JPS6023490Y2 - 内燃機関のオイルパン - Google Patents
内燃機関のオイルパンInfo
- Publication number
- JPS6023490Y2 JPS6023490Y2 JP7944079U JP7944079U JPS6023490Y2 JP S6023490 Y2 JPS6023490 Y2 JP S6023490Y2 JP 7944079 U JP7944079 U JP 7944079U JP 7944079 U JP7944079 U JP 7944079U JP S6023490 Y2 JPS6023490 Y2 JP S6023490Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- oil pan
- air chamber
- combustion engine
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関のオイルパンに関するもので、とく
に、防振および低騒音化をはかるようにしたものである
。
に、防振および低騒音化をはかるようにしたものである
。
従来のこの種のオイルパンの防振および低騒音化対策と
しては、オイルパンの内側に補強材を貼り付けたり、ま
たは防音材とオイルパンの二重構造にしたりしているが
、防振および低騒音効果を充分に出すためには、重量が
増加し、かつ、製作費を増加するのみならず、耐久性に
も問題があった。
しては、オイルパンの内側に補強材を貼り付けたり、ま
たは防音材とオイルパンの二重構造にしたりしているが
、防振および低騒音効果を充分に出すためには、重量が
増加し、かつ、製作費を増加するのみならず、耐久性に
も問題があった。
本考案は、オイルパンの内部、特にオイル溜り部の側壁
に、底部がオイル内に開口し上部が密閉した筒状の分離
材をすくなくとも１つ設けることによって、すくなくと
も１つの空気室を設定し、該空気室に面するオイル面と
クランクケースに直面するオイル面を分離腰これにより
該空気室内の空気の内部減衰を利用してクランクケース
内の圧力変動を小さくするとともにオイルパン壁への直
接振動が小さくなり、外部への輻射音の低減効果を奏す
るもので、その一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
に、底部がオイル内に開口し上部が密閉した筒状の分離
材をすくなくとも１つ設けることによって、すくなくと
も１つの空気室を設定し、該空気室に面するオイル面と
クランクケースに直面するオイル面を分離腰これにより
該空気室内の空気の内部減衰を利用してクランクケース
内の圧力変動を小さくするとともにオイルパン壁への直
接振動が小さくなり、外部への輻射音の低減効果を奏す
るもので、その一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
図面において、１は内燃機関のオイルパン、２は該オイ
ルパン１の内側に溶接された分離材である。
ルパン１の内側に溶接された分離材である。
すなわち、分離材２は、例えば第２図および第３図にみ
られるように、一端が閉止した角筒体の一方の側辺を除
いた断面コ字形状をしており、このものの側辺のない側
をオイルパン１の内側に溶接することによって底部３が
開口し上部４が密閉された状態の空気室５が構成されて
おり、該空気室５に面するオイル面６とクランクケース
８に直面するオイル面７とを分離している。
られるように、一端が閉止した角筒体の一方の側辺を除
いた断面コ字形状をしており、このものの側辺のない側
をオイルパン１の内側に溶接することによって底部３が
開口し上部４が密閉された状態の空気室５が構成されて
おり、該空気室５に面するオイル面６とクランクケース
８に直面するオイル面７とを分離している。
したがって、空気室５はクランクケース８内の圧力ｐの
変動を、空気の内部減衰を利用して小さくシ、この現象
によりオイルパン壁への直接振動が小さくなり、外部へ
の輻射音も低減する。
変動を、空気の内部減衰を利用して小さくシ、この現象
によりオイルパン壁への直接振動が小さくなり、外部へ
の輻射音も低減する。
なお上記実施例では、第１図に示すように、分離材２を
オイル溜り部に４個設けたが、この数は適当に増減して
もよく、また分離材２の形状も第３図に示す角筒形状の
のほか、円筒形状など適宜設計変更してもよい。
オイル溜り部に４個設けたが、この数は適当に増減して
もよく、また分離材２の形状も第３図に示す角筒形状の
のほか、円筒形状など適宜設計変更してもよい。
また分離材２の上部４は完全な密閉でなくとも、微小孔
の程度のもので、実質的に密閉とみなされるものであれ
ば差支えない。
の程度のもので、実質的に密閉とみなされるものであれ
ば差支えない。
このように、本考案は、オイルパンの内部に空気室を有
し、該空気室のオイルはクランクケースに直面するオイ
ルとは底部において連通していて、該空気室に面するオ
イルとクランクケースに直面するオイル面とは分離され
ているから、上記実施例でも述べたように、該空気室は
空気の内部減衰を利用してクランクケース内の圧力変動
を小さくする効果を生じ、この現象によりオイルパン壁
への直接振動が小さくなり、外部への輻射音の低減効果
を生じ、しかも、空気室を構成した分離部材はオイルパ
ンの剛性の向上につながり、二重の防振効果を奏するも
のであり、かつ、オイルの片寄りをなくするバッフルプ
レートの機能を持たせることも可能である。
し、該空気室のオイルはクランクケースに直面するオイ
ルとは底部において連通していて、該空気室に面するオ
イルとクランクケースに直面するオイル面とは分離され
ているから、上記実施例でも述べたように、該空気室は
空気の内部減衰を利用してクランクケース内の圧力変動
を小さくする効果を生じ、この現象によりオイルパン壁
への直接振動が小さくなり、外部への輻射音の低減効果
を生じ、しかも、空気室を構成した分離部材はオイルパ
ンの剛性の向上につながり、二重の防振効果を奏するも
のであり、かつ、オイルの片寄りをなくするバッフルプ
レートの機能を持たせることも可能である。
図面は本考案の一実施例を示したもので、第１図はオイ
ルパンの平面図、第２図は第１図のオイルパンがクラン
クケースに取付けられている状態を第１図の切断線Ａ−
Ａに沿う断面部分で表わした断面図、第３図は分離材の
斜視図である。 １・・・・・・オイルパン、２・・・・・・分離材、３
・・・・・・底部、４・・・・・・上部、５・・・・・
・空気室、６，７・・・・・・オイル面、８・・・・・
・クランクケース。
ルパンの平面図、第２図は第１図のオイルパンがクラン
クケースに取付けられている状態を第１図の切断線Ａ−
Ａに沿う断面部分で表わした断面図、第３図は分離材の
斜視図である。 １・・・・・・オイルパン、２・・・・・・分離材、３
・・・・・・底部、４・・・・・・上部、５・・・・・
・空気室、６，７・・・・・・オイル面、８・・・・・
・クランクケース。
Claims (1)
- オイルパン内のオイル溜り部の側壁に、底部が開口して
上部が密閉した筒状の分離材を底部の開口部がオイル中
にあるようにして設けることによって空気室を形成して
なり、かつ、該空気室に面するオイル面とクランクケー
スに直面するオイル面とが分離されていることを特徴と
する内燃機関のオイルパン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7944079U JPS6023490Y2 (ja) | 1979-06-11 | 1979-06-11 | 内燃機関のオイルパン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7944079U JPS6023490Y2 (ja) | 1979-06-11 | 1979-06-11 | 内燃機関のオイルパン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55180045U JPS55180045U (ja) | 1980-12-24 |
| JPS6023490Y2 true JPS6023490Y2 (ja) | 1985-07-12 |
Family
ID=29312843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7944079U Expired JPS6023490Y2 (ja) | 1979-06-11 | 1979-06-11 | 内燃機関のオイルパン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023490Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-11 JP JP7944079U patent/JPS6023490Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55180045U (ja) | 1980-12-24 |
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