的位置
を示す模式図である。 １・・・ガラスの放電灯容器 ２・・・発光層 ８・・・軸棒状コア（磁気コア） ４・・・電気供給ユニット５．６・・・導入線７…コイ
ル ８・・・円筒状の同一体すなわち四部 ９・・・電灯ボール〔椀状体） １０・・・エジソン゛亀灯キャップ １１・・・第２コイル １２・・・第２コイル１１の自由端末 １８．１４・・・高周波供給ユニ゛ソトの出力端子１５
・・・コンデンサ　１６・・・導線第１頁の続き ＠発明者　アングレアス・コルネ ルス・ファン・ヘホー エル オランダ国５６２１　ベーアー　アイソドーフエン　フ
ル−ネヴアウツウエツハ１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　真空密に封止られ金属蒸気及び希ガスを含む放電灯
   容器を具え、磁気材料のコアを設は該コアには放電灯の
   作動中、電気供給ユニットと、該ユニットに接続されコ
   アを取り囲むため配置されたコイルとによって高周波磁
   界が生じ、そのときこの放電灯に電界が生じる無電極低
   圧放電灯において、 前記の第１のフィルの１本の導入線が、自白端末を有す
   る第２のコイルの導入線に電気的に接続される一方、放
   電灯の作動中筒２のコイルの端末間の電・位降下が・、
   第１のコイルの端末間の電位降下に略々相等しく、第１
   のコイルの電位降下が、第２のコイルの電位降下とは正
   反対の意味において変化し、この第２のコイルが第１の
   コイルに隣接しかつ第１のコイルから′磁気的に絶縁さ
   れることを特蹟Ｊ−ナス（２）営妬仙工坊営灯 ＆　第２のコイルも又磁気コアを取り囲むため配置され
   、第２のコイルの巻回数が、第１のコイルの巻回数に略
   々相等しいことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の無電極低圧放電灯。 ＆　第２のコイルの各巻回が、第１のコイルの連続する
   ２個の巻回の間に位置決めされることを特徴とする特許
   請求の範囲第２項記載の無電極低圧放電灯。