JPS60234192A - クロス配管構造 - Google Patents
クロス配管構造Info
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- JPS60234192A JPS60234192A JP9163084A JP9163084A JPS60234192A JP S60234192 A JPS60234192 A JP S60234192A JP 9163084 A JP9163084 A JP 9163084A JP 9163084 A JP9163084 A JP 9163084A JP S60234192 A JPS60234192 A JP S60234192A
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- pipe
- cross
- flow
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、例えば沸騰水型原子炉の再循環系に介装さ
れているヘッダのようなりロス配管構造に関する。
れているヘッダのようなりロス配管構造に関する。
[発明の技術的背景1
流体の流れを三方向に分流さゼるこの種のりr]ス配管
は例えば、沸騰水型原子炉の冷j、11材再循環系に適
用される。一般に、沸11i4水型原子炉は第10図に
示すように原子炉圧力容器1を右し、この原子炉圧ノJ
容器1内には多数の燃料集合(A等を組み合せて構成さ
れる炉心2が形成されている。この炉心2の上方には気
水分離器3が配設されており、この気水分離器3ににり
分離された蒸気は蒸気乾燥器4を経て管路5により図示
しく7い蒸気タービンに供給されるようになっている。
は例えば、沸騰水型原子炉の冷j、11材再循環系に適
用される。一般に、沸11i4水型原子炉は第10図に
示すように原子炉圧力容器1を右し、この原子炉圧ノJ
容器1内には多数の燃料集合(A等を組み合せて構成さ
れる炉心2が形成されている。この炉心2の上方には気
水分離器3が配設されており、この気水分離器3ににり
分離された蒸気は蒸気乾燥器4を経て管路5により図示
しく7い蒸気タービンに供給されるようになっている。
蒸気り−ビンを駆動し、仕事をした蒸気は凝縮して復水
と4jす、この復水は図示しaい給水加熱器を経て管路
6から再び原子炉圧力容器1内に給水されるように77
っている。
と4jす、この復水は図示しaい給水加熱器を経て管路
6から再び原子炉圧力容器1内に給水されるように77
っている。
一方、原子炉圧ツノ容器1内には炉心2を囲繞するよう
に複数個、例えば10個のジェットポンプ7が配設され
ており、このジェットポンプ7のポンプ作用により、原
子炉圧力容器1内の炉水(冷J、I′l祠)を強制循環
させるj:うになっている。このため、原子炉圧力容器
1外には、この圧力容器1内の冷却材をジェットポンプ
7に供給するための一対の再循環系8が配設されている
。各再循環系8には再循環ポンプ9が介装され、この再
循環ポンプ9の下流側には炉水を各ジェットポンプ7に
分配させるヘッダ107]<設けられている。しかして
、再循環ポンプ9で胃圧された炉水はヘッダ10にて分
流され各ライザー管を経てジ■ツ1ヘボンブ7に送り込
まれるJ:うになっている。
に複数個、例えば10個のジェットポンプ7が配設され
ており、このジェットポンプ7のポンプ作用により、原
子炉圧力容器1内の炉水(冷J、I′l祠)を強制循環
させるj:うになっている。このため、原子炉圧力容器
1外には、この圧力容器1内の冷却材をジェットポンプ
7に供給するための一対の再循環系8が配設されている
。各再循環系8には再循環ポンプ9が介装され、この再
循環ポンプ9の下流側には炉水を各ジェットポンプ7に
分配させるヘッダ107]<設けられている。しかして
、再循環ポンプ9で胃圧された炉水はヘッダ10にて分
流され各ライザー管を経てジ■ツ1ヘボンブ7に送り込
まれるJ:うになっている。
炉水を分流させるヘッダ10は、第11図および第12
図に示すように主配管としての円筒形の上流側直管11
を有し、この直管110軸方向同一位置には、上流側直
管11より小径の口径からなる一対の第1および第2分
岐管12△、12Bが接続され、上記直管11内にクロ
ス部13が形成される。そして、両分枝管12A、12
Bの直管11に対する接続位置は、一方の分岐管12Δ
の軸線が使方の分岐管12Bの軸線と鈍角に交差するよ
うに直管11のほぼ直(¥方向に対向している。具体的
には第12図に詳示するように、両分枝管12A、12
Bの軸線り、LBは直管11の直径1if2 l−に対
し同方向に角度αだI′lIずれるように接続されてい
る。
図に示すように主配管としての円筒形の上流側直管11
を有し、この直管110軸方向同一位置には、上流側直
管11より小径の口径からなる一対の第1および第2分
岐管12△、12Bが接続され、上記直管11内にクロ
ス部13が形成される。そして、両分枝管12A、12
Bの直管11に対する接続位置は、一方の分岐管12Δ
の軸線が使方の分岐管12Bの軸線と鈍角に交差するよ
うに直管11のほぼ直(¥方向に対向している。具体的
には第12図に詳示するように、両分枝管12A、12
Bの軸線り、LBは直管11の直径1if2 l−に対
し同方向に角度αだI′lIずれるように接続されてい
る。
また、主配管としての上流側直管11は上下方向に延び
て下端が入口部14とされ、炉水は下方から上方に流れ
るようになっており、この直管11にお【プる分岐管1
2A、12Bの接続部位により下流側の出口部はレデコ
ーサ15ににり口径が縮減され、下流側直管(中央分岐
管)16が接続されている。
て下端が入口部14とされ、炉水は下方から上方に流れ
るようになっており、この直管11にお【プる分岐管1
2A、12Bの接続部位により下流側の出口部はレデコ
ーサ15ににり口径が縮減され、下流側直管(中央分岐
管)16が接続されている。
[背景技術の問題点]
前述したヘッダ10のようなりロス配管構造においては
、再循環ポンプ9からの吐出流を中央おJ:び左右の分
岐管12A、12B、16に分流ざ1iているが、中央
分岐管への流れは、そのレデコー→ノ゛15の上流側に
上流側直管11と同一径の直管部13aを右するため、
この直管部13aでは流れが減速されようどして流速の
不連続が生じ、炉水の流れに乱れが発生する。一方、左
右の分岐管12△、12Bへの分配流は、クロス部13
にお【プる流れが安定し、乱れがない場合にはそのまJ
“左右の分岐管12△、12Bへスムーズに流れ込むが
、前記直管部13aにおける流れの乱れにより炉水主流
の流れが乱され、分岐流は旋回流となって左右の分岐管
12A、12Bに流れ込むことになる。すなわち、第1
3図(A)、(B)、(C)に示すJ:うに、上流側直
管16の入口部およびクロス部13における冷却材(炉
水)の偏流aによりクロス部13から各分岐管12A、
12Bにかけて冷731月の旋回流すが生ずる。また、
この旋回流は、クロス部13における冷却材の流れの変
化 5− によりなくなる場合がある。すなわち、第13図(D)
に示すように左右の分岐管12A、12Bの直下位置に
お【プる偏流が変化すると、旋回流がなくなることがあ
る。
、再循環ポンプ9からの吐出流を中央おJ:び左右の分
岐管12A、12B、16に分流ざ1iているが、中央
分岐管への流れは、そのレデコー→ノ゛15の上流側に
上流側直管11と同一径の直管部13aを右するため、
この直管部13aでは流れが減速されようどして流速の
不連続が生じ、炉水の流れに乱れが発生する。一方、左
右の分岐管12△、12Bへの分配流は、クロス部13
にお【プる流れが安定し、乱れがない場合にはそのまJ
“左右の分岐管12△、12Bへスムーズに流れ込むが
、前記直管部13aにおける流れの乱れにより炉水主流
の流れが乱され、分岐流は旋回流となって左右の分岐管
12A、12Bに流れ込むことになる。すなわち、第1
3図(A)、(B)、(C)に示すJ:うに、上流側直
管16の入口部およびクロス部13における冷却材(炉
水)の偏流aによりクロス部13から各分岐管12A、
12Bにかけて冷731月の旋回流すが生ずる。また、
この旋回流は、クロス部13における冷却材の流れの変
化 5− によりなくなる場合がある。すなわち、第13図(D)
に示すように左右の分岐管12A、12Bの直下位置に
お【プる偏流が変化すると、旋回流がなくなることがあ
る。
したがって、このJ:うなりロス配管構造においては、
旋回流の有無が不規則に繰返されるので各分岐管内にお
ける冷却材の流れが大幅に変動し、安定した分岐流量を
得ることができないという問題があった。
旋回流の有無が不規則に繰返されるので各分岐管内にお
ける冷却材の流れが大幅に変動し、安定した分岐流量を
得ることができないという問題があった。
また、旋回流が発生するとクロス部における左右への分
岐流の流れの抵抗が増大し、大ぎなU音発生の原因とな
ったり、流れの脈動が大きくなる。
岐流の流れの抵抗が増大し、大ぎなU音発生の原因とな
ったり、流れの脈動が大きくなる。
その結果、このクロス配管を沸騰水型原子炉の再循環系
に適用した場合、再循環ポンプ速度が一定であっても、
旋回流の生成および消滅による管路抵抗の変化により、
再循環流量が変化したり、また、旋回流による再循環流
量に脈動が生じ、ひいては原子炉81力の変化あるいは
微小変動に継がる原因になっていた。
に適用した場合、再循環ポンプ速度が一定であっても、
旋回流の生成および消滅による管路抵抗の変化により、
再循環流量が変化したり、また、旋回流による再循環流
量に脈動が生じ、ひいては原子炉81力の変化あるいは
微小変動に継がる原因になっていた。
[発明の目的]
6−
この発明(,1上)ホした事情を考慮してなされたもの
で、分岐管内にお【ノる旋回流の有無による流れの変動
をなくして、安定した分岐流量をスムーズに得ることが
できるり[1ス配管構造を提供することを目的とする1
、 この発明の伯の目的は、沸騰水型原子炉の再循環系に適
用した場合には、再循環流量を常時安定ざU、脈動のな
い安定した分岐流をスムーズに得ることができるように
したクロス配管構造を提供することにある。。
で、分岐管内にお【ノる旋回流の有無による流れの変動
をなくして、安定した分岐流量をスムーズに得ることが
できるり[1ス配管構造を提供することを目的とする1
、 この発明の伯の目的は、沸騰水型原子炉の再循環系に適
用した場合には、再循環流量を常時安定ざU、脈動のな
い安定した分岐流をスムーズに得ることができるように
したクロス配管構造を提供することにある。。
[発明の概要]
上述した目的を達成するために、この発明は、流体を流
づ主配管ど、この主配管の下流側に接続され、主配管よ
り小口径の中央分岐管ど、上記両管の接続部から主配管
の軸線にほぼ直角方向に延び、かつ主配管J:り小口径
の複数の分岐管とを有し、前記両管および各分岐管の接
続部を十字形のクロス部に形成するとともに、上記クロ
ス部内面を主配管の内半径で球面加工して成形し、成形
された球面の中心は、前記主配管の軸線が前記分岐管の
内周面の延長上と交差する交差点のうち1.上流側交差
点近傍に設定されたものである。
づ主配管ど、この主配管の下流側に接続され、主配管よ
り小口径の中央分岐管ど、上記両管の接続部から主配管
の軸線にほぼ直角方向に延び、かつ主配管J:り小口径
の複数の分岐管とを有し、前記両管および各分岐管の接
続部を十字形のクロス部に形成するとともに、上記クロ
ス部内面を主配管の内半径で球面加工して成形し、成形
された球面の中心は、前記主配管の軸線が前記分岐管の
内周面の延長上と交差する交差点のうち1.上流側交差
点近傍に設定されたものである。
[発明の実施例]
以下、この発明の好ましい実施例について添付図面を参
照して説明する。
照して説明する。
なお、この実施例を説明するに際し、前述した従来のも
のと同じ構成については、同一符号を伺し、その説明を
省略する。
のと同じ構成については、同一符号を伺し、その説明を
省略する。
第1図および第2図はこの発明の第一実施例を示すもの
であり、クロス配管M造の一例として沸騰水型原子炉の
再循環系に適用されるヘッダを示す。このヘッダ20は
流体としての炉水を流す主配管21としての上流側直管
に中央分岐管22としての下流側直管が共通軸線を有す
るように一体接続される。中央分岐管22は主配管21
より小口径の流路断面積を有する一方、上記接続部から
左右に一対の第1および第2分岐管12A、12Bが主
配管21の軸線にほぼ直角方向に延びるにうに一体接続
され、十字状のクロス部23が形成される。第1おJ:
び第2分岐管12A、12Bも主配管21より小口径の
流路断面積を有するとともに、第1分岐管12△と第2
分岐管12Bは主配管21のほぼ直径方向に対向してい
る。具体的には第1分岐管12△と第2分岐管12Bの
軸線り、LRが鈍角に交差し、主配管21の直径線へ に対し、第4図に示すように同方向に角度αをなしてい
る。
であり、クロス配管M造の一例として沸騰水型原子炉の
再循環系に適用されるヘッダを示す。このヘッダ20は
流体としての炉水を流す主配管21としての上流側直管
に中央分岐管22としての下流側直管が共通軸線を有す
るように一体接続される。中央分岐管22は主配管21
より小口径の流路断面積を有する一方、上記接続部から
左右に一対の第1および第2分岐管12A、12Bが主
配管21の軸線にほぼ直角方向に延びるにうに一体接続
され、十字状のクロス部23が形成される。第1おJ:
び第2分岐管12A、12Bも主配管21より小口径の
流路断面積を有するとともに、第1分岐管12△と第2
分岐管12Bは主配管21のほぼ直径方向に対向してい
る。具体的には第1分岐管12△と第2分岐管12Bの
軸線り、LRが鈍角に交差し、主配管21の直径線へ に対し、第4図に示すように同方向に角度αをなしてい
る。
一方、主配管21に小口径の中央分岐@22を@造等に
より一体に結合されるため、主配管21の端部はクロス
部23の途中で絞られ、クロス部23内面は球面加工に
より成形される。成形される球面は主配管21の内半径
を半径Rとして球面成形させたもので、その球面中心O
は第2図に示すJ:うに、主配管21の軸線C[と左右
の第1および第2分岐管12A、12Bの延長された内
周面とが交差する2つの交差点のうち、上流側交差点近
傍に設定される。
より一体に結合されるため、主配管21の端部はクロス
部23の途中で絞られ、クロス部23内面は球面加工に
より成形される。成形される球面は主配管21の内半径
を半径Rとして球面成形させたもので、その球面中心O
は第2図に示すJ:うに、主配管21の軸線C[と左右
の第1および第2分岐管12A、12Bの延長された内
周面とが交差する2つの交差点のうち、上流側交差点近
傍に設定される。
具体的には、クロス部23の球面中心0は第5図に示す
ように、主配管21と左右の分岐管12A、12Bとの
各軸acL1L^、(1−B)の交点= 9− Pをめ、この交点Pを中心として分岐管12A。
ように、主配管21と左右の分岐管12A、12Bとの
各軸acL1L^、(1−B)の交点= 9− Pをめ、この交点Pを中心として分岐管12A。
(12B)の内径と等しい円Cを描き、この円Cと中央
分岐管22の延長された内周面との交点Sをめ、この交
点Sを中心にして主配管21の半径Rに等しい円弧Tを
描き、この円弧Tが主配管21の軸線CLと交わる点を
Oとする。そして、この交点Oをクロス部23の球面中
心に設定することが望ましい。
分岐管22の延長された内周面との交点Sをめ、この交
点Sを中心にして主配管21の半径Rに等しい円弧Tを
描き、この円弧Tが主配管21の軸線CLと交わる点を
Oとする。そして、この交点Oをクロス部23の球面中
心に設定することが望ましい。
クロス部23の内面を球面加工することにより、加工が
容易であり、製作上の仕上げ精度を確保することができ
るとともに、主配管21がらの流路断面積を緩やかに絞
って、中央分岐管22の流入側を接続する。これにより
、中央分岐管22の口径が主配管21の口径より小さく
ても、中央分岐管22を主配管21にスムーズにかつ円
滑に一体接続することができ、しかもクロス部23の絞
りは半球面で緩やかに絞られるので、クロス部23の肉
厚を主配管21から中央分岐管22にかけて緩やかにか
つ連続的に変化させ、この部分の流体圧力および熱によ
る応力集中を少なくすることが 10− できる、。
容易であり、製作上の仕上げ精度を確保することができ
るとともに、主配管21がらの流路断面積を緩やかに絞
って、中央分岐管22の流入側を接続する。これにより
、中央分岐管22の口径が主配管21の口径より小さく
ても、中央分岐管22を主配管21にスムーズにかつ円
滑に一体接続することができ、しかもクロス部23の絞
りは半球面で緩やかに絞られるので、クロス部23の肉
厚を主配管21から中央分岐管22にかけて緩やかにか
つ連続的に変化させ、この部分の流体圧力および熱によ
る応力集中を少なくすることが 10− できる、。
次に、沸IIヲ水型原子炉の再精Iχ7系のヘッダ配管
どして利用したクロス配管構造の分流作用についてれ(
1明する。
どして利用したクロス配管構造の分流作用についてれ(
1明する。
主配管21の流入1]25から流入した原子炉圧力容器
内の炉水は主配管21に治って十冒し、クロス部23に
おいて緩ヤ)かに絞られる。]=配管21を十背する炉
水の流れのうち中央部の流れは同り1(線上に配置され
た中央分岐管22にスムーズに案内される。
内の炉水は主配管21に治って十冒し、クロス部23に
おいて緩ヤ)かに絞られる。]=配管21を十背する炉
水の流れのうち中央部の流れは同り1(線上に配置され
た中央分岐管22にスムーズに案内される。
また、主配管21を1臂する周辺部の流れは、クロス部
23で絽やかに絞られ、左右の第1および第2分岐管1
2Δ、12Bど主配管21との結合部に形成される万イ
ド稜線お、J、びクロス部球面の土手部27に案内され
て左右に分流され、第1it> 、J−び第2分岐管1
2△、12Bにスムーズに案内される9、その際、主配
管211.s lらの流れは中央分岐管22および左右
の各分岐管12Δ、12Bに予め定めら4″lた流吊に
分配されるように各口径が設定されており、各分岐管1
2Δ、12B、211− 2への分岐流は、主配管21 ht rら不連続流とな
ることなく、連続的に流れ込むことができる1、シたが
って、各分岐管12Δ、12B、22に旋回流(渦流)
を生じさせることなく、常に乱れの<Tい安定した分岐
流を得ることができる1、なお、第1および第2分岐管
12Δ、12Bに案内された分岐流は途中で分流されて
各ライザ菅(図示せず)に送られ、均一流となって図示
しく、7いジエツ1〜ポンプに供給される。
23で絽やかに絞られ、左右の第1および第2分岐管1
2Δ、12Bど主配管21との結合部に形成される万イ
ド稜線お、J、びクロス部球面の土手部27に案内され
て左右に分流され、第1it> 、J−び第2分岐管1
2△、12Bにスムーズに案内される9、その際、主配
管211.s lらの流れは中央分岐管22および左右
の各分岐管12Δ、12Bに予め定めら4″lた流吊に
分配されるように各口径が設定されており、各分岐管1
2Δ、12B、211− 2への分岐流は、主配管21 ht rら不連続流とな
ることなく、連続的に流れ込むことができる1、シたが
って、各分岐管12Δ、12B、22に旋回流(渦流)
を生じさせることなく、常に乱れの<Tい安定した分岐
流を得ることができる1、なお、第1および第2分岐管
12Δ、12Bに案内された分岐流は途中で分流されて
各ライザ菅(図示せず)に送られ、均一流となって図示
しく、7いジエツ1〜ポンプに供給される。
第6図おJ:び第7図は従来のクロス配管構造とこの発
明に係るクロス配管構造とを比較した流吊および分岐管
の圧力損失の変動を示す実3111データである。この
実測データにおいて、第5図の分岐管の圧力損失および
第6図の差圧は例えば第1の分岐管12Aと主配管21
との差圧であり、流量は第1の分岐管12A内を流れる
流量である。第5図(Δ)からもわかるように従来のり
1]ス配/Ck構造では分岐管の圧力損失のバラツキに
基いて大ぎな脈動が生じ、この脈動に伴って流量の変化
が生じているが、この発明のクロス配管構造では第 1
2− 5図(F3)に示寸ように分岐管の圧力損失が常時IJ
は一定で、′イと定しだ流量が1qられることがわかる
。また、第6図に示すJ:うに、従来のクロス配管措)
I′1では旋回流(渦流)が生じた場合(ム印)と生じ
/I:い場合(△印)では差圧に変化が生じ、流量が不
安定の要因と2iつているが、この発明のり[1ス配管
構造では○印に示すにうに、差圧APと流吊Qの関係は
リニアな曲線となり、クロス部に旋回流が生じイ1いこ
とがわかった。
明に係るクロス配管構造とを比較した流吊および分岐管
の圧力損失の変動を示す実3111データである。この
実測データにおいて、第5図の分岐管の圧力損失および
第6図の差圧は例えば第1の分岐管12Aと主配管21
との差圧であり、流量は第1の分岐管12A内を流れる
流量である。第5図(Δ)からもわかるように従来のり
1]ス配/Ck構造では分岐管の圧力損失のバラツキに
基いて大ぎな脈動が生じ、この脈動に伴って流量の変化
が生じているが、この発明のクロス配管構造では第 1
2− 5図(F3)に示寸ように分岐管の圧力損失が常時IJ
は一定で、′イと定しだ流量が1qられることがわかる
。また、第6図に示すJ:うに、従来のクロス配管措)
I′1では旋回流(渦流)が生じた場合(ム印)と生じ
/I:い場合(△印)では差圧に変化が生じ、流量が不
安定の要因と2iつているが、この発明のり[1ス配管
構造では○印に示すにうに、差圧APと流吊Qの関係は
リニアな曲線となり、クロス部に旋回流が生じイ1いこ
とがわかった。
次に、この発明の第1変形例について第8図を参照(〕
て説説明する。
て説説明する。
この第1変形例に示されたものは、中央分岐管22Aに
テーパ状の絞り部30を設け、中央分岐管22△の流入
口側の口径を左右の第1および第2分岐筈12Δ、12
Bの口径に近づ【づたものである、1この場合にも、各
分岐管12Δ、12R。
テーパ状の絞り部30を設け、中央分岐管22△の流入
口側の口径を左右の第1および第2分岐筈12Δ、12
Bの口径に近づ【づたものである、1この場合にも、各
分岐管12Δ、12R。
22△の口径は主配管21の口径(流路断面積)、j;
り小さく設定される。この場合にも第1図乃至第5図に
示すらのと同等の効果がI′′?られる。
り小さく設定される。この場合にも第1図乃至第5図に
示すらのと同等の効果がI′′?られる。
さらに、中央分岐管22Bにテーパ状の絞り部 13−
を設【プる代りに、I’l 33いの段部31を形成し
、この段部31に絞り作用を持たせるJ:うにlノでら
よい。
、この段部31に絞り作用を持たせるJ:うにlノでら
よい。
ttお、この発明の実施例のR;)明においては、主配
管と中央分岐管の連接部に左右一対の第1a′3よび第
2分岐管を結合させた例について説明したが、3本以上
の分岐管を連接部に周方向に等間隔をa3いて結合させ
るようにしてもよい。
管と中央分岐管の連接部に左右一対の第1a′3よび第
2分岐管を結合させた例について説明したが、3本以上
の分岐管を連接部に周方向に等間隔をa3いて結合させ
るようにしてもよい。
また、この発明のクロス配管構造は沸騰水型原子炉再循
環系のヘッダに適用した例について示したが、各種化学
プラン1への配管へツタ等のような一般的な配管の分流
部あるいは合流部に適用1j−ることができる。
環系のヘッダに適用した例について示したが、各種化学
プラン1への配管へツタ等のような一般的な配管の分流
部あるいは合流部に適用1j−ることができる。
[発明の効果]
以上に述べたようにこの発明に係るクロス配管構造にお
いては、主配管と中央分岐管および各分岐管との接続部
を十字形のクロス部に形成するとともにクロス部内面を
主配管の内半径で球面加工により成形し、成形された球
面の中心は前記主配管の軸線が前記分岐管の内周面の延
長上と交差す 14− る交差点のうノ5、上流側交差点近傍に設定せしめられ
たから、クロス部に主配管から中央分岐管にかけて途中
になめらかな球面状絞り部が形成される一方、この絞り
部に?!2数の分岐F(が開口して臨んで′いるため、
主配管内を流れる流体流は、絞り部の球面等に案内され
て中央分岐管や各分岐管にスムーズに連続的に流れ、旋
回流を生じさせることが<rい。したがって、分岐流量
が安定し、分岐流1Hの制御を簡単に行イγうことがで
き、またクロス部に旋回流が生ずるのを未然に防止でき
るので流体の圧力11A失も小さく、流体の脈動を小ざ
く押えて、騒音の発イ1:を有効的に防止できる。
いては、主配管と中央分岐管および各分岐管との接続部
を十字形のクロス部に形成するとともにクロス部内面を
主配管の内半径で球面加工により成形し、成形された球
面の中心は前記主配管の軸線が前記分岐管の内周面の延
長上と交差す 14− る交差点のうノ5、上流側交差点近傍に設定せしめられ
たから、クロス部に主配管から中央分岐管にかけて途中
になめらかな球面状絞り部が形成される一方、この絞り
部に?!2数の分岐F(が開口して臨んで′いるため、
主配管内を流れる流体流は、絞り部の球面等に案内され
て中央分岐管や各分岐管にスムーズに連続的に流れ、旋
回流を生じさせることが<rい。したがって、分岐流量
が安定し、分岐流1Hの制御を簡単に行イγうことがで
き、またクロス部に旋回流が生ずるのを未然に防止でき
るので流体の圧力11A失も小さく、流体の脈動を小ざ
く押えて、騒音の発イ1:を有効的に防止できる。
J:た、り[]ス部内面を球面加■することににす、1
:配管から中央分岐管にかIづてクロス部の肉厚を<i
めらかにかつ連続的に変化さ1Jることができるととも
に、加工が容易であり、製作十の標準化を図ることがで
き軽汎的である。
:配管から中央分岐管にかIづてクロス部の肉厚を<i
めらかにかつ連続的に変化さ1Jることができるととも
に、加工が容易であり、製作十の標準化を図ることがで
き軽汎的である。
第1図はこの発明に係るクロス配管構造を示づ 15−
一部破断斜視図、第2図は」コ記クロス配管構造の縦断
面図、第3図は第2図の■−■線に冶う縦r斬面図、第
4図は第3図に示しl〔クロス配管構)告の平面図、第
5図は上記クロス配管構造にaHノる配管クロス部の加
工原理を説明する図、第6図〈△)は従来のクロス配管
構造にお【プる分岐管の圧力損失と流量との関係を示す
測定グラフ、第6図(I3)はこの発明に係るクロス配
管構造におりる分岐?鄭の圧力損失と流量どの関係を示
す測定グラフ、第7図は従来のクロス配管構造とこの発
明にJ:るクロス配管構造どの差圧と流量の関係を比較
し/こ測定グラフ、第8図はこの発明の第1変形例を承
り図、第9図はこの発明の第2変形例を示11図、第1
0図は一般的な沸肱水型原子炉を示η″縦断面図、第1
1図および第12図は従来のクロス配管構造を示す縦断
面図、第13図(A)・〜・(D)は従)1このクロス
配管構造におCづる流体流れ作用を説明覆る図である。 12A、12B・・・分岐管、20・・・クロス酸9′
(・構造、21・・・主配管、22,22Δ、22B・
・・中 16− 央分岐管、23・・・クロス部、26・・・ガイド稜線
、27・・・クロス部球面の土手部。 出願人代理人 波多野 久 −17− 2面の注出(内容に変更なし) 第1図 2 第7図 ミ斤量(Q) 第8図 第9図 第10図 第11図 14 第12図 第13図 (D) 手続補正書(自発) 昭和59年 6月ζ[1 特許庁長官 若 杉 和 ” 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第91630号 2、発明の名称 クロス配管構造 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307)株式会社 東芝 図面を別紙の通り補正する(内容に変更なし)。 (1)
面図、第3図は第2図の■−■線に冶う縦r斬面図、第
4図は第3図に示しl〔クロス配管構)告の平面図、第
5図は上記クロス配管構造にaHノる配管クロス部の加
工原理を説明する図、第6図〈△)は従来のクロス配管
構造にお【プる分岐管の圧力損失と流量との関係を示す
測定グラフ、第6図(I3)はこの発明に係るクロス配
管構造におりる分岐?鄭の圧力損失と流量どの関係を示
す測定グラフ、第7図は従来のクロス配管構造とこの発
明にJ:るクロス配管構造どの差圧と流量の関係を比較
し/こ測定グラフ、第8図はこの発明の第1変形例を承
り図、第9図はこの発明の第2変形例を示11図、第1
0図は一般的な沸肱水型原子炉を示η″縦断面図、第1
1図および第12図は従来のクロス配管構造を示す縦断
面図、第13図(A)・〜・(D)は従)1このクロス
配管構造におCづる流体流れ作用を説明覆る図である。 12A、12B・・・分岐管、20・・・クロス酸9′
(・構造、21・・・主配管、22,22Δ、22B・
・・中 16− 央分岐管、23・・・クロス部、26・・・ガイド稜線
、27・・・クロス部球面の土手部。 出願人代理人 波多野 久 −17− 2面の注出(内容に変更なし) 第1図 2 第7図 ミ斤量(Q) 第8図 第9図 第10図 第11図 14 第12図 第13図 (D) 手続補正書(自発) 昭和59年 6月ζ[1 特許庁長官 若 杉 和 ” 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第91630号 2、発明の名称 クロス配管構造 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307)株式会社 東芝 図面を別紙の通り補正する(内容に変更なし)。 (1)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、流体を流(主配管と、この主配管の下流側に接続さ
れ、主配管より小口径の中央分岐管と、上記両管の接続
部から主配管の軸線にほぼ直角方向に延び、かつ主配管
より小口径の複数の分岐管とを有し、前記両管おにび各
分岐管の接続部を十字形のクロス部に形成するとともに
、上記クロス部内面を主配管の内半径で球面加工して成
形し、成形された球面の中心は、前記主配管の軸線が前
記分岐管の内周面の延長上と交差する交差点のうち、上
流側交差点近傍に設定されたことを特徴とするクロス配
管’A造。 2、主配管の軸線と分岐管の軸線とが交差でる点を中心
にして分岐管の内径に等しい円を描き、この円と中央分
岐管の延長された内周面との交点をめ、この交点を中心
として主配管の内半径にて円弧を描いて主配管の軸線と
の交点をめ、この交点をクロス部内面の球面中心に設定
したff Ff請求の範囲第1項に記載のクロス配管描
〃〜。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9163084A JPS60234192A (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | クロス配管構造 |
US06/709,207 US4708372A (en) | 1984-04-28 | 1985-03-07 | Cross piping construction |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9163084A JPS60234192A (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | クロス配管構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60234192A true JPS60234192A (ja) | 1985-11-20 |
JPH0582517B2 JPH0582517B2 (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14031864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9163084A Granted JPS60234192A (ja) | 1984-04-28 | 1984-05-08 | クロス配管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60234192A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60252894A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-13 | 石川島播磨重工業株式会社 | 分流管 |
JPS60252893A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-13 | 石川島播磨重工業株式会社 | 分流管 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60234191A (ja) * | 1984-05-07 | 1985-11-20 | 石川島播磨重工業株式会社 | 管の十字型クロステイ |
-
1984
- 1984-05-08 JP JP9163084A patent/JPS60234192A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60234191A (ja) * | 1984-05-07 | 1985-11-20 | 石川島播磨重工業株式会社 | 管の十字型クロステイ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60252894A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-13 | 石川島播磨重工業株式会社 | 分流管 |
JPS60252893A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-13 | 石川島播磨重工業株式会社 | 分流管 |
JPH0535320B2 (ja) * | 1984-05-30 | 1993-05-26 | Ishikawajima Harima Heavy Ind |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0582517B2 (ja) | 1993-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |